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その沈黙に名前がある
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高校生活が始まって一週間。
私は思っていた以上に友達作りがうまくいっている。 同じクラスの中川結愛とは、お互い人見知りだという共通点からあっという間に打ち解けたし、隣の席の工藤美桜とも好きな漫画の話で盛り上がった。
「優実ちゃんって、すごく話しやすいよね」
休み時間、結愛がそう言ってくれた時は心の底から嬉しかった。
(ぼっちにならずに済んでる)
中学時代のあの惨めな一人弁当の記憶を思い出すと、今がどれほど幸せかがわかる。放課後も誰かと一緒に帰ることができるし、明日の予定について他愛もない会話を交わしている。
「明日の体育、体力測定だっけ?」
「うん、握力とか反復横跳びとか」
「新入生は大変だよね」
こんな普通の会話が、こんなにも温かいものだなんて。
でも、そんな楽しい日常の中で、どうしても目に入ってしまう人がいる。
山田あかり。
いつも教室の隅で本を読んでいる。休み時間も、昼休みも、誰かと話している姿を見ることがない。まるで透明人間になろうとしているかのようだ。
「ねえ、あの子さあ」
ある日の昼休み、美桜が窓際の席を指差しながら小声で言った。
「山田さんだっけ? 全然しゃべらないよね」
「ああ、あかりちゃんね」結愛も振り返る。
「隣のクラスに、あの子と同じ中学の子がいるんだけどさ」
美桜が声をひそめながら続けた。
「場面緘黙症っていう病気らしいよ」
バメンカンモクショウ――
聞き慣れない言葉に、私の胸がざわついた。小学校の頃は、そんな名前があることすら知らなかった。ただ「話さない変わった子」だと思っていただけで。
「病気なの?」結愛が驚いた顔をする。
「精神的な病気らしくて。家では普通に話せるけど、学校とか外では声が出ないんだって」
「へえ、そういうのがあるんだ」
友達たちがあかりについて話している間、私は複雑な気持ちで聞いていた。
病気だったのか。
小学校の時、私があかりに抱いていた感情は一体何だったのだろう。努力もしないでずるいと思っていたけれど、それは的外れだったということなのか。
でも、すっきりしない気持ちが残るのも事実だった。病気だとしても、結果的にあかりは私が必死に築こうとしていた人間関係を築かなくても済んでいた。先生からの配慮も受けられていた。
「でもなんか不公平だよな」
突然、後ろの席の男子、武田が口を挟んできた。
「だってあいつだけ先生に当てられないじゃん。俺たちは準備してないと怒られるのに、特別扱いされてるし」
「それ分かる」別の男子も同調する。
「授業中もずっと気が抜けないのに、あいつは絶対さされないから気が楽だよな」
その言葉が、私の胸に突き刺さった。
小学校の時に私が感じていたこととまったく同じ。みんな、同じように思うものなのかもしれない。でも今それを聞くと、なぜか居心地の悪さを少し感じていた。
それがなんなのかは、わからなかったけど。
午後の授業が始まった。
今日は現代文。担当の森田先生は、この学校でも古株の男性教師。髪は薄くなっているし、いつも不機嫌そうな顔をしている。初回の授業で「最近の生徒は甘やかされすぎている」と言っていた、厳しい先生だ。
「教科書の43ページを開いてください」
森田先生が教壇に立つと、教室の空気が張り詰める。
「今日は芥川龍之介の『羅生門』について学習します。まず、この作品の時代背景について理解しておく必要がありますが……」
一通り説明を終えると、いつものように生徒を指名し始めた。
「中川、明治時代の社会情勢について、昨日説明したことを答えなさい」
「はい」結愛が立ち上がって答えた。
「工藤、主人公の心情変化について述べてください」
美桜も指名され、緊張しながらも何とか答えていく。
私も、いつ当てられるか分からないから教科書を必死に読んでいる。森田先生は容赦なく指名するし、答えられないと厳しく叱るという評判もある。
「高村」
名前を呼ばれて、心臓が跳ね上がった。
「はい」
慌てて立ち上がる。
「主人公が感じている孤独感について、自分の言葉で説明しなさい」
何とか答えを絞り出して、無事に着席できた。ほっと胸をなでおろしていると、森田先生の視線がクラス全体を見回している。
そして、その視線があかりの席で止まった。
(まさか)
嫌な予感が的中する。
「山田」
森田先生があかりの名前を呼んだ瞬間、教室の空気が凍りついた。
あかりは本を閉じて、ゆっくりと立ち上がる。でも顔は青ざめていて、体が小刻みに震えているのが見える。
「芥川龍之介の文体の特徴について述べなさい」
あかりは立ったまま、何も言えずにいる。口を開こうとしているのは分かるけれど、声が出てこない。
教室がしんと静まり返る。
「どうしましたか?聞こえませんでしたか?」
森田先生が少しいら立った様子で言う。
あかりは首を振る。聞こえているけれど答えられない、ということを示しているのだろう。
「先生」
美桜が手を挙げた。
「山田さんは場面緘黙症っていう病気で、しゃべれないんです」
森田先生は眉をひそめた。
「場面緘黙症ですか」
「はい、そうです」
森田先生は深いため息をついた。
「最近は、そういう都合のいい病名が増えましたね」
その言葉に、私の血が逆流した。
都合がいい?
周りの生徒たちがクスクスと笑い声を上げる。あかりの顔はさらに青くなって、今にも泣き出しそうになった。
「昔はそんな病気などありませんでした。みんな我慢して、努力して発言していたものです」
森田先生は心無い言葉を続ける。
「最近の子供は少し困ったことがあると、すぐに病気のせいにする。ただの甘えではないですか?」
またクスクスという笑い声が起こる。
あかりの体がさらに震えている。立っているのがやっとという状態になった。
私の中で、何かが爆発した。
「都合いいってなんですか!?」
気がついた時には立ち上がって、大声で叫んでいた。
教室が静まり返る。森田先生も、クラスメートたちも、みんな私を見つめている。
「高村さん?」
森田先生が困惑した様子で問いかけた。
でも、もう止まらなかった。
「山田さんは都合よく病気になったんじゃありません! 私、山田さんと同じ小学校だったんです。ずっと、ずっとしゃべれなかったんです。だから友達もいなくて、今だってひとりで本を読んでるんですよ!」
息が上がって、声が震える。でも言わずにはいられなかった。
「山田さんがどう思ってるかは分からないけど、本当はしゃべりたいし、先生に贔屓されてるなんて思われたくないはずです! 病気で苦しんでるのに、都合がいいなんて……そんなのひどすぎます!」
言い終わった時、教室は完全に静寂に包まれていた。
森田先生は呆然としているし、クラスメートたちもみんな息を殺している。あかりは涙を浮かべながら、私を見つめている。
急に恥ずかしくなって、顔が真っ赤になるのが分かった。
「あの……お腹が痛いので、保健室に行きます!」
そう言い残して、私は教室を飛び出した。
廊下を走りながら、心臓がドキドキしている。
(何やってるんだろう、私)
でも、後悔はしていない。あかりのあの表情を見ていられなかったから。
小学校の時、私はあかりを妬んでいた。ずるいと思っていた。でも今なら分かる。あかりは決して楽をしているわけじゃない。みんなが当たり前にできることができなくて、きっとずっと苦しんでいるのだろう。
私があの時感じていた妬ましさは、見当違いだったのかもしれない。
適当な理由で保健室に入り、ベッドに寝かせてもらう。
さっきは怒りでアドレナリンが出ていた。だから何も考えていなかった。
でも、冷静になって考えると……気まずさだけが私を支配する。
(これから、どうやって教室に戻ろう)
私は思っていた以上に友達作りがうまくいっている。 同じクラスの中川結愛とは、お互い人見知りだという共通点からあっという間に打ち解けたし、隣の席の工藤美桜とも好きな漫画の話で盛り上がった。
「優実ちゃんって、すごく話しやすいよね」
休み時間、結愛がそう言ってくれた時は心の底から嬉しかった。
(ぼっちにならずに済んでる)
中学時代のあの惨めな一人弁当の記憶を思い出すと、今がどれほど幸せかがわかる。放課後も誰かと一緒に帰ることができるし、明日の予定について他愛もない会話を交わしている。
「明日の体育、体力測定だっけ?」
「うん、握力とか反復横跳びとか」
「新入生は大変だよね」
こんな普通の会話が、こんなにも温かいものだなんて。
でも、そんな楽しい日常の中で、どうしても目に入ってしまう人がいる。
山田あかり。
いつも教室の隅で本を読んでいる。休み時間も、昼休みも、誰かと話している姿を見ることがない。まるで透明人間になろうとしているかのようだ。
「ねえ、あの子さあ」
ある日の昼休み、美桜が窓際の席を指差しながら小声で言った。
「山田さんだっけ? 全然しゃべらないよね」
「ああ、あかりちゃんね」結愛も振り返る。
「隣のクラスに、あの子と同じ中学の子がいるんだけどさ」
美桜が声をひそめながら続けた。
「場面緘黙症っていう病気らしいよ」
バメンカンモクショウ――
聞き慣れない言葉に、私の胸がざわついた。小学校の頃は、そんな名前があることすら知らなかった。ただ「話さない変わった子」だと思っていただけで。
「病気なの?」結愛が驚いた顔をする。
「精神的な病気らしくて。家では普通に話せるけど、学校とか外では声が出ないんだって」
「へえ、そういうのがあるんだ」
友達たちがあかりについて話している間、私は複雑な気持ちで聞いていた。
病気だったのか。
小学校の時、私があかりに抱いていた感情は一体何だったのだろう。努力もしないでずるいと思っていたけれど、それは的外れだったということなのか。
でも、すっきりしない気持ちが残るのも事実だった。病気だとしても、結果的にあかりは私が必死に築こうとしていた人間関係を築かなくても済んでいた。先生からの配慮も受けられていた。
「でもなんか不公平だよな」
突然、後ろの席の男子、武田が口を挟んできた。
「だってあいつだけ先生に当てられないじゃん。俺たちは準備してないと怒られるのに、特別扱いされてるし」
「それ分かる」別の男子も同調する。
「授業中もずっと気が抜けないのに、あいつは絶対さされないから気が楽だよな」
その言葉が、私の胸に突き刺さった。
小学校の時に私が感じていたこととまったく同じ。みんな、同じように思うものなのかもしれない。でも今それを聞くと、なぜか居心地の悪さを少し感じていた。
それがなんなのかは、わからなかったけど。
午後の授業が始まった。
今日は現代文。担当の森田先生は、この学校でも古株の男性教師。髪は薄くなっているし、いつも不機嫌そうな顔をしている。初回の授業で「最近の生徒は甘やかされすぎている」と言っていた、厳しい先生だ。
「教科書の43ページを開いてください」
森田先生が教壇に立つと、教室の空気が張り詰める。
「今日は芥川龍之介の『羅生門』について学習します。まず、この作品の時代背景について理解しておく必要がありますが……」
一通り説明を終えると、いつものように生徒を指名し始めた。
「中川、明治時代の社会情勢について、昨日説明したことを答えなさい」
「はい」結愛が立ち上がって答えた。
「工藤、主人公の心情変化について述べてください」
美桜も指名され、緊張しながらも何とか答えていく。
私も、いつ当てられるか分からないから教科書を必死に読んでいる。森田先生は容赦なく指名するし、答えられないと厳しく叱るという評判もある。
「高村」
名前を呼ばれて、心臓が跳ね上がった。
「はい」
慌てて立ち上がる。
「主人公が感じている孤独感について、自分の言葉で説明しなさい」
何とか答えを絞り出して、無事に着席できた。ほっと胸をなでおろしていると、森田先生の視線がクラス全体を見回している。
そして、その視線があかりの席で止まった。
(まさか)
嫌な予感が的中する。
「山田」
森田先生があかりの名前を呼んだ瞬間、教室の空気が凍りついた。
あかりは本を閉じて、ゆっくりと立ち上がる。でも顔は青ざめていて、体が小刻みに震えているのが見える。
「芥川龍之介の文体の特徴について述べなさい」
あかりは立ったまま、何も言えずにいる。口を開こうとしているのは分かるけれど、声が出てこない。
教室がしんと静まり返る。
「どうしましたか?聞こえませんでしたか?」
森田先生が少しいら立った様子で言う。
あかりは首を振る。聞こえているけれど答えられない、ということを示しているのだろう。
「先生」
美桜が手を挙げた。
「山田さんは場面緘黙症っていう病気で、しゃべれないんです」
森田先生は眉をひそめた。
「場面緘黙症ですか」
「はい、そうです」
森田先生は深いため息をついた。
「最近は、そういう都合のいい病名が増えましたね」
その言葉に、私の血が逆流した。
都合がいい?
周りの生徒たちがクスクスと笑い声を上げる。あかりの顔はさらに青くなって、今にも泣き出しそうになった。
「昔はそんな病気などありませんでした。みんな我慢して、努力して発言していたものです」
森田先生は心無い言葉を続ける。
「最近の子供は少し困ったことがあると、すぐに病気のせいにする。ただの甘えではないですか?」
またクスクスという笑い声が起こる。
あかりの体がさらに震えている。立っているのがやっとという状態になった。
私の中で、何かが爆発した。
「都合いいってなんですか!?」
気がついた時には立ち上がって、大声で叫んでいた。
教室が静まり返る。森田先生も、クラスメートたちも、みんな私を見つめている。
「高村さん?」
森田先生が困惑した様子で問いかけた。
でも、もう止まらなかった。
「山田さんは都合よく病気になったんじゃありません! 私、山田さんと同じ小学校だったんです。ずっと、ずっとしゃべれなかったんです。だから友達もいなくて、今だってひとりで本を読んでるんですよ!」
息が上がって、声が震える。でも言わずにはいられなかった。
「山田さんがどう思ってるかは分からないけど、本当はしゃべりたいし、先生に贔屓されてるなんて思われたくないはずです! 病気で苦しんでるのに、都合がいいなんて……そんなのひどすぎます!」
言い終わった時、教室は完全に静寂に包まれていた。
森田先生は呆然としているし、クラスメートたちもみんな息を殺している。あかりは涙を浮かべながら、私を見つめている。
急に恥ずかしくなって、顔が真っ赤になるのが分かった。
「あの……お腹が痛いので、保健室に行きます!」
そう言い残して、私は教室を飛び出した。
廊下を走りながら、心臓がドキドキしている。
(何やってるんだろう、私)
でも、後悔はしていない。あかりのあの表情を見ていられなかったから。
小学校の時、私はあかりを妬んでいた。ずるいと思っていた。でも今なら分かる。あかりは決して楽をしているわけじゃない。みんなが当たり前にできることができなくて、きっとずっと苦しんでいるのだろう。
私があの時感じていた妬ましさは、見当違いだったのかもしれない。
適当な理由で保健室に入り、ベッドに寝かせてもらう。
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