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微笑み11(挿絵あり)
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クロウ様の番になりました。クロウ様の得意属性は何でしょうか?
「シオン様、クロウ様が魔法を使う時にクロウ様の瞳を良く見て下さい。瞳の色が変わりますよ」
セーラ王女が小声で話し掛けてきた。
「セーラ王女様、どういうことですの?瞳の色が変わるって?」
「隣国のエンミリオン王国の王族は代々、魔法を使う時に魔力を増幅させる為に瞳の色が変わるそうなんです。エンミリオン家の血筋の証明としても使われるそうですよ?どこぞの側室や娼婦が王族の子供と言っても魔法を使わせればわかるので」
へぇ~そうなんだ。
「でも、クロウ様の得意な魔法は私も知らないのです。だから楽しみですわね!」
「セーラ王女様の言葉で私も楽しみになって来ましたよ。クロウ様!頑張れーー!!!」
突然のシオンの応援に驚きた顔でこっちを見るクロウ様。すぐに微笑み返して腕を天高く掲げて測定器の【的】の方へ向かった。
「さて、我が国の救いの女神が見て下さっているんだ。結果を出してみせよう!」
目を瞑り、瞑想するクロウ様。目に見えてクロウ様の魔力が高まっていくのがわかる!
「クロウ様の魔力が信じられないくらい高まっていくよ!これは!?」
「シオン様、私にもわかります。こ、ここまでとは………」
「クロウの奴!マジかよ!?」
レオン様も驚いていますね。でもこれ以上は危険ですね。魔力に身体が持たなくなりますよ………
魔力が最大限まで高まった時、クロウ様が目をカッ!と開きました。おお!瞳の色が紅く染まっていますね!
「混沌の海に浮かぶ十字架よ。汝の力を我に貸し与えよ!我が前に立ち塞がる者に裁きの罰を与えん!ディバイン・セイント・クロス!!!」
その名の通り、聖なる十字架の刃が【的】に飛んでいく!
ドッガーーーーーン!!!!!
魔法が炸裂すると的だけではなく、地面にも大きな十字の傷を残した。
辺りから、おお!!!と歓声が聞こえた。測定器を見ると魔力数値は310でした。
「おいおい、上級魔法の最大数値は300じゃ無かったのかよ?」
「それはあくまで、それ以上出す人が居なかっただけなので、おおよその目安と言うだけですわ」
「魔力を増幅していたからな………通常値に上乗せされているんだな?」
確かに、先程の魔力の高まりは凄かったもんねー!皆さん素晴らしいよ!………あっ!?
「シオン様!?どちらへ?」
突然、走り出したシオンにセーラ王女様が問い掛けるが、シオンは駆けていった。その先にはクロウ様が倒れていた。限界値まで溜めた魔力に身体が持たなかったようだ。シオンはクロウの横に座るとクロウの頭を【膝枕】した。辺りに悲鳴が轟く。そんなことより人命救助が先ですわ!瞳に魔力増幅の力が宿るのであれば頭の方に魔力が溜まっていると言うこと。だから頭を起こして下の方に魔力うぃ逃がす為に上げなければならないのよ。
クロウ様の意識がありませんね。表面上は傷はありませんが、体内で内出血していると危険ですので治癒魔法を掛けておきましょう。
シオンはヒールの魔法を使い、体力増強のタフネスの魔法の両方を掛けておいた。クロウ様の顔色も目に見えて良くなっていくのがわかった。もう大丈夫でしょう!
「シオン様、クロウ様は大丈夫でしょうか?」
「もう、大丈夫………」
周りの生徒達もホッと胸を撫で下ろした。そしてセーラ王女とレオン王子が目配りをしてアイコンタクトでそれぞれ行動を起こした。
「では、シオン様。そろそろシオン様の番ですので、クロウ様を保健所………ではなく保健室へ運びますね」
シオンはコクンッと頷いたのを見計らって、レオン王子がクロウ様を持ち上げた。
「誰か、こいつを【保健所】まで運んでくれ!」
学園では身分の差はないと言ってもこの国の王子に言われれば逆らう事は出来ない。すぐに自分が運びます!と【女子生徒達】が群がった。隣国の王子で美形の男子に合法的に触れるチャンスである。しかも保険室といえば………まぁ、間違いが起こらないとも限りませんしね。
※12歳です!作者は健全な男女交際を応援しております。
リア充!【超】爆発しろとは考えて居ませんよ?
と、言う訳でクロウは女子生徒達に担がれる格好で保険室に運ばれたのでした。シオンの膝枕をして貰ったうらやまけしからん!という嫉妬と妬みで恨みを買うクロウだった。
『『全く、シオンの膝枕なんてうらやまけしからん!!!』』
セーラ王女とレオン王子の心が1つになった瞬間だった。実に似た者同士の兄妹であった。
後日談ではあるが、シオンの膝枕をして貰ったのに記憶のないクロウが1番悔しがったのは言うまでもない。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
【後書き】
愚者の声
「昨日気付いたのですが、主要な人物のキャラ画像全員分、入れないとダメじゃん!す、睡眠時間が削られる~」
シオン
「まだアーレスト様だけ科目が違うので余裕ありますわよ?」
愚者の声
「シオンだけにしとけば良かった………orz」
シオン
「キャラ画像あった方が小説の雰囲気が解りやすいじゃないのよ」
愚者の声
「小説書くより時間が掛かるんだよ!」
シオン
「ガンバですわ♪」
(微笑む!)
( ;∀;)頑張る!(泣)
書いていて、恋愛よりファンタジー要素が強くなってきた。ジャンル変更した方がいいかなぁ?
いや、これから甘い空気を作っていくぞ!
(多分)
【追伸】
久々に中二病の様な、呪文を考えるのが楽しかったです(笑)
なんか、良い呪文の言葉があったらコメント募集します。(アニメ、ゲームの完全パクり以外で)
(*´ω`*)
「シオン様、クロウ様が魔法を使う時にクロウ様の瞳を良く見て下さい。瞳の色が変わりますよ」
セーラ王女が小声で話し掛けてきた。
「セーラ王女様、どういうことですの?瞳の色が変わるって?」
「隣国のエンミリオン王国の王族は代々、魔法を使う時に魔力を増幅させる為に瞳の色が変わるそうなんです。エンミリオン家の血筋の証明としても使われるそうですよ?どこぞの側室や娼婦が王族の子供と言っても魔法を使わせればわかるので」
へぇ~そうなんだ。
「でも、クロウ様の得意な魔法は私も知らないのです。だから楽しみですわね!」
「セーラ王女様の言葉で私も楽しみになって来ましたよ。クロウ様!頑張れーー!!!」
突然のシオンの応援に驚きた顔でこっちを見るクロウ様。すぐに微笑み返して腕を天高く掲げて測定器の【的】の方へ向かった。
「さて、我が国の救いの女神が見て下さっているんだ。結果を出してみせよう!」
目を瞑り、瞑想するクロウ様。目に見えてクロウ様の魔力が高まっていくのがわかる!
「クロウ様の魔力が信じられないくらい高まっていくよ!これは!?」
「シオン様、私にもわかります。こ、ここまでとは………」
「クロウの奴!マジかよ!?」
レオン様も驚いていますね。でもこれ以上は危険ですね。魔力に身体が持たなくなりますよ………
魔力が最大限まで高まった時、クロウ様が目をカッ!と開きました。おお!瞳の色が紅く染まっていますね!
「混沌の海に浮かぶ十字架よ。汝の力を我に貸し与えよ!我が前に立ち塞がる者に裁きの罰を与えん!ディバイン・セイント・クロス!!!」
その名の通り、聖なる十字架の刃が【的】に飛んでいく!
ドッガーーーーーン!!!!!
魔法が炸裂すると的だけではなく、地面にも大きな十字の傷を残した。
辺りから、おお!!!と歓声が聞こえた。測定器を見ると魔力数値は310でした。
「おいおい、上級魔法の最大数値は300じゃ無かったのかよ?」
「それはあくまで、それ以上出す人が居なかっただけなので、おおよその目安と言うだけですわ」
「魔力を増幅していたからな………通常値に上乗せされているんだな?」
確かに、先程の魔力の高まりは凄かったもんねー!皆さん素晴らしいよ!………あっ!?
「シオン様!?どちらへ?」
突然、走り出したシオンにセーラ王女様が問い掛けるが、シオンは駆けていった。その先にはクロウ様が倒れていた。限界値まで溜めた魔力に身体が持たなかったようだ。シオンはクロウの横に座るとクロウの頭を【膝枕】した。辺りに悲鳴が轟く。そんなことより人命救助が先ですわ!瞳に魔力増幅の力が宿るのであれば頭の方に魔力が溜まっていると言うこと。だから頭を起こして下の方に魔力うぃ逃がす為に上げなければならないのよ。
クロウ様の意識がありませんね。表面上は傷はありませんが、体内で内出血していると危険ですので治癒魔法を掛けておきましょう。
シオンはヒールの魔法を使い、体力増強のタフネスの魔法の両方を掛けておいた。クロウ様の顔色も目に見えて良くなっていくのがわかった。もう大丈夫でしょう!
「シオン様、クロウ様は大丈夫でしょうか?」
「もう、大丈夫………」
周りの生徒達もホッと胸を撫で下ろした。そしてセーラ王女とレオン王子が目配りをしてアイコンタクトでそれぞれ行動を起こした。
「では、シオン様。そろそろシオン様の番ですので、クロウ様を保健所………ではなく保健室へ運びますね」
シオンはコクンッと頷いたのを見計らって、レオン王子がクロウ様を持ち上げた。
「誰か、こいつを【保健所】まで運んでくれ!」
学園では身分の差はないと言ってもこの国の王子に言われれば逆らう事は出来ない。すぐに自分が運びます!と【女子生徒達】が群がった。隣国の王子で美形の男子に合法的に触れるチャンスである。しかも保険室といえば………まぁ、間違いが起こらないとも限りませんしね。
※12歳です!作者は健全な男女交際を応援しております。
リア充!【超】爆発しろとは考えて居ませんよ?
と、言う訳でクロウは女子生徒達に担がれる格好で保険室に運ばれたのでした。シオンの膝枕をして貰ったうらやまけしからん!という嫉妬と妬みで恨みを買うクロウだった。
『『全く、シオンの膝枕なんてうらやまけしからん!!!』』
セーラ王女とレオン王子の心が1つになった瞬間だった。実に似た者同士の兄妹であった。
後日談ではあるが、シオンの膝枕をして貰ったのに記憶のないクロウが1番悔しがったのは言うまでもない。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
【後書き】
愚者の声
「昨日気付いたのですが、主要な人物のキャラ画像全員分、入れないとダメじゃん!す、睡眠時間が削られる~」
シオン
「まだアーレスト様だけ科目が違うので余裕ありますわよ?」
愚者の声
「シオンだけにしとけば良かった………orz」
シオン
「キャラ画像あった方が小説の雰囲気が解りやすいじゃないのよ」
愚者の声
「小説書くより時間が掛かるんだよ!」
シオン
「ガンバですわ♪」
(微笑む!)
( ;∀;)頑張る!(泣)
書いていて、恋愛よりファンタジー要素が強くなってきた。ジャンル変更した方がいいかなぁ?
いや、これから甘い空気を作っていくぞ!
(多分)
【追伸】
久々に中二病の様な、呪文を考えるのが楽しかったです(笑)
なんか、良い呪文の言葉があったらコメント募集します。(アニメ、ゲームの完全パクり以外で)
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