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トラブル
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さらに一泊して、そろそろ旅たとうとした時、トラブルが舞い込んできた。
「シオン、まずい事になった」
女神像が輝きを放った事は街中で噂になっており、それと同時に新たな神託を受けた聖女の話も広まっていた。
「どうしたの?」
「シオンの似顔絵が出回っているんだ」
なんだって~ーー!?
ジークの持ってきた似顔絵は余り似てなかったが、シオンの特徴を押さえていた。
「まさかここまでされるとは思ってなかったよ。街の入口も検問が強化されていて、顔を隠したフードでは通れないよ」
「フードを取ったら一発でバレるね」
まぁ、手がない訳じゃないんだけどね。
「ジーク、実は───」
シオンは風魔法で空を飛んで城壁を越える手を話した。
「なるほど。それじゃ、自分が先に馬車で外に出て、夜に合流すれば良いのかな?」
「そうだね。流石にこの騒ぎの中じゃ、昼間に飛んだら誰かに見られて、余計な騒ぎになりかねないしね。夜に黒い外套を着て飛べばわからないと思うよ」
「でも、シオンを1人にするのは心配だな」
「もう!私は大丈夫だよ!」
「誰のせいでこんな騒ぎになっているのかな?」
!?
女神様のせいだけど、シオンは否定できなかった。
「申し訳ございません!」
「わかればよろしい」
「「ぷっ、あはははははっ!」」
2人して笑い出した。
「ごめんね。迷惑をかけて」
「別にいいよ。シオンといると楽しいし、退屈しないから」
取り敢えず、門の閉まる夕方までは一緒にいて、門が閉まるギリギリに外に出ることで話が決まった。
「南門を出ると、南に小さな森があるからそこで合流しよう。森の入口で待っているよ」
「大丈夫?危なくない?」
「これでもシオンの護衛も兼ねてついてきたんだよ?そうやすやすと盗賊とかにやられないから」
シオンはジークに予備のマジック・ボードを渡した。
「これは?」
「私の作ったマジック・ボードっていうの。魔力を込めると30センチぐらい浮いて移動できるんだよ」
!?
「すごいじゃないか。これがあれば馬車は要らなかったね」
「ううん、馬車の旅の方が楽しかったからジークには感謝しているよ」
はにかむシオンは可愛い・・・じゃない。
シオンの素直な感謝にジークは嬉しく感じるのであった。ジークもマジック・バックを持っていたので閉まった。
そして夕暮れになり馬車でジークは外に出た。時間帯もあって馬車の中をあらためられたが、変なものはないので問題なかった。そして街道から離れて、南の森の入口に馬車を止めた。
「一応、シオンが魔物避けの魔道具を渡してきたけど、大丈夫そうだな」
流石のジークも森の深い暗闇は少し恐ろしく感じた。
そんな時、森の中から悲鳴が聞こえてきた。
!?
「女性の悲鳴だと!?」
騎士としての条件反射で森へ駆け出した。
すると暗い森の中で灯りを見つけてその場所に向かって走った。
現場に着くと、女性っというよりシオンと同い年くらいの少女が、結界?を張って襲撃者から身を守っていた。
「お前達!何をしている!」
ジークは注意を引く為に大きな声で叫んだ!
「チッ、見られたからには生きては帰さん!」
「冒険者か?運のない奴だ」
襲撃者は5人。
そのうちの3人が同時に襲ってきた。
ジークは瞬時にこの襲撃者が手だれだとわかり、最大限の警戒をしつつ迎撃した。
『こいつら集団戦に慣れている。明らかに訓練を受けているな』
1人目が斬り込んで来たので剣を斜め下にずらしていなし、そのまま2人目を流れるように斬り伏せる。そのまま回転するように3人目を薙ぎ払い、後ろを向いて仲間が殺られて動揺して固まった所を上から上段斬りで倒した。
少女の前で見守っていたリーダー格の黒ずくめも動揺し、瞬時に動けなかった。
ジークはそのまま走り出して、斬り掛かった。
ガギンッと金属音が森に響き渡る。
正直なところ、ジークは冷や汗をかいていた。
初手で1人目の剣を受け流さずに、受けていたら2人目、3人目の剣を胴体に受けていたからだ。
長年の直感と、戦闘経験からとっさに身体が反応して助かったのだ。
リーダーの襲撃者もかなりやるようで、何度も剣戟が響き渡った。
その時、限界が来たのか少女の張った結界が消えそうになった。
!?
「目標だけでも!」
地面を蹴ってジークに泥を掛けることで一瞬の隙を作り、襲撃者は少女に斬り掛かった!
「待てっ!?」
ジークも一瞬遅れて後を追うが間に合わない。
剣が振り下ろされた時、また結界が張られた。
「な、なに!?」
驚く襲撃者を後ろからジークは斬り伏せた。
「ぎゃっ・・・」
ドサリッ
ようやく一息ついてから言った。
「危ないじゃないかシオン!」
そう、少女の前にシオンが立っていたのだった。
「シオン、まずい事になった」
女神像が輝きを放った事は街中で噂になっており、それと同時に新たな神託を受けた聖女の話も広まっていた。
「どうしたの?」
「シオンの似顔絵が出回っているんだ」
なんだって~ーー!?
ジークの持ってきた似顔絵は余り似てなかったが、シオンの特徴を押さえていた。
「まさかここまでされるとは思ってなかったよ。街の入口も検問が強化されていて、顔を隠したフードでは通れないよ」
「フードを取ったら一発でバレるね」
まぁ、手がない訳じゃないんだけどね。
「ジーク、実は───」
シオンは風魔法で空を飛んで城壁を越える手を話した。
「なるほど。それじゃ、自分が先に馬車で外に出て、夜に合流すれば良いのかな?」
「そうだね。流石にこの騒ぎの中じゃ、昼間に飛んだら誰かに見られて、余計な騒ぎになりかねないしね。夜に黒い外套を着て飛べばわからないと思うよ」
「でも、シオンを1人にするのは心配だな」
「もう!私は大丈夫だよ!」
「誰のせいでこんな騒ぎになっているのかな?」
!?
女神様のせいだけど、シオンは否定できなかった。
「申し訳ございません!」
「わかればよろしい」
「「ぷっ、あはははははっ!」」
2人して笑い出した。
「ごめんね。迷惑をかけて」
「別にいいよ。シオンといると楽しいし、退屈しないから」
取り敢えず、門の閉まる夕方までは一緒にいて、門が閉まるギリギリに外に出ることで話が決まった。
「南門を出ると、南に小さな森があるからそこで合流しよう。森の入口で待っているよ」
「大丈夫?危なくない?」
「これでもシオンの護衛も兼ねてついてきたんだよ?そうやすやすと盗賊とかにやられないから」
シオンはジークに予備のマジック・ボードを渡した。
「これは?」
「私の作ったマジック・ボードっていうの。魔力を込めると30センチぐらい浮いて移動できるんだよ」
!?
「すごいじゃないか。これがあれば馬車は要らなかったね」
「ううん、馬車の旅の方が楽しかったからジークには感謝しているよ」
はにかむシオンは可愛い・・・じゃない。
シオンの素直な感謝にジークは嬉しく感じるのであった。ジークもマジック・バックを持っていたので閉まった。
そして夕暮れになり馬車でジークは外に出た。時間帯もあって馬車の中をあらためられたが、変なものはないので問題なかった。そして街道から離れて、南の森の入口に馬車を止めた。
「一応、シオンが魔物避けの魔道具を渡してきたけど、大丈夫そうだな」
流石のジークも森の深い暗闇は少し恐ろしく感じた。
そんな時、森の中から悲鳴が聞こえてきた。
!?
「女性の悲鳴だと!?」
騎士としての条件反射で森へ駆け出した。
すると暗い森の中で灯りを見つけてその場所に向かって走った。
現場に着くと、女性っというよりシオンと同い年くらいの少女が、結界?を張って襲撃者から身を守っていた。
「お前達!何をしている!」
ジークは注意を引く為に大きな声で叫んだ!
「チッ、見られたからには生きては帰さん!」
「冒険者か?運のない奴だ」
襲撃者は5人。
そのうちの3人が同時に襲ってきた。
ジークは瞬時にこの襲撃者が手だれだとわかり、最大限の警戒をしつつ迎撃した。
『こいつら集団戦に慣れている。明らかに訓練を受けているな』
1人目が斬り込んで来たので剣を斜め下にずらしていなし、そのまま2人目を流れるように斬り伏せる。そのまま回転するように3人目を薙ぎ払い、後ろを向いて仲間が殺られて動揺して固まった所を上から上段斬りで倒した。
少女の前で見守っていたリーダー格の黒ずくめも動揺し、瞬時に動けなかった。
ジークはそのまま走り出して、斬り掛かった。
ガギンッと金属音が森に響き渡る。
正直なところ、ジークは冷や汗をかいていた。
初手で1人目の剣を受け流さずに、受けていたら2人目、3人目の剣を胴体に受けていたからだ。
長年の直感と、戦闘経験からとっさに身体が反応して助かったのだ。
リーダーの襲撃者もかなりやるようで、何度も剣戟が響き渡った。
その時、限界が来たのか少女の張った結界が消えそうになった。
!?
「目標だけでも!」
地面を蹴ってジークに泥を掛けることで一瞬の隙を作り、襲撃者は少女に斬り掛かった!
「待てっ!?」
ジークも一瞬遅れて後を追うが間に合わない。
剣が振り下ろされた時、また結界が張られた。
「な、なに!?」
驚く襲撃者を後ろからジークは斬り伏せた。
「ぎゃっ・・・」
ドサリッ
ようやく一息ついてから言った。
「危ないじゃないかシオン!」
そう、少女の前にシオンが立っていたのだった。
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