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4、手作りチョコレート
なんじゃこりゃ
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Σ(゚∀゚ノ)ノキャー、どれも可愛い、みんな可愛い。選べないよ。ルミは100均のラッピングコーナーにいた。お菓子を小分けにする袋を買うためだ。袋、リボン、シール、ときめく~(*´▽`*)。これだけで、テンションアゲアゲだ。
お菓子作りも第4弾。今回はチョコレート。しかも今までとは訳が違う。前回までは自分たちで食べるだけだったが、今回は人にあげるのである。そう、名付けて「バレンタイン大作戦!」実はルミはパパ、ケンジ、要は家族以外にあげたことがない。でも、今年こそはあげようと一代決心をしたのであった。えっ、誰にあげるのかって?
それは…声優の「北野ヒカル」様( *´艸`)。 最近はアーティストとしても活躍している超人気声優だ。
買ってきたラッピンググッズ、市販のチョコレート、型、チョコの上にかけるカラースプレーだ。ようし、始めるぞ!チョコなんて溶かして固めるだけだから楽勝じゃん♪
しかし、この時まさかの結末を迎えるとはルミはまだ知る由もない。
まず、チョコを細かく刻む。そして大きめのボウルに湯をいれ、湯せんでとかす。それにしても、レシピ通りにちゃんとつくろうとすると結構温度調節がめんどくさいんだな。うちには料理用の温度計がない。買うほどでもないし、温度計なしでつくることにしたのだ。しかも、湯せんで一回溶かして終わり…ではなく、水をいれたボウルに入れ温度を下げなければならない。そして、再び湯せんにつけすぐ外して30℃にする。ここで、気を付けなければいけないのは、31℃になったら駄目で最初の湯せんからやり直し。
……なんやねん!31℃になったらやりなおしって!1℃位いいじゃん<`ヘ´>
……というわけで、温度計なしでつくることにした。溶かしたチョコをアルミホイルで出来たハートの型に入れる。その上から、カラースプレーチョコをふりかける。よし、冷蔵庫にGO!
「ケンジ、出番よ!」「おう!」
チョコレート菓子の最大の試練は、後片付けだ。マシュマロをフォークにさし、ボールについたチョコを丁寧にとってパクリ。「サンキュ、助かる。」
一旦、休憩。
そして、冷蔵庫から取り出すと、やったー出来た!うふふ。チョコを一つ一つ袋に入れてリボンで結ぶ。そして、北野君に鳥の絵のついたメッセージカードを書いた。キャー。よし、今日中に送ればバレンタインにつくな。
「はい、一個あげる。」「やったー」
「じゃ、ちょっと送ってくるから感想は後で聞かせてね。」
あー、北野君がこれを食べてくれるんだ。緊張するー。でも、楽しー(*^▽^*) 喜んでくれるといいな。
そういえば、まだ私も食べてないんだっけ。早く帰ろっと。無事にコンビニで送り、ルンルンで帰宅すると…
「姉ちゃん、なんだよ、これ!」
ケンジがチョコを握りしめて走ってきた。
「どうしたの?」
「チョコ食べてみて。」
冷蔵庫から取り出し、一口かじる。ん?あれ?かめない…なんで?(?_?)
「あまりにもカチカチだから歯が折れるかと思ったよ。」
なんで?なんで?かめない訳? ネットで検索するとすぐ出てきた。答えは簡単。温度調節をちゃんとやらなかったからだ。逆にいえば、それほど温度調節は大切なものなのだ。
ん?ちょっとまって…ということはだ…北野君があの石のようなカチカチチョコを食べるってこと!? \(◎o◎)/ やばいって。しかし、時すでに遅し。どーしよー、『北野ヒカル君、ファンの手作りチョコを食べ歯が折れる』なんてニュースになったらやばすぎる(;゚Д゚)
「姉ちゃん、このチョコどうすんだよ」
「ケンジ、お願い」
結局、残りのチョコは小さく砕き少しずつ口の中で溶かしながら二人で何日にも分けて食べたのであった。
お菓子作りも第4弾。今回はチョコレート。しかも今までとは訳が違う。前回までは自分たちで食べるだけだったが、今回は人にあげるのである。そう、名付けて「バレンタイン大作戦!」実はルミはパパ、ケンジ、要は家族以外にあげたことがない。でも、今年こそはあげようと一代決心をしたのであった。えっ、誰にあげるのかって?
それは…声優の「北野ヒカル」様( *´艸`)。 最近はアーティストとしても活躍している超人気声優だ。
買ってきたラッピンググッズ、市販のチョコレート、型、チョコの上にかけるカラースプレーだ。ようし、始めるぞ!チョコなんて溶かして固めるだけだから楽勝じゃん♪
しかし、この時まさかの結末を迎えるとはルミはまだ知る由もない。
まず、チョコを細かく刻む。そして大きめのボウルに湯をいれ、湯せんでとかす。それにしても、レシピ通りにちゃんとつくろうとすると結構温度調節がめんどくさいんだな。うちには料理用の温度計がない。買うほどでもないし、温度計なしでつくることにしたのだ。しかも、湯せんで一回溶かして終わり…ではなく、水をいれたボウルに入れ温度を下げなければならない。そして、再び湯せんにつけすぐ外して30℃にする。ここで、気を付けなければいけないのは、31℃になったら駄目で最初の湯せんからやり直し。
……なんやねん!31℃になったらやりなおしって!1℃位いいじゃん<`ヘ´>
……というわけで、温度計なしでつくることにした。溶かしたチョコをアルミホイルで出来たハートの型に入れる。その上から、カラースプレーチョコをふりかける。よし、冷蔵庫にGO!
「ケンジ、出番よ!」「おう!」
チョコレート菓子の最大の試練は、後片付けだ。マシュマロをフォークにさし、ボールについたチョコを丁寧にとってパクリ。「サンキュ、助かる。」
一旦、休憩。
そして、冷蔵庫から取り出すと、やったー出来た!うふふ。チョコを一つ一つ袋に入れてリボンで結ぶ。そして、北野君に鳥の絵のついたメッセージカードを書いた。キャー。よし、今日中に送ればバレンタインにつくな。
「はい、一個あげる。」「やったー」
「じゃ、ちょっと送ってくるから感想は後で聞かせてね。」
あー、北野君がこれを食べてくれるんだ。緊張するー。でも、楽しー(*^▽^*) 喜んでくれるといいな。
そういえば、まだ私も食べてないんだっけ。早く帰ろっと。無事にコンビニで送り、ルンルンで帰宅すると…
「姉ちゃん、なんだよ、これ!」
ケンジがチョコを握りしめて走ってきた。
「どうしたの?」
「チョコ食べてみて。」
冷蔵庫から取り出し、一口かじる。ん?あれ?かめない…なんで?(?_?)
「あまりにもカチカチだから歯が折れるかと思ったよ。」
なんで?なんで?かめない訳? ネットで検索するとすぐ出てきた。答えは簡単。温度調節をちゃんとやらなかったからだ。逆にいえば、それほど温度調節は大切なものなのだ。
ん?ちょっとまって…ということはだ…北野君があの石のようなカチカチチョコを食べるってこと!? \(◎o◎)/ やばいって。しかし、時すでに遅し。どーしよー、『北野ヒカル君、ファンの手作りチョコを食べ歯が折れる』なんてニュースになったらやばすぎる(;゚Д゚)
「姉ちゃん、このチョコどうすんだよ」
「ケンジ、お願い」
結局、残りのチョコは小さく砕き少しずつ口の中で溶かしながら二人で何日にも分けて食べたのであった。
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