87 / 598
第4章 暗闇の中に
すれ違う想い
しおりを挟む
シングルモード、時間指定コース。
時間百五十分。
長い時を刻んでいたモニターが、もうすぐ役目を終える。
残り時間が十秒を切り、やがてゼロ秒へ。
低いブザー音と共に実践場の証明が一度落ち、すぐに蛍光灯の明かりが点灯する。
「また無茶苦茶してる……」
自動ドアの向こうから姿を現したルカを、カレンは苦笑を浮かべて出迎えた。
「まだ起きてたのか。」
深夜三時を回ろうとしている時計を一瞥し、ルカは椅子にかけてあったタオルを取って汗を拭く。
カレンは、そんなルカをじっと見つめていた。
「ねえ、ルカ……」
手を伸ばし、そっとルカに寄り添う。
触れた背中は汗で濡れていたけれど、それも相手がルカだというだけで不快には感じなかった。
「なんでまたこんなことをしてるのよ。最近はしなくなってたじゃん。」
「………」
ルカは答えない。
「お決まりのだんまりだ。……まあ、言われなくても分かってるけどさ。」
ずっとルカのことを見続けてきたのだ。
彼の思考など、自分のもののように分かる。
「キリハがこうなったの、自分のせいだと思ってるんでしょ?」
訊いてみるも、ルカは頑なに口を閉ざしている。
しかし、微かにだが確かにその背が震えた。
その仕草が、彼の心境を明確に語っていた。
「あたしも、目の前で見てたから分かるよ。分かるけどさ……あんなの、誰のせいでもないじゃん。たまたまあそこにルカがいただけで、たまたまドラゴンがしぶとかっただけでしょ。なんで、ルカが自分のことを責める必要があるの?」
カレンは、ルカの服をぎゅっと握る。
「ねえ……もう、帰ろうか?」
「……は?」
ここでようやく、ルカが反応らしい反応を見せた。
「もういいじゃん。どうせあたしたちは焔が使えないんだし、望んでここにいるわけでもないんだもん。帰ったって、誰も呼び戻しにこないよ。」
「お、おい……」
ひどく狼狽したルカの声。
しかし、カレンは口を止めない。
「だって、怖いんだもん。キリハがこんなことになっちゃって、次は自分かもしれない―――ルカかもしれないって思うと、もうここにいたくないの…っ」
「カレン……」
「帰ろうよ! ルカがキリハの代わりなんてする必要ないでしょ!? あたしと一緒に、中央区に帰ろうよ!!」
「おい、落ち着けって……」
「嫌よ!」
「カレン!」
「嫌ったら嫌! 帰るって言うまで離さない!!」
「―――っ! いい加減にしろ!!」
操作室の中に響く、乾いた音。
「お前は、オレに尻尾を巻いて逃げろって言うのかよ!?」
振り払われた手を見下ろすカレンに向かって、ルカは激情で震える声を叩きつける。
「今ここで逃げたら、それこそ世間の笑い者だ。あいつらを見返すどころか、一生後ろ指を差されて生きていくことになるんだぞ!? それでいいのかよ!?」
「いいわよ、別に!!」
キッと顔を上げ、カレンは強い口調で言い返す。
こちらの反論に、ルカが動揺して言葉に窮した。
そんなルカを見ていると、なんだか自分のことが惨めに思えてきて、目頭に熱いものが込み上げてくる。
「もうこれ以上……あたしを馬鹿な女にしないでよ……」
「は? 何言って……」
「はっきり言うけどね!!」
だめだ。
止められない。
あふれてくる涙も。
ずっとこらえていたこの気持ちも……
「あたしは、キリハのことなんてどうでもいいの! これ以上、あんたのそのつらそうな顔を見ていたくないのよ!! ルカがそんな顔をしないで済むなら、笑われたって罵られたって構わない!!」
心の底から叫ぶと、ルカは大きく目を見開いて言葉を失ってしまった。
「せっかく自分のわがままってことにしようと思ってたのに……台無しじゃん。こんなことまで言わせないでよ。」
こんなことを言いに来たわけではないのに……
拭っても拭っても、涙は止まらない。
それはまるで、自分の心を表しているかのようだった。
ルカもサーシャも弱っているから必死に我慢してきたけど、本当は自分だって限界寸前なのだ。
キリハを襲ったドラゴンの爪の威力も、地面が血で染まっていく真っ赤な光景も忘れられない。
このままキリハが死んでしまったらと思うと、恐怖で膝が笑いそうになる。
―――次にこうなるのは、ルカかもしれない。
それが怖くて仕方ないのだ。
もうルカのつらそうな顔を見たくない。
ルカに自分の身を削るようなこともしてほしくない。
そして何より、ルカを失いたくない。
その気持ちだけが、今の自分を突き動かす原動力だ。
「いい加減察してよ…。あたしが、なんのために竜騎士隊に立候補してまであんたについてきたのか。」
竜騎士隊選定のあの日、真っ先に選ばれたのはルカとサーシャだった。
自分も一緒に選ばれるなんて、都合のいいことが起こるはずない。
これから一年は、彼と一緒にいられなくなってしまう。
そう、心の中で覚悟を決めていた。
でも、フールが迷う素振りを見せた瞬間、その隙を逃すまいと口を開いていた。
理由なんて、一つしかない。
「もう嫌……ルカのそんな顔を見てるの。ルカったら、つらいくせしてあたしに何もさせてくれないんだもん。必死にここまでついてきたのだって、どうせあたしがあんたの傍にいたいだけって、きっとそれだけで……ただの自己満足なんでしょ…? こんなことなら、こんな所に来なきゃよかった。馬鹿にされても、中央区にいた方がよかった。逃げたくもなるよ…っ」
必死に絞り出す声が涙に遮られ、そして飲み込まれていく。
静まり返る室内に、カレンのすすり泣く声が小さく木霊する。
「―――オレは……」
少しの無の時間を経た後、ルカの唇が微かに震える。
「オレは、逃げるわけにはいかない。」
口腔から吐息のように小さく零れたのは、カレンを拒絶するというよりは、自分自身に向かって放たれたもの。
独白のように頼りなく揺れる声だった。
「………」
ルカは、両手で顔を覆うカレンにゆっくりと手を伸ばす。
伸ばして、肩に触れかけて、怯えたようにその手が痙攣する。
そして結局、カレンに触れることは叶わないまま手は下がっていく。
「………っ」
唇を噛み締めるルカ。
そのままルカは深くうつむいて、無言のままカレンの横を通り過ぎていった。
自動ドアが静かに開き、そして静かに閉まる。
「………分かってるもん。」
一人取り残され、機械の駆動音すらなくなった部屋。
その中で、カレンはぽつりと呟く。
「あんたが逃げないことくらい分かってるよ。でも……でもさ……」
ルカは逃げない。
いや、逃げられない。
そんなことを自分に許せるような性格じゃないのだから。
でも、時には逃げることも一つの選択なのではないだろうか。
自分が壊れてしまうくらいなら、逃げたっていいじゃないか。
そんなの、きっと誰も責められない。
「あんたが壊れちゃったら……あたしは、なんのために生きていけばいいのよ……馬鹿…っ」
カレンはまた顔を覆う。
そして、息を殺して、たった一人で小さく泣いた。
時間百五十分。
長い時を刻んでいたモニターが、もうすぐ役目を終える。
残り時間が十秒を切り、やがてゼロ秒へ。
低いブザー音と共に実践場の証明が一度落ち、すぐに蛍光灯の明かりが点灯する。
「また無茶苦茶してる……」
自動ドアの向こうから姿を現したルカを、カレンは苦笑を浮かべて出迎えた。
「まだ起きてたのか。」
深夜三時を回ろうとしている時計を一瞥し、ルカは椅子にかけてあったタオルを取って汗を拭く。
カレンは、そんなルカをじっと見つめていた。
「ねえ、ルカ……」
手を伸ばし、そっとルカに寄り添う。
触れた背中は汗で濡れていたけれど、それも相手がルカだというだけで不快には感じなかった。
「なんでまたこんなことをしてるのよ。最近はしなくなってたじゃん。」
「………」
ルカは答えない。
「お決まりのだんまりだ。……まあ、言われなくても分かってるけどさ。」
ずっとルカのことを見続けてきたのだ。
彼の思考など、自分のもののように分かる。
「キリハがこうなったの、自分のせいだと思ってるんでしょ?」
訊いてみるも、ルカは頑なに口を閉ざしている。
しかし、微かにだが確かにその背が震えた。
その仕草が、彼の心境を明確に語っていた。
「あたしも、目の前で見てたから分かるよ。分かるけどさ……あんなの、誰のせいでもないじゃん。たまたまあそこにルカがいただけで、たまたまドラゴンがしぶとかっただけでしょ。なんで、ルカが自分のことを責める必要があるの?」
カレンは、ルカの服をぎゅっと握る。
「ねえ……もう、帰ろうか?」
「……は?」
ここでようやく、ルカが反応らしい反応を見せた。
「もういいじゃん。どうせあたしたちは焔が使えないんだし、望んでここにいるわけでもないんだもん。帰ったって、誰も呼び戻しにこないよ。」
「お、おい……」
ひどく狼狽したルカの声。
しかし、カレンは口を止めない。
「だって、怖いんだもん。キリハがこんなことになっちゃって、次は自分かもしれない―――ルカかもしれないって思うと、もうここにいたくないの…っ」
「カレン……」
「帰ろうよ! ルカがキリハの代わりなんてする必要ないでしょ!? あたしと一緒に、中央区に帰ろうよ!!」
「おい、落ち着けって……」
「嫌よ!」
「カレン!」
「嫌ったら嫌! 帰るって言うまで離さない!!」
「―――っ! いい加減にしろ!!」
操作室の中に響く、乾いた音。
「お前は、オレに尻尾を巻いて逃げろって言うのかよ!?」
振り払われた手を見下ろすカレンに向かって、ルカは激情で震える声を叩きつける。
「今ここで逃げたら、それこそ世間の笑い者だ。あいつらを見返すどころか、一生後ろ指を差されて生きていくことになるんだぞ!? それでいいのかよ!?」
「いいわよ、別に!!」
キッと顔を上げ、カレンは強い口調で言い返す。
こちらの反論に、ルカが動揺して言葉に窮した。
そんなルカを見ていると、なんだか自分のことが惨めに思えてきて、目頭に熱いものが込み上げてくる。
「もうこれ以上……あたしを馬鹿な女にしないでよ……」
「は? 何言って……」
「はっきり言うけどね!!」
だめだ。
止められない。
あふれてくる涙も。
ずっとこらえていたこの気持ちも……
「あたしは、キリハのことなんてどうでもいいの! これ以上、あんたのそのつらそうな顔を見ていたくないのよ!! ルカがそんな顔をしないで済むなら、笑われたって罵られたって構わない!!」
心の底から叫ぶと、ルカは大きく目を見開いて言葉を失ってしまった。
「せっかく自分のわがままってことにしようと思ってたのに……台無しじゃん。こんなことまで言わせないでよ。」
こんなことを言いに来たわけではないのに……
拭っても拭っても、涙は止まらない。
それはまるで、自分の心を表しているかのようだった。
ルカもサーシャも弱っているから必死に我慢してきたけど、本当は自分だって限界寸前なのだ。
キリハを襲ったドラゴンの爪の威力も、地面が血で染まっていく真っ赤な光景も忘れられない。
このままキリハが死んでしまったらと思うと、恐怖で膝が笑いそうになる。
―――次にこうなるのは、ルカかもしれない。
それが怖くて仕方ないのだ。
もうルカのつらそうな顔を見たくない。
ルカに自分の身を削るようなこともしてほしくない。
そして何より、ルカを失いたくない。
その気持ちだけが、今の自分を突き動かす原動力だ。
「いい加減察してよ…。あたしが、なんのために竜騎士隊に立候補してまであんたについてきたのか。」
竜騎士隊選定のあの日、真っ先に選ばれたのはルカとサーシャだった。
自分も一緒に選ばれるなんて、都合のいいことが起こるはずない。
これから一年は、彼と一緒にいられなくなってしまう。
そう、心の中で覚悟を決めていた。
でも、フールが迷う素振りを見せた瞬間、その隙を逃すまいと口を開いていた。
理由なんて、一つしかない。
「もう嫌……ルカのそんな顔を見てるの。ルカったら、つらいくせしてあたしに何もさせてくれないんだもん。必死にここまでついてきたのだって、どうせあたしがあんたの傍にいたいだけって、きっとそれだけで……ただの自己満足なんでしょ…? こんなことなら、こんな所に来なきゃよかった。馬鹿にされても、中央区にいた方がよかった。逃げたくもなるよ…っ」
必死に絞り出す声が涙に遮られ、そして飲み込まれていく。
静まり返る室内に、カレンのすすり泣く声が小さく木霊する。
「―――オレは……」
少しの無の時間を経た後、ルカの唇が微かに震える。
「オレは、逃げるわけにはいかない。」
口腔から吐息のように小さく零れたのは、カレンを拒絶するというよりは、自分自身に向かって放たれたもの。
独白のように頼りなく揺れる声だった。
「………」
ルカは、両手で顔を覆うカレンにゆっくりと手を伸ばす。
伸ばして、肩に触れかけて、怯えたようにその手が痙攣する。
そして結局、カレンに触れることは叶わないまま手は下がっていく。
「………っ」
唇を噛み締めるルカ。
そのままルカは深くうつむいて、無言のままカレンの横を通り過ぎていった。
自動ドアが静かに開き、そして静かに閉まる。
「………分かってるもん。」
一人取り残され、機械の駆動音すらなくなった部屋。
その中で、カレンはぽつりと呟く。
「あんたが逃げないことくらい分かってるよ。でも……でもさ……」
ルカは逃げない。
いや、逃げられない。
そんなことを自分に許せるような性格じゃないのだから。
でも、時には逃げることも一つの選択なのではないだろうか。
自分が壊れてしまうくらいなら、逃げたっていいじゃないか。
そんなの、きっと誰も責められない。
「あんたが壊れちゃったら……あたしは、なんのために生きていけばいいのよ……馬鹿…っ」
カレンはまた顔を覆う。
そして、息を殺して、たった一人で小さく泣いた。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】異世界で魔道具チートでのんびり商売生活
シマセイ
ファンタジー
大学生・誠也は工事現場の穴に落ちて異世界へ。 物体に魔力を付与できるチートスキルを見つけ、 能力を隠しつつ魔道具を作って商業ギルドで商売開始。 のんびりスローライフを目指す毎日が幕を開ける!
封印されていたおじさん、500年後の世界で無双する
鶴井こう
ファンタジー
「魔王を押さえつけている今のうちに、俺ごとやれ!」と自ら犠牲になり、自分ごと魔王を封印した英雄ゼノン・ウェンライト。
突然目が覚めたと思ったら五百年後の世界だった。
しかもそこには弱体化して少女になっていた魔王もいた。
魔王を監視しつつ、とりあえず生活の金を稼ごうと、冒険者協会の門を叩くゼノン。
英雄ゼノンこと冒険者トントンは、おじさんだと馬鹿にされても気にせず、時代が変わってもその強さで無双し伝説を次々と作っていく。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
悪役貴族に転生したから破滅しないように努力するけど上手くいかない!~努力が足りない?なら足りるまで努力する~
蜂谷
ファンタジー
社畜の俺は気が付いたら知らない男の子になっていた。
情報をまとめるとどうやら子供の頃に見たアニメ、ロイヤルヒーローの序盤で出てきた悪役、レオス・ヴィダールの幼少期に転生してしまったようだ。
アニメ自体は子供の頃だったのでよく覚えていないが、なぜかこいつのことはよく覚えている。
物語の序盤で悪魔を召喚させ、学園をめちゃくちゃにする。
それを主人公たちが倒し、レオスは学園を追放される。
その後領地で幽閉に近い謹慎を受けていたのだが、悪魔教に目を付けられ攫われる。
そしてその体を魔改造されて終盤のボスとして主人公に立ちふさがる。
それもヒロインの聖魔法によって倒され、彼の人生の幕は閉じる。
これが、悪役転生ってことか。
特に描写はなかったけど、こいつも怠惰で堕落した生活を送っていたに違いない。
あの肥満体だ、運動もろくにしていないだろう。
これは努力すれば眠れる才能が開花し、死亡フラグを回避できるのでは?
そう考えた俺は執事のカモールに頼み込み訓練を開始する。
偏った考えで領地を無駄に統治してる親を説得し、健全で善人な人生を歩もう。
一つ一つ努力していけば、きっと開かれる未来は輝いているに違いない。
そう思っていたんだけど、俺、弱くない?
希少属性である闇魔法に目覚めたのはよかったけど、攻撃力に乏しい。
剣術もそこそこ程度、全然達人のようにうまくならない。
おまけに俺はなにもしてないのに悪魔が召喚がされている!?
俺の前途多難な転生人生が始まったのだった。
※カクヨム、なろうでも掲載しています。
【最強モブの努力無双】~ゲームで名前も登場しないようなモブに転生したオレ、一途な努力とゲーム知識で最強になる~
くーねるでぶる(戒め)
ファンタジー
アベル・ヴィアラットは、五歳の時、ベッドから転げ落ちてその拍子に前世の記憶を思い出した。
大人気ゲーム『ヒーローズ・ジャーニー』の世界に転生したアベルは、ゲームの知識を使って全男の子の憧れである“最強”になることを決意する。
そのために努力を続け、順調に強くなっていくアベル。
しかしこの世界にはゲームには無かった知識ばかり。
戦闘もただスキルをブッパすればいいだけのゲームとはまったく違っていた。
「面白いじゃん?」
アベルはめげることなく、辺境最強の父と優しい母に見守られてすくすくと成長していくのだった。
僕に仕えるメイドは世界最強の英雄です1~またクビになったけど、親代わりのメイドが慰めてくれるので悲しくなんてない!!~
あきくん☆ひろくん
ファンタジー
仕事を失い、居場所をなくした青年。
彼に仕えるのは――世界を救った英雄たちだった。
剣も魔法も得意ではない主人公は、
最強のメイドたちに守られながら生きている。
だが彼自身は、
「守られるだけの存在」でいることを良しとしなかった。
自分にできることは何か。
この世界で、どう生きていくべきか。
最強の力を持つ者たちと、
何者でもない一人の青年。
その主従関係は、やがて世界の歪みと過去へと繋がっていく。
本作は、
圧倒的な安心感のある日常パートと、
必要なときには本格的に描かれる戦い、
そして「守られる側の成長」を軸にした
完結済み長編ファンタジーです。
シリーズ作品の一編ですが、本作単体でもお楽しみいただけます。
最後まで安心して、一気読みしていただければ幸いです。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる