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第5章 精霊の王
―――守ろう。
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それからは主に、この水底の屋敷が私たちの遊び場になった。
あの子も精霊たちも、人間の目がないこの屋敷で遠慮なくはしゃいでいた。
精霊たちと全力で遊んでいるうちにあの子の力もどんどん強くなっていたので、あの子にとっては一石二鳥だったのだろう。
そんな彼らを見るのが、私はとても好きだった。
精霊たちが心から毎日を楽しんでいるところなど、あまり見たことがなかったからだ。
それと、普段常に周囲を警戒しているあの子が緊張せずに無邪気に笑っているのが、なんだか嬉しかった。
そんな光景を見るのが幸せだった。
こんな日が、ずっと続けばいいと思っていた。
だけど、私たちとあの子の平穏は―――一人の人間の手によって、呆気なく壊されてしまった。
あの日森に迷い込んだ人間を、あの子は自分の家に連れていった。
自分以上に人間嫌いな私たちに配慮した行動だというのは、言うまでもなく明らかだった。
心配だった。
あの子は人間を信じていないし、それ以前に人間に対する本能的な恐怖がある。
そんなあの子が、全然知らない人間と二人だなんて……
念のために精霊を一人つけたけれど、心配なものは心配だった。
なんと言えばいいのだろう。
とにかく、胸騒ぎがして仕方がなかったのだ。
そして……その胸騒ぎは、最悪の形で的中してしまった。
「うわああっ!! 離せえーっ!!」
突如として響き渡った悲鳴に、心臓が止まるかと思った。
次の瞬間、晴れた空に雷が轟いて、瞬く間に立ち込めた暗雲から土砂降りの雨が降り出した。
これは、単なる嵐ではない。
すぐに分かった。
私は意識を集中した。
湖の水から地に染み込む水を辿って、あの子の家へと意識を飛ばす。
水を辿って、あの子の家に入り込む。
最初に見えたのは倒れている人間と、怯えた瞳を大きく見開いて、肩で息をするあの子の姿だった。
そして、あの子の腕には大きな切り傷が―――
「―――っ!!」
言葉も出なかった。
「あ…」
あの子は震えていた。
その目には恐怖がたたえられて、目尻には大粒の涙が浮かんでいる。
「うっ…」
縮こまるあの子の周囲の空間が、ふいに揺らいだように見えた。
「………っ」
私は息を飲んだ。
森の力が乱れている。
たった一人の子供に引きずられて、平穏に保たれていた均衡が崩れ始めていた。
それに気付いた精霊が必死にあの子を止めたけれど、結果としてそれは逆効果だった。
「うわあああぁぁぁっ!!」
あの子の渾身の叫びは、森の力を簡単に荒らしてしまった。
家を飛び出したあの子をとっさに追いかけながら、私は半ば茫然としていた。
雷が幾度となく落ちて、叩きつけるような雨が地面を抉る。
風が嵐のように吹き荒れて、動物たちは一歩も動けないでいるようだった。
そんな森の中を、あの子は一心不乱に駆け抜けていく。
並みを軽く超越している強力な魔力を振りまきながら。
たった一人で聖域であるこの森をここまで荒らすなんて、なんという子だろう。
頭の片隅でそう思いながら、私は必死にあの子を追いかけた。
あの子は、自分の力が暴走していることに気付いていない。
コントロールの利かない力は、巡りめぐって力の持ち主を滅ぼしてしまう。
このままでは、あの子の身にも危険が及んでしまいかねなかった。
どうにかしないと。
そう焦っていると、偶然にもあの子が動きを止めてくれた。
今しかない。
いつもより操りにくい雨の水をどうにか操って、あの子の手を引いた。
もしかしたら、混乱したあの子は素直に言うことを聞いてくれないかもしれない。
そう思ったけれど、あの子は抵抗せずについてきてくれた。
私はあの子の手を引きながら、自分もあの子を迎えるために湖の上に上がった。
「イルシュ……」
今にも折れて崩れそうなくらい弱々しい様子で、あの子は私に近寄ってきた。
「どうしよう……俺、頑張ってたけど、全然足りなかった。隠れてても、殺されちゃうんだ…。どうしよう……もっと力をつけなきゃ………俺……怖い……怖いよ……」
それは、初めて見る痛々しい姿だった。
……ああ。
本当に、この子は心底恐れていたのだ。
隠れているから大丈夫だと言い聞かせながらも、本心では人間が怖くて仕方なかったのだ。
それと同じくらい、人間に期待もしていたのに……
胸が張り裂けそうだった。
こんなに純粋に人間を信じたいと願っても、人間は簡単にそれを踏みにじる。
この子は、私たちと同じだ。
混乱したその子をなだめながら、それを実感していた。
「怖い……人間が怖い……怖いよ!!」
「―――っ」
悲痛なあの子の叫びに、もう我慢ができなかった。
衝動が突き動かすままに、その子を力強く抱き締めていた。
どんなに特別でも、この子が人間であることには変わりない。
こんなに一緒にいながら、この子が人間であるという事実が、私に一線を越えることを躊躇させていた。
私は今まで、人間を信じては裏切られて、たくさんの仲間を失った。
また同じ思いはしたくない。
―――だけど、この子は違う。
この子は、このままではいずれ殺されてしまう存在。
私みたいに人間を信じて、手ひどい裏切りに遭った可哀想な子。
この子を見捨てたくない。
守りたい。
「私が……私たちが、あなたを守るわ。人間に愛されないなら、人間の何倍も私たちがあなたを愛するわ。誰にも手出しさせない。誰にも殺させない。だから、絶対に大丈夫。あなたは、ここにいていいのよ。」
考えるよりも先に、口が勝手に言葉を紡いでいた。
私の腕の中で、あの子が震えたのが分かった。
それを境に、風と雨の勢いが嘘のように弱まった。
周りで暴走していたあの子の魔力も、徐々に収まっていく。
「……イルシュ?」
不思議そうに顔を上げたその子を見て、どうしようもなく愛しさがあふれた。
私はこの子に対して、自分が思うより遥かに強い特別な感情を抱いていたようだ。
―――守ろう。
素直にそう思えた。
人間として生まれながら、人間には愛されない可哀想なこの子を。
人間に疎まれると知っていながら、それでも人間に憧れる優しいこの子を。
私たちが全力で愛して、全力で守る。
精神の糸が切れて私にすがりついて泣くその子を抱きながら、私は己に強く言い聞かせていた。
あの子も精霊たちも、人間の目がないこの屋敷で遠慮なくはしゃいでいた。
精霊たちと全力で遊んでいるうちにあの子の力もどんどん強くなっていたので、あの子にとっては一石二鳥だったのだろう。
そんな彼らを見るのが、私はとても好きだった。
精霊たちが心から毎日を楽しんでいるところなど、あまり見たことがなかったからだ。
それと、普段常に周囲を警戒しているあの子が緊張せずに無邪気に笑っているのが、なんだか嬉しかった。
そんな光景を見るのが幸せだった。
こんな日が、ずっと続けばいいと思っていた。
だけど、私たちとあの子の平穏は―――一人の人間の手によって、呆気なく壊されてしまった。
あの日森に迷い込んだ人間を、あの子は自分の家に連れていった。
自分以上に人間嫌いな私たちに配慮した行動だというのは、言うまでもなく明らかだった。
心配だった。
あの子は人間を信じていないし、それ以前に人間に対する本能的な恐怖がある。
そんなあの子が、全然知らない人間と二人だなんて……
念のために精霊を一人つけたけれど、心配なものは心配だった。
なんと言えばいいのだろう。
とにかく、胸騒ぎがして仕方がなかったのだ。
そして……その胸騒ぎは、最悪の形で的中してしまった。
「うわああっ!! 離せえーっ!!」
突如として響き渡った悲鳴に、心臓が止まるかと思った。
次の瞬間、晴れた空に雷が轟いて、瞬く間に立ち込めた暗雲から土砂降りの雨が降り出した。
これは、単なる嵐ではない。
すぐに分かった。
私は意識を集中した。
湖の水から地に染み込む水を辿って、あの子の家へと意識を飛ばす。
水を辿って、あの子の家に入り込む。
最初に見えたのは倒れている人間と、怯えた瞳を大きく見開いて、肩で息をするあの子の姿だった。
そして、あの子の腕には大きな切り傷が―――
「―――っ!!」
言葉も出なかった。
「あ…」
あの子は震えていた。
その目には恐怖がたたえられて、目尻には大粒の涙が浮かんでいる。
「うっ…」
縮こまるあの子の周囲の空間が、ふいに揺らいだように見えた。
「………っ」
私は息を飲んだ。
森の力が乱れている。
たった一人の子供に引きずられて、平穏に保たれていた均衡が崩れ始めていた。
それに気付いた精霊が必死にあの子を止めたけれど、結果としてそれは逆効果だった。
「うわあああぁぁぁっ!!」
あの子の渾身の叫びは、森の力を簡単に荒らしてしまった。
家を飛び出したあの子をとっさに追いかけながら、私は半ば茫然としていた。
雷が幾度となく落ちて、叩きつけるような雨が地面を抉る。
風が嵐のように吹き荒れて、動物たちは一歩も動けないでいるようだった。
そんな森の中を、あの子は一心不乱に駆け抜けていく。
並みを軽く超越している強力な魔力を振りまきながら。
たった一人で聖域であるこの森をここまで荒らすなんて、なんという子だろう。
頭の片隅でそう思いながら、私は必死にあの子を追いかけた。
あの子は、自分の力が暴走していることに気付いていない。
コントロールの利かない力は、巡りめぐって力の持ち主を滅ぼしてしまう。
このままでは、あの子の身にも危険が及んでしまいかねなかった。
どうにかしないと。
そう焦っていると、偶然にもあの子が動きを止めてくれた。
今しかない。
いつもより操りにくい雨の水をどうにか操って、あの子の手を引いた。
もしかしたら、混乱したあの子は素直に言うことを聞いてくれないかもしれない。
そう思ったけれど、あの子は抵抗せずについてきてくれた。
私はあの子の手を引きながら、自分もあの子を迎えるために湖の上に上がった。
「イルシュ……」
今にも折れて崩れそうなくらい弱々しい様子で、あの子は私に近寄ってきた。
「どうしよう……俺、頑張ってたけど、全然足りなかった。隠れてても、殺されちゃうんだ…。どうしよう……もっと力をつけなきゃ………俺……怖い……怖いよ……」
それは、初めて見る痛々しい姿だった。
……ああ。
本当に、この子は心底恐れていたのだ。
隠れているから大丈夫だと言い聞かせながらも、本心では人間が怖くて仕方なかったのだ。
それと同じくらい、人間に期待もしていたのに……
胸が張り裂けそうだった。
こんなに純粋に人間を信じたいと願っても、人間は簡単にそれを踏みにじる。
この子は、私たちと同じだ。
混乱したその子をなだめながら、それを実感していた。
「怖い……人間が怖い……怖いよ!!」
「―――っ」
悲痛なあの子の叫びに、もう我慢ができなかった。
衝動が突き動かすままに、その子を力強く抱き締めていた。
どんなに特別でも、この子が人間であることには変わりない。
こんなに一緒にいながら、この子が人間であるという事実が、私に一線を越えることを躊躇させていた。
私は今まで、人間を信じては裏切られて、たくさんの仲間を失った。
また同じ思いはしたくない。
―――だけど、この子は違う。
この子は、このままではいずれ殺されてしまう存在。
私みたいに人間を信じて、手ひどい裏切りに遭った可哀想な子。
この子を見捨てたくない。
守りたい。
「私が……私たちが、あなたを守るわ。人間に愛されないなら、人間の何倍も私たちがあなたを愛するわ。誰にも手出しさせない。誰にも殺させない。だから、絶対に大丈夫。あなたは、ここにいていいのよ。」
考えるよりも先に、口が勝手に言葉を紡いでいた。
私の腕の中で、あの子が震えたのが分かった。
それを境に、風と雨の勢いが嘘のように弱まった。
周りで暴走していたあの子の魔力も、徐々に収まっていく。
「……イルシュ?」
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―――守ろう。
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人間に疎まれると知っていながら、それでも人間に憧れる優しいこの子を。
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