転生雑魚モンスター~我、チートのペットぞ?~

ポテチ牧場

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序章

ハゲ課長VSおっさん

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次の日、俺はハゲ課長の目の前に退職届を叩き付けてやった。鬱陶しそうに俺を見上げた課長は、妙にテカテカした質感の自慢のヅラを掻き上げるとこう言う。

「お前な…こういうモンはニ、三ヶ月前に出すのが常識だろ。そんなんだからお前はいつまで経ってもクズなんだろうが、このクズ!簡単に辞めれると思ってんじゃねぇぞ、お前なんかどこ行っても評価されねぇよ!!」

ハゲ課長が怒りで顔を真っ赤にして、唾を飛ばしながら頭ごなしに怒鳴りつけてきた。言ってる事は間違っちゃいないが、パワハラ上司とクソブラック会社に通す義理など無い。このハゲの暴言に泣かされた事など数えきれん程あるが、今は全然気にならない。
今の堂林 晃どうばやし あきら…死が確定している俺は無敵モードだ。

「俺はハゲなんぞ怖くねぇ!叩いて被ってジャンケンポン!!」
「は!?な、なに言っ…いってぇ!?」

課長の本体ヅラを強引に奪い取って頭に被った俺は、明らかにされし乾いた大地バーコード頭を思い切りバチン!!と叩いた。その拍子に残り少ない毛がプチプチと数本抜けて宙を舞う。

「か、髪がぁぁぁぁ!!!」

その数本を大切に育てて守っている課長が頭を手で隠しながら叫ぶ。いつまで経ってもスケベだからホルモンが過剰分泌されてハゲるんだよ。そういう体質の人は可哀想だが、こいつの場合は自業自得なのだ。俺は知っている、このハゲが嫁子供を放置して46歳のお局様と社内不倫に明け暮れている事を。

…なんでこんなハゲが結婚して子供作って不倫までしてモテるんだ…独身童貞の俺はそれ以下か、悲しくなってきた。
そんな悲しみは課長の本体ヅラを窓から豪速球でぶん投げて解消した、すっきり。

「貴様はクビだ、出て行けぇぇぇぇ!!!」

望むところである。俺は人差し指と中指を立てると、同僚達に「じゃあな!」と挨拶して颯爽と会社を出てやった。

あ、本体ヅラ落ちてる…
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