お仕置き制裁セックスで快楽堕ちさせるはずだったのに〜〜魔王好みのスパダリにされてしまった勇者〜〜

東山 庭子

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愛する妻に聞かせたくない過去。ヤンデレドクズの元勇者は、魔王の妻に依存する。

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「予言の方角から来た勇者と魔王。塔の上の第二王子と、王都復興に尽力せよ!」の続編になります

※一部センシティブな表現があります。




「ノエルはいい子にしてるだろうか……」

魔王城に置いて来た息子のことを気に掛けるイザーク。乳母に任せているとは言え、王都復興の目処が立つまでは連れて来ることも出来ず、なかなか会うことが出来ない現状だ。母親としては歯痒い思いをしているんだろうな……。

「なんだ?子供に会いたいなら時空移動すれば良いだろ?魔族ってそう言うの得意なんじゃねーの?」
「魔族に対する偏見だな。そんな技術はよほど優秀な術者がいない限り、気軽に使えるものではない」
「へぇ~~…そうなんだ。ロイドとリオって超優秀だったんだな~~」

出た!ヤリチン勇者!!俺が国にイザークを連れて来たくなかった理由その一。このヤリチン勇者とイザークを関わらせたくなかった。イザークが千里眼のオークとのやり取りで得た断片的な情報で、既に敵認定していた奴だから。
ヤリチンの癖に沢山の妻たちの誰からも恨まれてないけしからん奴だ。カントボーイのオークたちは、それほどに穏やかな性格なのだろうか?俺はイザベラとの過去を暴露されただけで破局の危機だったってのに……。

「オークの村には、そういった技術があるのか?」
「リオから聞いてないのか?俺は毎日王都とオークの村を行ったり来たりしてるし、異世界の俺の村とオークの村も行ったり来たりしてるぞ?」
「なんだその話は?そもそも王都でこれだけ精力的に働きながら村にも帰ってるだと!?どこにそんなスタミナがあるんだ!?」
「いや~~、働いてないと、全部性欲に向かっちまうからな~~w 」
「バケモノめ……」
「よせやい、照れるぜ☆ それより、イザークも魔王城と王都を結べば、子供にもすぐ会いに行けるだろ?ロイドとリオに話しといてやるよ」
「それはありがたい!是非お願いするよ」

こうやってあっさりイザークの信頼を勝ち取っていくこの男、英雄が憎い……。ヤリチンの癖に、人望のあるこの男が憎いのだ。長老の息子、ルカはあり得ないと言っていたけど、そのうちイザークに手を出すのではないかと気が気じゃないのだ。

「あ、カイトじゃん。魔王と結婚したってマジだったんだ。ウケるw 」

国にイザークを連れて来たくなかった理由その二……それは、国内のあちこちに元カノやら元セフレやらがいることだ……。

「カイトの知り合いか?」
「んなワケねーじゃん!?俺は元勇者だから知名度があるだけだよ!!」

たまたま通りがかった元セフレを隠すようにイザークの前に立ちはだかる。バレたらイザークは、また俺に心を閉ざしてしまう。

俺は復興支援の傍ら、イザークから女たちを引き離すことに心血を注いだ。


オークの村の勇者こと英雄は、俺たち魔族一行が瓦礫を片付けている頃、畑の土を肥沃なものにし、清潔な水を都市に引いた。食べ物が豊かになると人々は明るさを取り戻し、復興のスピードはますます早くなった。

「衣食住が保証されれば、大きな富が無くても幸せに暮らせるんだよ」

そう言って笑う英雄を温かい目で見るイザーク。きっと二人は本質的なところが似ているのだろう。なあ、イザーク……俺が隣にいるのに、他の男なんか見るんじゃねーよ……。



「どうせアンタも捨てられるわ!!カイト様は飽き性なんだもの!!」

復興の合間に、食料や酒を持ち寄って広場で宴会をしていた時、何年も前に振った女が突然イザークにグラスの水をかけた。俺と付き合った女は大抵女の方から離れていくが、最後まで縋ってきた重い女だったという記憶がある。

「テメェ!!イザークに何しやがったッッ!?」
「カイト様が悪いのよ!?飽きたという理由だけで掌返してッッ!!追い縋ったら暴漢に襲わせるとまで言ったわよね!?あの時の恨みは忘れない!!アナタの大切な人もいつか地獄を見れば良いんだわ!!」

取り押さえられた女がそう叫んだ時、あの頃の記憶が蘇った……。そうだ、脅しのつもりでそんなことを口にした……。

「イザークッ……大丈夫か!?」

ずぶ濡れになったイザークに触れようとした手を弾き返された。 

「イザーク……?」
「触るな……」

汚物を見るような目で俺を睨み付けるイザークに、一瞬で体温が奪われたような錯覚に陥った。そのまま無言で去って行くイザークと、取り残された俺を気まずそうに見つめる英雄たち……。見るなよ……そんな憐れなものを見るような目を向けるな。



「イザーク……開けて……」

復興支援の間、王城を間借りしている俺たち。二人に割り振られた部屋に籠城してしまったイザークに、ドアの外から呼び掛けるが、返事は帰って来なかった。

「イザークお願い……顔を見て話がしたい……」
「……今は無理だ。時間が欲しい」

イザークのことだ。時間を作ったら俺なんか要らないという結論に達して、一人で魔王城に帰ってしまうに違いない。そんなことは絶対にさせない!!

「嫌だ!!今すぐ話したい!開けてくれ!開けろッッ!!」
「頼む……今夜は一人にしてくれ……」
「ふざけんなッッ!!俺絶対別れないからな!?お前を閉じ込めてでも離さねぇからなッッ!?開けろイザーク!!開けろってば!!」

無我夢中でドアを蹴飛ばしていたら、通りがかった異世界の男たちから羽交い締めにされた。

「離せ結人ッッ……智樹もッッ…離せって言ってるだろうがッッ!!」
「うおおおおっ!?流石元勇者!力つええーー!!とりあえず落ち着けよ、なっ!?」
「そうですよカイトさん!!あんな乱暴なことしてたらイザークさんも余計に出て来れないでしょっ!?」
「うるさいっ!!余計な口挟むなッッ!!出てこいイザークッ!俺から逃げられると思うなよッッ!?」
「そーいうとこやぞ、お前っ!?」

最終的に六人がかりで取り押さえられた俺は、村の男たちが寝泊まりしている部屋に連行された。


「カイト……お前なぁ……」
「お前にだけは説教されたくないんだよこのヤリチンッ!!」

村の男たちに取り囲まれた俺に、英雄が呆れた声を出す。

「まあ、気持ちは分かるぜ……」

雪之丞がボソッと漏らす。周りの男たちもうんうんと頷いている。

「あ゛あん!?なんだってぇ!?そんなこと言うなら、怪我でもしたふりして、子供たちを囲っちゃおっかな~~?みーんな優しいから、パパのことほっとけないだろうな~~……」
「「ごめんなさーーーい!!!」」

間髪入れず、何人かが土下座する。村のオークたちは、こんな風に若手を押さえ付けてお山の大将やってる英雄なんかの、どこに魅力を感じるんだ!?

「お前、さっきイザークに何しようとしてたんだ?」
「英雄には関係ないだろ!?俺はただ、イザークの誤解を解きたかっただけだ!!」
「へぇ~~。じゃあ、さっきの女の子は全くの嘘を喚いてたってワケ?」
「それは……その………嘘では……ない……」
「じゃあ何の誤解を解きたかったんだろうねぇ~~??」

ジト目でそう詰め寄る英雄に、果てしない怒りが湧いて来る。

「うるせーーな!!過去のことなんてどうにもなんないだろ!?正論で追い詰めて楽しいか!?」
「おーっと、逆ギレきた~~。お前さあ、ちゃんとイザークの気持ちになってあげれてる?自分がどうしたいしか無いんじゃねーの?」
「それの何が悪いんだよ!?俺は!イザークに捨てられたら生きていけないんだよッッ!!もしイザークがやっぱり俺なんか要らないってなって、シングルマザーになるって言い出したら、お前たち責任取れるのかよ!?」
「何で俺たちが責任取らにゃならんのよ……」

暫く無言で俯いていた結人が、口を開いた。

「俺……子供が生まれたばかりだし、遊んでた過去があるからカイトと状況似てるんだ……もし自分が同じ状況になったら、って思ったら怖くなったけど、俺だったら過去の女をあんな風に脅さない。だってその時は愛してたから抱いたわけだし、情は残ってるだろ……」
「俺は……イザークしか愛したことない……」

その場が響めいた。

「え……?じゃあ、今までは性欲処理?とか、支配欲?とかで抱いてたわけ??」
「ああ……ついでに白状すると、イザークとの馴れ初めも、レイプからだ……」

「「サイッッテーーーー!!!」」

声を揃えて非難する男たち。

「クズだーー!!クズだコイツーー!!俺よりクズがいるとは思わなかったぜ!!」
「最低だな!!もう別れてやれ。イザークを自由にしてやれよ」
「うわぁ~~……有り得ない……死んで償ったら??」

口々に罵られ、今さらながら自分の蛮行を自覚させられる。

「どうしよう……どうしよう英雄……俺、イザークに捨てられるのか!?嫌だ……嫌だよ。もしそんなことになったら、イザークの手足を千切ってでも留まらせてしまうかもしれない……」
「発想が怖過ぎるんじゃオメーはッッ!!とにかく、イザークに時間をやれよ。今は話し合いとか、出来そうに無いからよ……」

「時間を与えたら母さんみたいに逃げられるに決まってるだろ!!?」

「カイト……お前の問題の本質は、そこだったのか……」



「いいから吐けーーーッッ!!!」
「嫌だッッ……」

あれから英雄と二人きりにされて、口外しないから母親との過去を話せと言われた。そんなこと、他人に話したくないに決まってるだろ!?

「口に出して情報を整理してみろよ。なんで女を愛せないのか、なんでイザークに捨てられると思ってしまうのか、吐き出すことで自分と向き合え」
「無責任なことを言うなっ!!だいたいなんで英雄なんかにっ……」
「そりゃ、俺がお前にとってどうでもいい人間だからだよ。まあ、吐き出すのにちょうど良い便器みてーなもんかな」
「お前はそれで良いのか……?」
「おう。てか、王都復興って、お前らが持ってきた話だからな。さっさと仲直りして復興進めてくれよ」
「うっ……それは、すまん……」



幼い頃、暴力を振るう父親に耐えていた母親と俺。ある日母親が言い出した。

「カイト……お母さんと一緒に逃げようか」

そう言った母親に頷いた俺は、やっとこの地獄から逃げられるんだと歓喜した。

「お友達にお別れを言う時間が欲しい」

家を出る日、そう言った俺にニッコリ笑った母親。近所の友人たちに別れの挨拶をして戻ったら、母親はもう家にいなかった。以来一度も会ってない。

残された俺は、一人で父親の暴力に耐え続け、ある日勇者の適性があると家を訪ねてきた王家の使者に売り飛ばされた。それから魔王討伐のパーティーを組むまで、王家の組織でひたすら訓練をさせられていたのだ。

「だから俺は王家も、この国も大嫌いだ。クーデターが起こったと聞かされた時も、内心ザマアミロって思ってた。だからイザークが復興支援したがった時は、なんであんな奴らのためにって思ってた……」
「そうか……村に来た時、王都復興に興味無さそうだな、とは思ってたけど……」
「冷たい男だと思われたくなくて、今まで復興支援頑張ってきたけど、イザークがいなくなったら、今度は俺が腹いせにクーデター起こすかもしれない……目を離すのが怖いんだ……こうしてる今でも、イザークとこの先会えなくなったら……って思ったら、気が狂いそうになる……」
「……そうか……フリだけでも、あれだけ働けるなんて、カイトは凄い奴だな……」

綺麗事言いやがって……そう思いつつも、俺の働きを見ていてくれた存在がいることに、つい嬉しくなってしまう。どうせ俺は単純な男だ……。

英雄の部屋を出ると、イザークに水をかけた女が廊下を歩いていた。

「カイト様には謝りません。でも、イザーク様には先ほど謝らせていただきました」

それだけ言うと、女は王城を後にした。

躊躇いながらも、ドアをノックすると、扉が開いた。イザークは黙って俺を招き入れると、ソファーに腰掛けた。


「さっきあの子から謝られたよ……あんな良い子なのに……」
「ごめん……俺、イザークがどんな選択をしても受け入れるよ……」

英雄に話したことで、心の澱が少し解けた。何が解決したってわけでもないけれど、人に話したことで、幾つかあると思われた問題の根っこが一つだったと気付かされた。イザークは母親じゃないし、俺も父親じゃない。イザークが俺から離れて行っても、愛してることに変わりはない。いい加減、手放すことを覚えろと言われているような気がした。

「本当に、私がどんな選択をしても受け入れるのか?」
「うん……時間はかかるかもだけど、ちゃんと受け入れる……」

こうしてる今でも、イザークがいなくなった未来を想像すると涙が止まらないけど、ちゃんと受け入れる……。

「バカな息子を放ってはおけん……」

そう言って、抱きしめてくれるイザーク。一瞬ノエルのことかと思ったけど、息子というのは、どうやら俺のことらしい。

「ずっとそばにいると約束しただろう?」
「ッッ……良いの……?俺の側にいてくれる……?」
「もちろん……手のかかる子供ほど可愛いものだからな……」

ノエルを抱き上げる時によくする慈愛の顔で、俺のことを手のかかる子供だと言って笑った。

「イザーク……ありがとうっ……俺ッ……うぅっ……」
「もう泣くな……私の方こそ、手を叩いてすまない……君は人から拒絶されるのが何より怖いのに、するべきでは無かった……」
「実は……俺……」
「何も言うな……カイトを否定する者も、置いて行く者も、ここにはいない……」
「なんでそのこと……」
「英雄との会話を聞いていた……すまない……」

どうやらこの部屋と先程話をしていた部屋は繋がっているようだ。俺と英雄の会話は、イザークに筒抜けだった。

「カイトの良いところも沢山知ってるって言っただろ?どんな過去があっても、君が誰を好きでも離れない……ずっとそばにいるよ……」
「イザークぅぅ~~……愛してるよぉ~~……」

これまでも数え切れないくらい伝えたはずの愛の言葉を、初めて使った時よりもドキドキしながら伝えた。とても愛しているのに、まるで初恋みたいに胸が高鳴る。

「イザーク……チューしても良い……?♡」
「ふふっ……チューだけ……?♡♡♡」

上目遣いで聞き返してくるイザークに、欲情スイッチがオンになる♡♡ 目の前の妻が可愛くて、あっという間に勃起した♡♡♡ 

夢中になって口付けると、イザークが悩まし気な声を漏らす♡♡♡ 

「カイトぉ……早くエッチしたいよぉ……♡♡♡」

モジモジと膝を擦り合わせ、おまんこの発情を訴えてくるイザーク♡♡♡ あんなことがあった後でも、俺に興奮してくれるイザークが愛しくて堪らない♡♡♡ 

「エッチしてもいい?エッチなことしても許してくれる?♡♡♡」
「あぁんもう!焦らさないでっ♡♡♡ 早くおまんこ満たしてッッ♡♡♡」

抱き付くイザークをベッドに運び、押し倒す。自ら服を脱いで、濡れたおまんこを見せてくるイザークに、どこまでも欲情してしまう♡♡♡

「今夜、俺はイザークの奴隷だ……♡」
「え……?」




「んっ♡ …やだぁぁ…♡ いつまで舐めてるのぉ……?♡♡♡」
「ん~~?♡♡ 俺は今奴隷だからな♡♡♡ イザーク様のお気に召すまでですよ♡♡♡」
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そういうプレイ……そうかもしれない。イザークに命令されたい。イザークに求められたい。こんな俺でも、イザークの隣にいても良いんだという確証が欲しい。同時にイザークの隅々まで、余す所なく愛したい♡♡♡ 膣口から会陰、そして連動して脈動している、可愛いアナルに舌を這わせた♡♡♡

「イヤッ!?そんなとこ……ッッ♡♡ 汚いよぉぉ~~…♡♡♡ やめて……舐めないでぇぇ~~……♡♡♡ イヤァ……いやぁんっ♡♡♡」
「汚くないよ……イザークに汚いところなんてあるわけないよ♡♡♡ ピクピクしてて気持ち良さそうだけど、本当に嫌?」
「やだぁぁ……不浄の場所だもん……♡♡♡ イヤ……イヤなのにぃ……ヘンだよぉ……♡♡♡」

明らかにアナルで感じているイザーク♡♡♡ 解れてきた穴に、指を一本挿入する♡♡♡

「いやぁーーッッ!!♡♡♡ そんなとこイヤぁぁ~~んっ♡♡♡ いやぁ……いやぁん…♡♡♡」

クニュクニュと指を出し入れしながら、溢れる愛液を啜る♡♡♡ 脈動に合わせて、健気に指を締めたり緩めたりしている♡♡♡ 

「イヤッ……こんな言うことを聞かない奴隷がいるかッッ!?」 
「本気で嫌なら命令すればいい。一言、やめろって言えば、すぐに止めるよ♡♡♡」
「ぐっ……言えるわけないだろ……だって………だってぇ~~……………気持ちいいんだもん……♡♡♡♡」
「知ってる~~♡♡♡」

ぷっくりしてて可愛いクリトリスに吸い付きながら腸壁を擦ると、内股がブルブル震え出した♡♡♡

「イヤァァ~~ッッ♡♡♡ ソレだめぇぇ~~ッッ♡♡♡ いやぁ……そんなとこでイクのイヤぁ……♡♡♡ ヘンなの来ちゃうっ……♡♡♡ カイトお願いッッ♡♡♡ クリもっと吸ってッッ……クリでイッたことにしてぇーー~~ッッ!!♡♡♡♡ イヤッ!?待って!!クリ離しちゃイヤぁぁーー~~ッッ!?♡♡♡♡ イヤッ…イヤッ……お尻でイクのイヤァァーーー~~ッッ!!♡♡♡♡♡ あ"あ"あ"あ"あ"あ"ッッ!!♡♡♡♡♡」

ビクンッ!ビクンッ!ビクビクビクビクビクビクッ…ビクン…ビクン…ビクン…

直前でズルいことを言い出したイザーク。吸っていた口をクリトリスから離したことで、言い訳出来ないケツアクメをキメる羽目になったイザークは、初めての快感にクネクネと身を捩っている♡♡♡

「いやん……♡ いやぁん……♡ いやぁ……♡ あん……♡ やだぁぁ……クセになったらどうするんだよぉ~~……♡♡♡」
「俺が責任持って、たくさんアクメさせてあげるよ♡♡♡」

だから、俺を重宝してくれ。そんな情けないことを思いながらイザークの額に口付けを送る。

「命令だ。早く私とおまんこしろ♡♡♡」

何かを察したらしいイザークは、俺の目を見据えてそう言った♡♡♡

「仰せのままに♡♡♡」

膣内に押し入って行くと、俺の大好きな悩ましい声を聞かせてくれる♡♡♡ 数え切れない程抱き合っているのに、この瞬間を迎える度に、まるで思春期のヤローみたいな気分になる♡♡♡ 

「はぁぁん…♡ はぁ、はぁっ…♡ カイトのおちんぽぉ……とっても気持ちいい~~…♡♡♡ おまんこ幸せぇぇ~~…♡♡♡ カンジるところ全部知り尽くされてるのぉぉ~~♡♡♡♡」
「もっと……もっと教えてよイザーク♡♡♡ イザークのこと、イザークよりも詳しくなりたいんだ♡♡♡」

イザークを知りたい。イザークの細胞一つ一つまで、俺の痕跡を残したい。こんなにも他人に興味を持ったのも、執着したのも初めてだ。他人に悪く言われようが何とも思わないけど、イザークからは、常に恋愛感情を向けられていたい。ほんの少しも拒絶されたくない。それが異常だと分かってる。それでも、一度手放す決意をしたのに受け入れたのはイザークだ。もう死んでも離れない……離さない。

「ふふっ……これから一生かけて、知っていってくれ♡♡♡」
「イザーク……」

思えば最初から、俺の全てを受け入れてくれたイザーク。初対面でレイプしたドクズな俺に、愛することを教えてくれた。慈しむことを教えてくれた。イザークは愛する妻であり、大恩人でもあるのだ。そんなイザークから、生涯を許されたことが誇らしい。

「ありがとうイザーク……一生愛してるよ……だけど、いつか俺のことが重荷になって、逃げたくなったら言ってくれ……その時が来たら……俺は……」
「そんな日は来ないから安心しろ……。カイトに必要なのは、一生安心して暮らせる場所だ。私がそれになってやる」

なんて頼もしい奥さんなんだろう。魔王なのに、聖女のような慈悲深さを持つイザーク。彼に釣り合う男になりたい……。

「だから……だからぁ~~……おまんこもっとシてぇぇ~~ッッ♡♡♡」

俺に絡み付いてセックスを強請るイザークに応えるべく、イザークの大好きなやり方で腰を振り続けた♡♡♡






「あの時は……すまなかった……」
「今さらです……それに、イザーク様からカイト様の分も頭を下げられたので、もう謝らなくて結構ですよ」

憑き物が落ちたかのようなスッキリとした顔で、女はそう言った。

「私、カイト様に執着していただけだったと思います。きっと、貴方が私を愛さなかったように、私も本当の意味で愛していなかったのかもしれません」

耳の痛い話だと思いながら、そう言って去って行く女の後ろ姿を見送った。





「可愛い~~っ♡♡ 僕もまた子育てしたくなっちゃう♡♡♡」

ノエルを抱き上げてそう言うリアム。最近孫が産まれたばかりだと聞いている。

「孫の世話してりゃ良いじゃん」
「そういう話じゃないですぅ~~」

俺の言葉に唇を尖らせるリアム。復興支援に目処が立ち、村のオークや魔族たちと祭の準備をしていた。


「なぁーーにがちょっとだけだぁぁーーー!?」

英雄の叫び声が聞こえて何事かと駆け付けたら、第二王子のメイナードと英雄と長老の息子、ルカが出来ていて、交際を反対する英雄が叫んでいたようだ。

今日の英雄は、異世界の正装のような服を着ていた。

「英雄……そういう格好をすると、サマになるじゃないか」
「あ?スーツのことか?アッチの世界じゃ、社畜の証みたいなもんだけどな。何だイザーク。もしかして見惚れちゃったぁ?w 」
「ふむ……そうかもしれんな……」
「イヤ、冗談だって……」

どこか納得したように呟くイザークに、血の気が引いてしまう。

「俺以外に見惚れちゃダメェェーーーー!!!」
「うっわ……そうなると思った……」

英雄が呆れたような顔をして言う。こんなヤリチンに見惚れるなよと思う一方、オークたちを平等に深く愛することが出来る英雄を羨ましくも思う。だからこそ余計に認めたくないんだけど。

「カイトも着てみたらどうだ?絶対惚れ直す自信があるぞ♡♡♡」
「着ます!!♡♡♡」

やっぱり俺は、イザークの手のひらで転がされるのが性に合ってる。英雄のような愛し方よりも、たった一人のイザークだけを愛し続けたい。そんな思いを込めて、イザークにギュッと抱き付いた。



「カイトぉ……お尻も愛して……♡♡♡」

すっかりアナルの虜になってしまったイザークに、アナルセックスをおねだりされるようになるのだが、それはまた、別の話だ♡♡♡
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