義母の連れ子と結婚したい♡ 追いかけて追いかけて、やっと捕まえた義姉と俺のイチャラブ日記♡

東山 庭子

文字の大きさ
4 / 89

ゴールデンウィーク編

しおりを挟む

「あ、司君だ!」

校内で司君を見つけ、手を振る七海。一緒になって手を振ると、照れ笑いしながら手を振り返してくれた。微笑ましい気持ちで見送った後、背後から不穏な空気が漂ってきた。

「南ぃぃ~~ッッ!!休み時間は俺が行くまで動かないでって言ったじゃんッッ!!!」

泣きながら駆け寄って来る蓮を見てドン引きしているのは、新入生だ。



クラス替えで私と離れ離れになった蓮は、職員室に乗り込むほどゴネた。付き合っている男女をわざと離れ離れにさせているんじゃないかと先生にクレームを入れた蓮に対して

「ふざけんな!!平和な学校運営って観点なら、むしろ南一人を犠牲にするわ!!公平に審議した結果じゃボケ!!」

と、何ともしょっぱい気持ちになる返答を担任からされた……。

因みに付き合ってる男女でも同じクラスになる子はいたから、それが判断基準ではなさそうだ。こうして私と七海は同じクラス、蓮と竹永君は隣のクラスになった。



新しいクラスにも馴染んだ頃、椿からメールが来た。

『今年のG Wは登山に行かないか?』

椿と亜耶は登山が趣味の一つである。私も興味はあるが、体力的に着いていけるか心配で、ずっと二の足を踏んでいたのだ。

『因みにどこの山に登るの?』

返ってきた山の名前を検索したら、国内で三番目に高い山だった。初心者にはハードル高過ぎると返事すると、近くの高地でハイキングも出来ると返ってきた。なるほど、それなら楽しめそう。



「……南の誕生日、二人きりでお祝いしたかったんだけどな……」

蓮に椿からのお誘いの話をしたら、口を尖らせてそう言っていた。そう言えばG W中に誕生日が来るんだった。去年の誕生日は椿の家に逃げ込んでたような気がする。よく覚えてないけど。それはともかく二人きりで誕生日なんて、そんな可愛いことを言われてしまえば一溜まりもない。

「分かった。椿には断っとくね」
「……俺を優先してくれて嬉しい……♡♡♡ ありがとう、南♡♡♡」

嬉しそうに笑う蓮を見て、大袈裟な……と思ったけど、よくよく思い返してみれば、結構な頻度で椿と会っている。椿と仲が良くない蓮にとっては、自分が蔑ろにされているように思えていたのかもしれない……。  

「蓮は彼氏だもん。そりゃ蓮を優先するよ」
「婚約者、でしょ?♡♡♡」

正直、彼氏彼女が一番優先されるべきという風潮はいかがなものかと思うが、蓮を安心させるためにそう言った。

「まぁどっちにしろ、椿たちとは現地では別行動なんだけどね」
「え?何それ?」
「椿たちはガチ登山、私たちは高地でハイキングって話だったから」
「えっ?それならいいよ!行ってもいいよ」
 
急に元気になる蓮に吃驚していると、どこかバツが悪そうに頭を掻いていた。

「離島の時みたいに、集団行動なのかと思ってたから……」
「違う違う。椿たちはテント泊だろうし、宿泊も別だよ?」
「良かった……」
「だからね……夜、エッチなことも出来るよ……?♡♡♡」
「ん゛ん゛っっ!!!♡♡♡♡♡」
「誕生日のお祝いしてくれるんならさ……そろそろ、処女も貰ってくれる……?♡♡♡」
「ん゛ふっっ!!♡♡♡♡♡」
「プレゼントは蓮♡ が良いなぁ~~♡♡♡」
「ちょっと!!学校で出たらどーするんだよッッ!!!♡♡♡」

放課後の教室で耳打ちをすると、顔を真っ赤に染める蓮♡♡♡ 私からガツガツ行くと途端に狼狽え始める可愛らしい彼氏だ♡♡♡

繁忙期ということもあって、近場の宿を探すのに苦労した。結局、少し離れた都市のビジネスホテルが空いていたのでそこを予約した。




「ちょうど先週山開きされたそうだ♪」

嬉しそうにそう説明する椿と、るんるんな亜耶と一緒に、高地に向かうバスに乗る。司君は一緒じゃないのかと尋ねたら、家族旅行に行くからと断られたそうだ。

「なんだ南、そんな遠い場所のホテルにしたのか?」
「うん、なかなか空きが見つからなくてさ」
「言ってくれればホテル取ってあげたのに」
「そんな、悪いよ。それに、ビジネスホテルも良いじゃん♡♡♡」

そう……私には、大いなる下心があるのだ♡♡♡ だから今回ばかりは、椿の息が掛かったホテルに泊まるのは気まずいのである。

高速バスからまたバスに乗り換え、しばらく山道を走ると、三千メートル級の山々が聳え立つ高地の入り口に到着した。



「今年もキターーーーッッ!!!♡♡♡」
「イヤッフゥーーーッッ!!!♡♡♡」

ヘッドバンキングするほど興奮する二人。途中まで一緒に登山口までハイキングして、橋のところで手を振って別れた。

「ん~~っ♡ 空気が美味しいね♪」
「うん。心まで綺麗になりそう」
「あははは、今夜には欲望で汚れちゃうんだけどね?♡♡♡」
「もうっ!こんなとこまで来て……南のエッチ!!♡♡♡」

家でしょっちゅう致しているにもかかわらず、最後の一線を頑なに越えない蓮に欲求不満になっている自覚はあるが、流石に我ながらエロオヤジ過ぎるかな……?純真無垢な南ちゃんは、もういなくなってしまったのかしら?♡♡♡

遊歩道が整備されていて、登山経験の無い私でも十分に山を楽しむことが出来た。途中、熊の目撃情報にビビりつつ、遊歩道を歩く。川沿いで屋根とも称される山々を眺めながらボーッとしていると、いつの間にか蓮が隣で微笑んでいた。

「……はっ!?」
「すぐボーッとするよね、南は♡♡♡」
「いや、こんな大自然に囲まれたらボーッとしない?」
「俺はそんなにしないけど……いつも南のことで頭がいっぱいだし♡♡♡」
「可愛いなぁも~~っ♡♡♡」

川沿いにしゃがんでお喋りをしていると、女性の二人連れが写真を撮って欲しいと声を掛けてきた。蓮が写真を撮ると、ニコニコと近寄って来る二人。

「ありがとうございます~~♡ てかお兄さんカッコいいですね~~♡♡♡ 良かったら一緒に回りません?」
「はぁ?婚約者と来てるの、見て分かんない?バカなの?メス豚なの?」
「無闇に喧嘩を売らないのッッ!!すみませんすみません…」

最近では外出の際殆ど私が側にいる為、めっきり減った蓮の逆ナン。久しぶりの逆ナンにいきなりブチ切れる蓮を取り押さえ、取り敢えず謝罪をする。旅先でのトラブルは勘弁してくれ……。蓮の失礼過ぎる態度に、女の子たちは顔を引き攣らせて去って行った。

「もう!何で普通に断れないのっ!?」
「フツーに断ってもああいうのはしつこいんだって!!てか、南は今までどうやって撃退してたの?」

そう言われてみれば、一人でいる時にナンパに遭遇したことない……椿と一緒にいる時は、椿が撃退してたしな……椿もバーサーカーの渾名が付くくらい好戦的なので、やりすぎな対応に冷や冷やしたものである。

「私はナンパされないよ?」
「嘘つけ!!……あ、そういうことか……」

私の左腕を見て、納得する蓮。

「なに?」
「それ……ちゃんと魔除けされてるんだね……」

蓮の視線の先には椿の店から買ったブレスがある。そう言えば中学の時から買ったり貰ったりしたものを何かしら着けていたな……。

「だから俺もギリギリまで動けなかったのか……」

納得したような、不貞腐れたような顔をする蓮。

「まあまあ、気のせいでしょ。私は蓮みたいにほっといてもモテるタイプじゃないしね~~」
「はあ!?俺がどんだけ群がる男を遠ざけてきたと思ってんの!?ちょっとボーッとし過ぎじゃない?」
「ちょっと~~?喧嘩売ってる??」
「……ごめん……」

椿のアクセサリーが魔除けになってるかどうかは分からないけど、こんな綺麗な場所で喧嘩なんてしたくない。空気を変えようと思い、そろそろ何か食べに行こうと提案した。



「うっまぁぁ~~♡♡♡」

ソースカツ丼を美味しそうに頬張る蓮。機嫌も直ったようだ♡♡♡ 

「山賊焼も食べてみる?」
「うん♡ あ~~ん」

口を大きく開けた蓮に一切れ放り込むと、これまた美味しそうに頬張っていた。

「南も、あ~~ん♡」

カツを一口食べた瞬間、ソースの香りが口いっぱいに広がる。

「うっま♡」
「でしょ?♡♡♡」

多少喧嘩してても、美味しいもの食べれば仲直り出来るもんだな~~と思っていると「バカップルじゃん」という声が聞こえてきた。振り返ると、先程の二人組だった。

「蓮……キレたらダメだよ?」
「うん♡♡♡ だって俺は~~♡ 南がいてくれたらそれだけで超超超超超~~幸せだからっっ♡♡♡」

確かにバカップルにも程がある。周りのお客さんにクスクス笑われて居た堪れなくなった私は、黙々と残りを掻き込んだ。



「結構歩いたよね~~……」
「ね~~……疲れたぁ~~……」

ハイキングコースでこの為体である。ノリで登山行くなんて言わなくて良かったと心から思いながら、疲れた身体を鞭打ってバス乗り場に向かった。



バスを乗り継ぎ主要駅に着くと、歩いてビジネスホテルに向かった。駅から徒歩5分程の距離にある和風ビジネスホテルにチェックインし、部屋に入った。

「……ちょっと狭くない?」
「フツーのビジホの広さだよ?」
「ベッドが一つだ……」
「エッチして寝るだけなんだし、一つで良くない?」
「あ゛あ゛あ゛もぉぉーーーーッッ!!!♡♡♡♡♡」

何度も予告しているのに、ここに来て蹲ってしまった蓮。まだ心の準備とやらは出来ていないのだろうか……?

「……夜ごはんさ……俺が予約しておいたんだけど……そこで良い?」
「うん♡ 楽しみだなぁ~~♡♡♡」


地元で有名らしいイタリアンのコース料理をいただき、至福の時を感じていたら、デザートが運ばれてきた。「ハッピーバースデー」と書かれた皿をテーブルに乗せ、お祝いの言葉をいただく。

「お誕生日、おめでとうございます」
「ありがとうございます♪」

前日に家族にも祝われたけど、人に祝ってもらうのはやっぱり嬉しい♡♡♡

「南……これ、誕生日プレゼント♡♡♡」
「そんな……いいのに……」

割と本気で蓮をプレゼントに貰う予定だったから、物を貰えることを失念していた。そもそもホワイトデーに高価な物を貰ったばかりだ。

薄い箱を開けると、中から西陣織の御朱印帳が出てきた。鞠がデザインされた水色の御朱印帳。鞠の意味は「良縁」だ。

「御朱印帳、そろそろいっぱいになるって言ってただろ?」
「覚えててくれたんだ……ありがとう♡♡♡」
「南のことなら何でも覚えてるよ♡♡♡ 俺……少しでも南に俺との縁が良いものだって思って貰えるように、これからも頑張るからね♡♡♡」

はにかむように笑う蓮に、胸がいっぱいになる♡♡♡ きっとこれからも、お互い喧嘩もするだろうし、嫌な思いもするだろう。だけどそんな時は今日みたいに、一緒に美味しいもの食べて仲直りして、笑い合っていけたらな……としみじみ思うのだった。



夜景を望む大浴場でゆっくり温まり、部屋に戻ると、ベッドの上で正座している蓮がいた。

「あのっ……!!こんな狭い部屋だけどッッ……本当に、いいの……?♡♡♡」
「うん♡♡ 狭くても関係ないよ。どうせベッドの上で事足りることするんだから♡♡♡」
「言い方ぁぁ!?」

急に叫ぶ蓮に驚きつつ、私は蓮が待つベッドにダイブした♡♡♡






ーーーーーーー


今年の南の誕生日は気合いを入れてお祝いするぞ、と意気込んでいたら、またしても椿からお誘いを受けた南。ダメ元でゴネてみたら

「分かった。椿には断っとくね」

と言ってくれた。俺視点ではいつも椿を優先していた南が初めて俺を優先してくれたことが嬉しくて、胸がホワホワと暖かくなった♡♡♡ 去年の南の誕生日は、椿の家に駆け込むほど嫌われていたけれど、今の南はちゃんと俺を見てくれてるんだ♡♡♡

しかし俺にはいまいちプランニングの能力は無く、じゃあ代わりに南が喜ぶプランを立てられるのかと聞かれると、途端に自信を無くしてしまう。だから別行動だと知って安心した。

「だからね……夜、エッチなことも出来るよ……?♡♡♡」
「ん゛ん゛っっ!!!♡♡♡♡♡」
「誕生日のお祝いしてくれるんならさ……そろそろ、処女貰ってくれる……?♡♡♡」
「ん゛ふっっ!!♡♡♡♡♡」
「プレゼントは蓮♡ が良いなぁ~~♡♡♡」
「ちょっと!!学校で出たらどーするんだよッッ!!!♡♡♡」

危うく射精しそうになり、つい大声で叫んでしまった♡♡♡ ねぇ、南……最後までシても良いの……?♡♡♡ 本気で、俺に抱かれたいと思ってるの……?♡♡♡ 殆ど毎晩のようにエロいことしてる癖に、ずっと最後の最後で二の足を踏んでいた。記念日じゃないと、とか、夜景が見える高級ホテルじゃないと、とか、そんな言い訳じみたことばかり考えていた俺と違って、南はいつでもウェルカムといった感じだ。


「蓮~~。このホテル予約しとくね~~?」

スマホを見せながらビジホの画像を見せてくる南。繁忙期だから仕方ないとは言え、記念すべき初体験に相応しいかと言われると、疑問が残る。やっぱり見送るべきかな……と、がっかりしつつホッとしていた。

百貨店でプレゼントの御朱印帳を買い、荷物にこっそり忍ばせ、高速バスに乗った。




高地の橋で早々に亜耶たちと別れ、南と二人きりになった。遊歩道を歩いて川に出た時、案の定南はボーッとし始めた。ボーッとする南は可愛いけど、隣に俺がいること忘れてない?と不安になる時がある……。ボーッとしてる時は何を考えているのかと尋ねても、南は何も考えてない、無心だと言う。俺は一人でいても、主に南のことをずっと考えている。無心でいるという感覚が分からないのだ。

「それはきっと左脳の使い過ぎなんじゃない?」
「左脳の?」
「そう。明日の課題間に合うかなー?とか、あの時あの人にこんなこと言われたなーとか、頭の中で勝手に話してる声が、左脳の声だよ」
「うん!ずっと頭の中で喋ってる!!」
「ボーッとしてると、それが無くなるの。今、目の前の、例えば川が綺麗だな~~とか、鳥が鳴いてるな~~とか、今ここのことしか分からなくなる感じ。すっごく楽だよ♡♡♡」
「へぇ~~……いいな……俺もそうなってみたい……」
「なってるじゃん、夜に♡♡♡」
「ファッ!!?♡♡♡♡」
「え?まさか別のこと考えてる!?」
「いやっ……目の前の南のことしか考えてませんよ!?♡♡♡」

……確かに、目の前の行為で頭がいっぱいだ♡♡♡ 他のことを考える余裕なんて無いくらいに♡♡♡

南とのお喋りを楽しんでいると、二匹のメスの気配がした。写真を撮ってくれと頼むその顔が、媚を売るメスそのものだった為、俺は大層警戒した。

「ありがとうございます~~♡ てかお兄さんカッコいいですね~~♡♡♡ 良かったら一緒に回りません?」
「はぁ?婚約者と来てるの、見て分かんない?バカなの?メス豚なの?」
「無闇に喧嘩を売らないのッッ!!すみませんすみません…」

俺の隣にめちゃくちゃ美人で可愛い南がいるだろうがっっ!!?どう見てもどう見ても俺の恋人、パートナーにしか見えないだろうがッッ!!?このメス豚ども、どこに目ぇ付けてやがる!?

わざわざメス豚にも頭を下げる優しい南。去って行ったメスどもを見送りながら、ふと中学の頃を思い出した。俺に群がる女たちは、口を揃えて「お姉さんと蓮は合わないよね」と言っていた。俺と南じゃ釣り合わないと言われているようで、はらわたが煮えくり返る思いだった。そんなにおかしいか!?南の隣に俺がいたら、そんなにおかしいのかよ!?亜耶と椿はただの友達なのに、付き合ってると勘違いされるほどお似合いだ。俺と南だって、南の誤解が解けさえすれば………

「もう!何で普通に断れないのっ!?」

南は俺を叱り、自分はモテないなどと戯言を言い始める始末。ナンパされない?嘘つけ!!……と、叫んだ直後、光を反射してキラッと光るブレスが目についた。……ああ、椿が守っていたのか……魔物たちから……俺からも……

「まあまあ、気のせいでしょ。私は蓮みたいにほっといてもモテるタイプじゃないしね~~」
「はあ!?俺がどんだけ群がる男を遠ざけてきたと思ってんの!?ちょっとボーッとし過ぎじゃない?」
「ちょっと~~?喧嘩売ってる??」
「……ごめん……」

チャラチャラと不躾に近付いてくる男たちも、こっそり片想いしていた男たちも、影でどれほど牽制してきたと思ってるんだ!?と、つい語気を強めて言ってしまった。まずい、南と喧嘩になる……と身構えていたら、ご飯食べに行こうと言われた。

結論、ご飯を食べたら、あっさりラブラブに戻れた♡♡♡ メス豚どもの負け惜しみの捨て台詞にはムカついたが、イチャイチャを加速させてやったら、気まずそうに店を出て行った。

周りにどう思われても良いや♡♡♡ 合わないと言われようと、バカップルと言われようと、俺は目の前の南しか見えていないのだ♡♡♡ 南がボーッとする時とは少し違うかもしれないけど、これが無心というやつか?♡♡♡




主要駅から歩いて辿り着いた和風ビジネスホテル。部屋に入ると、ダブルベッドが部屋の大半を占める、コンパクトな作りの室内に迎えられた。必要最低限の狭いスペースが、逆に生々しい雰囲気を醸し出していた……。

「……ちょっと狭くない?」
「フツーのビジホの広さだよ?」
「ベッドが一つだ……」
「エッチして寝るだけなんだし、一つで良くない?」
「あ゛あ゛あ゛もぉぉーーーーッッ!!!♡♡♡♡♡」

……え?南、大切な初体験がこんなとこで良いの……?♡♡♡ ……ここでシちゃっても……良いの……?♡♡♡



事前に調べて、何とか予約が取れたイタリアンのお店に行く。食事が終わり、サプライズのデザートが届けられると、南は目を輝かせて喜んでくれた♡♡♡ ホワイトデーに重めのプレゼントをしてしまったので、今回は軽めのプレゼントにしたつもりだったのだが、百貨店の店員さんに「鞠は良縁を結ぶという意味が込められているんですよ」と聞いて、ちょっと重くなっちゃったかも……と思った。それでも喜んでくれる南を見ていると、胸が暖かくなる♡♡♡ 早く、誰から見ても南に相応しいパートナーになりたいと、心から思った。



大浴場に出掛けた南を待つ間、事前に風呂で二回出しておいた。ベッドに正座して、大人しく南を待つ。

「落ち着け……落ち着けよぉ~~?きっと南も緊張してるんだ……今頃身体を磨き上げてるのかな……?♡♡♡ 何それ滾るんですけど!?♡♡♡」

ブツブツと独り言を呟いていると、風呂上がりの南が部屋に入ってきた。ああ……二回じゃ足りなかったかも……♡♡♡

「あのっ……!!こんな狭い部屋だけどッッ……本当に、いいの……?♡♡♡」
「うん♡♡ 狭くても関係ないよ。どうせベッドの上で事足りることするんだから♡♡♡」
「言い方ぁぁ!?」

あれこれ考えていた俺とは違い、目の前の欲望に忠実な南は、思いっ切りベッドにダイブしてきたのだった♡♡♡




「んっ…♡ ちゅっ…♡ はふぅ…♡」

夢中でキスをしていると、次第に可愛い声を漏らし始める南♡♡♡ していることは普段と変わらないんだけど、今日は違う。何もかもが違う。なにしろ綺麗に張ってる南の処女膜を、今夜俺が突き破るのだ♡♡♡ 

「蓮……おっぱいさわって……♡♡♡」

手を掴まれ、胸に誘導される♡♡♡     

「南、おっぱい好きだよね♡♡♡」
「うん……♡♡♡ 蓮におっぱい吸われるとね、お腹の奥が堪らなく疼くんだよ……?♡♡♡」

上目遣いでそんなことを言われたら、もう堪らない♡♡♡ 室内着を捲り、夢中で胸を揉みしだき、乳首を舐めしゃぶってしまう♡♡♡ 

「あんっ…♡ ぁああん♡ お腹切ない……ずっと前からぁ~~…♡ 蓮におっぱいされる度に奥切なかったの……♡♡♡」
「もしかして……結構辛い思いさせてた……?」
「うん……疼いて疼いて堪らなかったんだからぁ~~……♡♡♡ 蓮は私の気も知らずに乳首吸いながらスヤスヤ寝ちゃうしさぁ~~……」
「マジでごめん……」

俺がぐーぐー寝てた横で、ずっとムラムラさせてたってことだよね……そんなの、申し訳ないよりもコーフンが勝ちますよぉぉ~~!!!♡♡♡ 何なの!?南は俺とセックスするために生まれてきたの!?♡♡♡ あああ可愛すぎるぅぅ~~~~ッッ!!♡♡♡♡

ぢゅぅぅっ…ぢゅぱぢゅぱぢゅぱぢゅぱっ…レロォンレロォンレロレロレロォン♡

「あっ♡ あっ♡ あっ♡ ああぁん♡ あぁん♡ あ゛はあぁぁ~~らめぇぇ~~っっ!!♡♡♡ あ゛はぁぁ~~ぎもぢぃ~~っっ♡♡♡ あ゛ぁぁダメダメダメッッ!!♡♡♡ すぐイッちゃうっっ!!♡♡♡ あ゛んっ♡♡ あ゛んっ♡♡ あ゛ぁぁああぁぁぁん♡♡♡♡♡」

ビクッ!ビクッ…ビクッ…ビクッ…ビクッ…
 
「はぁーー…っ…♡ はぁーー…っ…♡ はぁーー…っ…♡ イッちゃったぁ~~……♡♡♡ イッたからぁもぉおしまい……」

チロッチロッチロッチロッチロッ♡ レロレロレロレロレロォンレロォンレロォン♡

「待ってぇ~~……おっぱいまたイッちゃうからぁぁ~~…♡♡♡ あ゛ぁぁんっ♡ あ゛ぁぁ~~んっ♡♡♡ んぎゅううぅぅんっ!!♡♡♡♡♡」
 
腕の中でビクビクと跳ねる南♡♡♡ 意地悪してごめんね♡♡♡ 俺に翻弄される南が、見たくて見たくて仕方ないんだよ♡♡♡

「お腹切ない~~♡♡♡ おまんこ切ない~~♡♡♡ 助けて蓮……お願い……」
 
自ら半ズボンとパンツを脱ぎ、上着も脱ぎ捨てる南♡♡♡ 全裸になった南は、カパッと足を開き、ビチョビチョのおまんこを晒した♡♡

「はぁっ…♡ はぁっ…♡ はぁっ…♡ まんこ溺れ過ぎ♡♡♡」

れろぉん♡

「んきゃっ!?♡♡♡」

レロォ…レロォ…クチュ…クチュ…
レロォレロォレロォレロォレロォン♡ グチャグチャグチャグチャグチャッ♡ 

「あ゛んっ♡ あ゛んっ♡ あ゛んっ♡ あ゛んっ♡あ゛ぁぁ~~んっ♡ あ゛ぁぁ~~んっ♡ あ゛ぁぁ~~んっ♡ あ゛ぁぁぁん♡ あ゛ぁぁぁん♡ あ゛はぁぁぁん♡♡」

まんこを広げて、処女膜を舐めしゃぶる♡♡♡ クンニで散々見てきた薄い処女膜も、今日で見納めだと思うと寂しさを感じる。純潔の証を俺が突き破るんだ……南の一生、貰い受けるね♡♡♡

にゅぷぅぅ~~っっ♡♡♡

中指をゆっっくり差し入れていく……♡♡♡ 南は目を瞠ってこちらを見ている♡♡♡

「蓮ッッ!?♡♡♡」
「痛くない……?」
「うんっ……大丈夫っっ♡♡♡」

初めての膣内の刺激に、顔を真っ赤にしている♡♡♡ なるべく処女膜を傷付けないようにと指を差し入れ、ザラザラした場所、Gスポットをゆっくり擦り上げた♡♡♡

「えっ!?あ゛ッッ!?♡♡ あ゛…あ゛…あ゛…なにこれっ!?♡♡♡」
「少しでも痛いとか嫌とか感じたら、すぐに言ってね。約束だよ?」

コクコクと首を振る南は、膣内の感覚が快なのか不快なのか測りかねている様子だった。

「あ゛ッッ…♡♡ あ゛ッッ…♡♡ コレ……好きかも……♡♡♡」
「ホント?♡♡♡」

何と早くも膣内の感覚を、快楽だと認識し始めた優秀まんこな南♡♡♡ だんだん擦る強さを増やしていくと、南の表情は泣きそうな顔になっていった♡♡♡

「やぁぁ~~…♡ やぁぁ~~…♡ やぁぁ~~…♡ やらぁぁこんなの知らないっっ!!♡♡♡ 怖いよ蓮~~♡♡♡」

知らない快感が怖いと泣き出す可愛すぎる南に安心して欲しくて、よく知った快感で慰めようと、クリトリスにちゅっと吸い付いた♡♡♡

ぢゅぅぅ~~っっ♡♡♡

「あ゛ぁぁーーー……っっ!!♡♡♡♡ クリぎもぢぃ~~ッッ!!♡♡♡」

ぢゅっ…ぢゅっ…ぢゅっ…ぢゅっ…ぢゅっ…
トン…トン…トン…トン…トン…トン…トン…
 
クリの快感も膣内の快感も同じだよ、怖がらなくていいよ、と言いたくて、同じリズムでクリを吸い上げ、Gスポットを刺激した♡♡♡

「い゛い゛~~~~ッッ!!♡♡♡ いぐぅ……いぐぅぅ……いぐぅぅーー~~ッッ!!♡♡♡♡♡」

ガクンガクンガクン!ビクビクビクビクビクビクッ…ビクッ…ビクッ…ビクッ…
 
腹筋を波打たせて絶頂の快感に悶える南♡♡♡ 膣内は指をギュムギュムと絞り上げている♡♡♡

「あ゛ぁぁ~~……♡ あ゛ぁぁ~~……♡ あ゛ぁぁ~~……♡ やばいぃ~~……♡ コレ知ったらやばいやつぅぅ~~……♡♡♡」

モゾモゾくねくねと余韻に悶える南は、この世の何よりも綺麗だ♡♡♡ 俺がこうした……俺がここまで南を乱したんだ♡♡♡

「れん~~……♡♡♡ ちゅーしたいよぉ~~……♡♡♡」
「ちょっと待って、口濯いで……」

ムヂュゥゥッッ♡♡♡

口を濯ぐために立とうとしたら、室内着を引っ張られ、深いキスをされた♡♡♡

「んむぅ~~?♡♡♡」
「んぢゅ♡ レロォ…♡ ありがと……蓮……♡♡♡ だいすき……♡♡♡」

自分のマン汁塗れの口を貪る南に目を白黒させていると、何とも可愛いことを呟いてきた♡♡
南の手は俺の亀頭をくるくると弄び、既に射精寸前になっている♡♡♡

「ごめん南……あ゛ああ出るぅぅッッ!!♡♡♡♡♡」

ピュルピュルッ…ピュッ…ピュッ…

ザーメンで汚れたちんぽに口を寄せると、美味しそうにお掃除フェラを始める南♡♡♡ 食いしん坊なところが、こんなとこにも表れている♡♡♡

お掃除フェラですぐに復活したちんぽを掴み、ゴムの袋を口で切る南。男前過ぎるだろ♡♡♡ くるくるとゴムを装着しながら、得意げな顔をする南♡♡♡

「どう?上手くなったでしょ?♡♡♡」
「ホントだ♡♡♡ 手際良すぎ♡♡♡」
「ねーぇ蓮……もう、逃げられないからね……?♡♡♡」

追いかけるのはいつも俺だった……俺だけが追いかけてると思ってた……今の南は……俺を、追いかけてくれてるの……?

「もう……挿れる前に泣かないでよ……」
「だってぇぇ~~……♡♡♡」

泣き出す俺に困り顔を見せ、そっと抱き寄せてくれる。南に室内着を脱がされ、お互い裸になってもう一度抱き合った。

「挿れるよ……♡♡♡」
「早くぅぅ……♡♡♡」

ぐにゅぅ……ぐちゅうぅぅ……

「んっ……」

ゆっくり、ゆっくりと膣内に埋め込んでいく。亀頭が膣内に入り、処女膜が絡まる♡♡♡ 

ずぷっ……ずぷぷっ……

「んぐぅぅ~~~……っっ…♡♡」
「痛くない?大丈夫?」
「大丈夫だからッッ!!絶対!!やめちゃダメッッ!!♡♡♡」

しがみ付いて必死に叫ぶ南に応えるべく、奥へ奥へと押し進む♡♡♡ 

ずぷぷっ……ずっっぷんっ!!

「~~~~ッッ……♡♡♡」
「全部入った!!入ったよ南っっ!!♡♡♡」
「~~~~~~ッッ♡♡♡ 嬉しい~~~~ッッ♡♡♡」

まだ出すな……南の努力を無駄にするな……♡♡♡ 歯を食いしばって射精感を耐え、南の様子を伺う。出血は無かったが、痛みを感じてるのは間違いない。

「痛いよね……ごめんね南……」
「……もちぃぃ……」
「え?」
「気持ちいい~~~っっ!!♡♡♡ まだ痛いのにぃ~~……とんでもなく気持ちいいのぉぉ~~っっ!!♡♡♡ こんなの覚えちゃダメなやつだよぉぉ~~~!!♡♡♡」
「みなみぃぃ~~~~ッッ!!♡♡♡♡」
「蓮~~♡♡ 蓮のおちんぽぉ~~……なんれこんなに気持ちいいのぉぉ~~?♡♡♡」
「あ゛あ゛あ゛南ッッ!!♡♡♡ 南南南南南南ッッ!!♡♡♡ 俺もめちゃくちゃ気持ちいいッッ!!♡♡♡ 南のまんこ気持ちいいよぉぉーー~~ッッ!!♡♡♡♡ 好き好き好き好き好き好き好きッッ!!♡♡♡ だいすきぃぃ~~~~ッッ!!♡♡♡♡」

トチュン…トチュン…トチュン…

「ねぇコレは?コレ大丈夫??♡♡♡ 痛くない?ちゃんと気持ちいい?♡♡♡」
「きもちぃ~~っっ♡♡♡ やらぁなにコレェェ~~!?♡♡♡ あ゛ぁぁあ゛ぁぁ~~ぎもぢぃ~~~~ッッ!!♡♡♡♡」

顔をくしゃくしゃにして気持ちいいと連呼する南にめちゃくちゃキスをしながら、ゆっくりゆっくりと自分に言い聞かせて腰を動かす♡♡♡

トチュン…トチュン…トチュン…トチュン…

「い゛やぁぁ~~んっ♡ きもちぃのぉ~~っっ!!♡♡♡ いやん♡ いやん♡ いやぁぁん♡ しやわしぇしゅぎるぅぅ~~~っっ!!♡♡♡ まんこしあわしぇ~~~~♡♡♡」
「俺も幸せッッ!!♡♡♡ こんな幸せ知らないッッ!!♡♡♡ あ゛ああぁぁ南ぃぃ~~!!♡♡♡ 死ぬほど愛してるよぉぉーー~~ッッ!!♡♡♡♡」

ギュゥゥゥゥッッ!!♡♡ ギュゥゥゥ…ギュゥゥゥゥッッ!!♡♡

規則的に締め上げてくる膣内♡♡♡ もしかしてアクメしてくれてるのだろうか?♡♡♡

「い゛やぁぁ~~~~!!♡♡♡ いぎゅううぅぅ~~~~ッッ!!♡♡♡♡♡」

ビクンビクンビクンビクンッ…

髪を振り乱して暴れる南♡♡♡ 涙でぐちゃぐちゃになった顔を、シーツに擦り付けている♡♡♡

「あ゛ぁぁ~~……♡ あ゛ぁぁ~~……♡ イッたのぉぉ~~~~……♡♡♡」
「イッたの?俺のちんぽでナカイキしたの?♡♡♡ あ゛ああ嘘みたいッッ!!♡♡♡ 嬉しい嬉しい嬉しいッッ!!♡♡♡♡」

ドチュ…ドチュ…ドチュ…ドチュドチュドチュドチュドチュドチュッ…

「い゛やぁぁ~~イッてるイッてるイッてるッッ!!♡♡♡♡ まだ動かないれぇぇ~~待って待って待ってッッ!!♡♡♡ あ゛ーー…やばいやばいやばいっっ!!♡♡♡♡ あ゛ッッ♡♡ あ゛ッッ♡♡ あ゛ッッ♡♡ あ゛ッッ♡♡ やばいーー~~ッッ!!!♡♡♡♡ お゛おおぉぉッッ!!!♡♡♡♡♡」

グイーーン!ビクンビクンビクンビクンッ…ビクン…ビクン…ビクン…
プシャッ…パシャッ…プシュぅぅ~~ッッ…

仰け反った瞬間、潮を吹いた南♡♡ ガクガクと身体を震わせている♡♡♡ ついさっきまで処女まんこだったのに、だいぶ深いアクメをキメているっぽい♡♡♡

「コレやばい~~!!♡♡♡ ちんぽやばい~~!!♡♡♡」
「ヤバくないヤバくない♡♡♡ 両思いの証~~♡♡♡」

射精を我慢し過ぎてテンションがおかしなことになっているけど、そろそろ俺も限界だ♡♡♡

「はぁーー…♡ はぁーー…♡ 南ぃぃ~~♡♡♡ そろそろ出すねッッ♡♡♡ 南のナカに出しちゃうねッッ!?♡♡♡♡」
「らしてぇ~~らしてよぉぉ~~♡♡♡」

虚な目で出して出してと訴える南♡♡♡ 可愛い可愛い俺の嫁♡♡♡ もう一生離さないからね♡♡♡

「あ゛ああゔぐぅぅ~~~~ッッ!!!♡♡♡♡ 出る出る出るぅぅーー~~ッッ!!♡♡♡♡♡ お゛おおーーーッッ!!♡♡♡♡♡♡」

ビュクッ!ビュルビュルビュルビュルッ…ビュルッ…ビュルッ…

「あ゛ああぁぁぁいぎゅううぅぅーー~~ッッ!!!♡♡♡♡♡♡」

ビクビクビクビクッ… ヒクン…ヒクン…

南を孕ませるつもりで魂を込めて放ったザーメンを感じてくれたのか、南は追いアクメをキメてくれた♡♡♡

「愛してるぅ……愛してるぅぅ~~……南愛してるよぉぉ~~~~♡♡♡♡」
「私もぉぉ~~……♡♡♡ 蓮愛してるぅぅん♡♡♡」

このまま一生繋がっていたいと強く思うほどの快楽と愛情に満たされて、脈動する膣内の感触をいつまでも楽しんでいた♡♡♡






ーーーーーーー


……ヤバかった……膣内で感じるちんぽはマジでヤバかった……♡♡♡

こんなん人類が覚えたらアカンやつやん……

クリトリスの一気に駆け上がる快感とは違い、膣内全体と全身に広がる多幸感はヤバい……♡♡♡ 世の女性たちは、一体どうやってこの過ぎた快感をやり過ごしているのか……私には分からない……♡♡♡

「南ぃ~~♡♡♡ もう1ミリも離れたくないよぉぉ~~♡♡♡♡」

放心している私を羽交締めにしているのは、あんなにも狼狽えていたはずの蓮である。一線を越えて、また何かがグレードアップした様子だ。

時間を確認すると、23時頃だった。

「お風呂入りたい……」
「うん♡♡ 一緒に入ろうね?♡♡♡」
「ラブホじゃないんだから……二人同時は無理でしょ……私大浴場行ってくるね……」
「はあ!?セックスしたばかりの夫を置き去りにするの!!?ちょっと賢者タイムエグ過ぎない!?」

女に賢者タイムがあるのかどうかは知らないけど、賢者タイムとは無縁そうな蓮は、めんどくさい彼女みたいなことをギャンギャンと喚いている。

「分かった……分かったからお湯貯めてよ……」
「はぁーーい♡♡♡ ちょっと待っててね♡♡♡」

……もう体力が回復するまで言いなりになってよう……


お湯が溜まり、無理矢理狭い湯船に入れられる。

「ほらぁ……みちっ…てなるでしょ?」
「くっ付いていられるから別にいいじゃん♡♡♡」

ボディタオルで嬉しそうに身体を洗う蓮にいいようにされていると、思い詰めた表情をした蓮に問い詰められた。

「さっきラブホじゃないんだからって言ってたけど……誰かとラブホ行ったことあるの?」
「ないない!何となくのイメージだって!」
「ホント……?」
「何度も処女膜確認してたでしょ!?」
「ラブホ行ったことない=処女って訳でも無いじゃん……」
「あんまり訳の分からんことばっかり言ってると、過去をほじくり返すよ?」
「ごめんなさい……」

不服そうな顔で黙る蓮に、今後も迂闊なこと言えないな……と遠い目をしたのであった……。




「サーモンちらしうめぇ~~♡♡♡」
「そば団子も美味しいよ~~♡♡♡」

おんぶしようか?と聞いてきた蓮に断りを入れ、ガニ股で朝食会場に移動した。郷土料理盛りだくさんの朝食ビュッフェで食事をして、二人笑い合う。こんな毎日がこの先も続けばいいな、と心から思えた♡♡♡


初体験を経て、何か変わったのかと聞かれても、特に何も変わってないと思う。挿入以外は今までもやってたし、初体験で女の子は綺麗になると言うが、見た目も別に変わってない。強いて言えば化粧ノリが多少良くなったくらいか。

「あああ~~♡♡♡ 世界が輝いて見える~~♡♡♡」

などと蓮は言っているが、世界の輝きは昨日と同じだと思う。

椿と亜耶はあと二日山で寝泊まりするらしい。なんてタフなんだろうと思いつつ、荷造りをし、ホテルを後にする。

「今度はさあ、宿場町に行こうね♡♡♡」
「うん♡♡ 楽しみだね♡♡♡」

手を繋ぎっぱなしの蓮と近くの神社にお参りをして、早速御朱印帳を使った。某旅行系インフルエンサーお勧めの蕎麦を食べて、帰りは電車を乗り継いで帰った。




「手鞠のバウムクーヘンなんて、可愛いわねぇ♡♡♡」

ママが箱を開けて、嬉しそうにそう言った。

「私は蓮から手鞠の御朱印帳を貰ったんだぁ~~♡♡♡」
「あら、ステキ~~♡♡♡ ……南……大人になったわねぇ~~♡♡♡」

一瞬ドキッとして、思わず蓮を見ると、顔が土色になっていた。

「南のお宮参りのおくるみも、鞠の柄だったのよ~~♡♡♡ 懐かしいわね~~♡♡♡」

分かって言っているのかそうじゃないのか……ママの意図がイマイチよく分からないけど、きっとママのことだ。何もかもお見通しに違いない。冷や汗がえらいことになっている蓮はその後、一生懸命ママのご機嫌を取っていたのだった……。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

お腹の子と一緒に逃げたところ、結局お腹の子の父親に捕まりました。

下菊みこと
恋愛
逃げたけど逃げ切れなかったお話。 またはチャラ男だと思ってたらヤンデレだったお話。 あるいは今度こそ幸せ家族になるお話。 ご都合主義の多分ハッピーエンド? 小説家になろう様でも投稿しています。

ヤンデレにデレてみた

果桃しろくろ
恋愛
母が、ヤンデレな義父と再婚した。 もれなく、ヤンデレな義弟がついてきた。

ホストな彼と別れようとしたお話

下菊みこと
恋愛
ヤンデレ男子に捕まるお話です。 あるいは最終的にお互いに溺れていくお話です。 御都合主義のハッピーエンドのSSです。 小説家になろう様でも投稿しています。

レンタル彼氏がヤンデレだった件について

名乃坂
恋愛
ネガティブ喪女な女の子がレンタル彼氏をレンタルしたら、相手がヤンデレ男子だったというヤンデレSSです。

×一夜の過ち→◎毎晩大正解!

名乃坂
恋愛
一夜の過ちを犯した相手が不幸にもたまたまヤンデレストーカー男だったヒロインのお話です。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

愛する殿下の為に身を引いたのに…なぜかヤンデレ化した殿下に囚われてしまいました

Karamimi
恋愛
公爵令嬢のレティシアは、愛する婚約者で王太子のリアムとの結婚を約1年後に控え、毎日幸せな生活を送っていた。 そんな幸せ絶頂の中、両親が馬車の事故で命を落としてしまう。大好きな両親を失い、悲しみに暮れるレティシアを心配したリアムによって、王宮で生活する事になる。 相変わらず自分を大切にしてくれるリアムによって、少しずつ元気を取り戻していくレティシア。そんな中、たまたま王宮で貴族たちが話をしているのを聞いてしまう。その内容と言うのが、そもそもリアムはレティシアの父からの結婚の申し出を断る事が出来ず、仕方なくレティシアと婚約したという事。 トンプソン公爵がいなくなった今、本来婚約する予定だったガルシア侯爵家の、ミランダとの婚約を考えていると言う事。でも心優しいリアムは、その事をレティシアに言い出せずに悩んでいると言う、レティシアにとって衝撃的な内容だった。 あまりのショックに、フラフラと歩くレティシアの目に飛び込んできたのは、楽しそうにお茶をする、リアムとミランダの姿だった。ミランダの髪を優しく撫でるリアムを見た瞬間、先ほど貴族が話していた事が本当だったと理解する。 ずっと自分を支えてくれたリアム。大好きなリアムの為、身を引く事を決意。それと同時に、国を出る準備を始めるレティシア。 そして1ヶ月後、大好きなリアムの為、自ら王宮を後にしたレティシアだったが… 追記:ヒーローが物凄く気持ち悪いです。 今更ですが、閲覧の際はご注意ください。

つかまえた 〜ヤンデレからは逃げられない〜

りん
恋愛
狩谷和兎には、三年前に別れた恋人がいる。

処理中です...