9 / 43
原神の遺産Ⅱ
しおりを挟む
「ぷふ~、いや~食った食った!」
一通り料理を平らげた紫苑はご満悦の表情だった。
結局、俺は高級料理に手を付ける勇気がなく、紫苑が俺の分の料理まで食べてしまった。
紫苑は超甘党と言う偏食だけでなく、大食漢である。
そう言えば、大食漢は男性に対して使われる言葉だったな。いやでも、紫苑だしいいだろ。
「ご満足頂けたみたいで、良かったわ」
せっかくの料理を白い粉で台無しにしてしまったのにもかかわらず、アンリエッタは気にした素振りを見せなかった。
「食事も済んだところで、お二人には話しておかなければならないことがあります」
アンリエッタのその雰囲気から談笑ではなく、真面目な話であることが伺えた。
「それって、もしかして……」
紫苑も何かを察したのか、じっとアンリエッタの方を見る。
「メアリーたんの下着の話?」
俺は無言で紫苑の頭を叩いた。
んなこったろうと思ったよ。紫苑が真面目な話をするはずがない。
「何するのよ! 伊織は気にならないの? 美少女の下着だよ!?」
「あのな、空気を読め。今はそんな話……」
「ちなみに私は昨日、助けた時に見たよ」
「何色だ」
「アダルティーな赤。しかも紐パン」
「紫苑さん!?」
下着の色をバラされたメアリーは顔を真っ赤にして、スカートの裾を押さえる。
どうやら、本当の様だ。
「……伊織殿?」
メアリーの下着の色を想像していると、背後からビリビリと殺気が放たれているのに気が付いた。
そして、首筋に短刀が突き付けられていた。
振り返らなくても分かる。妹を辱められて怒った姉の姿が。
「あのホント、すみません!」
俺としたことが、紫苑に乗っかって自重できなかった。
「それで、あれですよね。話があるんですよね」
命の危機を脱出する為に、アンリエッタに話を振るが、彼女は件のメアリーの方を見て笑っていた。
「ちゃんと使ってくれていたのね。誕生日プレゼントとして上げた時の反応が悪かったので、心配だったけど。嬉しいわ」
どうやら、赤い下着はアンリエッタの趣味だったようだ。
「王女様、グッジョブ」
紫苑とアンリエッタは目配せして、ガシッと手を繋ぐ。
今ここにかけがえのない友情が生まれたのだった。
「こほん」
しかし、この場でそれを望まないものが一人いた。
「アンリエッタ様、お話があったのでは?」
アリアに睨まれたアンリエッタは手を離し、オホホホと笑って誤魔化した。
「そうです、お二人に話したかったことが。例の事件の犯人についてです」
仕切り直し、アンリエッタは話を戻す。
例の事件とは昨日の偽装誘拐事件のことだろう。
「それならニュースで見ましたよ。犯人たちは黙秘を続けていると」
まぁ、俺たちはクロエさんから聞いてなんとなく誰が犯人か分かっているが。
「ええ、世間ではそうなっているはずです」
世間では。と言うことは、表に出ていない情報があるということだ。
「犯人グループの名前はヴェスパー。過激派宗教団体の一つです」
「ヴェスパー?」
聞きなれない言葉に紫苑は首を傾げた。
なんで聞き覚えないんだよ。さっきクロエさんから教えてもらったばっかだろ。
まぁ変に騒ぎ立ててくれないのなら好都合だが。
「ヴィーナス・ヴァレットを教祖とした宗教団体。だよな」
「やはり知っていましたか。流石ですね」
感心するアンリエッタ。対して、俺の隣ではまたしても紫苑が首を傾げていた。
「しんそ、って何?」
またその質問か。さっき答えてし、無視してもええやろ。
「にしても、教祖であるヴィーナス・ヴァレットがいないのに、今さら彼らは何をしようと言うんですか?」
「彼らの目的についてはこちらもまだ把握は出来ていない。だが、どうやらヴェスパーと言う組織はヴィーナス本人ではなく、その眷属によって作られたものらしい」
「ヴィーナス・ヴァレットの眷属……。有名なところだと、バトラー兄弟が思い当たるな」
兄のダグラス・バトラーと弟のグレオン・バトラー。
彼らは悪逆の限りを尽くし、多くの人を手にかけた。
とくに有名なのが緋色のハロウィン。一夜にして一国を滅ぼしたこの事件によって、バトラー兄弟の名は世界に知れ渡った。
「そのバトラー兄弟もヴェスパーの一員であることが分かったわ。いえ、一員ではなく、トップと言うのが正しいわね」
「それは、ヴェスパーはツートップで成り立っている組織だと言うことか?」
「いいえ、バトラー兄弟を含めた三人の吸血鬼によって運営されているそうよ」
「バトラー兄弟と肩を並べるほどの吸血鬼……。力にものを言わせるバトラー兄弟だけでは組織運営は難しいだろう。その点を踏まえるともう一人は、フラン・リッター」
その名を聞いたアンリエッタは一瞬固まった。
「……驚いたわ。フランを知っているなんて」
フラン・リッター。
彼は表立って何か犯罪を起こした経歴はない。その為、一般的にその名は知られていない。
「記録には残ってないけど、陰で暗躍しているという噂は流れてる。まぁ、ほとんどが都市伝説みたいなものだが」
「都市伝説じゃないわ。彼が関わったとされる事件は100を超えているわ」
うん、知ってる。
警察庁のアーカイブにハッキングして何度か見てるから。
とはもちろん、ここでは言えないので、噂程度に知っていることにしておく。
「なるほど、世間に公表できないわけだ」
表沙汰に出来ない大物が仕切っている組織。
これがネットニュースなんかで流れたら、不安を煽るだけだ。それならまだ、何にも分かりませんと伝えた方がいくらかマシだろう。
「ヴェスパーについてはエルフヘイムとセントラルが共同して今後も追っていく予定です。今回の事件について知っているお二人には一応報告した方が良いと思いお話ししました」
要するにこれ以上今回の件について部外者である俺は踏み込むなと言うことだろう。
面倒そうなので言われなくても今後、一切関わるつもりはないが。
「~~♪ ~~~♪」
途中から話についていけなくなった紫苑は鼻歌を歌いながら(入れすぎて解けきれてない角砂糖まみれの)ミントヴルムの紅茶をすすっていた。
「それで、お話というのはもう終わりか? もしそうなら、俺たちはこの辺でかえらせてもらうが?」
あまり長居しても相手に悪いと思い、俺は席を立つ。
しかし、アンリエッタはそれを止めた。
「待ってください。本題は別にあるのです」
一通り料理を平らげた紫苑はご満悦の表情だった。
結局、俺は高級料理に手を付ける勇気がなく、紫苑が俺の分の料理まで食べてしまった。
紫苑は超甘党と言う偏食だけでなく、大食漢である。
そう言えば、大食漢は男性に対して使われる言葉だったな。いやでも、紫苑だしいいだろ。
「ご満足頂けたみたいで、良かったわ」
せっかくの料理を白い粉で台無しにしてしまったのにもかかわらず、アンリエッタは気にした素振りを見せなかった。
「食事も済んだところで、お二人には話しておかなければならないことがあります」
アンリエッタのその雰囲気から談笑ではなく、真面目な話であることが伺えた。
「それって、もしかして……」
紫苑も何かを察したのか、じっとアンリエッタの方を見る。
「メアリーたんの下着の話?」
俺は無言で紫苑の頭を叩いた。
んなこったろうと思ったよ。紫苑が真面目な話をするはずがない。
「何するのよ! 伊織は気にならないの? 美少女の下着だよ!?」
「あのな、空気を読め。今はそんな話……」
「ちなみに私は昨日、助けた時に見たよ」
「何色だ」
「アダルティーな赤。しかも紐パン」
「紫苑さん!?」
下着の色をバラされたメアリーは顔を真っ赤にして、スカートの裾を押さえる。
どうやら、本当の様だ。
「……伊織殿?」
メアリーの下着の色を想像していると、背後からビリビリと殺気が放たれているのに気が付いた。
そして、首筋に短刀が突き付けられていた。
振り返らなくても分かる。妹を辱められて怒った姉の姿が。
「あのホント、すみません!」
俺としたことが、紫苑に乗っかって自重できなかった。
「それで、あれですよね。話があるんですよね」
命の危機を脱出する為に、アンリエッタに話を振るが、彼女は件のメアリーの方を見て笑っていた。
「ちゃんと使ってくれていたのね。誕生日プレゼントとして上げた時の反応が悪かったので、心配だったけど。嬉しいわ」
どうやら、赤い下着はアンリエッタの趣味だったようだ。
「王女様、グッジョブ」
紫苑とアンリエッタは目配せして、ガシッと手を繋ぐ。
今ここにかけがえのない友情が生まれたのだった。
「こほん」
しかし、この場でそれを望まないものが一人いた。
「アンリエッタ様、お話があったのでは?」
アリアに睨まれたアンリエッタは手を離し、オホホホと笑って誤魔化した。
「そうです、お二人に話したかったことが。例の事件の犯人についてです」
仕切り直し、アンリエッタは話を戻す。
例の事件とは昨日の偽装誘拐事件のことだろう。
「それならニュースで見ましたよ。犯人たちは黙秘を続けていると」
まぁ、俺たちはクロエさんから聞いてなんとなく誰が犯人か分かっているが。
「ええ、世間ではそうなっているはずです」
世間では。と言うことは、表に出ていない情報があるということだ。
「犯人グループの名前はヴェスパー。過激派宗教団体の一つです」
「ヴェスパー?」
聞きなれない言葉に紫苑は首を傾げた。
なんで聞き覚えないんだよ。さっきクロエさんから教えてもらったばっかだろ。
まぁ変に騒ぎ立ててくれないのなら好都合だが。
「ヴィーナス・ヴァレットを教祖とした宗教団体。だよな」
「やはり知っていましたか。流石ですね」
感心するアンリエッタ。対して、俺の隣ではまたしても紫苑が首を傾げていた。
「しんそ、って何?」
またその質問か。さっき答えてし、無視してもええやろ。
「にしても、教祖であるヴィーナス・ヴァレットがいないのに、今さら彼らは何をしようと言うんですか?」
「彼らの目的についてはこちらもまだ把握は出来ていない。だが、どうやらヴェスパーと言う組織はヴィーナス本人ではなく、その眷属によって作られたものらしい」
「ヴィーナス・ヴァレットの眷属……。有名なところだと、バトラー兄弟が思い当たるな」
兄のダグラス・バトラーと弟のグレオン・バトラー。
彼らは悪逆の限りを尽くし、多くの人を手にかけた。
とくに有名なのが緋色のハロウィン。一夜にして一国を滅ぼしたこの事件によって、バトラー兄弟の名は世界に知れ渡った。
「そのバトラー兄弟もヴェスパーの一員であることが分かったわ。いえ、一員ではなく、トップと言うのが正しいわね」
「それは、ヴェスパーはツートップで成り立っている組織だと言うことか?」
「いいえ、バトラー兄弟を含めた三人の吸血鬼によって運営されているそうよ」
「バトラー兄弟と肩を並べるほどの吸血鬼……。力にものを言わせるバトラー兄弟だけでは組織運営は難しいだろう。その点を踏まえるともう一人は、フラン・リッター」
その名を聞いたアンリエッタは一瞬固まった。
「……驚いたわ。フランを知っているなんて」
フラン・リッター。
彼は表立って何か犯罪を起こした経歴はない。その為、一般的にその名は知られていない。
「記録には残ってないけど、陰で暗躍しているという噂は流れてる。まぁ、ほとんどが都市伝説みたいなものだが」
「都市伝説じゃないわ。彼が関わったとされる事件は100を超えているわ」
うん、知ってる。
警察庁のアーカイブにハッキングして何度か見てるから。
とはもちろん、ここでは言えないので、噂程度に知っていることにしておく。
「なるほど、世間に公表できないわけだ」
表沙汰に出来ない大物が仕切っている組織。
これがネットニュースなんかで流れたら、不安を煽るだけだ。それならまだ、何にも分かりませんと伝えた方がいくらかマシだろう。
「ヴェスパーについてはエルフヘイムとセントラルが共同して今後も追っていく予定です。今回の事件について知っているお二人には一応報告した方が良いと思いお話ししました」
要するにこれ以上今回の件について部外者である俺は踏み込むなと言うことだろう。
面倒そうなので言われなくても今後、一切関わるつもりはないが。
「~~♪ ~~~♪」
途中から話についていけなくなった紫苑は鼻歌を歌いながら(入れすぎて解けきれてない角砂糖まみれの)ミントヴルムの紅茶をすすっていた。
「それで、お話というのはもう終わりか? もしそうなら、俺たちはこの辺でかえらせてもらうが?」
あまり長居しても相手に悪いと思い、俺は席を立つ。
しかし、アンリエッタはそれを止めた。
「待ってください。本題は別にあるのです」
0
あなたにおすすめの小説
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
『冒険者をやめて田舎で隠居します 〜気づいたら最強の村になってました〜』
チャチャ
ファンタジー
> 世界には4つの大陸がある。東に魔神族、西に人族、北に獣人とドワーフ、南にエルフと妖精族——種族ごとの国が、それぞれの文化と価値観で生きていた。
その世界で唯一のSSランク冒険者・ジーク。英雄と呼ばれ続けることに疲れた彼は、突如冒険者を引退し、田舎へと姿を消した。
「もう戦いたくない、静かに暮らしたいんだ」
そう願ったはずなのに、彼の周りにはドラゴンやフェンリル、魔神族にエルフ、ドワーフ……あらゆる種族が集まり、最強の村が出来上がっていく!?
のんびりしたいだけの元英雄の周囲が、どんどんカオスになっていく異世界ほのぼの(?)ファンタジー。
現代ダンジョンの苦情係 〜元クレーム処理担当の俺、魔物の言葉がわかるので菓子折り一つで世界を救う〜
ぱすた屋さん
ファンタジー
「その咆哮は、騒音公害に当たります」
現代日本に出現した『ダンジョン』と、そこから溢れ出す魔物たち。
人々が英雄(Sランク探索者)の活躍に熱狂する一方で、組織の闇に葬られた部署があった。
――ダンジョン管理ギルド・苦情係。
そこへ左遷されてきたのは、前職で数万件のクレームを捌き倒した伝説のカスタマーセンター職員・久我良平(くが りょうへい)。
彼にとって、新宿に降臨した災害級ドラゴンは「騒音を撒き散らす困ったお客様」であり、聖女の奇跡は「同意なきサービスの押し付け(強売)」に過ぎない。
「力」でねじ伏せる英雄たちが敗北する中、久我は「正論」と「どら焼き」と「完璧な事務手続き」を武器に、魔物たちの切実な悲鳴(クレーム)をハックしていく。
一癖も二癖もある仲間と共に、久我はギルド上層部の腐敗や外資系企業の傲慢な介入を次々と「不備」として処理していく。
これは、組織の鎖を断ち切った一人の事務屋が、人間と魔物の間に「新しい契約」を紡ぎ、世界を再起動させるまでの物語。
「――さて。予約外の終焉(ラグナロク)ですか? 承知しました。まずは、スケジュールの調整から始めましょう」
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ある日、俺の部屋にダンジョンの入り口が!? こうなったら配信者で天下を取ってやろう!
さかいおさむ
ファンタジー
ダンジョンが出現し【冒険者】という職業が出来た日本。
冒険者は探索だけではなく、【配信者】としてダンジョンでの冒険を配信するようになる。
底辺サラリーマンのアキラもダンジョン配信者の大ファンだ。
そんなある日、彼の部屋にダンジョンの入り口が現れた。
部屋にダンジョンの入り口が出来るという奇跡のおかげで、アキラも配信者になる。
ダンジョン配信オタクの美人がプロデューサーになり、アキラのダンジョン配信は人気が出てくる。
『アキラちゃんねる』は配信収益で一攫千金を狙う!
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
チート無しっ!?黒髪の少女の異世界冒険記
ノン・タロー
ファンタジー
ごく普通の女子高生である「武久 佳奈」は、通学途中に突然異世界へと飛ばされてしまう。
これは何の特殊な能力もチートなスキルも持たない、ただごく普通の女子高生が、自力で会得した魔法やスキルを駆使し、元の世界へと帰る方法を探すべく見ず知らずの異世界で様々な人々や、様々な仲間たちとの出会いと別れを繰り返し、成長していく記録である……。
設定
この世界は人間、エルフ、妖怪、獣人、ドワーフ、魔物等が共存する世界となっています。
その為か男性だけでなく、女性も性に対する抵抗がわりと低くなっております。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる