20 / 97
第2章
お背中お流しします
しおりを挟む
太一は知らなかった。ここが女性ばかりの女の花園で有ると言う事を。
今日はたまたま男の人が部屋に籠もっていたり、所用で出かけていたりして見掛けないのかなぁ位にしか思っていなかったが、そうではなかった。
ここには執事役をする女性がいるにはいるのだが、所謂る執事=男性がいないのだ。なので基本的にメイドさんがその代わりをしていた。
そしてこの後、昼から剣術の稽古をしてくれる指南役も女性である。また他にいる弟子も全て女性であった。フローラは敢えて説明しなかった。いずれ分かるだろうと。そして意地悪でもあった。女性ばかりだと分かった時の太一の反応を見てみたいという思いも少し有ったのである。
そして太一が慌てふためく時がやって来た。そうお風呂である。
この世界の風呂は混浴ではなく、男女きちんと分かれて入浴するのだが、この屋敷には女性しかいないので、誰かが入っている時にもう一人入ってきても風呂は広いし、数人が入るのは問題なかったのだ。
だがしかし今は男が一人いるのである。気にしていなかったのはシャロンだけで、他の者はきちんと気にしており、太一がいつ風呂に入るか気にしていたのである。
太一が風呂場に入った直後にシャロンも入ってきたのだ。脱衣場に誰かの脱いだ服があり、綺麗にたたまれていた。
シャロンはタオルのみを持って風呂場に入っていく。勿論何の疑いもなく風呂場に行くものだから当然裸である。
湯気が立ち込め、洗い場で誰かが椅子に座り体を洗っているのが分かったのでシャロンは声を掛ける。
「ごきげんようご一緒させて頂きますね!」
基本的に皆シャロンより目上の者ばかりである。弟子にしろ姉弟子ばかりなのだ。
太一は焦った。やらかしちゃったのかと。女性の風呂タイムだったのか、女性用の風呂と知らずに入ってしまったのか。少なく共今太一が風呂場に入っていて、そこにシャロンが来てしまったのだが、声も出せなかった。
軽蔑されると思ったからである。どうしようどうしようと思っているとシャロンが
「お背中お流ししますね」
太一だと思っていないのだ。湯けむりがあるので誰かがいるな位は分かるが、誰かまでは声を聞かないと分からない。シャロンはあれこんな髪型の人いたかしら?今日はおめかしでもしてたのかしら?位にしか思わなかった。太一の髪は長いので風呂場の椅子に座り後ろ姿だけ見ると髪に隠れて体格が分からない。その為に男性か女性か判断が出来なかった。
そしてシャロンがお背中お流ししますと近寄ってきた。床は太一が流した石等で滑りやすくなっていた。膝をついて背中に手をかけようとしたのだが、シャロンが滑ってしまいキャッと短い悲鳴を上げ、背中に抱きつく形で太一の背中にシャロンの胸が押し付けられたのだ。シャロンの胸の感触が、生々しいくそして柔らかな感触が背中を伝って太一の頭の中に流れてくる。そしてシャロンはハッとなる。
これは女性の体じゃないと。そしてその髪をよく見ると太一の髪だとはっきり分かったのだ。シャロンは急に恥ずかしくなり胸を隠しキャーと叫ぶ。
「太一様何をなさってるんですか?何で太一様が!」
太一は
「ごめんなさいごめんなさい。まさかここが女性用の風呂だとは思わなかったんです。さっきフローラ様に風呂に入っておいでと言われてそれで風呂に来てたんです 。ごめんなさいごめんなさい」
そしてシャロンがハッとなり
「あっ!そういえばフローラ様が太一様がお風呂に入られるので太一様が入っている所に間違って入らないように気を付けなさいと言われていたんだっけ。きゃーごめんなさい。私がやらかしました」
シャロンに謝られてしまいどうしようどうしようとしていたが
「ごめん、じゃあ僕ひゃすぐ出るから」
太一が慌てて舌を噛みながら喋り、風呂場を出ようとしたが
「行けません。悪いのは私ですので、私が出ます。というより一緒に入っても宜しいでしょうか?」
太一は罪悪感から断れなかった
「わ、分かったけど今シャロンって裸だよね?そんな君を見てしまうと僕の理性が絶対保てないんだ。絶対襲っちゃう自身が有るんだ。だからせめて何か羽織ってきてくれないかな?」
シャロンは顔を真っ赤にしながらはいと一言い、体に着いた石鹸を流し、慌てて脱衣場に行き、バスタオルを羽織って入ってきた。
「太一様、言いつけ通りバスタオルを羽織っておりますので、こちらを見て頂いても大丈夫です」
恐る恐るシャロンを見るとちゃんと大きいバスタオルで体を覆っていて、バスタオルのみの姿で色っぽいがなんとか隠す所を隠している状態だった。そうしてシャロンの言葉に甘えて背中を流して貰う。
そして先に湯船に浸かった太一は
「じゃあ僕は背中を向けているから体洗ってね」
頷いてからシャロンは
「太一様、覗いちゃ嫌ですよ」
「僕も男だからね。君のような美人さんだと見てみたくなるかも分からないから絶対に背中を向けていてね」
シャロンはにっこりしながら
「分かりました。でも、太一様にならその、見られても・・・」
と意味深げな事を言っていたが、太一様からの部分は声が小さく聞こえなかった。そして体を洗い、体を流してバスタオルで前を隠し
「あの、太一様、お背中を流して頂けませんでしょうか?」
シャロンはついついおねだりをしてしまった。太一は手ぬぐいで前を隠しながら分かったとだけ言い、シャロンの背中を洗い流して行く。シャロンの背中は小さかった。肌は滑らかでスベスベしている。太一はついその背中に抱き付き
「シャロンありがとう。君のおかげで僕は今生きている。君はきっと私を救ってくれた恩人だと言うのだろうけども、あの時君に会えなかったら僕は今頃飢え死にしていた筈なんだ。これからも宜しくね。」
そんな太一の手を取り
「はい、これからも末永く宜しくお願いします」
そう返事をした。そしてシャロンの背中を流しらシャロンが湯船に入ると言うので、太一は慌てて湯船に入る。
「本当はダメなんですけどね」
そう言いつつシャロンはバスタオルで身体を包み、太一の横に座る。太一はちらちらと胸元を見てしまう。シャロンはそんな視線に当然気づいており
「やっぱり太一様は紳士様なのですね。他の男性であればこんな状況であればもう私を襲ってきていると思うんです。でもちらちら見ていないで見せてと言えば良いのですよ。さあどうぞ」
その綺麗な胸を惜しげもなく見せて、触らせていた。理性の飛んだ太一はついに立ち上がりシャロンを求めて押し倒したのであった。
今日はたまたま男の人が部屋に籠もっていたり、所用で出かけていたりして見掛けないのかなぁ位にしか思っていなかったが、そうではなかった。
ここには執事役をする女性がいるにはいるのだが、所謂る執事=男性がいないのだ。なので基本的にメイドさんがその代わりをしていた。
そしてこの後、昼から剣術の稽古をしてくれる指南役も女性である。また他にいる弟子も全て女性であった。フローラは敢えて説明しなかった。いずれ分かるだろうと。そして意地悪でもあった。女性ばかりだと分かった時の太一の反応を見てみたいという思いも少し有ったのである。
そして太一が慌てふためく時がやって来た。そうお風呂である。
この世界の風呂は混浴ではなく、男女きちんと分かれて入浴するのだが、この屋敷には女性しかいないので、誰かが入っている時にもう一人入ってきても風呂は広いし、数人が入るのは問題なかったのだ。
だがしかし今は男が一人いるのである。気にしていなかったのはシャロンだけで、他の者はきちんと気にしており、太一がいつ風呂に入るか気にしていたのである。
太一が風呂場に入った直後にシャロンも入ってきたのだ。脱衣場に誰かの脱いだ服があり、綺麗にたたまれていた。
シャロンはタオルのみを持って風呂場に入っていく。勿論何の疑いもなく風呂場に行くものだから当然裸である。
湯気が立ち込め、洗い場で誰かが椅子に座り体を洗っているのが分かったのでシャロンは声を掛ける。
「ごきげんようご一緒させて頂きますね!」
基本的に皆シャロンより目上の者ばかりである。弟子にしろ姉弟子ばかりなのだ。
太一は焦った。やらかしちゃったのかと。女性の風呂タイムだったのか、女性用の風呂と知らずに入ってしまったのか。少なく共今太一が風呂場に入っていて、そこにシャロンが来てしまったのだが、声も出せなかった。
軽蔑されると思ったからである。どうしようどうしようと思っているとシャロンが
「お背中お流ししますね」
太一だと思っていないのだ。湯けむりがあるので誰かがいるな位は分かるが、誰かまでは声を聞かないと分からない。シャロンはあれこんな髪型の人いたかしら?今日はおめかしでもしてたのかしら?位にしか思わなかった。太一の髪は長いので風呂場の椅子に座り後ろ姿だけ見ると髪に隠れて体格が分からない。その為に男性か女性か判断が出来なかった。
そしてシャロンがお背中お流ししますと近寄ってきた。床は太一が流した石等で滑りやすくなっていた。膝をついて背中に手をかけようとしたのだが、シャロンが滑ってしまいキャッと短い悲鳴を上げ、背中に抱きつく形で太一の背中にシャロンの胸が押し付けられたのだ。シャロンの胸の感触が、生々しいくそして柔らかな感触が背中を伝って太一の頭の中に流れてくる。そしてシャロンはハッとなる。
これは女性の体じゃないと。そしてその髪をよく見ると太一の髪だとはっきり分かったのだ。シャロンは急に恥ずかしくなり胸を隠しキャーと叫ぶ。
「太一様何をなさってるんですか?何で太一様が!」
太一は
「ごめんなさいごめんなさい。まさかここが女性用の風呂だとは思わなかったんです。さっきフローラ様に風呂に入っておいでと言われてそれで風呂に来てたんです 。ごめんなさいごめんなさい」
そしてシャロンがハッとなり
「あっ!そういえばフローラ様が太一様がお風呂に入られるので太一様が入っている所に間違って入らないように気を付けなさいと言われていたんだっけ。きゃーごめんなさい。私がやらかしました」
シャロンに謝られてしまいどうしようどうしようとしていたが
「ごめん、じゃあ僕ひゃすぐ出るから」
太一が慌てて舌を噛みながら喋り、風呂場を出ようとしたが
「行けません。悪いのは私ですので、私が出ます。というより一緒に入っても宜しいでしょうか?」
太一は罪悪感から断れなかった
「わ、分かったけど今シャロンって裸だよね?そんな君を見てしまうと僕の理性が絶対保てないんだ。絶対襲っちゃう自身が有るんだ。だからせめて何か羽織ってきてくれないかな?」
シャロンは顔を真っ赤にしながらはいと一言い、体に着いた石鹸を流し、慌てて脱衣場に行き、バスタオルを羽織って入ってきた。
「太一様、言いつけ通りバスタオルを羽織っておりますので、こちらを見て頂いても大丈夫です」
恐る恐るシャロンを見るとちゃんと大きいバスタオルで体を覆っていて、バスタオルのみの姿で色っぽいがなんとか隠す所を隠している状態だった。そうしてシャロンの言葉に甘えて背中を流して貰う。
そして先に湯船に浸かった太一は
「じゃあ僕は背中を向けているから体洗ってね」
頷いてからシャロンは
「太一様、覗いちゃ嫌ですよ」
「僕も男だからね。君のような美人さんだと見てみたくなるかも分からないから絶対に背中を向けていてね」
シャロンはにっこりしながら
「分かりました。でも、太一様にならその、見られても・・・」
と意味深げな事を言っていたが、太一様からの部分は声が小さく聞こえなかった。そして体を洗い、体を流してバスタオルで前を隠し
「あの、太一様、お背中を流して頂けませんでしょうか?」
シャロンはついついおねだりをしてしまった。太一は手ぬぐいで前を隠しながら分かったとだけ言い、シャロンの背中を洗い流して行く。シャロンの背中は小さかった。肌は滑らかでスベスベしている。太一はついその背中に抱き付き
「シャロンありがとう。君のおかげで僕は今生きている。君はきっと私を救ってくれた恩人だと言うのだろうけども、あの時君に会えなかったら僕は今頃飢え死にしていた筈なんだ。これからも宜しくね。」
そんな太一の手を取り
「はい、これからも末永く宜しくお願いします」
そう返事をした。そしてシャロンの背中を流しらシャロンが湯船に入ると言うので、太一は慌てて湯船に入る。
「本当はダメなんですけどね」
そう言いつつシャロンはバスタオルで身体を包み、太一の横に座る。太一はちらちらと胸元を見てしまう。シャロンはそんな視線に当然気づいており
「やっぱり太一様は紳士様なのですね。他の男性であればこんな状況であればもう私を襲ってきていると思うんです。でもちらちら見ていないで見せてと言えば良いのですよ。さあどうぞ」
その綺麗な胸を惜しげもなく見せて、触らせていた。理性の飛んだ太一はついに立ち上がりシャロンを求めて押し倒したのであった。
2
あなたにおすすめの小説
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
異世界帰りの勇者、今度は現代世界でスキル、魔法を使って、無双するスローライフを送ります!?〜ついでに世界も救います!?〜
沢田美
ファンタジー
かつて“異世界”で魔王を討伐し、八年にわたる冒険を終えた青年・ユキヒロ。
数々の死線を乗り越え、勇者として讃えられた彼が帰ってきたのは、元の日本――高校卒業すらしていない、現実世界だった。
ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜
KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞
ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。
諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。
そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。
捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。
腕には、守るべきメイドの少女。
眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。
―――それは、ただの不運な落下のはずだった。
崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。
その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。
死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。
だが、その力の代償は、あまりにも大きい。
彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”――
つまり平和で自堕落な生活そのものだった。
これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、
守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、
いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。
―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
侯爵家三男からはじまる異世界チート冒険録 〜元プログラマー、スキルと現代知識で理想の異世界ライフ満喫中!〜【奨励賞】
のびすけ。
ファンタジー
気づけば侯爵家の三男として異世界に転生していた元プログラマー。
そこはどこか懐かしく、けれど想像以上に自由で――ちょっとだけ危険な世界。
幼い頃、命の危機をきっかけに前世の記憶が蘇り、
“とっておき”のチートで人生を再起動。
剣も魔法も、知識も商才も、全てを武器に少年は静かに準備を進めていく。
そして12歳。ついに彼は“新たなステージ”へと歩み出す。
これは、理想を形にするために動き出した少年の、
少し不思議で、ちょっとだけチートな異世界物語――その始まり。
【なろう掲載】
はずれスキル念動力(ただしレベルMAX)で無双する~手をかざすだけです。詠唱とか必殺技とかいりません。念じるだけで倒せます~
さとう
ファンタジー
10歳になると、誰もがもらえるスキル。
キネーシス公爵家の長男、エルクがもらったスキルは『念動力』……ちょっとした物を引き寄せるだけの、はずれスキルだった。
弟のロシュオは『剣聖』、妹のサリッサは『魔聖』とレアなスキルをもらい、エルクの居場所は失われてしまう。そんなある日、後継者を決めるため、ロシュオと決闘をすることになったエルク。だが……その決闘は、エルクを除いた公爵家が仕組んだ『処刑』だった。
偶然の『事故』により、エルクは生死の境をさまよう。死にかけたエルクの魂が向かったのは『生と死の狭間』という不思議な空間で、そこにいた『神様』の気まぐれにより、エルクは自分を鍛えなおすことに。
二千年という長い時間、エルクは『念動力』を鍛えまくる。
現世に戻ったエルクは、十六歳になって目を覚ました。
はずれスキル『念動力』……ただしレベルMAXの力で無双する!!
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
転生したら『塔』の主になった。ポイントでガチャ回してフロア増やしたら、いつの間にか世界最強のダンジョンになってた
季未
ファンタジー
【書き溜めがなくなるまで高頻度更新!♡٩( 'ω' )و】
気がつくとダンジョンコア(石)になっていた。
手持ちの資源はわずか。迫りくる野生の魔物やコアを狙う冒険者たち。 頼れるのは怪しげな「魔物ガチャ」だけ!?
傷ついた少女・リナを保護したことをきっかけにダンジョンは急速に進化を始める。
罠を張り巡らせた塔を建築し、資源を集め、強力な魔物をガチャで召喚!
人間と魔族、どこの勢力にも属さない独立した「最強のダンジョン」が今、産声を上げる!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる