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第2章
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大地は由美子と2人で買い物をしていた。そう今は街道沿いにある小さな街に立ち寄っているのだ。
襲撃を受けた後馬車を進ませていたが、その後は特に何かに襲われる事もなく順調に進んでいた。そして街に着いたのだった。
馬の世話等もある為、馬車の周りに皆を残し、2人で買い物に行く事になった。太一はシャロンと行こうかとも考えたが、戦力の強い者を馬車の所に置いておきたかった為、シャロンを連れていけなかった。
万が一町が襲われ、太一が馬車の所に戻るまでに皆が襲われでもしたらどうにもならないからである。
優先的に買い出しに行ったのは馬を扱っている店で、宿とかそでもいいのだが、飼い葉を扱っている所で飼い葉を買う。
飼い葉の次は、由美子の収納に入れて置く食料を買おうと思い、保存が効く食料品を扱っているところで食料を少し買い出した。
また飲食店があったので弁当を買う。結局30分程で戻った。
馬も水を飲み飼い葉を食べていたので、出発の準備ができていた。
取り急ぎ宿場町に辿り着いておきたかったのだ。
馬は皆がちゃんと面倒を見ていた為、十分に休めており出発できる状態であったので、太一達が戻ると即出発したのだ。
街道を進んでいる時に別の街道に向かったかのように見える偽装を施したのが功を成したのか、関係がないのかわからないが、少なくとも足止めには成功した筈であった。そのお陰か、その日の15時過ぎに大きな宿場町に着くまで特に敵兵にでくわしたり、魔物に襲われる事もなかったのだ。
まだ一つ二つ小さな町を先に進めそうだったが、どうする?と皆に聞いたがシャロンが首を横に振った。そう俺達は良かったのだが、馬が駄目だったのだ。これ以上進むと馬を潰してしまう。ペースを上げて動かしていたものだから、馬には疲れが見て取れた。
早々に宿に行き余分にお金を渡して馬を預けた。野営にしようかと思っていたが、俺とノエル、シャロンこの3人は大丈夫なのだが、特に手足の欠損した3人が駄目だった。
敵兵に囲まれるリスクを背負う事にはなるが、ちゃんとした布団で休ませ、リフレッシュしていかないとこの先心身共に持たないと判断したのだ。正直ずっと城の柔らかいベッドで過ごしていたし、太一を追跡している道中も大きな宿の柔らかいベッドで寝ていたのだ。
それがいきなり厳しい野営というのは彼らの心の準備ができていないと判断し、見送らざるを得なかったのだ。
心と体が疲れきっていたのだ。それを言ったら太一も同じだったのだが、ただ太一の場合はなんだかんだと言って美少女二人との旅だったのでそれなりに楽しめていたのだが、彼らは違う。
手足を欠損し、体が不自由で己の身を守る事すらままならない。不安なのもあり、精神的な消耗が特に激しかったのだ。
心が疲れていると体も疲れるものである。門番の所で敵兵の装備を一式を見せ、警告をした。
「どうも隣の国の奴らが攻めてきているみたいです。警戒してください。捕まえた奴を尋問し人数を聞いたのですが、本体は1000人規模だと言っていました。」
いざとなれば籠城はできる。その場合、太一達も出れなくなるので、敵を完全に倒す事を考えねばならなかった。とりあえずは、敵が現れない事を祈るしかなかった。
お金にはそんなに困っていないので、一番高い宿にした。スイートというのがあり、部屋が三つあった。稲生と稲垣、由美子と美美夏、そして太一、シャロン、ノエルの3人の部屋割りとなった。
大きなお風呂が備え付けてあり、太一は早速お湯を張り、風呂の準備をした。最初にお風呂に入るのは美夏と由美子だった。由美子は美夏が一人では体が洗えないので、シャロンとノエルと由美子の3人で交代交代で一緒に美夏と入り、湯船に浸かったりするのをサポートする。慣れればどうという事もないのだろうが、今はまだ片腕になっている事に対して慣れておらず、一人で着替えたりするのも困難なのだ。
義手の方は今は外してある。正確には魔力の消費が無視できるレベルではなかったので、魔力の回復を図る為に外していた。
この後は食事に行くのだが、一応目立たないように義足や義手を装着し、それ以外は外しており必要な時にまた作り装着する感じになっていた。稲生と稲垣は風呂は後で良いが、とりあえずはグリーンをかけてベッドで休むと言っていたので休ませる事にしたのであった。
襲撃を受けた後馬車を進ませていたが、その後は特に何かに襲われる事もなく順調に進んでいた。そして街に着いたのだった。
馬の世話等もある為、馬車の周りに皆を残し、2人で買い物に行く事になった。太一はシャロンと行こうかとも考えたが、戦力の強い者を馬車の所に置いておきたかった為、シャロンを連れていけなかった。
万が一町が襲われ、太一が馬車の所に戻るまでに皆が襲われでもしたらどうにもならないからである。
優先的に買い出しに行ったのは馬を扱っている店で、宿とかそでもいいのだが、飼い葉を扱っている所で飼い葉を買う。
飼い葉の次は、由美子の収納に入れて置く食料を買おうと思い、保存が効く食料品を扱っているところで食料を少し買い出した。
また飲食店があったので弁当を買う。結局30分程で戻った。
馬も水を飲み飼い葉を食べていたので、出発の準備ができていた。
取り急ぎ宿場町に辿り着いておきたかったのだ。
馬は皆がちゃんと面倒を見ていた為、十分に休めており出発できる状態であったので、太一達が戻ると即出発したのだ。
街道を進んでいる時に別の街道に向かったかのように見える偽装を施したのが功を成したのか、関係がないのかわからないが、少なくとも足止めには成功した筈であった。そのお陰か、その日の15時過ぎに大きな宿場町に着くまで特に敵兵にでくわしたり、魔物に襲われる事もなかったのだ。
まだ一つ二つ小さな町を先に進めそうだったが、どうする?と皆に聞いたがシャロンが首を横に振った。そう俺達は良かったのだが、馬が駄目だったのだ。これ以上進むと馬を潰してしまう。ペースを上げて動かしていたものだから、馬には疲れが見て取れた。
早々に宿に行き余分にお金を渡して馬を預けた。野営にしようかと思っていたが、俺とノエル、シャロンこの3人は大丈夫なのだが、特に手足の欠損した3人が駄目だった。
敵兵に囲まれるリスクを背負う事にはなるが、ちゃんとした布団で休ませ、リフレッシュしていかないとこの先心身共に持たないと判断したのだ。正直ずっと城の柔らかいベッドで過ごしていたし、太一を追跡している道中も大きな宿の柔らかいベッドで寝ていたのだ。
それがいきなり厳しい野営というのは彼らの心の準備ができていないと判断し、見送らざるを得なかったのだ。
心と体が疲れきっていたのだ。それを言ったら太一も同じだったのだが、ただ太一の場合はなんだかんだと言って美少女二人との旅だったのでそれなりに楽しめていたのだが、彼らは違う。
手足を欠損し、体が不自由で己の身を守る事すらままならない。不安なのもあり、精神的な消耗が特に激しかったのだ。
心が疲れていると体も疲れるものである。門番の所で敵兵の装備を一式を見せ、警告をした。
「どうも隣の国の奴らが攻めてきているみたいです。警戒してください。捕まえた奴を尋問し人数を聞いたのですが、本体は1000人規模だと言っていました。」
いざとなれば籠城はできる。その場合、太一達も出れなくなるので、敵を完全に倒す事を考えねばならなかった。とりあえずは、敵が現れない事を祈るしかなかった。
お金にはそんなに困っていないので、一番高い宿にした。スイートというのがあり、部屋が三つあった。稲生と稲垣、由美子と美美夏、そして太一、シャロン、ノエルの3人の部屋割りとなった。
大きなお風呂が備え付けてあり、太一は早速お湯を張り、風呂の準備をした。最初にお風呂に入るのは美夏と由美子だった。由美子は美夏が一人では体が洗えないので、シャロンとノエルと由美子の3人で交代交代で一緒に美夏と入り、湯船に浸かったりするのをサポートする。慣れればどうという事もないのだろうが、今はまだ片腕になっている事に対して慣れておらず、一人で着替えたりするのも困難なのだ。
義手の方は今は外してある。正確には魔力の消費が無視できるレベルではなかったので、魔力の回復を図る為に外していた。
この後は食事に行くのだが、一応目立たないように義足や義手を装着し、それ以外は外しており必要な時にまた作り装着する感じになっていた。稲生と稲垣は風呂は後で良いが、とりあえずはグリーンをかけてベッドで休むと言っていたので休ませる事にしたのであった。
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