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第1章(高校生入学編)
第38話 問題山積
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外扉を開き、内扉との間にあるロッカーの所に移動すると、手慣れたようにスマホ等を入れる。
まあ、車も無施錠でも問題ないんだけどね。
何せ自衛隊員がいるから!
友里愛は制服からトレーナーとズボンとラフな格好に着替えて来ており、愛姉はビキニアーマーの上にやはりトレーナーとズボン姿だ。
僕はしゃらくさいからバトルスーツのみなんだ。
「これが軍隊仕様のバトルスーツなのね」
「これって初期のプロトタイプだから今のには負けるよ」
友里愛はジト目をする。
「あのねぇ、さっきの自衛隊員の驚いた顔はそのバトルスーツが規格外だからだと思うわよ。年配の人だから知っていても不思議じゃないわよ!」
「って準備ができたようなので入りましょうか」
はぐらかしてしまった。
確かに規格外だからだと、規格の下だからくれたんだろうな。
あの自衛隊の方達も年代物の旧式を使っている僕を可哀想な子を見る目で見ていたはずだ。
でも、これは父が残してくれたのだから大事に使うよ!
友里愛が規格より大幅に上だと言ったのを、下だと思っていたんだ。
はい!数億円のプロトタイプで、通称0番隊に投入された一品だと知るのは後の事。
中に入ると僕はゴブリンの女子を出し始める。
エリートナイト、レイラ、ゼッチィーニ、モーモン、ムミムナを出し、愛姉も執爺を出していた。
先ずは友里愛の事をざっと話し、エリートナイトには先ずは斥候をしに出て貰い、戻って来たら僕の護衛を指示した。
合成をしていないから、大柄な普通のゴブリンだ。
ゼッチィーニとモーモンの装備品を出し、レイラにビキニアーマーの装着を手伝って貰う。
勿論目の前で裸になるので後ろを向く。
レイラは町中用の服だったからビキニアーマーの上に着る服を渡しており、こちらも着替えさせる。
こんな所で申し訳ない!と思うがこればかりは仕方ない。
「我が求めに応じ、我の願いを具現化せんとする時、風より我が声に応えよ!封じられた力を解き放ち、姿を変え、現れん!我が召喚に従い、敵を打ち破り、勝利をもたらせん!現世に舞い降りよ、我が力の証となれ!出でよ、ショーナン!」
次に友里愛にショーナンを召喚して貰うが、やはりバチンと革鎧が弾ける音がした。
それにしても意外な事に友里愛は重度の中2病患者らしい。
女衆の装備が終わると男子の召喚だ。
執爺は愛姉の最大戦力なので別枠として女子に背を向けて警戒はしてもらっていた。
アレクとラッチーを呼び出し、ラッチーには友里愛に指1本触れるなと言明した。
愛姉は自分で対処出来ると言うか、執爺が貞操を守るだろう!
ラッチーは強いんだけど、癖が強すぎる。
また、キーンを出すとやはり御開帳となり女子の目を汚すのは何とか阻止し、ラッチーに着替えを手伝わせたが、ラッチーはキーンにナイフを突きつけられ、下腹部に触れたら殺すと言われていた。
ラッチーは異質過ぎるからよく分からない。
次にジョーイを召喚すると僕はあっという間に地面に転がされた。
そして・・・顔が唾液まみれに・・・
「こら、ジョーイ、やめっ!くすぐったいから!」
思いっきり舐められたんだけど、流石にある程度すると見兼ねたレイラが止めて収まったんだけどね。
レイラ、もう少し早く頼む!でもありがとう!
そして今日の最大となる次なる問題が早速起こった。
ショーナンがラッチーにナンパされ、即落ちして今目の前で18禁行為が始まらんとしていた。
1言で言うとショーナンはエロかったんだ。
男と見ると発情とまでは行かないが、アタイを抱いてめちゃくちゃにして!というタイプだったんだ。
激しいキスをし、お互いの服を脱がし始めたんだ。
慌てたレイラが鬼の形相でゼッチィーニとアレクと共に2人を引き剥がし、18禁行為の禁止を告げ、守れそうにないなら封印して2度と召喚しないと告げた。
前途多難だ。
気の所為か友里愛は残念そうにしている?
それはともかくショーナンは典型的なファイターで、戦闘能力だけを見れば中々の腕前のようだ。
レイラに言わせると見れば分かるのだとか。
なので友里愛の護衛を命じ、キーンにはレイラの指揮下に入るよう伝えた。
ゴブリン達はかもするとレイラが主人であるかのように振る舞う。
ただ、ゼッチィーニは僕に男としての一面を見ているらしく、番になると豪語しているのもありレイラはライバルのようだ。
ライバルと言っても基本的に仲が良い。
愛姉のカーヴァントも増やしたい。
レイラ以外で唯一まともそうなのがモーモンだが、中2病を羅感しているとしか思えないような女騎士だ。
仰々しいのを除けば真面目で聞き分けが良い。
落ち着いたのを見て3人でパーティーを組んだ事や友里愛の事を話し、最下層のボスを倒すのと、移動型のランク4の魔物がいないかの調査を開始した。
「ちょっと!なんでショーナンがエロイ女になってんのよ?それになんでこんな所でエッチを始め掛けてんのよ!意味分かんないわよ!」
あまりの事態にフリーズしていた友里愛がリブートした。
「ご主人様、ラッチーの事、申し訳ありません。ラッチーには許可なくあのような行為をし始めたのならば、殺すか2度と召喚しないようにご主人様に進言いたします」
「男見っけ!アタイを兄さんので孕ませておくれ!」
懲りないショーナンは僕に色仕掛けをしてきた。
こいつは他のカードを吸収したら落ち着くのだろうか?
アレクは落ち着いたようだけど。
「カーヴァントをむりやり成長させているから、元の精神が強い者程落ち着いていて、何かを抱えているのは癖のある奴になるのじゃないかと思っているんだ」
レイラと話した内容とアレクとムミムナの状態からそう判断した。
また、モーモンは変わらないのかも。
何事にも真面目で必死そうな感じがするから。
まあ、車も無施錠でも問題ないんだけどね。
何せ自衛隊員がいるから!
友里愛は制服からトレーナーとズボンとラフな格好に着替えて来ており、愛姉はビキニアーマーの上にやはりトレーナーとズボン姿だ。
僕はしゃらくさいからバトルスーツのみなんだ。
「これが軍隊仕様のバトルスーツなのね」
「これって初期のプロトタイプだから今のには負けるよ」
友里愛はジト目をする。
「あのねぇ、さっきの自衛隊員の驚いた顔はそのバトルスーツが規格外だからだと思うわよ。年配の人だから知っていても不思議じゃないわよ!」
「って準備ができたようなので入りましょうか」
はぐらかしてしまった。
確かに規格外だからだと、規格の下だからくれたんだろうな。
あの自衛隊の方達も年代物の旧式を使っている僕を可哀想な子を見る目で見ていたはずだ。
でも、これは父が残してくれたのだから大事に使うよ!
友里愛が規格より大幅に上だと言ったのを、下だと思っていたんだ。
はい!数億円のプロトタイプで、通称0番隊に投入された一品だと知るのは後の事。
中に入ると僕はゴブリンの女子を出し始める。
エリートナイト、レイラ、ゼッチィーニ、モーモン、ムミムナを出し、愛姉も執爺を出していた。
先ずは友里愛の事をざっと話し、エリートナイトには先ずは斥候をしに出て貰い、戻って来たら僕の護衛を指示した。
合成をしていないから、大柄な普通のゴブリンだ。
ゼッチィーニとモーモンの装備品を出し、レイラにビキニアーマーの装着を手伝って貰う。
勿論目の前で裸になるので後ろを向く。
レイラは町中用の服だったからビキニアーマーの上に着る服を渡しており、こちらも着替えさせる。
こんな所で申し訳ない!と思うがこればかりは仕方ない。
「我が求めに応じ、我の願いを具現化せんとする時、風より我が声に応えよ!封じられた力を解き放ち、姿を変え、現れん!我が召喚に従い、敵を打ち破り、勝利をもたらせん!現世に舞い降りよ、我が力の証となれ!出でよ、ショーナン!」
次に友里愛にショーナンを召喚して貰うが、やはりバチンと革鎧が弾ける音がした。
それにしても意外な事に友里愛は重度の中2病患者らしい。
女衆の装備が終わると男子の召喚だ。
執爺は愛姉の最大戦力なので別枠として女子に背を向けて警戒はしてもらっていた。
アレクとラッチーを呼び出し、ラッチーには友里愛に指1本触れるなと言明した。
愛姉は自分で対処出来ると言うか、執爺が貞操を守るだろう!
ラッチーは強いんだけど、癖が強すぎる。
また、キーンを出すとやはり御開帳となり女子の目を汚すのは何とか阻止し、ラッチーに着替えを手伝わせたが、ラッチーはキーンにナイフを突きつけられ、下腹部に触れたら殺すと言われていた。
ラッチーは異質過ぎるからよく分からない。
次にジョーイを召喚すると僕はあっという間に地面に転がされた。
そして・・・顔が唾液まみれに・・・
「こら、ジョーイ、やめっ!くすぐったいから!」
思いっきり舐められたんだけど、流石にある程度すると見兼ねたレイラが止めて収まったんだけどね。
レイラ、もう少し早く頼む!でもありがとう!
そして今日の最大となる次なる問題が早速起こった。
ショーナンがラッチーにナンパされ、即落ちして今目の前で18禁行為が始まらんとしていた。
1言で言うとショーナンはエロかったんだ。
男と見ると発情とまでは行かないが、アタイを抱いてめちゃくちゃにして!というタイプだったんだ。
激しいキスをし、お互いの服を脱がし始めたんだ。
慌てたレイラが鬼の形相でゼッチィーニとアレクと共に2人を引き剥がし、18禁行為の禁止を告げ、守れそうにないなら封印して2度と召喚しないと告げた。
前途多難だ。
気の所為か友里愛は残念そうにしている?
それはともかくショーナンは典型的なファイターで、戦闘能力だけを見れば中々の腕前のようだ。
レイラに言わせると見れば分かるのだとか。
なので友里愛の護衛を命じ、キーンにはレイラの指揮下に入るよう伝えた。
ゴブリン達はかもするとレイラが主人であるかのように振る舞う。
ただ、ゼッチィーニは僕に男としての一面を見ているらしく、番になると豪語しているのもありレイラはライバルのようだ。
ライバルと言っても基本的に仲が良い。
愛姉のカーヴァントも増やしたい。
レイラ以外で唯一まともそうなのがモーモンだが、中2病を羅感しているとしか思えないような女騎士だ。
仰々しいのを除けば真面目で聞き分けが良い。
落ち着いたのを見て3人でパーティーを組んだ事や友里愛の事を話し、最下層のボスを倒すのと、移動型のランク4の魔物がいないかの調査を開始した。
「ちょっと!なんでショーナンがエロイ女になってんのよ?それになんでこんな所でエッチを始め掛けてんのよ!意味分かんないわよ!」
あまりの事態にフリーズしていた友里愛がリブートした。
「ご主人様、ラッチーの事、申し訳ありません。ラッチーには許可なくあのような行為をし始めたのならば、殺すか2度と召喚しないようにご主人様に進言いたします」
「男見っけ!アタイを兄さんので孕ませておくれ!」
懲りないショーナンは僕に色仕掛けをしてきた。
こいつは他のカードを吸収したら落ち着くのだろうか?
アレクは落ち着いたようだけど。
「カーヴァントをむりやり成長させているから、元の精神が強い者程落ち着いていて、何かを抱えているのは癖のある奴になるのじゃないかと思っているんだ」
レイラと話した内容とアレクとムミムナの状態からそう判断した。
また、モーモンは変わらないのかも。
何事にも真面目で必死そうな感じがするから。
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