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第1章(高校生入学編)
第64話 レイラさんの訓示
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「出でよレイラ!出でよゼッチィーニ!出でよジョーイ・・・」
中に入るやいなや怒涛の召喚開始。
更にアレク、ムミムナ、モーモンを召喚した。
続いて入って来た友里愛もキーンとショーナンを召喚していく。
他のメンバーがラビリンスの中へと順に入り、最後が愛姉だ。
愛姉もラビリンスに入ると即時にセバスチャンじゃなく、執爺を召喚した。
他のメンバーはあたふたしており、僕のカーヴァントを見てポカーンとしていたりと、経験の差が出た。
しかし、入っても直ぐにナイトとマンティス以外を召喚してはいけないと言ってある。
バチン!
しかし、音のした方を見ると、ぷるるんさんがいてムミムナが慌てて抱きしめ体を隠していたから、誰かが女のゴブリンを召喚したようだ。
やってしまったのはめぐみんだ。
男子がやらかしたのではないのでセーフだ。
いや、アウトです。
ごちそうさまでした~!
「な、何があったの?ご主人様?体がおかしいです・・・」
僕は男子に背を向けるように指示を出す。
「あー、これで分かったかな?急激な体の変化に装備や服が弾けたり破れるんだ」
そして僕の後ろにいるジョーイを見て皆の目が丸くなっている。
そして・・・羨ましい・・・ジョーイは女子に抱きつかれてモフられている。
か、代わりたい!
コホン、皆にナイトやマンティスを召喚させ、僕もジョーイにライカンスロープを出してもらい僕以外に護衛として配備するが、はっきり言って過保護である。
ビッグマンティスとライカンスロープは互角で、ライカンスロープが2体で当たればサクッと倒せられるだろう。
レイラがいつも通りに召喚したカーヴァント達に指示をし、指示が終わると僕のところに来て報告をしてくれた。
そして皆へ紹介するのを待っている。
実によく出来た子だ。
うん。
周りの警戒をカーヴァント達に任せつつ、主だったまとめ役のカーヴァントを紹介し、レイラ達にも皆を紹介するのと新たなカーヴァントのカードを見せ、名前を覚えてもらう。
レイラの記憶力は凄まじい。
僕には無理だけど、1度見れば忘れないようだ。
顔と名前が一致しなくてもさり気なく僕のフォローしてくれる。
そうそう、ショーナンが落ち着いていた。
大人の女性といった強烈なフェロモンが出ていて、存在自体がエロい顔付きではあるが、この前とは違い洗礼された所作が見られる事から、友里愛を驚かせていた。
男を見ても今は見下すような感じにしか見ず、性的なアプローチもなくなった。
友里愛の斜め後ろにおり、主を守らんとする忠義の者と化したように見えさえした。
その上で先ずは男のカーヴァントを周辺警戒に出し、女子のカードを持つものが召喚をする。
田仲君のカードは女子だったから、田仲君は腕を突き出して召喚するが、横を向かさせられていた。
そうやってカードを手にし、中2病ワードを放ちつつカーヴァントを召喚すると順次服を着させていく。
5枚重ねのカーヴァントは辛うじてはち切れなかったが、それは中学生程の背丈だったからだ。
戦士系ばかりだった。
今日は5枚重ねのカーヴァントが10枚分のカーヴァントとペアで行動し、交互に戦う事を理想とした。
そして皆が10枚分のカーヴァントを召喚したが・・・
まともなのがいますように!
等と思っていると、腕を組んでいるレイラの前に新たなカーヴァント達を並ばせているゼッチィーニの姿がある。
執爺は補佐をしている。
ムミムナは体の違和感から服を脱ごうとするカーヴァントを抑えていたりと、前途多難の予感。
キーンはその場から離脱しようとするカーヴァントの首筋にナイフを・・・うわあぁ・・・あかんやん!
「おらぁ!てめぇら聞けえぃ!」
ゼッチィーニが鞘に収まった剣で地面を突く。
「アタシが副団長のゼッチィーニ、このレイラが団長だ!耳の穴かっぽじって聞きやがれ!」
今日のゼッチィーニはやけに張り切っているな。
「アタシとレイラのご主人様のトマス殿のお陰でてめぇらは進化できたんだ!感謝しとけ!それとレイラの強さは別格のクイーンだからな。この場の者が全員で掛かっても勝てないからな!そのつもりで心しとけ!これから団長がてめぇらに団員の心得を伝えてくれるから、その事を肝に銘じておけ!」
「私がご主人様の1番カーヴァントのレイラです。良いですか!まずあなた方のご主人様及び他のご主人様達に性的なアプローチをしない。また、カーヴァント同士の恋愛は各々のご主人様の許可を得る事・・・」
レイラによる訓示が始まった・・・
中に入るやいなや怒涛の召喚開始。
更にアレク、ムミムナ、モーモンを召喚した。
続いて入って来た友里愛もキーンとショーナンを召喚していく。
他のメンバーがラビリンスの中へと順に入り、最後が愛姉だ。
愛姉もラビリンスに入ると即時にセバスチャンじゃなく、執爺を召喚した。
他のメンバーはあたふたしており、僕のカーヴァントを見てポカーンとしていたりと、経験の差が出た。
しかし、入っても直ぐにナイトとマンティス以外を召喚してはいけないと言ってある。
バチン!
しかし、音のした方を見ると、ぷるるんさんがいてムミムナが慌てて抱きしめ体を隠していたから、誰かが女のゴブリンを召喚したようだ。
やってしまったのはめぐみんだ。
男子がやらかしたのではないのでセーフだ。
いや、アウトです。
ごちそうさまでした~!
「な、何があったの?ご主人様?体がおかしいです・・・」
僕は男子に背を向けるように指示を出す。
「あー、これで分かったかな?急激な体の変化に装備や服が弾けたり破れるんだ」
そして僕の後ろにいるジョーイを見て皆の目が丸くなっている。
そして・・・羨ましい・・・ジョーイは女子に抱きつかれてモフられている。
か、代わりたい!
コホン、皆にナイトやマンティスを召喚させ、僕もジョーイにライカンスロープを出してもらい僕以外に護衛として配備するが、はっきり言って過保護である。
ビッグマンティスとライカンスロープは互角で、ライカンスロープが2体で当たればサクッと倒せられるだろう。
レイラがいつも通りに召喚したカーヴァント達に指示をし、指示が終わると僕のところに来て報告をしてくれた。
そして皆へ紹介するのを待っている。
実によく出来た子だ。
うん。
周りの警戒をカーヴァント達に任せつつ、主だったまとめ役のカーヴァントを紹介し、レイラ達にも皆を紹介するのと新たなカーヴァントのカードを見せ、名前を覚えてもらう。
レイラの記憶力は凄まじい。
僕には無理だけど、1度見れば忘れないようだ。
顔と名前が一致しなくてもさり気なく僕のフォローしてくれる。
そうそう、ショーナンが落ち着いていた。
大人の女性といった強烈なフェロモンが出ていて、存在自体がエロい顔付きではあるが、この前とは違い洗礼された所作が見られる事から、友里愛を驚かせていた。
男を見ても今は見下すような感じにしか見ず、性的なアプローチもなくなった。
友里愛の斜め後ろにおり、主を守らんとする忠義の者と化したように見えさえした。
その上で先ずは男のカーヴァントを周辺警戒に出し、女子のカードを持つものが召喚をする。
田仲君のカードは女子だったから、田仲君は腕を突き出して召喚するが、横を向かさせられていた。
そうやってカードを手にし、中2病ワードを放ちつつカーヴァントを召喚すると順次服を着させていく。
5枚重ねのカーヴァントは辛うじてはち切れなかったが、それは中学生程の背丈だったからだ。
戦士系ばかりだった。
今日は5枚重ねのカーヴァントが10枚分のカーヴァントとペアで行動し、交互に戦う事を理想とした。
そして皆が10枚分のカーヴァントを召喚したが・・・
まともなのがいますように!
等と思っていると、腕を組んでいるレイラの前に新たなカーヴァント達を並ばせているゼッチィーニの姿がある。
執爺は補佐をしている。
ムミムナは体の違和感から服を脱ごうとするカーヴァントを抑えていたりと、前途多難の予感。
キーンはその場から離脱しようとするカーヴァントの首筋にナイフを・・・うわあぁ・・・あかんやん!
「おらぁ!てめぇら聞けえぃ!」
ゼッチィーニが鞘に収まった剣で地面を突く。
「アタシが副団長のゼッチィーニ、このレイラが団長だ!耳の穴かっぽじって聞きやがれ!」
今日のゼッチィーニはやけに張り切っているな。
「アタシとレイラのご主人様のトマス殿のお陰でてめぇらは進化できたんだ!感謝しとけ!それとレイラの強さは別格のクイーンだからな。この場の者が全員で掛かっても勝てないからな!そのつもりで心しとけ!これから団長がてめぇらに団員の心得を伝えてくれるから、その事を肝に銘じておけ!」
「私がご主人様の1番カーヴァントのレイラです。良いですか!まずあなた方のご主人様及び他のご主人様達に性的なアプローチをしない。また、カーヴァント同士の恋愛は各々のご主人様の許可を得る事・・・」
レイラによる訓示が始まった・・・
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