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第1章(高校生入学編)
第100話 祝100話記念!緊急ミッション
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やってきました宿泊研修!
県内のとある海洋センターに来ていてた。
カヌーをしたり心身を鍛える為で、雨なら屋内プールになるそうだ。
(少雨なら決行)
しかし、快晴だ!!
普通科はカヌーとプールらしい。
グラウンドがあるのでランニグもあり、体力をつけ交友を深める為だ。
ラビリンス専攻科は、すぐ近くにある初心者ラビリンスに入り、1階層を踏破して正式な探索者資格を得る!
なのだが、2割ほど既にクリアしているんだよね。
ただ、到着したその足で僕達乙女の息吹は初心者ラビリンスへ入る。
他の生徒は一旦講堂に集められ、学校から貸し出される武器と盾の説明を受け、入る順番をくじ引きで決めるのだとか。
僕達が既に風曲の森ラビリンス踏破者だと聞いていたのか、中の探索と魔物の駆除を頼まれた。
通年だと上級生がそれをするのだが、受験勉強等の妨げになるからと僕達が引き受けた。
それなりの大きさがあり、ランク1の魔物が規模なり出没する。
2階層はランク2、3階層はランク3のラビリンスだ。
魔物はリポップしてから時間と共に強くなり、この1か月誰も入っていないそうだ。
だから誰かが直前に潰すのだ。
ただ、インカムを持った探索者資格のある先生がゴールにおり、そこで1枚の紙を渡され、それを入口で見せれば合格だとか。
勿論ラビリンスはササッとクリアしたよ!
ジョーイが召喚したライカンスロープに跨り、3班に分かれたんだ。
モブリンが3階層踏破、旋律の乙女が1階層、ハイシルエットが2階層だ。
これはくじ引きで決めたんだ。
ハイシルエットには愛姉が同行だ。
人選は愛姉がOGと言うのもあるが、例年ギルドから職員が同行するようだ。
ラビリンスに入るのは初日が登録の為で、2日目と3日目は下層に入る。
しかし、順番待ちの間にカヌー等の一般研修がある。
そして昼食の時に男子の不穏な動きを感じた。
何故か男女分かれての昼食で、仲本君が僕の所にやってきた。
「ようトーマス!夜さぁ、、恒例の覗きに行かねえか?」
「覗き?」
「なんだ知らねぇのかよ。先輩から教えられてよ、ボイラー室の中から見えるんだとよ。最後に成功したのは3年前らしいがな。どうだ一緒にやらねぇか?もしやるなら18時講堂裏に集合だ!って、おい染井・・・」
行ってしまった。
「斗升君、ど、どうする?りっちゃんを覗かれたくないよ」
僕達4人は同じテーブルに座っている。
「全力で阻止だ!ちょっとトイレに行くよ」
スマホの持ち込みは禁止されており、発見したらその場で粉砕する事になっている。
それもあり僕はトイレでインカムを装着し愛姉に男子の計画を連絡する事にした。
「・・・と言う訳で阻止しようと思うけど、警戒してね」
「まだやっているのね。例年の事だから大丈夫よ。でもありがとうね」
そして18時を迎えた。
「同志諸君!全員ではないがよく集まってくれた。我々はやらねばならない。漢ならやらねばならない時がある。同志諸君よそれはいつだ!」
「今でしょう!」
「よく言った!最早四の五の言うまい。敵は(的は)本能寺にあり!(ボイラーにあり)!1人は皆の為!皆は1人の為!誰か1人でも辿り着ければ我らの勝利ぞ!そこに乙女の柔肌があれば見ようではないか!いざ逝かん!大義は我らにあると知れ!同志諸君、いや兄弟よ!我らは同じ崇高な目標を持つ兄弟だ!皆の武運を祈る。ウィーアーワン!」
「ウィーアーワン!」
皆が続き、グラスの代わりに小石を地面に叩きつけて走り出した。
「アレクシアの裸を見るぞ!」
「渚の胸は俺んだ!」
皆好き勝手に妄想を膨らませている。
先程ラビリンスに友里愛と愛姉と入り、執爺、レイラ、ゼッチィーニ、ショーナン他を現実に連れて来ており手伝いを頼んだ。
女子風呂の警戒をゼッチィーニ、建物の周りを執爺にお願いした。
レイラとショーナンは一緒に入浴し、ゼッチィーニは脱衣場の警戒だ。
・
・
・
「うわー!レイラちゃん人間のおっぱいと変わらないわよ!きれいな形で羨ましいわ!」
「ちょっと!りっちゃんのそれやばいよ!どうやったらそんなに大きいの!」
「ちょっと!胸揉むな!こら!誰だお尻触ったの!」
女子は全員大浴場にてワイワイと入っていた。
「渚様!どうやったらそんな完璧なプロポーションになるの?」
「好きな人に触られる事を思い浮かべればそうなりますわ!」
「もう触られたのですか?」
「それがね、彼奥手なのか手も握ってこないのよ!」
「大事にされてるのね!私なんかこの前やられそうになったわ!幸いお母さんがドア越しに声を掛けて来たから・・・」
胸の大きさを比べる者、1歩間違えれば百合?になりそうな者色々だが、友里愛は周りの取り巻きとそんな話をしていた。
友里愛的には、もし今夜斗升に呼ばれ2人きりになれば体を許す事を考えるほど惚れていた。
命の恩人であり、先週は父や自分と姉の貞操を守ってくれたのだ。
そんな禁断の入浴タイムを守るべく風呂のある新館の近くに斗升達は待ち構えていた。
「悪いけど友里愛達の肌は僕達が守るよ!」
「貴様あぁ!裏切り者だな!構わねえぇ皆やるぞ!」
ドスッ!バコッ!グシャ!
斗升達4人は情け容赦なく男子を気絶させていく。
既に高ランクラビリンスに入り、レベルの上がっている斗升達の敵ではなかった。
注)レベルが有るのは知られているが、レベルを確認する術はない。
精々パンチや背筋、握力から身体能力を推し量るしかない。
「クックックッ!こんな事もあろうかと二手に分かれたのさ!同士よ後は託した!」
僕は仲本君を悶絶させたけど、気絶する前に聞き捨てならない事を言っていた。
単に参加人数が少なかったのだと思ったけど、なるほど。
5分ほどで縛り上げたけど、大丈夫かな?
・
・
・
「どうやらアルファ隊(仲本)の方が会敵したようだな。よし、二手に分かれるぞ!ブラボー隊は俺に、チャーリー隊は澤田行けるか?」
「任せとけ!」
「ブラボーは右手から、チャーリーは左手から!ウィーアーワン」
「ウィーアーワン!」
チャーリー隊も号令と共に別れていった。
距離の関係からボイラー室の入り口へと先に辿り着いたのはブラボー隊だった。
「よし!皆、中へ行くぞ!」
ガラガラガラ
ボイラー室の扉を開けると、執事服を着た老体がいた。
「お嬢様の肌を見ようとは万死に値する!お覚悟!」
瞬く間にブラボー隊は無力化されていく。
「くう!こうなったら必殺技だ!48計逃げるに如かず! *注」
*注)36計逃げるに如かずです。思春期の男子なのでエッチの方と混在してます。
残ったブラボー隊だった者は二手に分かれて逃げる。
1人は直ぐに執爺が取り押さえ、もう1人を追う。
「お前達の犠牲は忘れない!ありがとうブラボー!」
チャーリーも途中邪魔が入り2人のみになっていたが、開かれたボイラー室の扉に見事に入る。
そして男子にのみ口伝されている秘密の穴に辿り着いた!
「ウィーアーワン!我らの勝利だ!さあ、その柔肌を見せてくれ!」
そうして風呂場を覗くのだった。
後書き失礼します。
100話を記念してベタな番外編を入れました。
ここまでお読み頂きありがとうございます!
まだお気に入り登録していない方は是非お気に入り登録お願いします。
アルファポリスでは読者数を推し量るのがお気に入り数としおり位で、数が多いと作者の励みになります!
どうぞ宜しくお願いします!
県内のとある海洋センターに来ていてた。
カヌーをしたり心身を鍛える為で、雨なら屋内プールになるそうだ。
(少雨なら決行)
しかし、快晴だ!!
普通科はカヌーとプールらしい。
グラウンドがあるのでランニグもあり、体力をつけ交友を深める為だ。
ラビリンス専攻科は、すぐ近くにある初心者ラビリンスに入り、1階層を踏破して正式な探索者資格を得る!
なのだが、2割ほど既にクリアしているんだよね。
ただ、到着したその足で僕達乙女の息吹は初心者ラビリンスへ入る。
他の生徒は一旦講堂に集められ、学校から貸し出される武器と盾の説明を受け、入る順番をくじ引きで決めるのだとか。
僕達が既に風曲の森ラビリンス踏破者だと聞いていたのか、中の探索と魔物の駆除を頼まれた。
通年だと上級生がそれをするのだが、受験勉強等の妨げになるからと僕達が引き受けた。
それなりの大きさがあり、ランク1の魔物が規模なり出没する。
2階層はランク2、3階層はランク3のラビリンスだ。
魔物はリポップしてから時間と共に強くなり、この1か月誰も入っていないそうだ。
だから誰かが直前に潰すのだ。
ただ、インカムを持った探索者資格のある先生がゴールにおり、そこで1枚の紙を渡され、それを入口で見せれば合格だとか。
勿論ラビリンスはササッとクリアしたよ!
ジョーイが召喚したライカンスロープに跨り、3班に分かれたんだ。
モブリンが3階層踏破、旋律の乙女が1階層、ハイシルエットが2階層だ。
これはくじ引きで決めたんだ。
ハイシルエットには愛姉が同行だ。
人選は愛姉がOGと言うのもあるが、例年ギルドから職員が同行するようだ。
ラビリンスに入るのは初日が登録の為で、2日目と3日目は下層に入る。
しかし、順番待ちの間にカヌー等の一般研修がある。
そして昼食の時に男子の不穏な動きを感じた。
何故か男女分かれての昼食で、仲本君が僕の所にやってきた。
「ようトーマス!夜さぁ、、恒例の覗きに行かねえか?」
「覗き?」
「なんだ知らねぇのかよ。先輩から教えられてよ、ボイラー室の中から見えるんだとよ。最後に成功したのは3年前らしいがな。どうだ一緒にやらねぇか?もしやるなら18時講堂裏に集合だ!って、おい染井・・・」
行ってしまった。
「斗升君、ど、どうする?りっちゃんを覗かれたくないよ」
僕達4人は同じテーブルに座っている。
「全力で阻止だ!ちょっとトイレに行くよ」
スマホの持ち込みは禁止されており、発見したらその場で粉砕する事になっている。
それもあり僕はトイレでインカムを装着し愛姉に男子の計画を連絡する事にした。
「・・・と言う訳で阻止しようと思うけど、警戒してね」
「まだやっているのね。例年の事だから大丈夫よ。でもありがとうね」
そして18時を迎えた。
「同志諸君!全員ではないがよく集まってくれた。我々はやらねばならない。漢ならやらねばならない時がある。同志諸君よそれはいつだ!」
「今でしょう!」
「よく言った!最早四の五の言うまい。敵は(的は)本能寺にあり!(ボイラーにあり)!1人は皆の為!皆は1人の為!誰か1人でも辿り着ければ我らの勝利ぞ!そこに乙女の柔肌があれば見ようではないか!いざ逝かん!大義は我らにあると知れ!同志諸君、いや兄弟よ!我らは同じ崇高な目標を持つ兄弟だ!皆の武運を祈る。ウィーアーワン!」
「ウィーアーワン!」
皆が続き、グラスの代わりに小石を地面に叩きつけて走り出した。
「アレクシアの裸を見るぞ!」
「渚の胸は俺んだ!」
皆好き勝手に妄想を膨らませている。
先程ラビリンスに友里愛と愛姉と入り、執爺、レイラ、ゼッチィーニ、ショーナン他を現実に連れて来ており手伝いを頼んだ。
女子風呂の警戒をゼッチィーニ、建物の周りを執爺にお願いした。
レイラとショーナンは一緒に入浴し、ゼッチィーニは脱衣場の警戒だ。
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「うわー!レイラちゃん人間のおっぱいと変わらないわよ!きれいな形で羨ましいわ!」
「ちょっと!りっちゃんのそれやばいよ!どうやったらそんなに大きいの!」
「ちょっと!胸揉むな!こら!誰だお尻触ったの!」
女子は全員大浴場にてワイワイと入っていた。
「渚様!どうやったらそんな完璧なプロポーションになるの?」
「好きな人に触られる事を思い浮かべればそうなりますわ!」
「もう触られたのですか?」
「それがね、彼奥手なのか手も握ってこないのよ!」
「大事にされてるのね!私なんかこの前やられそうになったわ!幸いお母さんがドア越しに声を掛けて来たから・・・」
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友里愛的には、もし今夜斗升に呼ばれ2人きりになれば体を許す事を考えるほど惚れていた。
命の恩人であり、先週は父や自分と姉の貞操を守ってくれたのだ。
そんな禁断の入浴タイムを守るべく風呂のある新館の近くに斗升達は待ち構えていた。
「悪いけど友里愛達の肌は僕達が守るよ!」
「貴様あぁ!裏切り者だな!構わねえぇ皆やるぞ!」
ドスッ!バコッ!グシャ!
斗升達4人は情け容赦なく男子を気絶させていく。
既に高ランクラビリンスに入り、レベルの上がっている斗升達の敵ではなかった。
注)レベルが有るのは知られているが、レベルを確認する術はない。
精々パンチや背筋、握力から身体能力を推し量るしかない。
「クックックッ!こんな事もあろうかと二手に分かれたのさ!同士よ後は託した!」
僕は仲本君を悶絶させたけど、気絶する前に聞き捨てならない事を言っていた。
単に参加人数が少なかったのだと思ったけど、なるほど。
5分ほどで縛り上げたけど、大丈夫かな?
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「どうやらアルファ隊(仲本)の方が会敵したようだな。よし、二手に分かれるぞ!ブラボー隊は俺に、チャーリー隊は澤田行けるか?」
「任せとけ!」
「ブラボーは右手から、チャーリーは左手から!ウィーアーワン」
「ウィーアーワン!」
チャーリー隊も号令と共に別れていった。
距離の関係からボイラー室の入り口へと先に辿り着いたのはブラボー隊だった。
「よし!皆、中へ行くぞ!」
ガラガラガラ
ボイラー室の扉を開けると、執事服を着た老体がいた。
「お嬢様の肌を見ようとは万死に値する!お覚悟!」
瞬く間にブラボー隊は無力化されていく。
「くう!こうなったら必殺技だ!48計逃げるに如かず! *注」
*注)36計逃げるに如かずです。思春期の男子なのでエッチの方と混在してます。
残ったブラボー隊だった者は二手に分かれて逃げる。
1人は直ぐに執爺が取り押さえ、もう1人を追う。
「お前達の犠牲は忘れない!ありがとうブラボー!」
チャーリーも途中邪魔が入り2人のみになっていたが、開かれたボイラー室の扉に見事に入る。
そして男子にのみ口伝されている秘密の穴に辿り着いた!
「ウィーアーワン!我らの勝利だ!さあ、その柔肌を見せてくれ!」
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