126 / 197
第2章
第126話 治療開始
しおりを挟む
僕はラビリンスに入るとレイラ、ムミムナ、アレク、エレーナ、ゼッチーニを召喚したが愛姉はナリサタリアを召喚する。
そして服を着替え、2人ずつ外に出る。
僕は最後に出るので、外に出たカーヴァントは友里愛達と一緒に居てもらった。
カーヴァント達は理由が分からず混乱するからとそうしたんだけど、レイラが話してくれたので混乱は少ない。
例外はエレーナだ。
皆にラビリンスについてのキーパーソンで、僕に降ったエルフだとざっくり話した。
詳細は後にするが、明日香さんに合わせて話を聞き出して貰う為に。
意外とゼッチーニがオロオロしていて可愛かったりして少しキュンとなっちゃったけど、大丈夫だからと落ち着かせ、ミーコに託した。
残念ながらアレクシアには向かない。
友里愛にはムミムナを託す。
アレクはムミムナの護衛をして貰う。
そう言えばこの2人が子をなしたらどんな見た目の子になるのか興味が尽きない。
3度愛姉が出入りして6体のカーヴァントがラビリンスの外へと出た。
ナリサタリアは愛姉の側を離れない。
愛姉がナリサタリアを出したのは、僕がレイラとインカムを使って会話が出来ると伝えたから、自分もやってみたいからのようだったな。
6体がサングラスをしているので、異様な光景だ。
ギルド本部からの者達がいるからか自衛隊も何も言ってこなかったな。
「この6人はカーヴァントよね?」
明日香さんが僕の横に来て耳元で問うてくる。
小声で話すものだから甘ったるい囁きに聞こえどきりとする。
「そうですが、さっきの場所で詳しく話すので、今はただの黒服としてください」
「分かったわ」
そうして海洋センターへ戻る。
海洋センターへと言ってもすぐ近くだ。
ラビリンスに近い所に海洋センターを建てたのか、海洋センターの近くにラビリンスが出来たのか不明だった。
先程の部屋に着いたが、黒服を全員集め、ドアは施錠した。
更にドアから離れたところで話す事にした。
「皆さんに僕達の秘密を伝えますが、口約束になるけど皆さんの良心を信じて誓約をお願いします」
「君達がこれから話す事や、先のラビリンスからここに来るまでの事を口外しないという事ね?」
「そうです。秘密を守ります!と宣誓ください。もし喋れない方が入れば僕の手を両手で握ってください」
黒服が全員宣誓した。
「宣誓ありがとうございます。では皆さんの病気治療に先立ち説明しますね。愛姉の2世の能力は触れながらですがラビリンスからカーヴァントを出せます。ただ、ある程度時間が経つとカードに戻るので、人間が側にいるのが絶対です。外では手を握るか後ろを誰かが歩いてカードに戻るのに備えないとカードが何処かに行き、ロストします」
「貴女2世だったのね。何で教えてくれなかったの?」
「最近というか、この4月になってから知ったの」
ハアと明日香さんは溜息をする。
「次にこれは絶対に秘密ですが、僕はカードを合成し、最大ランク10相当にまで強化でき、しかも元のランク扱いです。また、ゴブリンでも肌の色と目以外は人と同じような見た目です。皆サングラスを外して」
緑色のゴブリン達をじっと見つめる。
「このカーヴァントは皆ゴブリンです。あのしわくちゃなね。例えばリーダーのレイラはゴブリン10枚分で、父が残したカードで、僕が最初に合成したカーヴァントです。本題ですが、このムミムナはゴブリンヒーラーで、彼女もゴブリン10枚分で、彼女が皆さんを治療します。ムミムナ、診てあげて」
「それでは私から頼もう。万が一の時は綾音が私を引き継ぐ事」
ムミムナが明日香さんの手を握ったりする。
「では上半身裸になってください。裸になったら治療を始めます」
ムミムナがそう言うので、男衆は急遽部屋にあったホワイトボードを間仕切りの壁として、明日香さん達がいる方へ背を向けて座る。
一応アレクシアが僕の監視だ。
「見てはダメ。おっぱい見たければ後で私のを見て我慢する」
相変わらず意味の分からないからかいをする。
真っ赤になる僕を見て嗜虐心がわくのかな?
そんな中衣擦れの音がし、ムミムナの治療が始まった。
そして服を着替え、2人ずつ外に出る。
僕は最後に出るので、外に出たカーヴァントは友里愛達と一緒に居てもらった。
カーヴァント達は理由が分からず混乱するからとそうしたんだけど、レイラが話してくれたので混乱は少ない。
例外はエレーナだ。
皆にラビリンスについてのキーパーソンで、僕に降ったエルフだとざっくり話した。
詳細は後にするが、明日香さんに合わせて話を聞き出して貰う為に。
意外とゼッチーニがオロオロしていて可愛かったりして少しキュンとなっちゃったけど、大丈夫だからと落ち着かせ、ミーコに託した。
残念ながらアレクシアには向かない。
友里愛にはムミムナを託す。
アレクはムミムナの護衛をして貰う。
そう言えばこの2人が子をなしたらどんな見た目の子になるのか興味が尽きない。
3度愛姉が出入りして6体のカーヴァントがラビリンスの外へと出た。
ナリサタリアは愛姉の側を離れない。
愛姉がナリサタリアを出したのは、僕がレイラとインカムを使って会話が出来ると伝えたから、自分もやってみたいからのようだったな。
6体がサングラスをしているので、異様な光景だ。
ギルド本部からの者達がいるからか自衛隊も何も言ってこなかったな。
「この6人はカーヴァントよね?」
明日香さんが僕の横に来て耳元で問うてくる。
小声で話すものだから甘ったるい囁きに聞こえどきりとする。
「そうですが、さっきの場所で詳しく話すので、今はただの黒服としてください」
「分かったわ」
そうして海洋センターへ戻る。
海洋センターへと言ってもすぐ近くだ。
ラビリンスに近い所に海洋センターを建てたのか、海洋センターの近くにラビリンスが出来たのか不明だった。
先程の部屋に着いたが、黒服を全員集め、ドアは施錠した。
更にドアから離れたところで話す事にした。
「皆さんに僕達の秘密を伝えますが、口約束になるけど皆さんの良心を信じて誓約をお願いします」
「君達がこれから話す事や、先のラビリンスからここに来るまでの事を口外しないという事ね?」
「そうです。秘密を守ります!と宣誓ください。もし喋れない方が入れば僕の手を両手で握ってください」
黒服が全員宣誓した。
「宣誓ありがとうございます。では皆さんの病気治療に先立ち説明しますね。愛姉の2世の能力は触れながらですがラビリンスからカーヴァントを出せます。ただ、ある程度時間が経つとカードに戻るので、人間が側にいるのが絶対です。外では手を握るか後ろを誰かが歩いてカードに戻るのに備えないとカードが何処かに行き、ロストします」
「貴女2世だったのね。何で教えてくれなかったの?」
「最近というか、この4月になってから知ったの」
ハアと明日香さんは溜息をする。
「次にこれは絶対に秘密ですが、僕はカードを合成し、最大ランク10相当にまで強化でき、しかも元のランク扱いです。また、ゴブリンでも肌の色と目以外は人と同じような見た目です。皆サングラスを外して」
緑色のゴブリン達をじっと見つめる。
「このカーヴァントは皆ゴブリンです。あのしわくちゃなね。例えばリーダーのレイラはゴブリン10枚分で、父が残したカードで、僕が最初に合成したカーヴァントです。本題ですが、このムミムナはゴブリンヒーラーで、彼女もゴブリン10枚分で、彼女が皆さんを治療します。ムミムナ、診てあげて」
「それでは私から頼もう。万が一の時は綾音が私を引き継ぐ事」
ムミムナが明日香さんの手を握ったりする。
「では上半身裸になってください。裸になったら治療を始めます」
ムミムナがそう言うので、男衆は急遽部屋にあったホワイトボードを間仕切りの壁として、明日香さん達がいる方へ背を向けて座る。
一応アレクシアが僕の監視だ。
「見てはダメ。おっぱい見たければ後で私のを見て我慢する」
相変わらず意味の分からないからかいをする。
真っ赤になる僕を見て嗜虐心がわくのかな?
そんな中衣擦れの音がし、ムミムナの治療が始まった。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
979
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる