モブ高校生と愉快なカード達〜主人公は無自覚脱モブ&チート持ちだった!カードから美少女を召喚します!強いカード程1癖2癖もあり一筋縄ではない〜

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第2章

第135話 勿論ビーチだ!

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 やってきました沖縄に!
 地上に降りて大地にキスしたくなったよ。

 離陸の時隣に座る友里愛の手を握りしめていたんだ。
 その、女の子の手を握りたくてじゃなく、飛ぶのが怖かったんだ。

 カーヴァントに運ばれるのは何ともなかったんだけどさ、頭の中では分かって入るんだけど、金属の塊が浮き上がって飛ぶのが怖い。

 船で行きたいと思った位だ。

 学校が終わったら一旦帰り、着替えると迎えに来たバスに3人で乗り込む。

 母さんと妹の冬奈までくっついて来たんだ。
 沖縄に行くと行ったら、連れてって!となり、いつの間にか田仲君やりつちゃん達グループ印象はもだ。

「斗升様がいるところが我らの居場所!」

 そう言って明日香さんが直接指揮する黒服さん達全員が警護と称してついてくる。

 どさくさに紛れて友里愛がお姉さんを連れてきた。

 途中からお金は出すから好きにして!と言ったからか、女性陣がわきゃわきゃと計画を立てていたんだ。

 人の金でバカンスしやがって!
 と言いたいが、今のこの眼福感から許そう!

 ギルドのプライベートビーチを貸し切ってボインボインがぷるるんしているのをチェアに腰掛け、ジュースを飲みながら鑑賞している。
 特に黒い水着を着た黒服さん達がやばかった。
 大人の女性は存在そのものがエロいとしか言いようがない。

 警備と遊びを交代でしていたけど、何故か黒服さん達は明日香さん以外全員ハイレグの黒い水着だ。
 僕の気を引くために頑張っているんだ。
 男子でコソコソと誰がどうたら話していた。
 あの食い込みがたまらんとか、ポロリしないかなとか。
 ぼ、僕だって男の子だい!

 友里愛は大人っぽいオレンジをを基調としたセパレートの水着。
 谷間が反則です!

 アレクシアは何故かスクール水着だ。
 ご丁寧に水着には【あれくしあ】と名前が書いてある。

 もちろん確信犯のネタ水着で、途中でセパレート水着に着替えていたよ。

 ボリュームアップ水着で、慎ましやかな胸がそれなりに見える不思議。
 でもおフランスの方だから目茶苦茶映える。

 みーこはスタイルが良いはずなのに、スボーツ用のセパレートだ。
 君は何をしに来たんだ??
 トライアスロンにでも出るのか?と言った水着で、ビーチバレーをしている姿は健康的でカッコ良かったけど、違う!なんか違う!チェンジで!

 アレクシアと共に着替えてきていたな。

 そんな中、明日香さんが僕の所にオイルを持って来た。
 彼女は白のビキニだ。
 はち切れんばかりの18歳のバディーに鼻血が出そうだった。
 田仲君や中芝君達は彼女に見ては駄目ですと何処かに連れて行かれたな。

「そこのお・に・い・さ・ん!ご褒美じゃなくて、オイルを塗ってく・だ・さ・い・な!」

 明日香さんと言えば今日はお休みだ。
 だから今はプライベートな時間として僕達とバカンスをしている。
 休みと言っても行動に制限があるが、こうやって遊ぶのも良いよね!楽しそうだもん。

 ビーチベッドにうつ伏せになる。

 どうしようこれ?

 小尻が可愛いです。
 お尻を撫で撫でしても黒服さん達は怒るどころか喜びます。
 未だに命を救った白馬に乗った王子様なんだ。

 ピチピチの肌は柔らかく、出てはいけないものが出そうなくらい童貞には刺激が強かった。

「斗升様、ブラのホックを外し、そこも塗ってくださいな。それとお尻も水着の中までお願いします!」  

 ハッとなる。
 お尻は自分で出来るよね?
 女子の視線を感じるから背中だけにする。
 今起き上がったらポロリだよ!
 今横乳が見えていて僕は興奮した!

 ブラのホックを外すのに手こずっていたらアレクシアが実演し、ホックを外してまた付け、ボクにやれと促してきた。

 明日香さんに塗り塗りしたら、いつの間にか女性陣が並んでいて、アレクシア、みーこ、友里愛の順で、冬奈もいたからそこは母さんに押し付けた。

「女の子の身体を触り放題で良かったわね」

 友里愛の機嫌がすこぶる悪い。

「うん。友里愛に塗るのを1番の楽しみにしていたよ。でも、いつもお世話になっている黒服さん達が喜ぶならお礼としてこれ位はしてあげないと罰が当たるよ!」  

「あのね、今晩少し外を一緒に歩きたいな!なんて・・・」 

 ホックを外して背中にオイルを塗っている時の会話だ・・・

「うん。僕の方から誘おうかなって思ったんだ」

「本当に!?」

 友里愛はガバっと起きて僕の方に向いた。
 ハラリ・・・
 ホックを外しているから勿論ポロリンだ♪

 僕は鼻血を出した。

「キャッ!」

 友里愛は慌てて再びうつ伏せになる。

 誰かが僕に膝枕してくれて、お世話をされた。

 その後僕もビーチバレーをしたけど、ボールは普通のビーチボール。

 ペアでの対戦で、ボールを割ったらそのセットを落としてしまうので、探索者ではない一部の黒服さんとも互角にやれていた。

 加減しないと直ぐに割れるんだよ。

 意外とと難しかったのは砂浜に寝た状態から起き上がり、後ろにあるフラッグを取るゲームだけど、僕は黒服さん達に勝てなかった。

 反転して駆けようとすると蹴り出しが強く足元が凹み、結果顔面から砂にダイブしてしまうからだった。

 そうそう、何故かレイラや女子のカーヴァントもおり、交代交代で警護をしており一緒に遊んでいたんだ。
 楽しい!

 ・
 ・
 ・

 目の保養になった1日だった。

 あっ!治療はね、半分の人員と共に那覇空港から直接病院に行き、当日のうちに終わらせたよ。

 そいつは回復後1か月老人福祉施設での無償労働というか、ボランティア活動をする事になったんだ。

 その日の夕方、早目の夕食の後、僕は友里愛と手を繋いで誰もいないビーチを散歩し、夕日をバックに長いキスをした・・・

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