48 / 73
第1章 入試篇
第48話 ご機嫌取
しおりを挟む
フォルクスはシーラの機嫌取りに必死だった。
「ごめんシーラ。僕が悪かった。その、胸を触るつもりはなかったんだけど、ごめんよ。触っちゃった。でも柔らかくて触り心地が良かったよ!」
「何を馬鹿な事を言っているのよ。確かあんた、私の胸なんて小さくてお子ちゃまだって言ってたでしょ?」
「うん、そうだけど少し大きくなったか?」
「えっ?ほんとに?私の胸って大きくなったの?確かめられるの?」
ついシーラは確かめたいと言ってしまったが、フォルクスは確認と称してシーラの胸を見る為に服を捲し上げようとしたのだが、その途端に、シーラがハッとなり
「あ、あんた何やってんのよ?」
「だってさ、確かめろって言ったじゃん!」
「確かに言ったけど、普通そんな事しないでしょ?服の上からでも分かるでしょ?」
「そう、そうかごめんよ。そ、その何かお詫びをさせて。って確かめるね。モミモミ。うん、少し大きくなっているね!もう少しで俺の好きな大きさだから安心して」
フォルクスが突然胸を触って来た。突然の事で唖然としていたが、フォルクスの好みの大きさに近付いていると聞こえ、胸を揉まれた事をつい忘れてしまった。シーラは嬉しかったのだ。
「じゃあお詫びとして今から皆のところに戻る時に、私と手を繋いで行きなさいよ」
そうやって皆のところへるんるんな顔のシーラと手を繋いだフォルクスが現れた為、皆がびっくりしていた。それはともかく老人がいきなり土下座を始めた。
「これは儂の早とちりだったようで申し訳ない事をした。儂はジェスロと言う。貴方様に叩きのめされた時に記憶が戻りましてな、実はこの屋敷に私は縛られております。その、何者かが禁術を使い、それも失敗した事により儂ともう一人別の禍々しい者が召喚されてしまったのじゃ。儂はなんとかその者を槍で刺し貫いたが、逃げられてしもうたんじゃ」
「貴方は一体何者なのですか?」
「うむ、儂か。信じられないかもだが、儂は別の世界から召喚された者なのじゃ。だが向こうの世界では1度死んで人生が終わっとる。そして本来は勇者殿のサポートと指南をする為に召喚される筈だったのじゃ。だが何者かの禁術により不完全な状態で、しかもこの屋敷に縛り付けられる形で召喚されてしもうたんじゃ。女神様に言われてのう、責務を全うするのならば若い体にして生き返らせてやると。もう少し若い体で今生きておる筈だったのだが、何故か向こうで死んだ時の歳のままじゃて。確か儂が仕える筈の勇者様はゆうま殿と言うた筈であったが、お主がゆうま殿か?」
カーラがハッとなり
「はい、老騎士様。この御方がゆうま様で間違いございません」
奴隷商がやり取りを見ていて頃合いと感じたのか、質問をした
「フォルクス様。このお屋敷をご購入されるという事で宜しかったでしょうか?既に血まみれになっていた部屋の改修も終わっておりますし、寝具等も全て新調されております。ですからすぐにでも住む事が出来るかと思います。ですがこれだけのお屋敷で御座いますから、私共の方で扱っております奴隷を使用人としてご購入されるのはいかがでしょうか?メイドや屋敷の使用人としてお使い頂けるものと思います」
フォルクスが皆の顔を見ると頷いていた。
「分かりました。また明日お伺いするので、買う買わないは別として明日奴隷を見せて貰いますね。勿論この屋敷は買わさせて頂きます。この屋敷で誰かが死んでいても僕達は気にしません。だよなシーラ?」
「ええ、問題ないわ。こんな立派なお屋敷に住めるなんてやっぱりフォルクスは凄いわね。フォルクスを好きになって良かった!」
べソンがフォルクスに一言言う
「じゃああの離れを売って貰ってもいいか?」
すかさず奴隷商が言う
「ほほほ。べソン様。丁度この屋敷の隣に小さなお屋敷がございます。先程ちらっと見えたかと思います。金貨500枚ほどでありますが、いかがですかな?そこも訳有のお値打ち物件となっております。貴族の愛人の為の家でしたが、愛人が浮気をしましてな。パドロンは浮気相手と愛し合っている最中に偶々屋敷を訪れましてな、浮気現場を目撃してしまった次第です。その愛人と間男が愛し合っている最中にメッタ刺しにして殺害したという事件が有った物件なのです。部屋数はこのお屋敷の1/5ほどしかありませんが、お屋敷というよりは館と言うべきでしょうか。べソン様がべソン様のハーレムと住まれる位でしたら十分かと思います」
リズとべソンの目が輝き
「じゃあ見せてくれ!」
「ではお二人を案内して参りますので、フォルクス様もお屋敷の中をよくご覧になってください」
そして奴隷商はべソンを引き連れ、隣にある館に入って行ったのであった。
「ごめんシーラ。僕が悪かった。その、胸を触るつもりはなかったんだけど、ごめんよ。触っちゃった。でも柔らかくて触り心地が良かったよ!」
「何を馬鹿な事を言っているのよ。確かあんた、私の胸なんて小さくてお子ちゃまだって言ってたでしょ?」
「うん、そうだけど少し大きくなったか?」
「えっ?ほんとに?私の胸って大きくなったの?確かめられるの?」
ついシーラは確かめたいと言ってしまったが、フォルクスは確認と称してシーラの胸を見る為に服を捲し上げようとしたのだが、その途端に、シーラがハッとなり
「あ、あんた何やってんのよ?」
「だってさ、確かめろって言ったじゃん!」
「確かに言ったけど、普通そんな事しないでしょ?服の上からでも分かるでしょ?」
「そう、そうかごめんよ。そ、その何かお詫びをさせて。って確かめるね。モミモミ。うん、少し大きくなっているね!もう少しで俺の好きな大きさだから安心して」
フォルクスが突然胸を触って来た。突然の事で唖然としていたが、フォルクスの好みの大きさに近付いていると聞こえ、胸を揉まれた事をつい忘れてしまった。シーラは嬉しかったのだ。
「じゃあお詫びとして今から皆のところに戻る時に、私と手を繋いで行きなさいよ」
そうやって皆のところへるんるんな顔のシーラと手を繋いだフォルクスが現れた為、皆がびっくりしていた。それはともかく老人がいきなり土下座を始めた。
「これは儂の早とちりだったようで申し訳ない事をした。儂はジェスロと言う。貴方様に叩きのめされた時に記憶が戻りましてな、実はこの屋敷に私は縛られております。その、何者かが禁術を使い、それも失敗した事により儂ともう一人別の禍々しい者が召喚されてしまったのじゃ。儂はなんとかその者を槍で刺し貫いたが、逃げられてしもうたんじゃ」
「貴方は一体何者なのですか?」
「うむ、儂か。信じられないかもだが、儂は別の世界から召喚された者なのじゃ。だが向こうの世界では1度死んで人生が終わっとる。そして本来は勇者殿のサポートと指南をする為に召喚される筈だったのじゃ。だが何者かの禁術により不完全な状態で、しかもこの屋敷に縛り付けられる形で召喚されてしもうたんじゃ。女神様に言われてのう、責務を全うするのならば若い体にして生き返らせてやると。もう少し若い体で今生きておる筈だったのだが、何故か向こうで死んだ時の歳のままじゃて。確か儂が仕える筈の勇者様はゆうま殿と言うた筈であったが、お主がゆうま殿か?」
カーラがハッとなり
「はい、老騎士様。この御方がゆうま様で間違いございません」
奴隷商がやり取りを見ていて頃合いと感じたのか、質問をした
「フォルクス様。このお屋敷をご購入されるという事で宜しかったでしょうか?既に血まみれになっていた部屋の改修も終わっておりますし、寝具等も全て新調されております。ですからすぐにでも住む事が出来るかと思います。ですがこれだけのお屋敷で御座いますから、私共の方で扱っております奴隷を使用人としてご購入されるのはいかがでしょうか?メイドや屋敷の使用人としてお使い頂けるものと思います」
フォルクスが皆の顔を見ると頷いていた。
「分かりました。また明日お伺いするので、買う買わないは別として明日奴隷を見せて貰いますね。勿論この屋敷は買わさせて頂きます。この屋敷で誰かが死んでいても僕達は気にしません。だよなシーラ?」
「ええ、問題ないわ。こんな立派なお屋敷に住めるなんてやっぱりフォルクスは凄いわね。フォルクスを好きになって良かった!」
べソンがフォルクスに一言言う
「じゃああの離れを売って貰ってもいいか?」
すかさず奴隷商が言う
「ほほほ。べソン様。丁度この屋敷の隣に小さなお屋敷がございます。先程ちらっと見えたかと思います。金貨500枚ほどでありますが、いかがですかな?そこも訳有のお値打ち物件となっております。貴族の愛人の為の家でしたが、愛人が浮気をしましてな。パドロンは浮気相手と愛し合っている最中に偶々屋敷を訪れましてな、浮気現場を目撃してしまった次第です。その愛人と間男が愛し合っている最中にメッタ刺しにして殺害したという事件が有った物件なのです。部屋数はこのお屋敷の1/5ほどしかありませんが、お屋敷というよりは館と言うべきでしょうか。べソン様がべソン様のハーレムと住まれる位でしたら十分かと思います」
リズとべソンの目が輝き
「じゃあ見せてくれ!」
「ではお二人を案内して参りますので、フォルクス様もお屋敷の中をよくご覧になってください」
そして奴隷商はべソンを引き連れ、隣にある館に入って行ったのであった。
1
あなたにおすすめの小説
無限に進化を続けて最強に至る
お寿司食べたい
ファンタジー
突然、居眠り運転をしているトラックに轢かれて異世界に転生した春風 宝。そこで女神からもらった特典は「倒したモンスターの力を奪って無限に強くなる」だった。
※よくある転生ものです。良ければ読んでください。 不定期更新 初作 小説家になろうでも投稿してます。 文章力がないので悪しからず。優しくアドバイスしてください。
改稿したので、しばらくしたら消します
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
転生してチートを手に入れました!!生まれた時から精霊王に囲まれてます…やだ
如月花恋
ファンタジー
…目の前がめっちゃ明るくなったと思ったら今度は…真っ白?
「え~…大丈夫?」
…大丈夫じゃないです
というかあなた誰?
「神。ごめんね~?合コンしてたら死んじゃってた~」
…合…コン
私の死因…神様の合コン…
…かない
「てことで…好きな所に転生していいよ!!」
好きな所…転生
じゃ異世界で
「異世界ってそんな子供みたいな…」
子供だし
小2
「まっいっか。分かった。知り合いのところ送るね」
よろです
魔法使えるところがいいな
「更に注文!?」
…神様のせいで死んだのに…
「あぁ!!分かりました!!」
やたね
「君…結構策士だな」
そう?
作戦とかは楽しいけど…
「う~ん…だったらあそこでも大丈夫かな。ちょうど人が足りないって言ってたし」
…あそこ?
「…うん。君ならやれるよ。頑張って」
…んな他人事みたいな…
「あ。爵位は結構高めだからね」
しゃくい…?
「じゃ!!」
え?
ちょ…しゃくいの説明ぃぃぃぃ!!
【完結】転生したら最強の魔法使いでした~元ブラック企業OLの異世界無双~
きゅちゃん
ファンタジー
過労死寸前のブラック企業OL・田中美咲(28歳)が、残業中に倒れて異世界に転生。転生先では「セリア・アルクライト」という名前で、なんと世界最強クラスの魔法使いとして生まれ変わる。
前世で我慢し続けた鬱憤を晴らすかのように、理不尽な権力者たちを魔法でバッサバッサと成敗し、困っている人々を助けていく。持ち前の社会人経験と常識、そして圧倒的な魔法力で、この世界の様々な問題を解決していく痛快ストーリー。
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
悪役顔のモブに転生しました。特に影響が無いようなので好きに生きます
竹桜
ファンタジー
ある部屋の中で男が画面に向かいながら、ゲームをしていた。
そのゲームは主人公の勇者が魔王を倒し、ヒロインと結ばれるというものだ。
そして、ヒロインは4人いる。
ヒロイン達は聖女、剣士、武闘家、魔法使いだ。
エンドのルートしては六種類ある。
バットエンドを抜かすと、ハッピーエンドが五種類あり、ハッピーエンドの四種類、ヒロインの中の誰か1人と結ばれる。
残りのハッピーエンドはハーレムエンドである。
大好きなゲームの十回目のエンディングを迎えた主人公はお腹が空いたので、ご飯を食べようと思い、台所に行こうとして、足を滑らせ、頭を強く打ってしまった。
そして、主人公は不幸にも死んでしまった。
次に、主人公が目覚めると大好きなゲームの中に転生していた。
だが、主人公はゲームの中で名前しか出てこない悪役顔のモブに転生してしまった。
主人公は大好きなゲームの中に転生したことを心の底から喜んだ。
そして、折角転生したから、この世界を好きに生きようと考えた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる