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16: でも、それが嘘だったとしたら?
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部屋の前に来るまではまだ迷いがあった。
完全にダメな方に傾いたのは、クロエが切なげにオスカーの名を呼んだ瞬間だ。
ライルは嫉妬で頭がおかしくなった。頭に血が上り、ぐらぐらと視界が揺れた。
どうして自分を捨てた男をずっと想っていられるんだ。どうしてそばに居る俺には目を向けてくれないんだ。
そんな考えが頭の中を支配して、気がつくと彼はクロエを押し倒していた。
「出来るわけ、ないだろう……」
愛を人質に、堂々と『抱けるものなら抱いてみろ』なんて言われて、手を出せるほど図太くない。
ライルは脱ぎ捨てられたストールを彼女の肩にかけた。
「そう?なら良かったわ。……実はこの間は『めちゃくちゃにする』とかなんとか言っていたから、本当はちょっと怖かったの」
そう言って苦笑するクロエ。
よく見ると、胸の前で胸元を隠すようにストールの端を握る彼女の手は、少し震えていた。
「怖いなら煽るなよ……。もし俺が『じゃあ、お言葉に甘えて』って躊躇なく手を出したらどうするつもりだったんだ」
「別に、どうもしないわよ。だって、私たちは夫婦だもの。だから別に、体を繋げても問題はない。むしろ、ちゃんと初夜を迎えていない方が問題かもね」
クロエもライルも、愛だの恋だのと言って初夜を先延ばしにしていたが、本当はそんなものはどうでもよくて。
たとえどんなに嫌いな相手であっても夫婦になったのならば、神の前で誓いを立てたのならば、いずれは体を繋げなければならない。
子を成すこと。それは二人に課せられた義務だ。
「いずれその時は訪れる。それが今に前倒しになったところでどうもしないわ……」
クロエはそっとライルの手に自分の手を重ねた。
ひんやりと冷たい彼女の手に、ライルはビクリと体を震わせる。
もし、この冷たさが恐怖のせいだったのならば、謝るだけでは済まされない。
そう思うと、急に後悔の念が押し寄せてくる。
「……本当に、初夜が今日になっても別にどうもしないと思っていたのよ。でもね、ライル。……信じてたわ」
「クロエ……」
「結婚式の日の夜。あなたは私を抱くことだってできた。その権利と義務があった。でもあなたは私を気遣って何もしないでいてくれた。そんな人が私を無理矢理犯すなんて出来るはずないって信じてた」
クロエは慈悲深き聖母の微笑みをライルに向けた。
その微笑みはライルの罪悪感をさらに刺激した。
「どうして……」
どうして当たり前みたいに信じてくれるのだろう。
どうしてこんなにも真っ直ぐに自分のことを見てくれるのだろう。
酷いことをしたのに。許可なく体に触れたのに。
ライルは苦しそうに顔を歪めた。
「……だめだよ、クロエ」
加速する罪悪感の中に、急に愛おしさが混ざり合う。
ライルはクロエを抱きしめたい衝動に駆られた。
けれど、彼女を襲おうとした自分が、そんな事などできるはずもない。
だからライルは必死に感情を抑え、弱々しく声を絞り出した。
「好きだよ、クロエ……」
それはもう飽きるほど聞いたセリフ。だから、どうせならもっと堂々と言ってほしい。
クロエは彼の心に寄り添うように、重なり合った手をぎゅっと握った。
「……情けない顔ね、ライル」
ライルの金色の瞳は弱々しく揺れている。
嫉妬、後悔、不安、焦り、懺悔。さまざまな負の感情が彼を飲み込もうとしている。
クロエは呆れたように大きくため息をこぼした。
「何をそんなに焦っているの?もしかして、オスカーが帰ってきたことで後継者の地位が危ぶまれるとでも思っているの?」
「……違う。そんなもの、どうでもいい」
「じゃあまさかとは思うけれど、私があなたと離婚してオスカーと再婚するなんて、そんな馬鹿なことでも考えているというの?」
「……」
「無言は肯定、なんでしょう?」
「………」
返事がない。どうやら図星だったようだ。ライルはスッと視線を逸らした。
そんな彼に、クロエは「あり得ない」ともう一度大きなため息をついた。
「馬鹿ね。そんな心配は無用よ」
「…………わからないじゃないか」
「わかるわよ。当たり前でしょう?だって、私とあなたの結婚はもう公表されているのよ?そしてそのことは王家も首都の貴族も、領民も皆知っているの。それなのにどうして今更オスカーと再婚できると思うのよ」
それはもう、恥の上塗りというやつだ。そんなことをすれば、シルヴェスター公爵家の信用は地に落ちる。
いくらオスカーが長男であったとしても、公爵がシルヴェスターの名の下に下した決断をそう簡単にひっくり返すことはできない。
「そりゃあ、オスカーの逃亡に正当な理由があったのなら状況は変わるかもしれないけれど。でも、オスカーは平民のメイドと駆け落ちしたのよ?そしてその事は各所に証言や証拠が残っている。つまり、紛れもない事実なの。誰がそんな男にこの名門シルヴェスター家を任せたいと思うのよ」
ただの行方不明なら、結婚式自体を延期する選択もあったはずだ。
公爵夫妻が新郎の変更を決断したのは、オスカーの駆け落ちに明確な証拠があったから。だから夫妻は恥を忍んでロレーヌ伯爵家に頭を下げ、新郎を入れ替えた。
「お義父さまもお義母さまも、オスカーに見切りをつけたから、あなたを次期当主にしたのでしょう?違う?」
「でも、それが嘘だったとしたら?」
「嘘って?」
「兄さんの駆け落ちが嘘だったとしたら?」
「何?まさか、オスカーが行方不明になったのは誘拐されていたから、とでも?」
「……それは少し、違う」
「もし仮に誘拐だとしても、だったら、あの駆け落ちの証拠はどうなるのよ。まさか誘拐犯が捏ち上げたとでも?あの公爵夫妻が信じるような内容のものを?警備の厳しいこのお屋敷で?」
それはあまりにも突拍子もない、非現実的な妄想。
クロエはライルの話を「あり得ない」と一蹴した。
けれど……
「そんなことができるなんて、内部に共犯者がいないと難し……い……?」
そこまで言って、クロエはハッと気がついてしまった。
そしてライルの方を見る。
ライルは気まずそうに顔を伏せた。
「…………まさか、本当に?」
クロエの問いかけにライルは答えない。
ーーー無言は肯定。
はじめにそう言ったのは彼の方なのに。
「ねえ、答えてよ。ライル」
「……」
「ねえってば!」
クロエは問い詰める。
ライルはそんな彼女から逃げるように、握っていた手を離した。
「…………誘拐はしていない。兄さんは自分で出て行った。でも…………、
兄さんが出て行くように仕組んだのは俺だ」
完全にダメな方に傾いたのは、クロエが切なげにオスカーの名を呼んだ瞬間だ。
ライルは嫉妬で頭がおかしくなった。頭に血が上り、ぐらぐらと視界が揺れた。
どうして自分を捨てた男をずっと想っていられるんだ。どうしてそばに居る俺には目を向けてくれないんだ。
そんな考えが頭の中を支配して、気がつくと彼はクロエを押し倒していた。
「出来るわけ、ないだろう……」
愛を人質に、堂々と『抱けるものなら抱いてみろ』なんて言われて、手を出せるほど図太くない。
ライルは脱ぎ捨てられたストールを彼女の肩にかけた。
「そう?なら良かったわ。……実はこの間は『めちゃくちゃにする』とかなんとか言っていたから、本当はちょっと怖かったの」
そう言って苦笑するクロエ。
よく見ると、胸の前で胸元を隠すようにストールの端を握る彼女の手は、少し震えていた。
「怖いなら煽るなよ……。もし俺が『じゃあ、お言葉に甘えて』って躊躇なく手を出したらどうするつもりだったんだ」
「別に、どうもしないわよ。だって、私たちは夫婦だもの。だから別に、体を繋げても問題はない。むしろ、ちゃんと初夜を迎えていない方が問題かもね」
クロエもライルも、愛だの恋だのと言って初夜を先延ばしにしていたが、本当はそんなものはどうでもよくて。
たとえどんなに嫌いな相手であっても夫婦になったのならば、神の前で誓いを立てたのならば、いずれは体を繋げなければならない。
子を成すこと。それは二人に課せられた義務だ。
「いずれその時は訪れる。それが今に前倒しになったところでどうもしないわ……」
クロエはそっとライルの手に自分の手を重ねた。
ひんやりと冷たい彼女の手に、ライルはビクリと体を震わせる。
もし、この冷たさが恐怖のせいだったのならば、謝るだけでは済まされない。
そう思うと、急に後悔の念が押し寄せてくる。
「……本当に、初夜が今日になっても別にどうもしないと思っていたのよ。でもね、ライル。……信じてたわ」
「クロエ……」
「結婚式の日の夜。あなたは私を抱くことだってできた。その権利と義務があった。でもあなたは私を気遣って何もしないでいてくれた。そんな人が私を無理矢理犯すなんて出来るはずないって信じてた」
クロエは慈悲深き聖母の微笑みをライルに向けた。
その微笑みはライルの罪悪感をさらに刺激した。
「どうして……」
どうして当たり前みたいに信じてくれるのだろう。
どうしてこんなにも真っ直ぐに自分のことを見てくれるのだろう。
酷いことをしたのに。許可なく体に触れたのに。
ライルは苦しそうに顔を歪めた。
「……だめだよ、クロエ」
加速する罪悪感の中に、急に愛おしさが混ざり合う。
ライルはクロエを抱きしめたい衝動に駆られた。
けれど、彼女を襲おうとした自分が、そんな事などできるはずもない。
だからライルは必死に感情を抑え、弱々しく声を絞り出した。
「好きだよ、クロエ……」
それはもう飽きるほど聞いたセリフ。だから、どうせならもっと堂々と言ってほしい。
クロエは彼の心に寄り添うように、重なり合った手をぎゅっと握った。
「……情けない顔ね、ライル」
ライルの金色の瞳は弱々しく揺れている。
嫉妬、後悔、不安、焦り、懺悔。さまざまな負の感情が彼を飲み込もうとしている。
クロエは呆れたように大きくため息をこぼした。
「何をそんなに焦っているの?もしかして、オスカーが帰ってきたことで後継者の地位が危ぶまれるとでも思っているの?」
「……違う。そんなもの、どうでもいい」
「じゃあまさかとは思うけれど、私があなたと離婚してオスカーと再婚するなんて、そんな馬鹿なことでも考えているというの?」
「……」
「無言は肯定、なんでしょう?」
「………」
返事がない。どうやら図星だったようだ。ライルはスッと視線を逸らした。
そんな彼に、クロエは「あり得ない」ともう一度大きなため息をついた。
「馬鹿ね。そんな心配は無用よ」
「…………わからないじゃないか」
「わかるわよ。当たり前でしょう?だって、私とあなたの結婚はもう公表されているのよ?そしてそのことは王家も首都の貴族も、領民も皆知っているの。それなのにどうして今更オスカーと再婚できると思うのよ」
それはもう、恥の上塗りというやつだ。そんなことをすれば、シルヴェスター公爵家の信用は地に落ちる。
いくらオスカーが長男であったとしても、公爵がシルヴェスターの名の下に下した決断をそう簡単にひっくり返すことはできない。
「そりゃあ、オスカーの逃亡に正当な理由があったのなら状況は変わるかもしれないけれど。でも、オスカーは平民のメイドと駆け落ちしたのよ?そしてその事は各所に証言や証拠が残っている。つまり、紛れもない事実なの。誰がそんな男にこの名門シルヴェスター家を任せたいと思うのよ」
ただの行方不明なら、結婚式自体を延期する選択もあったはずだ。
公爵夫妻が新郎の変更を決断したのは、オスカーの駆け落ちに明確な証拠があったから。だから夫妻は恥を忍んでロレーヌ伯爵家に頭を下げ、新郎を入れ替えた。
「お義父さまもお義母さまも、オスカーに見切りをつけたから、あなたを次期当主にしたのでしょう?違う?」
「でも、それが嘘だったとしたら?」
「嘘って?」
「兄さんの駆け落ちが嘘だったとしたら?」
「何?まさか、オスカーが行方不明になったのは誘拐されていたから、とでも?」
「……それは少し、違う」
「もし仮に誘拐だとしても、だったら、あの駆け落ちの証拠はどうなるのよ。まさか誘拐犯が捏ち上げたとでも?あの公爵夫妻が信じるような内容のものを?警備の厳しいこのお屋敷で?」
それはあまりにも突拍子もない、非現実的な妄想。
クロエはライルの話を「あり得ない」と一蹴した。
けれど……
「そんなことができるなんて、内部に共犯者がいないと難し……い……?」
そこまで言って、クロエはハッと気がついてしまった。
そしてライルの方を見る。
ライルは気まずそうに顔を伏せた。
「…………まさか、本当に?」
クロエの問いかけにライルは答えない。
ーーー無言は肯定。
はじめにそう言ったのは彼の方なのに。
「ねえ、答えてよ。ライル」
「……」
「ねえってば!」
クロエは問い詰める。
ライルはそんな彼女から逃げるように、握っていた手を離した。
「…………誘拐はしていない。兄さんは自分で出て行った。でも…………、
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