51 / 80
49:ヨハネスの失恋
しおりを挟む
「ちょ……!?待って、リリー……んん!?」
息継ぎの合間、言葉を発そうとしたジェレミーの唇を何度も塞ぐリリアン。
令嬢たちは両手で目を覆いながらも、指の隙間からしっかりと二人の熱く艶かしいキスを見ていた。
そして、彼女たちの中の誰かがボソッと言う。
『あれ、絶対舌入っていますよね?』
その声が耳に届いたジェレミーはリリアンの肩を掴み、自分から引き剥がした。
「入ってないっ!!」
耳まで真っ赤にしたジェレミーが力強く否定する。
いつも澄ました顔をしている第二皇子のこんな表情は初めてだ。
観衆は彼につられて顔を赤くした。まさに見てはいけないものを見てしまった気分である。
「ちょっと!ど、どどどどうしたのさ、リリアン!」
「愛しているわ、ジェレミー。私は貴方だけを想ってる」
「ふ、ふぇ!?」
攻めるのは得意だが、攻められるのは慣れていないジェレミーはただただ慌てふためくことしかできない。
リリアンは少し背伸びをしてジェレミーの耳元に唇を近づけると、『好きよ』と囁いた。
ジェレミーは息を吹きかけられた耳を抑え、口をパクパクとさせる。
何か言ってやりたいのに、言葉が出てこない。
やけに艶っぽく、恋愛化石と化していた女とは思えないほどに妖しげな笑みを浮かべたリリアンは、そんな彼に背を向けてヨハネスたちの方へと向き直った。
こちらはダニエルだけが顔を真っ赤にしており、ベルンハルトとヨハネスの顔は逆に青かった。
「リ、リリアン……。こんな往来でそんな事は、その、やめた方が……」
「だって、誰も私の言葉を聞いてくださらないんだもの。ならば見せつける方が良いかなーっと」
もっと見せつけた方が良いかしら、とそう言ってリリアンは目元を細めた。
強い光を放つ、青の瞳。庭園に咲く青薔薇のように鮮やかで優しいはずの青が、獰猛なほどに強く光る。
「あ……」
ヨハネスはふと、思い出した。
彼は彼女のこの目を、過去に何度か見たことがある。
あれは確か、魔獣討伐に向かう時。ハイネ家を馬鹿にするような声が聞こえた時。あとは……、そう。ジェレミーの陰口が聞こえた時。
「は、はは……。気づかなかったよ」
ヨハネスは少し泣きそうなった。
今までずっと、ジェレミーが馬鹿にされると、彼自身も同じように怒っていたから気がつかなかった。
リリアンがこんな風に怒るのは昔からヨハネスの大事な弟が絡んだ時で、ヨハネス自身のことを言われた時ではなかった。
「何だよ。はじめから負けていたのか……」
自覚がなかっただけで、彼女の心はずっと弟の方に向いていた。
ヨハネスはそれを、『自分の弟だから可愛がっているのだ』と思い込んでいた。
突きつけられた現実に、悔しさと恥ずかしさが込み上げる。
「悪かった、ハイネ嬢。私がどうかしていたようだ」
「ご理解いただけて嬉しいですわ、ヨハネス殿下」
「皆の者も、騒ぎ立ててすまなかったな。私の軽率な行動があらぬ誤解を生んでしまったようだ。だが、心配はない。二人はこれほどまでに思い合っている。まあ、往来でこうも堂々と見せつけられると城の風紀が乱れるから、控えてくれると嬉しいがな?」
ヨハネスは観衆を見渡し、弟とその婚約者の噂は誤解だと明言した。
先ほど視覚的に見たリリアンの大胆な行動にヨハネスの言葉が合わさり、皆顔を見合わせて『ヨハネス殿下がそうおっしゃるのなら』と納得した。
ベルンハルトだけが、悔しそうに顔を歪めていたが知ったことではない。リリアンは勝ち誇ったように、彼の方を見て、ふんと鼻を鳴らした。
「さあ、解散だ。こんな場所で集まっていては通行の妨げになるからな」
ヨハネスが手を叩き、解散を促すと、観衆は首を傾げながら散り散りになっていく。
少し騒ぎを大きくしすぎた気はするが、皇帝に報告するほどでもないだろう。
ヨハネスはジェレミーの方を見て、困ったように笑った。
「悪かったな、ジェレミーも。私は勘違いしていたようだ。お前がリリアンの嫌がることなど、するはずがないのに」
「兄上……」
「でも良かった。二人の関係がそこまで深くなっているなんて思わなかったよ。おめでとう、ジェレミー」
「ありがとう、ございます……」
リリアンの『好きになる努力』は実を結んだらしい。
ジェレミーに近づいたヨハネスは、いつもみたいに弟を可愛がるふりをして思い切りその黒髪を撫でた。
ジェレミーはその手がいつもよりも強く、微かに震えているのを感じた。
おそらく、悔しいのだろう。彼も同じ女を想っていたようだから。
「……あの、痛いです。兄上」
「私の愛だ、受け取れ」
「え、いらない……」
「なんだと!?」
「ふふっ。仲良しですね」
「ははっ。まあな!」
「……」
兄弟が戯れるのを嬉しそうに見守るリリアンを横目に見て、ジェレミーは足元に視線を落とすと、フッと笑みをこぼした。
本当に鈍いな、と。
あのヨハネスが、普段は確信の持てない噂や人伝に聞いた話をそう簡単に信じたりはしないはずの兄が、先走った行動取ったのはどこかでそうなって欲しいと思っていたからだ。
でも、リリアンはその理由に気づいていない。
そして多分、ヨハネスも伝える気はないのだろう。
ジェレミーは頭の上にある兄の手を払い、彼の顔を見た。
今の彼の表情は、弟のため、飲み込んだ言葉を必死に消化しようとしてくれているような顔だ。
ジェレミーはその事に罪悪感を覚えつつも、申し訳なさそうに小さく呟いた。
「ごめん、兄上。ありがとう」
「何がだよ、馬鹿」
「何となく言いたかっただけ」
「フッ。そうか」
唐突に謝ってくる弟の上目遣いが、その昔、兄の本にお茶をこぼしたことを謝りに来たときと同じような顔をしていた。
そのせいか、なんだか弟がより可愛く見えてしまい、ヨハネスは少しの悪戯心で彼の頬を引っ張った。
そしてようやく気がついた。
弟の瞳に父の面影があることに。
「な、おま………なぁ!?」
息継ぎの合間、言葉を発そうとしたジェレミーの唇を何度も塞ぐリリアン。
令嬢たちは両手で目を覆いながらも、指の隙間からしっかりと二人の熱く艶かしいキスを見ていた。
そして、彼女たちの中の誰かがボソッと言う。
『あれ、絶対舌入っていますよね?』
その声が耳に届いたジェレミーはリリアンの肩を掴み、自分から引き剥がした。
「入ってないっ!!」
耳まで真っ赤にしたジェレミーが力強く否定する。
いつも澄ました顔をしている第二皇子のこんな表情は初めてだ。
観衆は彼につられて顔を赤くした。まさに見てはいけないものを見てしまった気分である。
「ちょっと!ど、どどどどうしたのさ、リリアン!」
「愛しているわ、ジェレミー。私は貴方だけを想ってる」
「ふ、ふぇ!?」
攻めるのは得意だが、攻められるのは慣れていないジェレミーはただただ慌てふためくことしかできない。
リリアンは少し背伸びをしてジェレミーの耳元に唇を近づけると、『好きよ』と囁いた。
ジェレミーは息を吹きかけられた耳を抑え、口をパクパクとさせる。
何か言ってやりたいのに、言葉が出てこない。
やけに艶っぽく、恋愛化石と化していた女とは思えないほどに妖しげな笑みを浮かべたリリアンは、そんな彼に背を向けてヨハネスたちの方へと向き直った。
こちらはダニエルだけが顔を真っ赤にしており、ベルンハルトとヨハネスの顔は逆に青かった。
「リ、リリアン……。こんな往来でそんな事は、その、やめた方が……」
「だって、誰も私の言葉を聞いてくださらないんだもの。ならば見せつける方が良いかなーっと」
もっと見せつけた方が良いかしら、とそう言ってリリアンは目元を細めた。
強い光を放つ、青の瞳。庭園に咲く青薔薇のように鮮やかで優しいはずの青が、獰猛なほどに強く光る。
「あ……」
ヨハネスはふと、思い出した。
彼は彼女のこの目を、過去に何度か見たことがある。
あれは確か、魔獣討伐に向かう時。ハイネ家を馬鹿にするような声が聞こえた時。あとは……、そう。ジェレミーの陰口が聞こえた時。
「は、はは……。気づかなかったよ」
ヨハネスは少し泣きそうなった。
今までずっと、ジェレミーが馬鹿にされると、彼自身も同じように怒っていたから気がつかなかった。
リリアンがこんな風に怒るのは昔からヨハネスの大事な弟が絡んだ時で、ヨハネス自身のことを言われた時ではなかった。
「何だよ。はじめから負けていたのか……」
自覚がなかっただけで、彼女の心はずっと弟の方に向いていた。
ヨハネスはそれを、『自分の弟だから可愛がっているのだ』と思い込んでいた。
突きつけられた現実に、悔しさと恥ずかしさが込み上げる。
「悪かった、ハイネ嬢。私がどうかしていたようだ」
「ご理解いただけて嬉しいですわ、ヨハネス殿下」
「皆の者も、騒ぎ立ててすまなかったな。私の軽率な行動があらぬ誤解を生んでしまったようだ。だが、心配はない。二人はこれほどまでに思い合っている。まあ、往来でこうも堂々と見せつけられると城の風紀が乱れるから、控えてくれると嬉しいがな?」
ヨハネスは観衆を見渡し、弟とその婚約者の噂は誤解だと明言した。
先ほど視覚的に見たリリアンの大胆な行動にヨハネスの言葉が合わさり、皆顔を見合わせて『ヨハネス殿下がそうおっしゃるのなら』と納得した。
ベルンハルトだけが、悔しそうに顔を歪めていたが知ったことではない。リリアンは勝ち誇ったように、彼の方を見て、ふんと鼻を鳴らした。
「さあ、解散だ。こんな場所で集まっていては通行の妨げになるからな」
ヨハネスが手を叩き、解散を促すと、観衆は首を傾げながら散り散りになっていく。
少し騒ぎを大きくしすぎた気はするが、皇帝に報告するほどでもないだろう。
ヨハネスはジェレミーの方を見て、困ったように笑った。
「悪かったな、ジェレミーも。私は勘違いしていたようだ。お前がリリアンの嫌がることなど、するはずがないのに」
「兄上……」
「でも良かった。二人の関係がそこまで深くなっているなんて思わなかったよ。おめでとう、ジェレミー」
「ありがとう、ございます……」
リリアンの『好きになる努力』は実を結んだらしい。
ジェレミーに近づいたヨハネスは、いつもみたいに弟を可愛がるふりをして思い切りその黒髪を撫でた。
ジェレミーはその手がいつもよりも強く、微かに震えているのを感じた。
おそらく、悔しいのだろう。彼も同じ女を想っていたようだから。
「……あの、痛いです。兄上」
「私の愛だ、受け取れ」
「え、いらない……」
「なんだと!?」
「ふふっ。仲良しですね」
「ははっ。まあな!」
「……」
兄弟が戯れるのを嬉しそうに見守るリリアンを横目に見て、ジェレミーは足元に視線を落とすと、フッと笑みをこぼした。
本当に鈍いな、と。
あのヨハネスが、普段は確信の持てない噂や人伝に聞いた話をそう簡単に信じたりはしないはずの兄が、先走った行動取ったのはどこかでそうなって欲しいと思っていたからだ。
でも、リリアンはその理由に気づいていない。
そして多分、ヨハネスも伝える気はないのだろう。
ジェレミーは頭の上にある兄の手を払い、彼の顔を見た。
今の彼の表情は、弟のため、飲み込んだ言葉を必死に消化しようとしてくれているような顔だ。
ジェレミーはその事に罪悪感を覚えつつも、申し訳なさそうに小さく呟いた。
「ごめん、兄上。ありがとう」
「何がだよ、馬鹿」
「何となく言いたかっただけ」
「フッ。そうか」
唐突に謝ってくる弟の上目遣いが、その昔、兄の本にお茶をこぼしたことを謝りに来たときと同じような顔をしていた。
そのせいか、なんだか弟がより可愛く見えてしまい、ヨハネスは少しの悪戯心で彼の頬を引っ張った。
そしてようやく気がついた。
弟の瞳に父の面影があることに。
「な、おま………なぁ!?」
20
あなたにおすすめの小説
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
転生皇女セラフィナ
秋月真鳥
恋愛
公爵家のメイド・クラリッサは、幼い主君アルベルトを庇って十五歳で命を落とした。
目覚めたとき、彼女は皇女セラフィナとして生まれ変わっていた——死の、わずか翌日に。
赤ん坊の身体に十五歳の記憶を持ったまま、セラフィナは新しい人生を歩み始める。
皇帝に溺愛され、優しい母に抱かれ、兄に慈しまれる日々。
前世で冷遇されていた彼女にとって、家族の愛は眩しすぎるほどだった。
しかし、セラフィナの心は前世の主・アルベルトへの想いに揺れ続ける。
一歳のお披露目で再会した彼は、痩せ細り、クラリッサの死を今も引きずっていた。
「わたしは生涯結婚もしなければ子どもを持つこともない。わたしにはそんな幸福は許されない」
そう語るアルベルトの姿に、セラフィナは決意する。
言葉も満足に話せない。自由に動くこともできない。前世の記憶を明かすこともできない。
それでも、彼を救いたい。彼に幸せになってほしい。
転生した皇女が、小さな身体で挑む、長い長い物語が始まる。
※ノベルアップ+、小説家になろうでも掲載しています。
【完結】モブのメイドが腹黒公爵様に捕まりました
ベル
恋愛
皆さまお久しぶりです。メイドAです。
名前をつけられもしなかった私が主人公になるなんて誰が思ったでしょうか。
ええ。私は今非常に困惑しております。
私はザーグ公爵家に仕えるメイド。そして奥様のソフィア様のもと、楽しく時に生温かい微笑みを浮かべながら日々仕事に励んでおり、平和な生活を送らせていただいておりました。
...あの腹黒が現れるまでは。
『無口な旦那様は妻が可愛くて仕方ない』のサイドストーリーです。
個人的に好きだった二人を今回は主役にしてみました。
魔法師団長の家政婦辞めたら溺愛されました
iru
恋愛
小説家になろうですでに完結済みの作品です。よければお気に入りブックマークなどお願いします。
両親と旅をしている途中、魔物に襲われているところを、魔法師団に助けられたティナ。
両親は亡くなってしまったが、両親が命をかけて守ってくれた自分の命を無駄にせず強く生きていこうと決めた。
しかし、肉親も家もないティナが途方に暮れていると、魔物から助けてくれ、怪我の入院まで面倒を見てくれた魔法師団の団長レオニスから彼の家政婦として住み込みで働かないと誘われた。
魔物から助けられた時から、ひどく憧れていたレオニスの誘いを、ティナはありがたく受ける事にした。
自分はただの家政婦だと強く言い聞かせて、日に日に膨らむ恋心を抑え込むティナだった。
一方、レオニスもティナにどんどん惹かれていっていた。
初めはなくなった妹のようで放っては置けないと家政婦として雇ったが、その健気な様子に強く惹かれていった。
恋人になりたいが、年上で雇い主。
もしティナも同じ気持ちでないなら仕事まで奪ってしまうのではないか。
そんな思いで一歩踏み出せないレオニスだった。
そんな中ある噂から、ティナはレオニスの家政婦を辞めて家を出る決意をする。
レオニスは思いを伝えてティナを引き止めることができるのか?
両片思いのすれ違いのお話です。
婚約破棄された悪役令嬢の心の声が面白かったので求婚してみた
夕景あき
恋愛
人の心の声が聞こえるカイルは、孤独の闇に閉じこもっていた。唯一の救いは、心の声まで真摯で温かい異母兄、第一王子の存在だけだった。
そんなカイルが、外交(婚約者探し)という名目で三国交流会へ向かうと、目の前で隣国の第二王子による公開婚約破棄が発生する。
婚約破棄された令嬢グレースは、表情一つ変えない高潔な令嬢。しかし、カイルがその心の声を聞き取ると、思いも寄らない内容が聞こえてきたのだった。
竜人のつがいへの執着は次元の壁を越える
たま
恋愛
次元を超えつがいに恋焦がれるストーカー竜人リュートさんと、うっかりリュートのいる異世界へ落っこちた女子高生結の絆されストーリー
その後、ふとした喧嘩らか、自分達が壮大な計画の歯車の1つだったことを知る。
そして今、最後の歯車はまずは世界の幸せの為に動く!
ご褒美人生~転生した私の溺愛な?日常~
紅子
恋愛
魂の修行を終えた私は、ご褒美に神様から丈夫な身体をもらい最後の転生しました。公爵令嬢に生まれ落ち、素敵な仮婚約者もできました。家族や仮婚約者から溺愛されて、幸せです。ですけど、神様。私、お願いしましたよね?寿命をベッドの上で迎えるような普通の目立たない人生を送りたいと。やりすぎですよ💢神様。
毎週火・金曜日00:00に更新します。→完結済みです。毎日更新に変更します。
R15は、念のため。
自己満足の世界に付き、合わないと感じた方は読むのをお止めください。設定ゆるゆるの思い付き、ご都合主義で書いているため、深い内容ではありません。さらっと読みたい方向けです。矛盾点などあったらごめんなさい(>_<)
異世界から来た娘が、たまらなく可愛いのだが(同感)〜こっちにきてから何故かイケメンに囲まれています〜
京
恋愛
普通の女子高生、朱璃はいつのまにか異世界に迷い込んでいた。
右も左もわからない状態で偶然出会った青年にしがみついた結果、なんとかお世話になることになる。一宿一飯の恩義を返そうと懸命に生きているうちに、国の一大事に巻き込まれたり巻き込んだり。気付くと個性豊かなイケメンたちに大切に大切にされていた。
そんな乙女ゲームのようなお話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる