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四限目 職淫室
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半分未満の思考能力とズタボロの精神状態のまま、気が付けば校舎の暗く汚い廊下を、またトボトボと歩いていた。
もちろん乳首は未だにツンと自己主張を続け、濡れたノーパンブルマ姿は、特に前部分が雨に打たれたみたく変色していた――。
「ぅ。ぁ、くぅ」
涙を止めるのが精一杯な中、やがて右側に赤のクロスカラーの掲示板が現れる。ドギツいカラーリングの啓発物やポスターがこれでもかと張られていた。内容は……お察しの通りだった。
『欲求不満なスケベ女子は保健体育にて強制実技』
『淫らな女子生徒は男子諸君からの強制的な性行為を求めている!』
『コンドーム撲滅委員会より。女子生徒の妊娠出産は最大の少子化対策』
小さく開いた口は、けど何の言葉も発せられず、再びうつむき、弱々しい歩みを繰り返すだけだった。
「飯沼祐希ぃ!」
ビクリ! か、雷みたいな怒声に、肩と胸が大きく揺れる。
「は、はいっ?」
この世界で初めて聞く、自分以外の肉声だった。振り返りつつ、声の主の方へ恐る恐る目線を上げていく。
「う、ぇ?」
……斜め後ろ上方に、たらこ唇みたいな大きな分厚い唇が、浮いて、いる? ところどころが小さくひび割れていて、上下両方の唇を忙し気に動かす。
「はい、じゃない! ったく。股だけじゃなく頭までユルいのかぁ? ちょっと職淫室まで来い!」
中年の、ややしゃがれたみたいな男性の声だった。有無を言わせない強い口調とその声質に、身に覚えがあるような無いような印象だった。――いや、聞き覚えがあろうがなかろうが、こんな異常な目に遭い続けたのなら、女子であろうが男子であろうが、とっくに背を向けて逃げるのが普通だ。
けど疲労困憊な上、怪異に三回も圧倒的な性的屈服を刻まれた今となっては、言い返す元気も、逃げるという発想すら出なかった。
何よりその恫喝みたいな物言いに、ひたすら縮こまり、頭は麻痺する一方だった。
「え、と。どこ、に――?」
すると【口】は少し前方へ向き直りつつ、私への罵詈雑言を吐き飛ばす。
痛む耳と共に、瞳孔が開きそうな目をやると、部屋のプレートに気付く。職淫室との表記に、数少ない体毛が逆立つ。
「さっさと早く入れ!」
こんな体操着姿のまま、異常な存在に強要されて、異常な名称の部屋へと誘われる。震える指先で引戸を開けた。
ガラガラガラ。
……机や棚の配置など、一目で見るだけならよく見かける職員室っぽかった。けど並べられている教科書や参考書? らしきものは、まるでアダルト雑誌みたいな、もしくはそれ以上の卑猥な文言や表紙のものばかりだった。
怒鳴られつつ部屋の真ん中辺りに立たされると、頭一つ分くらい上の位置に浮く【口】が、文字通り開口一番に。
「なんだお前ぇ? そのスケベな体操着姿は!」
放物線を描く唾の塊が、私の乳首の位置に付着した。グチャグチャになっていく頭の中で、それでも弁明しないと。
「え、っと? こ、れは。その、ロッカー、に、入っていて」
「嘘つくなぁ!」
ドクン。
こ、この【口】から放たれる怒声は、なぜか根幹から私を萎縮させた。縮こまってしまうというか、それだけじゃなく、何というか、思考を凍結させる、みたいな。
「ウチは男子も女子もジャージだろうが! なのにこんなモン勝手に持ち込んで穿いているとか、変態かお前ぇ!」
ひぐっ。か、怪異の言っていることの方に部があるため、頭の中がますます洗濯機みたくかき回される。
「ち、違い、ます」
うなじの辺りが熱くなり、身体を抱きしめながらうつ向く。でも、実際に穿いているのは事実だし、どう繕ったら?
「しかも何で股間が濡れてんだよ。小便でも漏らしたのか?」
「! こ、これ、は」
ブルマは、これでもかと股間に引っ付き、割れ目が微かに分かるくらいだった。
沈黙しているとますます立場が悪くなると思いつつも、まださっきの自慰劇場から立ち直れていないため、もう、どうしたらいいの?
下げたままの視線の先に、いつの間にか、【口】が移動する?
「へ?」
――ベロォン。
「ひぃあああん!」
く、【口】から生え出た、唾液の太い糸を何本も引く大きな舌に、私の膣口を、ブルマの上から味見するみたく舐められ、ちゃった。
「こんの生臭い味は――愛液じゃねぇか! こんなスケベな格好なのは、誰かとセックスするためか!」
「ちが、違います! お、オナニーで――あっ!」
思わず口を手で覆うも、遅かった。
「ほぉ~? 学校にブルマを持ち込んで自慰してたのかぁ。ふーん。――第一希望進路はAV女優ってかぁ? この異常性欲の変態メスガキがっ!」
ドックン。
何? なん、で? この(教師風の)【口】に罵られた上、こんな恥ずかしいやり取りをさせられるの?
――でも、でも言い返せない。怖いよ。大人の男の怒声が、叱責が、こんなに恐ろしいものだったなんて。
「こ、ここ、これにはわけが」
「だいたいお前はなぁ、ちょっと顔と身体がイイからって、調子に乗りすぎなんだよ!」
「そ、そんなことないです!」
今だに股間へ唾と息を飛ばし続ける【口】は。
「男の先生達や、男子生徒も困ってんだよ。そのスケベな身体でセックスアピールされまくるせいで、夜自慰が忙しいってなぁ!」
ドックン。
そん、な。まるで私が、身体で誘惑しているみたいに、言わないで。だって、私は――あ、あれ?
「……ってかお前。そんな際どいブルマ穿いているくせに、なんでパンツラインが浮き出ないんだよ? 紐パンでも穿いてんのかぁ?」
「! そ、それは」
声と息が荒くなる【口】が、再び股間へ接近してくる。けど、また怒鳴られたらと思うと、怖くて動けず、何の言い訳も思い浮かばない。
「ちょっとブルマを下にズラせ」
「お、お願いします。それだけは――」
「先生の指示に黙って従ぇ! 飯沼ぁ!」
ゾワ、ドキ。
逆らえ、ない。どうして? 吠えられるつど考えが制止されて、まるで服従することだけが、安心かつ安全な道に思えてならなかった。
そしてそんな安易な選択が、さらに大きな辱めへ繋がっていると、わかりそうなものなのに。
「は、はぃ」
湿ったブルマの両脇を握り、恥ずかしさに打ち震えつつ、下へとズラす。
ズニュリ。
股間の頂点部分に最後まで引っ付くクロッチ部分も外し、床に脱ぎ置く。
「――はんっ。ブルマ着て、自慰して、挙げ句ノーパンで職淫室に来るとか、お前の頭の中は性欲でパンパンかぁ? 今日という今日は徹底的な性活指導をしてやる。机に座って股開けボケ!」
ドクン。
唾と息が、私の陰毛へ当たり続ける。こ、怖い。い、言う事、聞かなきゃ。
「わ、わか、りました」
乱暴で横暴な指示に従うたび、その瞬間だけは心底安心してしまった。
机の上に、少し股を開いて座ると、柔らかに潰れるお尻の肉に冷たさが広がる。股間に息がかかる距離まで、余裕の素振りで【口】がやって来る。
「お前のマン毛めちゃ薄いな。剃ってんのか?」
そ、そう言われれば、確かに小陰唇の上に、気持ち生えているくらいだった。
レロン!
「ヅ、あぁ!」
突然ヌメっと温かい感触が股間を犯し、唾液によって股間が汚れる。
「先生の質問に答えろ飯沼ぁ!」
「そ、剃ってません!」
ヒドい侮辱、最低な行為、狂った叱責――ばかりなのに。
ドックン。
「(言う事を聞いた瞬間だけ、本当に心底安心して満たされちゃう)――は?」
気がつくと、胸の近くにもう一つ【口】が浮いていた。股間の【口】とは少し唇の形が違って声も低く、また息がドブみたいな臭いだった。
「変態スケベ女生徒がクラスにいると、大変ですねぇ」
フランクな感じで【口】同士が会話を行う、狂った景色。
「いや、そうなんっすよ。ですから手伝ってくれません? 俺がそのユルユルな股間に指導しますから、先生はその牛みたいな乳を狂育してやってください」
「いいっすよ。ぶはっ、おしゃぶりみたいな乳首っすよねぇ飯沼の」
チュブア。
「んあっ!」
し、心臓に近い方のオッパイとその先端を、体操着の上から頬張られる。甘噛みによる痛みと、別な異常感触により――私の口は限界まで開かせる。一分と経たずに、乳首の辺りがベトベトにされていく。
「自分のした下品なことを認めるのがまず大事だぞぉ。『学校にブルマを持ち込んで自慰する女子生徒ですみません』って謝ってみろ」
ドックン。
「ハァ、ハァ。そんな、こと――ぃひい!」
膣口の内側を舌で舐め上げられる。心身の疲労に加えて、度重なって犯されたからか、気色悪さが少しずつ遠退き、逆に股間がジンジンと熱痒くなっていく。
「ジュロロ。――おい飯沼。『いつも男様のオチンコをイライラさせてごめんなさい』も追加だ!」
ドクン。
なぜ、だろう。暴力的かつ性的で侮蔑な言葉は、耳から入って脳内を強姦するみたいに蠢き響いた。身体と心からどんどん、蝕まれ、ちゃぅ。
――でも、さすがに、そんな服従の言葉を口にしては絶対ダメ。きっとさっきの【目】の時みたく心から隷属しちゃって、本当の変態になっちゃう、からぁ。
ジュボル。
「ひあん!」
体操着の上から、右側の硬くなっている乳首を、舌で舐め吸われた。薄く開いた目で見ると、乾燥した唇を持つ三つ目の【口】が、出現していた。
まるで見せつけるみたく臭い立つ舌で、勃起する乳首をビンタしては、笑い声を吐き続けた。
「飯沼。さっきの二つを言った後に『乳首もクリクリも勃起しっぱなしでごめんなさい』って言えば、止めてやるぞ?」
ハァ、ハァ――い、言え、ば、止めてくれる、の?
「「「さっさと言え!」」」
ビリリッ。
実体を持たない声なのに、私の思考回路を乗っ取るみたく這い回り、汚し、犯し、そして――。
「(色を変えちゃう)ひぃ、ひぅ。――が、学校にブルマを持ち込んで自慰する、へ、変態で、すみ、ません」
ドクン。
夜空に咲いた小さな花火みたく、一瞬だけど小さな安心感が胸に灯る。乳首と股間は唾液でもうベトベトで、けどジンジンと発熱していた。
チュブ、ロレレ。
「はぁん! いつ、も、男様、の、オチンコを、イライラさせて、ごめんなさぃ」
ドックン。
情けなく謝罪するつど、頭を垂れるつど、不可思議な安心感と快感が、身体の内側を照らし満ちていく。そしてお腹の下の辺り? が、どんどん、トロトロに、なってぇ。
ジュルル、ジュロ。
「んあっ。ちく、乳首もクリクリもぉ、勃起しっぱなしでぇ、ごめんなさいですぅ――」
い、言っちゃったぁ。
でもその時、まるで全ての罪が許されたみたいな、懺悔感と救済感に、心も股間も身震いしちゃった。
ジュバ、カリ、ロレレ。
「ひあああん!」
まるで連携プレイみたく【口】が、歯で、舌で、唇で、乳首とオマンコを吸い舐め噛んでくる。下腹部の内側が、ブルブルと卑猥に震えちゃう。
ビク、ビクゥ。
ん、ふぅ、あん。――嬲られ続ける中、ただただ、女子の可愛い嬌声が、職イン室に何度も何度もこだまし続けた。
ビュク。
……あ、れ? 今、い、イッタ? 私また、イッちゃった? なんか、アソコから何かが出ソう。
ピュッ、ピュルルン。
「うおっ。潮吹きやがった。汚ったね」
「AVの撮影所と勘違いしてんだな」
「おらっ。『発情ヤリマンおもらし女子高生で申し訳ありません』もだ!」
……あぁ、言葉の暴力で、私をもっともっと慰めてちょーだぃ。
「は、発情、ヤリマン、おもらし女子高生でぇ」
申し訳、ありませ――ンンッ!
ビビクゥ!
……砕けた腰のまま、身体全体が肉色に染まり、股は閉じることを忘れていた。前髪は汗でおでこに引っ付き、いつの間にか【口】によって体操着がめくり上げられて、生乳首を甘噛みされていた。
喘ぎ声を吐き流す私は、他人事みたく乳首と股間をしゃぶられ続けていた。やがて、情けなく謝っては犯され、犯されては謝り続けた。そのつど、不安感や恐怖と言ったストレスが薄まり、トゲみたいな安心と快感が、まるで内蔵を突き刺すみたくジクジクと膨らんでイッた。
ダメだよぉ。わけわかんないくらい、頭も股間もお乳も、快楽塗れ、ダ。
――あんむ。
小刻みに震える右の耳たぶを、噛まれる。新しい【口】が、まるで線虫みたく耳穴へ濡れた舌を侵入させてくるぅ。
「飯沼はほんっと、身も心もドスケベな淫乱女子だな」
「は、はぃ。私はぁ、身も心もぉ、ドスケベなぁ、淫乱女子ですぅ」
自傷の言葉の数々は、未知の暗い快楽を、頭の中でピチャピチャと波紋させていった。言いなりって、すごく快感なんだぁ。考えるという重要なことを、全て他人に委ねられるなんて、すっごい楽でぇ、何の不安も無くなっていくからぁ。
ゾゾゾ。
今度は左の耳の中に、舌が入り込んでくる。
「ぼく? 馬鹿かお前。女のお前は『わたし』だろうが。言葉の乱れには気をつけろよ? 乱れるのは貞操だけにしとけ色ボケ」
「そう、でした。すみません。貞操観念の乱れる色ボケ女子で――」
そ、っか。あたしは、女の子だった。
そう、だよね? こんなエッチな感性で、オッパイもオマンコもあるんだもん。その上、【手】だの【足】だの【目】だの【口】に、性的なことを一杯されて本気で感じてしまう、性癖のねじ曲がったド変態のマゾ女だもんね!
どれかの何個目かの【口】が、バカにするみたく開く。
「おい飯沼。ガニ股でちょっと立てボケ」
――私は机を降りて、媚笑を浮かべて頷き、部屋の真ん中で言われた通りの不格好な姿勢を取る。
「両手は頭の後ろに回して、アホみたいに腰を前後に振り続けろ」
はぁ~い。っと、舌を垂らした間抜けな表情で、腰を小さく前後に振り続ける。唾液塗れのオッパイはぷるんぷるん揺れて、開いた股間からは淫水と唾液の混交愛液が、壊れた蛇口みたく漏れ続けた。
「ぶはは! ほんとにやりやがったぞコイツ!」
「飯沼。これは指導の範疇だからな? だが愉しい時はもっと笑っていいぞぉ」
「雌子生徒の悦びを、体感させる指導ですな」
「おいおい。恋人でも無い相手に、白のマン汁とかガチで感じてたのか。頭オカシイぞお前?」
「コリリッ――お前の飴玉乳首、もはや噛み応えあるわ(笑)」
……ふぁ。罵声を浴びらせられるつど、舐められたり、噛まれたりするつど、オマンコも心もビチャクソに濡れちゃってイッタ。
黒い炭泥みたいな、気色悪い性欲の塊が、私の心を塗り壊して、変性させてイク。
「ペッ!」
ぴちゃ。
頬に唾が飛んできた。小さな気泡が弾ける中、涙みたく垂れ流れて唇に触れる。
「飯沼。飲め」
嬉しい屈辱で涙目の私は、細い舌を伸ばして舐め吸う。やがて身体のあちこちに、唾だの痰だのが次々に飛んできて、次第に身体中が口の中みたく臭くなっていった。
するとだんだん、胸の奥が熱くなってくる。心身を便器みたいに汚されちゃっているのに、なんで満たされているんだろう?
「お前がクソ怒Mだからだよ!」
そっかぁ、納得~。――って、あれ? なんで考えていることがわかったんだろう?
「飯沼ぁ。指導を続けてくださいって土下座しろぉ!」
! 私は慌ててお尻を汚れた床に落とす。生温い汁だらけの床の上、三つ指を付き、おでこを床に付着させて濡らす。
「ど、どうか。変態ビッチ糞M女子高生の飯沼祐希に、皆様のお口と舌で、ご指導・ご鞭撻のほど、お願いしまぁす!」
流れるみたいだった艶のある黒髪も、汚い床の上で生臭い体液に包まれて、ひなびていくみたいだった。
ジュプア。
「んひっ!」
「おい、飯沼。今、先生にナニしていただいているぅ?」
「い、犬みたいにお尻を突き出した姿勢のまま、お、お、オマンコに、太っとい舌を、突っ込んでいただいていま――すん!」
チュバ、カリリ。
「飯沼。次はこっちの指導内容を言ってみろ」
「か、カチカチの乳首を、舐め吸って、前歯で虐めてもらっていますぅ」
チュプ、ペチャ、ビチュ。
――いつの間にか、身体中に十個以上の【口】が吸い付いていた。太ももや肛門はもちろん、お腹や二の腕、腋やおへそなんかも。身体中を引っ張り吸われて、痛気持ちイイったら、ないのぉ。
「飯沼。これから質問する。ノーの時だけ口を開け」
力の入らない腕を使って何とか四つん這いの姿勢になった瞬間だった。
ガボ! ジュロロレ。
前歯がヤニで汚れた【口】が、私の唇を食べるみたくキスして来た。間髪入れずに舌を挿し込まれたから、悦んで恋人みたく音を立てて唾液を交換し合う。頭の中を舐められているみたいで、気持ち良い。
「明日からお前はノーパン、ノーブラで授業を受けろ。ブラウスかスカートのどっちかだけ身に付けていいぞ」
く、口が塞がれちゃってるから、イエスしか意思表示できない~。
「休み時間は男教師と男子生徒の保健体育実技に常に協力しろ。あっ、昼休みは放送室でマイク通して生ハメで喘ぎ声を全校放送するからな」
考えただけでも、身体が火照っちゃぅ。
「少子化対策部を作ってやるよ。お前は初代部長で、女生徒もお前一人だ。放課後は校内の男達に種付けしてもらって妊娠と出産を繰り返せ」
オマンコをガバガバにされて赤ちゃん作りかぁ――って、赤ちゃん?
ジュバ、チュ、ロレレ、ビチュ!
「んひぉ!」
何十という臭い立つ舌が、目以外の粘膜と皮膚を舐めすすり吸い付く。
ブホッ。
――やだ。か、感じすぎて肛門の括約筋が緩んで、オナラをしちゃった。笑われたり怒鳴られたりして、また気持ちよくなっちゃう。
およ? お腹の芯が熱く煮えてくる。これは雌イキしちゃうやちゅだぁ!
「イク時はスミマンコって、謝れよ? 頭子宮女ぁ!」
「はひっ、はぃ! すみ、スミマンこ! イキますイッちゃいますぅ!」
――! んっ、あぉ。ひぅ、おおおっ? ふあぁ。お、おっ、おぉ! んご、ひゃん、ひぐ。ふごっ、ぐふ――うえっ。
………。
……。
…。
「ウ?」
グニャリ。
全裸のまま、濡れて冷たく臭い床の上にて、大の字で倒れていた。何回か瞬きした後、上半身を起こして身体を見下ろす。涎塗れなのはもちろん、様々な大きさや形のキスマークが全身に浮いていた。
股間の方を見てちょっとだけ驚く。白い粘々した液体が、膣口付近に付着していた。指先ですくい、臭いを嗅いで舐める。
――うん。ガチイキしちゃって本気汁が膣から逆流しただけだったみたいだった。
「さすがに口から精子は出ないよねぇ」
口元を歪めつつ、産まれたての小鹿みたく震える肢でもって、机に手を突いて何とか立ち上がる。まるで治安の悪い外国のスラム街で輪姦されたての女の子みたいだぁ。
壊れたみたいに笑いつつ、机づたいに手をやって出口へ向かう。変色した扉へ手を掛けつつも、びしょ濡れな髪と身体のまま振り返り、馬鹿みたく口を開けてこう言った。
「飯沼祐希。失礼しましたぁ」
もちろん乳首は未だにツンと自己主張を続け、濡れたノーパンブルマ姿は、特に前部分が雨に打たれたみたく変色していた――。
「ぅ。ぁ、くぅ」
涙を止めるのが精一杯な中、やがて右側に赤のクロスカラーの掲示板が現れる。ドギツいカラーリングの啓発物やポスターがこれでもかと張られていた。内容は……お察しの通りだった。
『欲求不満なスケベ女子は保健体育にて強制実技』
『淫らな女子生徒は男子諸君からの強制的な性行為を求めている!』
『コンドーム撲滅委員会より。女子生徒の妊娠出産は最大の少子化対策』
小さく開いた口は、けど何の言葉も発せられず、再びうつむき、弱々しい歩みを繰り返すだけだった。
「飯沼祐希ぃ!」
ビクリ! か、雷みたいな怒声に、肩と胸が大きく揺れる。
「は、はいっ?」
この世界で初めて聞く、自分以外の肉声だった。振り返りつつ、声の主の方へ恐る恐る目線を上げていく。
「う、ぇ?」
……斜め後ろ上方に、たらこ唇みたいな大きな分厚い唇が、浮いて、いる? ところどころが小さくひび割れていて、上下両方の唇を忙し気に動かす。
「はい、じゃない! ったく。股だけじゃなく頭までユルいのかぁ? ちょっと職淫室まで来い!」
中年の、ややしゃがれたみたいな男性の声だった。有無を言わせない強い口調とその声質に、身に覚えがあるような無いような印象だった。――いや、聞き覚えがあろうがなかろうが、こんな異常な目に遭い続けたのなら、女子であろうが男子であろうが、とっくに背を向けて逃げるのが普通だ。
けど疲労困憊な上、怪異に三回も圧倒的な性的屈服を刻まれた今となっては、言い返す元気も、逃げるという発想すら出なかった。
何よりその恫喝みたいな物言いに、ひたすら縮こまり、頭は麻痺する一方だった。
「え、と。どこ、に――?」
すると【口】は少し前方へ向き直りつつ、私への罵詈雑言を吐き飛ばす。
痛む耳と共に、瞳孔が開きそうな目をやると、部屋のプレートに気付く。職淫室との表記に、数少ない体毛が逆立つ。
「さっさと早く入れ!」
こんな体操着姿のまま、異常な存在に強要されて、異常な名称の部屋へと誘われる。震える指先で引戸を開けた。
ガラガラガラ。
……机や棚の配置など、一目で見るだけならよく見かける職員室っぽかった。けど並べられている教科書や参考書? らしきものは、まるでアダルト雑誌みたいな、もしくはそれ以上の卑猥な文言や表紙のものばかりだった。
怒鳴られつつ部屋の真ん中辺りに立たされると、頭一つ分くらい上の位置に浮く【口】が、文字通り開口一番に。
「なんだお前ぇ? そのスケベな体操着姿は!」
放物線を描く唾の塊が、私の乳首の位置に付着した。グチャグチャになっていく頭の中で、それでも弁明しないと。
「え、っと? こ、れは。その、ロッカー、に、入っていて」
「嘘つくなぁ!」
ドクン。
こ、この【口】から放たれる怒声は、なぜか根幹から私を萎縮させた。縮こまってしまうというか、それだけじゃなく、何というか、思考を凍結させる、みたいな。
「ウチは男子も女子もジャージだろうが! なのにこんなモン勝手に持ち込んで穿いているとか、変態かお前ぇ!」
ひぐっ。か、怪異の言っていることの方に部があるため、頭の中がますます洗濯機みたくかき回される。
「ち、違い、ます」
うなじの辺りが熱くなり、身体を抱きしめながらうつ向く。でも、実際に穿いているのは事実だし、どう繕ったら?
「しかも何で股間が濡れてんだよ。小便でも漏らしたのか?」
「! こ、これ、は」
ブルマは、これでもかと股間に引っ付き、割れ目が微かに分かるくらいだった。
沈黙しているとますます立場が悪くなると思いつつも、まださっきの自慰劇場から立ち直れていないため、もう、どうしたらいいの?
下げたままの視線の先に、いつの間にか、【口】が移動する?
「へ?」
――ベロォン。
「ひぃあああん!」
く、【口】から生え出た、唾液の太い糸を何本も引く大きな舌に、私の膣口を、ブルマの上から味見するみたく舐められ、ちゃった。
「こんの生臭い味は――愛液じゃねぇか! こんなスケベな格好なのは、誰かとセックスするためか!」
「ちが、違います! お、オナニーで――あっ!」
思わず口を手で覆うも、遅かった。
「ほぉ~? 学校にブルマを持ち込んで自慰してたのかぁ。ふーん。――第一希望進路はAV女優ってかぁ? この異常性欲の変態メスガキがっ!」
ドックン。
何? なん、で? この(教師風の)【口】に罵られた上、こんな恥ずかしいやり取りをさせられるの?
――でも、でも言い返せない。怖いよ。大人の男の怒声が、叱責が、こんなに恐ろしいものだったなんて。
「こ、ここ、これにはわけが」
「だいたいお前はなぁ、ちょっと顔と身体がイイからって、調子に乗りすぎなんだよ!」
「そ、そんなことないです!」
今だに股間へ唾と息を飛ばし続ける【口】は。
「男の先生達や、男子生徒も困ってんだよ。そのスケベな身体でセックスアピールされまくるせいで、夜自慰が忙しいってなぁ!」
ドックン。
そん、な。まるで私が、身体で誘惑しているみたいに、言わないで。だって、私は――あ、あれ?
「……ってかお前。そんな際どいブルマ穿いているくせに、なんでパンツラインが浮き出ないんだよ? 紐パンでも穿いてんのかぁ?」
「! そ、それは」
声と息が荒くなる【口】が、再び股間へ接近してくる。けど、また怒鳴られたらと思うと、怖くて動けず、何の言い訳も思い浮かばない。
「ちょっとブルマを下にズラせ」
「お、お願いします。それだけは――」
「先生の指示に黙って従ぇ! 飯沼ぁ!」
ゾワ、ドキ。
逆らえ、ない。どうして? 吠えられるつど考えが制止されて、まるで服従することだけが、安心かつ安全な道に思えてならなかった。
そしてそんな安易な選択が、さらに大きな辱めへ繋がっていると、わかりそうなものなのに。
「は、はぃ」
湿ったブルマの両脇を握り、恥ずかしさに打ち震えつつ、下へとズラす。
ズニュリ。
股間の頂点部分に最後まで引っ付くクロッチ部分も外し、床に脱ぎ置く。
「――はんっ。ブルマ着て、自慰して、挙げ句ノーパンで職淫室に来るとか、お前の頭の中は性欲でパンパンかぁ? 今日という今日は徹底的な性活指導をしてやる。机に座って股開けボケ!」
ドクン。
唾と息が、私の陰毛へ当たり続ける。こ、怖い。い、言う事、聞かなきゃ。
「わ、わか、りました」
乱暴で横暴な指示に従うたび、その瞬間だけは心底安心してしまった。
机の上に、少し股を開いて座ると、柔らかに潰れるお尻の肉に冷たさが広がる。股間に息がかかる距離まで、余裕の素振りで【口】がやって来る。
「お前のマン毛めちゃ薄いな。剃ってんのか?」
そ、そう言われれば、確かに小陰唇の上に、気持ち生えているくらいだった。
レロン!
「ヅ、あぁ!」
突然ヌメっと温かい感触が股間を犯し、唾液によって股間が汚れる。
「先生の質問に答えろ飯沼ぁ!」
「そ、剃ってません!」
ヒドい侮辱、最低な行為、狂った叱責――ばかりなのに。
ドックン。
「(言う事を聞いた瞬間だけ、本当に心底安心して満たされちゃう)――は?」
気がつくと、胸の近くにもう一つ【口】が浮いていた。股間の【口】とは少し唇の形が違って声も低く、また息がドブみたいな臭いだった。
「変態スケベ女生徒がクラスにいると、大変ですねぇ」
フランクな感じで【口】同士が会話を行う、狂った景色。
「いや、そうなんっすよ。ですから手伝ってくれません? 俺がそのユルユルな股間に指導しますから、先生はその牛みたいな乳を狂育してやってください」
「いいっすよ。ぶはっ、おしゃぶりみたいな乳首っすよねぇ飯沼の」
チュブア。
「んあっ!」
し、心臓に近い方のオッパイとその先端を、体操着の上から頬張られる。甘噛みによる痛みと、別な異常感触により――私の口は限界まで開かせる。一分と経たずに、乳首の辺りがベトベトにされていく。
「自分のした下品なことを認めるのがまず大事だぞぉ。『学校にブルマを持ち込んで自慰する女子生徒ですみません』って謝ってみろ」
ドックン。
「ハァ、ハァ。そんな、こと――ぃひい!」
膣口の内側を舌で舐め上げられる。心身の疲労に加えて、度重なって犯されたからか、気色悪さが少しずつ遠退き、逆に股間がジンジンと熱痒くなっていく。
「ジュロロ。――おい飯沼。『いつも男様のオチンコをイライラさせてごめんなさい』も追加だ!」
ドクン。
なぜ、だろう。暴力的かつ性的で侮蔑な言葉は、耳から入って脳内を強姦するみたいに蠢き響いた。身体と心からどんどん、蝕まれ、ちゃぅ。
――でも、さすがに、そんな服従の言葉を口にしては絶対ダメ。きっとさっきの【目】の時みたく心から隷属しちゃって、本当の変態になっちゃう、からぁ。
ジュボル。
「ひあん!」
体操着の上から、右側の硬くなっている乳首を、舌で舐め吸われた。薄く開いた目で見ると、乾燥した唇を持つ三つ目の【口】が、出現していた。
まるで見せつけるみたく臭い立つ舌で、勃起する乳首をビンタしては、笑い声を吐き続けた。
「飯沼。さっきの二つを言った後に『乳首もクリクリも勃起しっぱなしでごめんなさい』って言えば、止めてやるぞ?」
ハァ、ハァ――い、言え、ば、止めてくれる、の?
「「「さっさと言え!」」」
ビリリッ。
実体を持たない声なのに、私の思考回路を乗っ取るみたく這い回り、汚し、犯し、そして――。
「(色を変えちゃう)ひぃ、ひぅ。――が、学校にブルマを持ち込んで自慰する、へ、変態で、すみ、ません」
ドクン。
夜空に咲いた小さな花火みたく、一瞬だけど小さな安心感が胸に灯る。乳首と股間は唾液でもうベトベトで、けどジンジンと発熱していた。
チュブ、ロレレ。
「はぁん! いつ、も、男様、の、オチンコを、イライラさせて、ごめんなさぃ」
ドックン。
情けなく謝罪するつど、頭を垂れるつど、不可思議な安心感と快感が、身体の内側を照らし満ちていく。そしてお腹の下の辺り? が、どんどん、トロトロに、なってぇ。
ジュルル、ジュロ。
「んあっ。ちく、乳首もクリクリもぉ、勃起しっぱなしでぇ、ごめんなさいですぅ――」
い、言っちゃったぁ。
でもその時、まるで全ての罪が許されたみたいな、懺悔感と救済感に、心も股間も身震いしちゃった。
ジュバ、カリ、ロレレ。
「ひあああん!」
まるで連携プレイみたく【口】が、歯で、舌で、唇で、乳首とオマンコを吸い舐め噛んでくる。下腹部の内側が、ブルブルと卑猥に震えちゃう。
ビク、ビクゥ。
ん、ふぅ、あん。――嬲られ続ける中、ただただ、女子の可愛い嬌声が、職イン室に何度も何度もこだまし続けた。
ビュク。
……あ、れ? 今、い、イッタ? 私また、イッちゃった? なんか、アソコから何かが出ソう。
ピュッ、ピュルルン。
「うおっ。潮吹きやがった。汚ったね」
「AVの撮影所と勘違いしてんだな」
「おらっ。『発情ヤリマンおもらし女子高生で申し訳ありません』もだ!」
……あぁ、言葉の暴力で、私をもっともっと慰めてちょーだぃ。
「は、発情、ヤリマン、おもらし女子高生でぇ」
申し訳、ありませ――ンンッ!
ビビクゥ!
……砕けた腰のまま、身体全体が肉色に染まり、股は閉じることを忘れていた。前髪は汗でおでこに引っ付き、いつの間にか【口】によって体操着がめくり上げられて、生乳首を甘噛みされていた。
喘ぎ声を吐き流す私は、他人事みたく乳首と股間をしゃぶられ続けていた。やがて、情けなく謝っては犯され、犯されては謝り続けた。そのつど、不安感や恐怖と言ったストレスが薄まり、トゲみたいな安心と快感が、まるで内蔵を突き刺すみたくジクジクと膨らんでイッた。
ダメだよぉ。わけわかんないくらい、頭も股間もお乳も、快楽塗れ、ダ。
――あんむ。
小刻みに震える右の耳たぶを、噛まれる。新しい【口】が、まるで線虫みたく耳穴へ濡れた舌を侵入させてくるぅ。
「飯沼はほんっと、身も心もドスケベな淫乱女子だな」
「は、はぃ。私はぁ、身も心もぉ、ドスケベなぁ、淫乱女子ですぅ」
自傷の言葉の数々は、未知の暗い快楽を、頭の中でピチャピチャと波紋させていった。言いなりって、すごく快感なんだぁ。考えるという重要なことを、全て他人に委ねられるなんて、すっごい楽でぇ、何の不安も無くなっていくからぁ。
ゾゾゾ。
今度は左の耳の中に、舌が入り込んでくる。
「ぼく? 馬鹿かお前。女のお前は『わたし』だろうが。言葉の乱れには気をつけろよ? 乱れるのは貞操だけにしとけ色ボケ」
「そう、でした。すみません。貞操観念の乱れる色ボケ女子で――」
そ、っか。あたしは、女の子だった。
そう、だよね? こんなエッチな感性で、オッパイもオマンコもあるんだもん。その上、【手】だの【足】だの【目】だの【口】に、性的なことを一杯されて本気で感じてしまう、性癖のねじ曲がったド変態のマゾ女だもんね!
どれかの何個目かの【口】が、バカにするみたく開く。
「おい飯沼。ガニ股でちょっと立てボケ」
――私は机を降りて、媚笑を浮かべて頷き、部屋の真ん中で言われた通りの不格好な姿勢を取る。
「両手は頭の後ろに回して、アホみたいに腰を前後に振り続けろ」
はぁ~い。っと、舌を垂らした間抜けな表情で、腰を小さく前後に振り続ける。唾液塗れのオッパイはぷるんぷるん揺れて、開いた股間からは淫水と唾液の混交愛液が、壊れた蛇口みたく漏れ続けた。
「ぶはは! ほんとにやりやがったぞコイツ!」
「飯沼。これは指導の範疇だからな? だが愉しい時はもっと笑っていいぞぉ」
「雌子生徒の悦びを、体感させる指導ですな」
「おいおい。恋人でも無い相手に、白のマン汁とかガチで感じてたのか。頭オカシイぞお前?」
「コリリッ――お前の飴玉乳首、もはや噛み応えあるわ(笑)」
……ふぁ。罵声を浴びらせられるつど、舐められたり、噛まれたりするつど、オマンコも心もビチャクソに濡れちゃってイッタ。
黒い炭泥みたいな、気色悪い性欲の塊が、私の心を塗り壊して、変性させてイク。
「ペッ!」
ぴちゃ。
頬に唾が飛んできた。小さな気泡が弾ける中、涙みたく垂れ流れて唇に触れる。
「飯沼。飲め」
嬉しい屈辱で涙目の私は、細い舌を伸ばして舐め吸う。やがて身体のあちこちに、唾だの痰だのが次々に飛んできて、次第に身体中が口の中みたく臭くなっていった。
するとだんだん、胸の奥が熱くなってくる。心身を便器みたいに汚されちゃっているのに、なんで満たされているんだろう?
「お前がクソ怒Mだからだよ!」
そっかぁ、納得~。――って、あれ? なんで考えていることがわかったんだろう?
「飯沼ぁ。指導を続けてくださいって土下座しろぉ!」
! 私は慌ててお尻を汚れた床に落とす。生温い汁だらけの床の上、三つ指を付き、おでこを床に付着させて濡らす。
「ど、どうか。変態ビッチ糞M女子高生の飯沼祐希に、皆様のお口と舌で、ご指導・ご鞭撻のほど、お願いしまぁす!」
流れるみたいだった艶のある黒髪も、汚い床の上で生臭い体液に包まれて、ひなびていくみたいだった。
ジュプア。
「んひっ!」
「おい、飯沼。今、先生にナニしていただいているぅ?」
「い、犬みたいにお尻を突き出した姿勢のまま、お、お、オマンコに、太っとい舌を、突っ込んでいただいていま――すん!」
チュバ、カリリ。
「飯沼。次はこっちの指導内容を言ってみろ」
「か、カチカチの乳首を、舐め吸って、前歯で虐めてもらっていますぅ」
チュプ、ペチャ、ビチュ。
――いつの間にか、身体中に十個以上の【口】が吸い付いていた。太ももや肛門はもちろん、お腹や二の腕、腋やおへそなんかも。身体中を引っ張り吸われて、痛気持ちイイったら、ないのぉ。
「飯沼。これから質問する。ノーの時だけ口を開け」
力の入らない腕を使って何とか四つん這いの姿勢になった瞬間だった。
ガボ! ジュロロレ。
前歯がヤニで汚れた【口】が、私の唇を食べるみたくキスして来た。間髪入れずに舌を挿し込まれたから、悦んで恋人みたく音を立てて唾液を交換し合う。頭の中を舐められているみたいで、気持ち良い。
「明日からお前はノーパン、ノーブラで授業を受けろ。ブラウスかスカートのどっちかだけ身に付けていいぞ」
く、口が塞がれちゃってるから、イエスしか意思表示できない~。
「休み時間は男教師と男子生徒の保健体育実技に常に協力しろ。あっ、昼休みは放送室でマイク通して生ハメで喘ぎ声を全校放送するからな」
考えただけでも、身体が火照っちゃぅ。
「少子化対策部を作ってやるよ。お前は初代部長で、女生徒もお前一人だ。放課後は校内の男達に種付けしてもらって妊娠と出産を繰り返せ」
オマンコをガバガバにされて赤ちゃん作りかぁ――って、赤ちゃん?
ジュバ、チュ、ロレレ、ビチュ!
「んひぉ!」
何十という臭い立つ舌が、目以外の粘膜と皮膚を舐めすすり吸い付く。
ブホッ。
――やだ。か、感じすぎて肛門の括約筋が緩んで、オナラをしちゃった。笑われたり怒鳴られたりして、また気持ちよくなっちゃう。
およ? お腹の芯が熱く煮えてくる。これは雌イキしちゃうやちゅだぁ!
「イク時はスミマンコって、謝れよ? 頭子宮女ぁ!」
「はひっ、はぃ! すみ、スミマンこ! イキますイッちゃいますぅ!」
――! んっ、あぉ。ひぅ、おおおっ? ふあぁ。お、おっ、おぉ! んご、ひゃん、ひぐ。ふごっ、ぐふ――うえっ。
………。
……。
…。
「ウ?」
グニャリ。
全裸のまま、濡れて冷たく臭い床の上にて、大の字で倒れていた。何回か瞬きした後、上半身を起こして身体を見下ろす。涎塗れなのはもちろん、様々な大きさや形のキスマークが全身に浮いていた。
股間の方を見てちょっとだけ驚く。白い粘々した液体が、膣口付近に付着していた。指先ですくい、臭いを嗅いで舐める。
――うん。ガチイキしちゃって本気汁が膣から逆流しただけだったみたいだった。
「さすがに口から精子は出ないよねぇ」
口元を歪めつつ、産まれたての小鹿みたく震える肢でもって、机に手を突いて何とか立ち上がる。まるで治安の悪い外国のスラム街で輪姦されたての女の子みたいだぁ。
壊れたみたいに笑いつつ、机づたいに手をやって出口へ向かう。変色した扉へ手を掛けつつも、びしょ濡れな髪と身体のまま振り返り、馬鹿みたく口を開けてこう言った。
「飯沼祐希。失礼しましたぁ」
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