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二両目
座席はゆずり合ってお座りください
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「(ここが)……二つ目の車両?」
相変わらず薄暗く暑い車内で、背中にペッタリとくっつくブラウスが気持ち悪かった。まずパッと見だけど、内装さっきの車両と同じだった。以前に見た時はもっと――なんというか――変な空間だった気がするけど……。ただどっちであっても、あの六本指の男がいないことだけはホッとした。
「え、と」
髪を耳後ろへ揃えつつ、車内をもう一度見渡す。座席用のシートは相変わらずの男の乗車客達で埋まっていて、立っている乗客は一人しかいなかった。それでもさっきの車両の人口密度を思うと、嘘みたいな空き具合だった。
ガタンカタン。カタンタタン。
戻る気はないけどチラリと振り返ると、濁りガラスのせいか最初の車両の様子はもうわからなかった。一応、扉の取っ手に指を添えて力を込めるけど、ロックが掛かったみたいに動かなかった。
「……おかしい」
いや、もちろんおかしなことだらけではある。例えば今さらだけど、これだけ暑い中で過呼吸なのに、何で喉の渇きを感じないの? 飲酒の後は水分が欲しくなるのに(酔いからはとっくに覚めてるけど)。それと、私はお酒を飲むとトイレに行きたくなるのに、尿意とかもほぼ感じなかった。
「……はぁ」
現実へ戻るように視線を車両の中央へ戻すと、六人がけの座席用シートは、毛羽立った緑色の繊維で覆われていて、四脚が対になって並んでいた。座っている男の乗客達は、年齢も服装もさっきの一両目と似たり寄ったりで、違いはあまりなかった。
ただ唯一立っている人がいて、右奥の優先席の座席の前あたりに、腰を曲げる白髪のお爺ちゃんがいた。変色した白のタンクトップに、ボロボロの汚れた短パンと穴の空いた靴という、いわゆる浮浪者に思えた。どう見てもゴミ袋らしいビニールの袋を、鞄代わりに持っていた。
「え、っと」
頭を軽く抑えつつ、体を覆う疲労感をできるだけ無視しながら、一番奥の三両目への扉に目線を向ける。まるで真っ黒な遮熱フィルムが貼ってあるみたいで、何も見えなかった。念の為に近付いて扉を開けようとするけどロック――というよりは、車両と一体化してるみたいでビクともしなかった。少しでも心を落ち着かせようと額に手を当てて、何でもいいからとヒントを思い出す。
……初めて乗車した時はまず痴漢に遭って、悲鳴をあげたら次の車両へ行って、得体の知れない男に胸を刺されて意識が無くなった。二回目は痴漢に耐え抜いて、この車両には移れた。
多分だけど、何か条件のようなものをクリアしない限り、次の車両へは行けず、得体の知れない男に遭遇する。――まるで(バカみたいな)ゲームみたいでふざけてる。
「とは言っても」
優先座席に座る乗客は目をつむっていたり、ボーッしているだけで、私にナニかしてくる気配は今のところない。誰も携帯を触ってない事にちょっと違和感を覚えつつ、唯一立ちっぱのお爺ちゃんへ再び顔を向ける。
顔も髭も白髪だらけで痩せ細り、服も汚れて擦り切れていた。吊り革を持ってはいるけど立っているのが辛そうで、振動の度に小さくヨロけかけていた。
ガタンタタン。タタンカタン。
――余裕なんて全く無いはずの私は、よせばいいのに、お節介で近くまで行って声をかけてしまう。自分のことで、それどころじゃないのに。
「(まぁ、この車両で何をどうすればいいかもわからないし)――あの、大丈夫ですか?」
お風呂に入っていないのか、ツンとした体臭で顔をしかめかける。少し屈んで声を掛けるけど、耳が遠いのか、三回くらい話しかけてやっとこっちを向く。
「……」
けど申し訳なさそうに笑うだけで、また正面の暗い窓へ向き直る。私は椅子に座る目の前の乗客達へ、眉を曲げて視線を送るけど、眼中に無いという雰囲気で無視された。
……真夜中で眠いし疲れているのは分かるけど、ここ優先席なのに。それに、足が弱そうなお爺ちゃんを立ちっぱなしでずっと放置とか良識が――いや、良識どころか常識すらない空間で、そんなことを気にする私も、どうかしてるかな?
……でも、上手く言えないけど、こんな非常識な状況だからこそ、常識を捨てちゃダメな気もした。三日前の会社でだって、係長のミスを後輩の子へ押しつけられそうになった時、ユミと一緒に押し返したのを思い出す。
「――あ、あの」
思いっ切って目の前の、目をつむって腕を組んで座っている、三十歳後半くらいの土方風のお兄さんへ声をかけた。現場焼けしていてガタイが良くて、目つきが鋭そうな茶髪の彼は、汚れた作業着と足袋をという格好だった。
「……」
返事どころか目蓋すら上げないで、微かに眉間に皺を寄せた。そもそも今までのパターンだと、会話すら成り立たない気しかしないけど。
「(ほんとに寝てる?)す、すみませんけど――」
「なんやねん! さっきから鬱陶しい奴ちゃなぁ!」
! 棘のある低い声で、腹立たし気に、しかも関西弁で返された。前髪の隙間からこっちを睨み上げてくる。
「わ、私の言葉がわかるんですか⁉」
雰囲気で誤解してたけど、ひょっとして普通の人なの? ってことは、私と同じ状態に陥っているっことだよね? やった! コミュニケーションが取れそうな人を見つけられた!
「あ、あの。私、原峰っていいます。酔ったまま帰ろうとしたら、この意味不明な電車に乗ってしまったんです。あ、あなたもですか?」
隣のお爺ちゃんのことなんて頭から抜け落ちるほど、高揚していた。もつれそうな舌で、まくし立てるみたく声をかけてしまう。
「はぁ? ……おい、ねーちゃん。眠ってた俺を叩き起こして、なに訳のわからんことをぬかしとんねん!」
私の全身を何度も見たあと、唾を飛ばしながら怒声を張り上げられて、耳が痛くなる。
「そ、それに関してはすみません、謝ります。けど、私この電車から降りたいんです。お兄さんはどこの駅から乗りましたか? 私は一つ前の――」
「……」
えっ?
「……あ、あっ」
おも、思わず空いた口を、両手で隠して、半歩ほど後ろに下がってしまう。
だって、今さっきまで激怒していたお兄さんが、急に姿勢を正したかと思うと、全く動かなくなった。口を閉じたまま、瞬きもせずに、呼吸すら止まっているように見えた。
――首の後ろ辺りに、霜が下りるみたいな嫌な感覚が走る。これは、あれだ、取り返しのつかない間違いをした時になる感じだ。
「人形、みたいに、固まってる? ウソ、嘘っ!」
い、嫌だ、嫌だイヤだいやだっ! ま、またさっきみたいに、あの意味不明な六本指の男が出てくる流れ?
髪を振り乱しながら隣を見るけど、さっきまでヨロヨロしていたお爺ちゃんが、背筋を伸ばして微動だに動かない。後ろの席のフリーター風の男も、別の席の競馬新聞を読んでいる年輩の人も、みんなみんな固まってる! カラカラな喉のまま、震える瞳で、次の車両との連結部へ、目を、やると――。
「ひいいぃっ!」
引きつけを起こしそうになって、悲鳴の一部が喉元でつっかえた。ま、また、扉や窓が不均一に赤く染まっていた。
な、なんで? 意味が、意味がわからない! 私はナニを間違ったの? 足の悪いお爺ちゃんのために、席を譲ってもらうよう話しかけたことそのものが? それとももっと別の何かが原因で?
――ガタンカタン。タタンガタン。
「ハァ、ハァ」
ど、どっちにしたって、もう六本指の男にだけは会いたくない。ほ、ホントにそれだけは勘弁して! あの男に突き刺されると、自分が限界まで汚されるというか、正気が砕け散るというか、何度もされると私が私でなくなる、っていう直感がして、頭の中でビンビンと警報が鳴るんだって!
「……いっそのこと、扉を開けずこの車両に留まる、っていうのは?」
けど電車が止まる気配は相変わらずないし、そもそも駅を通過したところすら見たことない。
窓に映る蒼白な顔を片手で抑えつつ、一応は次の車両への扉の前まで歩いていく。扉の取っ手部分はいやらしい肉色をしていて、触ろうとする手がどうしても嫌がる。
「嫌だ、イヤ、ほんとにい。助けてぇ……」
――ズシャ。
「―……イ」
む、胸の真ん中カラ、六本の指が生えて狂。血で真ッ赤なはずの指ハ、けど変に干からびていテ、とぉっても瑞々死苦ってぇ。てかどこにいるのぉ? あ、そっか、後ろにいたんだぁ。
「――あああ嗚呼ああ亜あアアあああ”!」
ぃやめてやめでヤメデェわたしの記憶を弄らないで大切な思い出を穴だらけにしてオシッコとかザーメンをかけて火を点けないデデデデデ!
「おひおひん、おヒンほっおぼぉ!」
おんほほほ! ちく、乳首が尖って頭の奥がゴリゴリすり潰ぶされて赤いお汁粉が噴出してアソコの毛の中から線虫がいっぱ~い出てくるフフフんフフひひヒ!
「……マンイン##ではなÅいの‡で、降車⇔Dきませン」
相変わらず薄暗く暑い車内で、背中にペッタリとくっつくブラウスが気持ち悪かった。まずパッと見だけど、内装さっきの車両と同じだった。以前に見た時はもっと――なんというか――変な空間だった気がするけど……。ただどっちであっても、あの六本指の男がいないことだけはホッとした。
「え、と」
髪を耳後ろへ揃えつつ、車内をもう一度見渡す。座席用のシートは相変わらずの男の乗車客達で埋まっていて、立っている乗客は一人しかいなかった。それでもさっきの車両の人口密度を思うと、嘘みたいな空き具合だった。
ガタンカタン。カタンタタン。
戻る気はないけどチラリと振り返ると、濁りガラスのせいか最初の車両の様子はもうわからなかった。一応、扉の取っ手に指を添えて力を込めるけど、ロックが掛かったみたいに動かなかった。
「……おかしい」
いや、もちろんおかしなことだらけではある。例えば今さらだけど、これだけ暑い中で過呼吸なのに、何で喉の渇きを感じないの? 飲酒の後は水分が欲しくなるのに(酔いからはとっくに覚めてるけど)。それと、私はお酒を飲むとトイレに行きたくなるのに、尿意とかもほぼ感じなかった。
「……はぁ」
現実へ戻るように視線を車両の中央へ戻すと、六人がけの座席用シートは、毛羽立った緑色の繊維で覆われていて、四脚が対になって並んでいた。座っている男の乗客達は、年齢も服装もさっきの一両目と似たり寄ったりで、違いはあまりなかった。
ただ唯一立っている人がいて、右奥の優先席の座席の前あたりに、腰を曲げる白髪のお爺ちゃんがいた。変色した白のタンクトップに、ボロボロの汚れた短パンと穴の空いた靴という、いわゆる浮浪者に思えた。どう見てもゴミ袋らしいビニールの袋を、鞄代わりに持っていた。
「え、っと」
頭を軽く抑えつつ、体を覆う疲労感をできるだけ無視しながら、一番奥の三両目への扉に目線を向ける。まるで真っ黒な遮熱フィルムが貼ってあるみたいで、何も見えなかった。念の為に近付いて扉を開けようとするけどロック――というよりは、車両と一体化してるみたいでビクともしなかった。少しでも心を落ち着かせようと額に手を当てて、何でもいいからとヒントを思い出す。
……初めて乗車した時はまず痴漢に遭って、悲鳴をあげたら次の車両へ行って、得体の知れない男に胸を刺されて意識が無くなった。二回目は痴漢に耐え抜いて、この車両には移れた。
多分だけど、何か条件のようなものをクリアしない限り、次の車両へは行けず、得体の知れない男に遭遇する。――まるで(バカみたいな)ゲームみたいでふざけてる。
「とは言っても」
優先座席に座る乗客は目をつむっていたり、ボーッしているだけで、私にナニかしてくる気配は今のところない。誰も携帯を触ってない事にちょっと違和感を覚えつつ、唯一立ちっぱのお爺ちゃんへ再び顔を向ける。
顔も髭も白髪だらけで痩せ細り、服も汚れて擦り切れていた。吊り革を持ってはいるけど立っているのが辛そうで、振動の度に小さくヨロけかけていた。
ガタンタタン。タタンカタン。
――余裕なんて全く無いはずの私は、よせばいいのに、お節介で近くまで行って声をかけてしまう。自分のことで、それどころじゃないのに。
「(まぁ、この車両で何をどうすればいいかもわからないし)――あの、大丈夫ですか?」
お風呂に入っていないのか、ツンとした体臭で顔をしかめかける。少し屈んで声を掛けるけど、耳が遠いのか、三回くらい話しかけてやっとこっちを向く。
「……」
けど申し訳なさそうに笑うだけで、また正面の暗い窓へ向き直る。私は椅子に座る目の前の乗客達へ、眉を曲げて視線を送るけど、眼中に無いという雰囲気で無視された。
……真夜中で眠いし疲れているのは分かるけど、ここ優先席なのに。それに、足が弱そうなお爺ちゃんを立ちっぱなしでずっと放置とか良識が――いや、良識どころか常識すらない空間で、そんなことを気にする私も、どうかしてるかな?
……でも、上手く言えないけど、こんな非常識な状況だからこそ、常識を捨てちゃダメな気もした。三日前の会社でだって、係長のミスを後輩の子へ押しつけられそうになった時、ユミと一緒に押し返したのを思い出す。
「――あ、あの」
思いっ切って目の前の、目をつむって腕を組んで座っている、三十歳後半くらいの土方風のお兄さんへ声をかけた。現場焼けしていてガタイが良くて、目つきが鋭そうな茶髪の彼は、汚れた作業着と足袋をという格好だった。
「……」
返事どころか目蓋すら上げないで、微かに眉間に皺を寄せた。そもそも今までのパターンだと、会話すら成り立たない気しかしないけど。
「(ほんとに寝てる?)す、すみませんけど――」
「なんやねん! さっきから鬱陶しい奴ちゃなぁ!」
! 棘のある低い声で、腹立たし気に、しかも関西弁で返された。前髪の隙間からこっちを睨み上げてくる。
「わ、私の言葉がわかるんですか⁉」
雰囲気で誤解してたけど、ひょっとして普通の人なの? ってことは、私と同じ状態に陥っているっことだよね? やった! コミュニケーションが取れそうな人を見つけられた!
「あ、あの。私、原峰っていいます。酔ったまま帰ろうとしたら、この意味不明な電車に乗ってしまったんです。あ、あなたもですか?」
隣のお爺ちゃんのことなんて頭から抜け落ちるほど、高揚していた。もつれそうな舌で、まくし立てるみたく声をかけてしまう。
「はぁ? ……おい、ねーちゃん。眠ってた俺を叩き起こして、なに訳のわからんことをぬかしとんねん!」
私の全身を何度も見たあと、唾を飛ばしながら怒声を張り上げられて、耳が痛くなる。
「そ、それに関してはすみません、謝ります。けど、私この電車から降りたいんです。お兄さんはどこの駅から乗りましたか? 私は一つ前の――」
「……」
えっ?
「……あ、あっ」
おも、思わず空いた口を、両手で隠して、半歩ほど後ろに下がってしまう。
だって、今さっきまで激怒していたお兄さんが、急に姿勢を正したかと思うと、全く動かなくなった。口を閉じたまま、瞬きもせずに、呼吸すら止まっているように見えた。
――首の後ろ辺りに、霜が下りるみたいな嫌な感覚が走る。これは、あれだ、取り返しのつかない間違いをした時になる感じだ。
「人形、みたいに、固まってる? ウソ、嘘っ!」
い、嫌だ、嫌だイヤだいやだっ! ま、またさっきみたいに、あの意味不明な六本指の男が出てくる流れ?
髪を振り乱しながら隣を見るけど、さっきまでヨロヨロしていたお爺ちゃんが、背筋を伸ばして微動だに動かない。後ろの席のフリーター風の男も、別の席の競馬新聞を読んでいる年輩の人も、みんなみんな固まってる! カラカラな喉のまま、震える瞳で、次の車両との連結部へ、目を、やると――。
「ひいいぃっ!」
引きつけを起こしそうになって、悲鳴の一部が喉元でつっかえた。ま、また、扉や窓が不均一に赤く染まっていた。
な、なんで? 意味が、意味がわからない! 私はナニを間違ったの? 足の悪いお爺ちゃんのために、席を譲ってもらうよう話しかけたことそのものが? それとももっと別の何かが原因で?
――ガタンカタン。タタンガタン。
「ハァ、ハァ」
ど、どっちにしたって、もう六本指の男にだけは会いたくない。ほ、ホントにそれだけは勘弁して! あの男に突き刺されると、自分が限界まで汚されるというか、正気が砕け散るというか、何度もされると私が私でなくなる、っていう直感がして、頭の中でビンビンと警報が鳴るんだって!
「……いっそのこと、扉を開けずこの車両に留まる、っていうのは?」
けど電車が止まる気配は相変わらずないし、そもそも駅を通過したところすら見たことない。
窓に映る蒼白な顔を片手で抑えつつ、一応は次の車両への扉の前まで歩いていく。扉の取っ手部分はいやらしい肉色をしていて、触ろうとする手がどうしても嫌がる。
「嫌だ、イヤ、ほんとにい。助けてぇ……」
――ズシャ。
「―……イ」
む、胸の真ん中カラ、六本の指が生えて狂。血で真ッ赤なはずの指ハ、けど変に干からびていテ、とぉっても瑞々死苦ってぇ。てかどこにいるのぉ? あ、そっか、後ろにいたんだぁ。
「――あああ嗚呼ああ亜あアアあああ”!」
ぃやめてやめでヤメデェわたしの記憶を弄らないで大切な思い出を穴だらけにしてオシッコとかザーメンをかけて火を点けないデデデデデ!
「おひおひん、おヒンほっおぼぉ!」
おんほほほ! ちく、乳首が尖って頭の奥がゴリゴリすり潰ぶされて赤いお汁粉が噴出してアソコの毛の中から線虫がいっぱ~い出てくるフフフんフフひひヒ!
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