婚約者は想像と違います

いつき

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遊び(デート)は全力だ。後編

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で…その日は水の中だった。
バスローブが落ちてるので見に行ったら。
筒状の物をくわえて、水中に沈んでる。
水から出たら、シルも副団長もハレンチな格好で!
シルは生地が丈夫そうなワンピースで、透けてないが…か…形が…丸わかりで…私の想像より……んん!
副団長はその…胸と下が少ししか隠れてなく。
男でも憧れる無駄のない筋肉…胸が凄かった…
団長がついつい見てたが仕方ないと思いもしたが、シルの姿を見せるのは嫌で、直ぐにバスローブをかけた。

カイめ護衛に目隠しをさせてたから知ってたな。
止めてくれ!

「シル!お前は俺の婚約者だろう恥じらいはないのか?」

「お風呂に一緒に入った仲ですからないですね?」

「それは子供の時の話だろう。もう13才になろうと言うのに!」

「兄様とクロウだけだしいいでしょう?」

「私は兄ではない!来い。」

 カイと同じにするな!

「私の許可なく肌をさらす事は許さない!」

「わかりました殿下。」

「名前に誓え、私以外の男に肌をさらさないと。」

「クロウ以外の男性の方前で肌はさらしません?」

「なぜ疑問系何だ?」

「クロウの前ではさらしていいの?」

それはそうだろう、私は婚約者だし…

「っ…まあ、家族になるんだからな。」

「では、今度は2人でいたしましょう。とっても気持ちいいのですよ。」

「2人で気持ちいい…」

あれか…あれを想像させるきか?
まだ詳しくは知らないが男女の…

「ダメだ成人して結婚してからでないと。」

「そうですか?残念です。」

「そうだ!だいたい学園でもシルは無防備過ぎる。学園の男達は皆のシル様とか…私のシルだ!」

 誰にでも愛想をまかないでくれ。
距離をつめさせるな、匂いもさえ他の男に嗅がせたくない。

「ありがとう、クロウ。私頑張ります。あなたを幸せにして見せますからね!」

「ああ!いや、私が幸せにする!して見せる。」

なぜ感謝されたかわからないが、幸せになんて…
私がして見せるから。
同じ気持ちだと信じていいか?

シルが抱きついて来て、堪えられなくてキスをしてしまった。
初めてで、頭が先にぶつかって鼻と唇がかすったぐらいだ。

カッコ悪くて恥ずかしかったが、すごく幸せだと思った。
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