婚約者は想像と違います

いつき

文字の大きさ
21 / 26

乗り越えて見せる。。

しおりを挟む

「殿下?何を我慢出来そうにないのですか?」

公爵!
ごまかすか?
無理だ、宰相もこいつは敵に回したくないと言ったほどだ。
未熟な私がごまかしても意味がない…

「…シルと食事をして居たら。。」

「居たら?」

「少しイタズラをしてしまった…」

「イタズラ…」

「…」

「見かけないと思い探して良かったです。イタズラの程度で対応を考えさせていただきます。中に入っても。」

「大丈夫だ…私は紅茶を持って行く。」

「お待ちするので一緒に入りましょうか?」

いつのも笑顔だが恐怖を感じるのはなぜだろう…

部屋に入りテーブルとシルを見てから。

「早いけどもう帰ろうか。ティアを呼んで来るから、お茶を飲んでて。」

すれ違いに…

「明日は急用で休むとお義父様にお伝え願えますか?仕事に復帰するには同じ薬が必要になりそうですとお伝えください。」

「?わかった。」

何の話か分からなかったが、シル達が帰った後になって伝えたらとんでも無いことを聞かされた。


「殿下。言いにくいのですがそれはしばらくシルに会わせないと言う事です。」

「なぜそうなる?」

「あいつが…シルの父親が婚約をティアに願い出たと同時に手を出して。キスだけですがティアは子供が出来るかもしれないと勘違いしたのです。それを私は聞いて頭に来てしまって、休暇をもぎ取って隣国にバックレ…んん。旅行に。その時陛下に不治の病にかかり娘と居ることが一番の薬ですと言いまして。半年は会わせませんでした。あいつも親心を知ったのですな。」

「半年!?」

「ええ。」

「どうやって会わせる気になった?」

「陛下から手紙で戻って来いと何度も来ましたが、正直国が滅んでも知るかと言う気持ちでしたし。妻を早くに無くして娘が生き甲斐と言いますか…その娘が会いたいと言ったのです。私は迎えに来ると言って来ないやつだと嘘をつきましたが探し出されて、仕方なくですね。」

「国外…半年?どうすれば…」

宰相は同情の目で見てきた…

「ティアも居るし仕事をサボって国外に逃げはしないでしょう。ですがシルが殿下に会いに来るまで待つのがいいでしょう。」

「そうだな、そのうち暇になって遊びに来るだろう。」

いつも、こちらから手紙を出して来て貰ってるが婚約者になってから一月も会わない事はなかった。

きっと私とシルなら大丈夫だろう!



















しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

王妃そっちのけの王様は二人目の側室を娶る

家紋武範
恋愛
王妃は自分の人生を憂いていた。国王が王子の時代、彼が六歳、自分は五歳で婚約したものの、顔合わせする度に喧嘩。 しかし王妃はひそかに彼を愛していたのだ。 仲が最悪のまま二人は結婚し、結婚生活が始まるが当然国王は王妃の部屋に来ることはない。 そればかりか国王は側室を持ち、さらに二人目の側室を王宮に迎え入れたのだった。

拝啓、婚約者さま

松本雀
恋愛
――静かな藤棚の令嬢ウィステリア。 婚約破棄を告げられた令嬢は、静かに「そう」と答えるだけだった。その冷静な一言が、後に彼の心を深く抉ることになるとも知らずに。

前世を思い出しました。恥ずかしすぎて、死んでしまいそうです。

棚から現ナマ
恋愛
前世を思い出したフィオナは、今までの自分の所業に、恥ずかしすぎて身もだえてしまう。自分は痛い女だったのだ。いままでの黒歴史から目を背けたい。黒歴史を思い出したくない。黒歴史関係の人々と接触したくない。 これからは、まっとうに地味に生きていきたいの。 それなのに、王子様や公爵令嬢、王子の側近と今まで迷惑をかけてきた人たちが向こうからやって来る。何でぇ?ほっといて下さい。お願いします。恥ずかしすぎて、死んでしまいそうです。

側妃の条件は「子を産んだら離縁」でしたが、孤独な陛下を癒したら、執着されて離してくれません!

花瀬ゆらぎ
恋愛
「おまえには、国王陛下の側妃になってもらう」 婚約者と親友に裏切られ、傷心の伯爵令嬢イリア。 追い打ちをかけるように父から命じられたのは、若き国王フェイランの側妃になることだった。 しかし、王宮で待っていたのは、「世継ぎを産んだら離縁」という非情な条件。 夫となったフェイランは冷たく、侍女からは蔑まれ、王妃からは「用が済んだら去れ」と突き放される。 けれど、イリアは知ってしまう。 彼が兄の死と誤解に苦しみ、誰よりも孤独の中にいることを──。 「私は、陛下の幸せを願っております。だから……離縁してください」 フェイランを想い、身を引こうとしたイリア。 しかし、無関心だったはずの陛下が、イリアを強く抱きしめて……!? 「離縁する気か?  許さない。私の心を乱しておいて、逃げられると思うな」 凍てついた王の心を溶かしたのは、売られた側妃の純真な愛。 孤独な陛下に執着され、正妃へと昇り詰める逆転ラブロマンス! ※ 以下のタイトルにて、ベリーズカフェでも公開中。 【側妃の条件は「子を産んだら離縁」でしたが、陛下は私を離してくれません】

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

完結 辺境伯様に嫁いで半年、完全に忘れられているようです   

ヴァンドール
恋愛
実家でも忘れられた存在で 嫁いだ辺境伯様にも離れに追いやられ、それすら 忘れ去られて早、半年が過ぎました。

『候補』だって言ったじゃないですか!

鳥類
恋愛
いつのまにやら『転生』して美幼女になっていましたよ!魔法がある世界とかサイコーか! 頑張って王宮魔導師になるぞ!と意気込んでいたら…いつのまにやら第一王子殿下の『婚約者候補』にされていた…!! 初投稿です。 異世界転生モノをやってみたかった…。 誤字脱字・タグ違いなどございましたらご一報いただければ幸いです。 内容については生温くサラッと読んでいただけたらと…思います。

彼女が望むなら

mios
恋愛
公爵令嬢と王太子殿下の婚約は円満に解消された。揉めるかと思っていた男爵令嬢リリスは、拍子抜けした。男爵令嬢という身分でも、王妃になれるなんて、予定とは違うが高位貴族は皆好意的だし、王太子殿下の元婚約者も応援してくれている。 リリスは王太子妃教育を受ける為、王妃と会い、そこで常に身につけるようにと、ある首飾りを渡される。

処理中です...