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第1話 聖女の安眠は、人類の平和より重い
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尻の下から伝わる、執拗なまでの振動。
ガタゴトと、石畳を噛む車輪の音が耳の奥を直接叩いてくる。
正直、今すぐこの馬車を爆破したい。
「……はぁ」
洩れ出た吐息は、我ながら聞き惚れるほど涼やかな鈴の音だった。
目の前の鏡に映るのは、透き通るような白銀の髪。
サファイアをそのまま瞳にしたような、深みのある青。
触れれば壊れてしまいそうなほど、病的なまでに白い肌。
どこからどう見ても、天界から舞い降りた聖女様だ。
だが、中身は違う。
ほんの数日前まで、真っ黒な企業で数字に追われ、徹夜明けの駅のホームで足を踏み外した三十代の男だ。
気づけば、この「エーテリア」というゲームの世界にいた。
それも、物語の終盤で英雄をパワーアップさせるために魔王へ特攻し、無惨に散るだけの使い捨てヒロイン、聖女エルナとして。
冗談はやめてくれ。
前世、俺がどれだけ死に物狂いで働いたと思っている。
ようやく手に入れた二度目の人生だ。
使い捨ての電池になんて、なるつもりは一ミリもない。
「聖女様、体調が優れませんか?」
馬車の外から、仰々しいほどに丁寧な声が飛んできた。
窓の隙間から覗くのは、重厚な鎧に身を包んだ男。
王宮騎士団の若き精鋭、カイルとか言ったか。
彼は俺を「国を救う唯一の希望」だと本気で信じているらしい。
その瞳には、狂信的なまでの崇拝と、少しばかりの熱が混じっている。
「……問題ない」
俺は短く答えた。
余計な会話は、脳の演算能力を奪うゴミだ。
呼吸すら最小限に抑え、低燃費で生きるのが俺の信条。
今はただ、この馬車の劣悪なクッションをどうにかしたい。
俺は細い指先を、膝の上でわずかに動かした。
頭の中に、前世で培った論理的な構成図を広げる。
この世界の魔法は「祈り」だの「想い」だの、曖昧な感情論で語られすぎている。
そんなものは不確定要素でしかない。
魔法とは、大気中のエネルギーを特定の算式に当てはめて出力する、ただの現象だ。
俺は無詠唱で、空中に複雑な数式を走らせる。
他人の目には見えない、俺だけの制御回路。
馬車の床に、振動を打ち消す逆位相の波動を組み込む。
ついでに、車内の温度を一定に保つための、空気の流れを調整する。
一瞬で、車内の騒音が消えた。
まるで深海に沈んだかのように、完璧な静寂。
尻に伝わっていた不快な突き上げも、高級な羽毛布団の上に浮いているかのような浮遊感に変わる。
これだ。
この無駄のない、研ぎ澄まされた環境こそが生きるために必要だ。
俺は背もたれに体を預け、そっと瞼を閉じた。
王都に着くまで、あと三時間は寝られるはずだ。
だが、世界は俺の安眠を邪魔することに全力を注いでいるらしい。
突如、耳を劈くような絶叫が静寂を切り裂いた。
「敵襲! ギガントゴーレムの群れだ!」
「馬車を守れ! 死んでも聖女様に指一本触れさせるな!」
外が騒がしい。
金属がぶつかり合う鈍い音と、大地を揺らす巨大な足音が伝わってくる。
ギガントゴーレム。
確か、物語の序盤で街を一つ壊滅させるレベルの災害指定モンスターだ。
それが群れで現れた?
計算外だ。
シナリオの整合性が崩れている。
だが、そんなことはどうでもいい。
問題は、せっかく作り上げた俺の「極上の寝室」が、外の乱闘で台無しになっていることだ。
凄まじい衝撃が馬車を襲い、俺の体が一瞬浮き上がった。
「くっ……聖女様、どうか馬車の中でじっとしていてください!
我ら騎士団が、この命に代えても――」
カイルの必死な声が聞こえる。
命に代えても、なんて非合理的なセリフだ。
死んだら元も子もないだろう。
俺は重い腰を上げた。
戦いたいわけじゃない。
ただ、静かに寝たいだけだ。
馬車の扉を、音もなく開く。
外は地獄絵図だった。
高さ十メートルを超える、岩石の巨人が三体。
その拳が振り下ろされるたび、地面はクレーターのように抉れ、騎士たちが紙屑のように吹き飛ばされている。
カイルが血反吐を吐きながら、剣を杖代わりにして立ち上がろうとしていた。
彼の鎧はひび割れ、精悍な顔は恐怖と絶望に染まっている。
「……騒がしい」
俺は馬車のステップに立ち、戦場を見下ろした。
その瞬間、空気が凍りついた。
いや、実際に気温が下がったわけじゃない。
俺から漏れ出した「圧力」に、生物としての本能が警鐘を鳴らしたのだ。
「聖女……様……? お逃げ、ください……。
こいつらは、人の手に負える相手では……っ」
カイルが必死に声を絞り出す。
俺は彼を見向きもせず、岩石の巨人たちを視界に捉えた。
三体。
質量、推定四十トン。
硬度、金剛石に近い。
動力源は胸部の核。
すべてを破壊する必要はない。
最もコストを抑え、最短の手順でこのノイズを消し去る。
俺は右手を軽く掲げた。
詠唱なんてしない。
あんな長く冗談みたいなポエムを口にするのは、肺活量の無駄使いだ。
脳内で、巨大な魔導回路を連結させる。
三つの対象を同時にロック。
各個体の構造的な弱点に、極小の熱膨張をピンポイントで叩き込む。
実行。
パン、と。
乾いた、拍手のような音が響いた。
直後、三体のギガントゴーレムが、内側から弾け飛んだ。
爆発ではない。
まるで、積み上げられた煉瓦の城から一番下の一個を抜いたかのような、崩壊。
何十トンという岩塊が、一粒残らず細かな砂へと変わり、風にさらわれていく。
衝撃波すら起きない。
ただ、そこにあった巨大な脅威が、最初から存在しなかったかのように消滅した。
残されたのは、不自然なほどの静寂と。
そして、口を限界まで開けて硬直している騎士たちの群れ。
「…………え?」
カイルの抜け抜けたような声が、虚空に響く。
「今、何を……? 魔法も、祈りも、なしに……?」
彼は震える手で、自分がさっきまで戦っていた場所を指差した。
そこには、砂塵が舞っているだけだ。
絶望的な死闘の跡は、どこにもない。
騎士団の精鋭たちが、誰一人として動けずにいる。
彼らの目には、俺が神か何かに見えているのだろう。
「……お、おお……! おおお……っ!」
一人の騎士が膝をついた。
それを皮切りに、次々と男たちが跪いていく。
「これこそが、奇跡……」
「一言も発さず、ただ手を掲げただけで、あの化け物を塵に……」
「我らはなんと、神々しい御方を守っていたのだ……!」
カイルに至っては、目から大粒の涙を流して震えている。
「聖女エルナ様……。あなたは、我々のような愚かな者のために、
これほどの力を行使してくださったのですね……。
その深い慈しみ、このカイル、一生をかけてお守りすると誓います!」
うるさい。
本当にうるさい。
慈しみなんてどこにもない。
ただ、お前らの叫び声が安眠の邪魔だったから、強制的にミュートにしただけだ。
そもそも、お守りするとか言っているが、さっき吹き飛ばされていただろ。
護衛としての機能、果たしてないからな。
俺は一言も発さず、冷ややかな視線を彼らに向けた。
沈黙。
それが彼らにとっては、また別の意味に変換される。
「見ていろ、あの憂いに満ちた表情を……。
魔を屠らねばならぬご自身の運命に、心を痛めておられるのだ」
「なんと慈悲深い……。我々の不甲斐なさを責めることもせず、
ただ静かに祈りを捧げておられる……」
勝手に解釈して、勝手に盛り上がっていろ。
俺は一秒でも早く、この不快な移動時間を終わらせたいんだ。
「……出発しろ。時間は有限だ」
俺は冷たく言い放ち、再び馬車の中に引っ込んだ。
扉を閉める間際、カイルが「はっ! ただちに!」と、
今日一番のキレのある動きで馬に飛び乗るのが見えた。
馬車が再び動き出す。
先ほどまでよりも、ずっと慎重に、だが速度を上げて。
ようやく訪れた静寂。
俺は再び、カスタマイズした最高級のクッションに身を沈める。
英雄だの魔王だの、どうでもいい。
俺の目的は、この最強の力をカモフラージュにして、
誰にも邪魔されない最高のニート生活を確立することだ。
そのためなら、目の前に立ち塞がるあらゆる不都合を、徹底的に排除してやる。
俺は満足げに目を閉じ、微睡みの中へと落ちていった。
クッションの反発係数が、あと数パーセントだけ足りない気がする。
次の停車時間で、魔法式の変数を弄っておこう。
それが、今の俺にとっての世界で一番重要な課題だった。
ガタゴトと、石畳を噛む車輪の音が耳の奥を直接叩いてくる。
正直、今すぐこの馬車を爆破したい。
「……はぁ」
洩れ出た吐息は、我ながら聞き惚れるほど涼やかな鈴の音だった。
目の前の鏡に映るのは、透き通るような白銀の髪。
サファイアをそのまま瞳にしたような、深みのある青。
触れれば壊れてしまいそうなほど、病的なまでに白い肌。
どこからどう見ても、天界から舞い降りた聖女様だ。
だが、中身は違う。
ほんの数日前まで、真っ黒な企業で数字に追われ、徹夜明けの駅のホームで足を踏み外した三十代の男だ。
気づけば、この「エーテリア」というゲームの世界にいた。
それも、物語の終盤で英雄をパワーアップさせるために魔王へ特攻し、無惨に散るだけの使い捨てヒロイン、聖女エルナとして。
冗談はやめてくれ。
前世、俺がどれだけ死に物狂いで働いたと思っている。
ようやく手に入れた二度目の人生だ。
使い捨ての電池になんて、なるつもりは一ミリもない。
「聖女様、体調が優れませんか?」
馬車の外から、仰々しいほどに丁寧な声が飛んできた。
窓の隙間から覗くのは、重厚な鎧に身を包んだ男。
王宮騎士団の若き精鋭、カイルとか言ったか。
彼は俺を「国を救う唯一の希望」だと本気で信じているらしい。
その瞳には、狂信的なまでの崇拝と、少しばかりの熱が混じっている。
「……問題ない」
俺は短く答えた。
余計な会話は、脳の演算能力を奪うゴミだ。
呼吸すら最小限に抑え、低燃費で生きるのが俺の信条。
今はただ、この馬車の劣悪なクッションをどうにかしたい。
俺は細い指先を、膝の上でわずかに動かした。
頭の中に、前世で培った論理的な構成図を広げる。
この世界の魔法は「祈り」だの「想い」だの、曖昧な感情論で語られすぎている。
そんなものは不確定要素でしかない。
魔法とは、大気中のエネルギーを特定の算式に当てはめて出力する、ただの現象だ。
俺は無詠唱で、空中に複雑な数式を走らせる。
他人の目には見えない、俺だけの制御回路。
馬車の床に、振動を打ち消す逆位相の波動を組み込む。
ついでに、車内の温度を一定に保つための、空気の流れを調整する。
一瞬で、車内の騒音が消えた。
まるで深海に沈んだかのように、完璧な静寂。
尻に伝わっていた不快な突き上げも、高級な羽毛布団の上に浮いているかのような浮遊感に変わる。
これだ。
この無駄のない、研ぎ澄まされた環境こそが生きるために必要だ。
俺は背もたれに体を預け、そっと瞼を閉じた。
王都に着くまで、あと三時間は寝られるはずだ。
だが、世界は俺の安眠を邪魔することに全力を注いでいるらしい。
突如、耳を劈くような絶叫が静寂を切り裂いた。
「敵襲! ギガントゴーレムの群れだ!」
「馬車を守れ! 死んでも聖女様に指一本触れさせるな!」
外が騒がしい。
金属がぶつかり合う鈍い音と、大地を揺らす巨大な足音が伝わってくる。
ギガントゴーレム。
確か、物語の序盤で街を一つ壊滅させるレベルの災害指定モンスターだ。
それが群れで現れた?
計算外だ。
シナリオの整合性が崩れている。
だが、そんなことはどうでもいい。
問題は、せっかく作り上げた俺の「極上の寝室」が、外の乱闘で台無しになっていることだ。
凄まじい衝撃が馬車を襲い、俺の体が一瞬浮き上がった。
「くっ……聖女様、どうか馬車の中でじっとしていてください!
我ら騎士団が、この命に代えても――」
カイルの必死な声が聞こえる。
命に代えても、なんて非合理的なセリフだ。
死んだら元も子もないだろう。
俺は重い腰を上げた。
戦いたいわけじゃない。
ただ、静かに寝たいだけだ。
馬車の扉を、音もなく開く。
外は地獄絵図だった。
高さ十メートルを超える、岩石の巨人が三体。
その拳が振り下ろされるたび、地面はクレーターのように抉れ、騎士たちが紙屑のように吹き飛ばされている。
カイルが血反吐を吐きながら、剣を杖代わりにして立ち上がろうとしていた。
彼の鎧はひび割れ、精悍な顔は恐怖と絶望に染まっている。
「……騒がしい」
俺は馬車のステップに立ち、戦場を見下ろした。
その瞬間、空気が凍りついた。
いや、実際に気温が下がったわけじゃない。
俺から漏れ出した「圧力」に、生物としての本能が警鐘を鳴らしたのだ。
「聖女……様……? お逃げ、ください……。
こいつらは、人の手に負える相手では……っ」
カイルが必死に声を絞り出す。
俺は彼を見向きもせず、岩石の巨人たちを視界に捉えた。
三体。
質量、推定四十トン。
硬度、金剛石に近い。
動力源は胸部の核。
すべてを破壊する必要はない。
最もコストを抑え、最短の手順でこのノイズを消し去る。
俺は右手を軽く掲げた。
詠唱なんてしない。
あんな長く冗談みたいなポエムを口にするのは、肺活量の無駄使いだ。
脳内で、巨大な魔導回路を連結させる。
三つの対象を同時にロック。
各個体の構造的な弱点に、極小の熱膨張をピンポイントで叩き込む。
実行。
パン、と。
乾いた、拍手のような音が響いた。
直後、三体のギガントゴーレムが、内側から弾け飛んだ。
爆発ではない。
まるで、積み上げられた煉瓦の城から一番下の一個を抜いたかのような、崩壊。
何十トンという岩塊が、一粒残らず細かな砂へと変わり、風にさらわれていく。
衝撃波すら起きない。
ただ、そこにあった巨大な脅威が、最初から存在しなかったかのように消滅した。
残されたのは、不自然なほどの静寂と。
そして、口を限界まで開けて硬直している騎士たちの群れ。
「…………え?」
カイルの抜け抜けたような声が、虚空に響く。
「今、何を……? 魔法も、祈りも、なしに……?」
彼は震える手で、自分がさっきまで戦っていた場所を指差した。
そこには、砂塵が舞っているだけだ。
絶望的な死闘の跡は、どこにもない。
騎士団の精鋭たちが、誰一人として動けずにいる。
彼らの目には、俺が神か何かに見えているのだろう。
「……お、おお……! おおお……っ!」
一人の騎士が膝をついた。
それを皮切りに、次々と男たちが跪いていく。
「これこそが、奇跡……」
「一言も発さず、ただ手を掲げただけで、あの化け物を塵に……」
「我らはなんと、神々しい御方を守っていたのだ……!」
カイルに至っては、目から大粒の涙を流して震えている。
「聖女エルナ様……。あなたは、我々のような愚かな者のために、
これほどの力を行使してくださったのですね……。
その深い慈しみ、このカイル、一生をかけてお守りすると誓います!」
うるさい。
本当にうるさい。
慈しみなんてどこにもない。
ただ、お前らの叫び声が安眠の邪魔だったから、強制的にミュートにしただけだ。
そもそも、お守りするとか言っているが、さっき吹き飛ばされていただろ。
護衛としての機能、果たしてないからな。
俺は一言も発さず、冷ややかな視線を彼らに向けた。
沈黙。
それが彼らにとっては、また別の意味に変換される。
「見ていろ、あの憂いに満ちた表情を……。
魔を屠らねばならぬご自身の運命に、心を痛めておられるのだ」
「なんと慈悲深い……。我々の不甲斐なさを責めることもせず、
ただ静かに祈りを捧げておられる……」
勝手に解釈して、勝手に盛り上がっていろ。
俺は一秒でも早く、この不快な移動時間を終わらせたいんだ。
「……出発しろ。時間は有限だ」
俺は冷たく言い放ち、再び馬車の中に引っ込んだ。
扉を閉める間際、カイルが「はっ! ただちに!」と、
今日一番のキレのある動きで馬に飛び乗るのが見えた。
馬車が再び動き出す。
先ほどまでよりも、ずっと慎重に、だが速度を上げて。
ようやく訪れた静寂。
俺は再び、カスタマイズした最高級のクッションに身を沈める。
英雄だの魔王だの、どうでもいい。
俺の目的は、この最強の力をカモフラージュにして、
誰にも邪魔されない最高のニート生活を確立することだ。
そのためなら、目の前に立ち塞がるあらゆる不都合を、徹底的に排除してやる。
俺は満足げに目を閉じ、微睡みの中へと落ちていった。
クッションの反発係数が、あと数パーセントだけ足りない気がする。
次の停車時間で、魔法式の変数を弄っておこう。
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