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第1話 婚約破棄? それよりこの部屋、死臭がします
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シャンデリアの光が、磨き残しの目立つ大理石の床に反射して、私の目をチカチカさせる。
王立学院の卒業パーティー。
華やかなはずのその場所は、私にとってはただの「管理の行き届いていない大型施設」でしかなかった。
「リリア・アルカディア! 貴様のような陰湿で、聖女エレンを虐げた女との婚約は、今この瞬間をもって破棄させてもらう!」
第一王子、カイル・ド・ラ・ヴァリエールが、これでもかというほど声を張り上げる。
彼の隣では、涙を浮かべた「聖女」ことエレンが、守られ慣れた小動物のような顔でしがみついている。
周囲の貴族たちは、待ってましたと言わんばかりに嘲笑を浮かべ、扇の影でひそひそと囁き合っている。
「まあ、なんてこと。アルカディア公爵家の面汚しね」
「清掃なんて下品な趣味に没頭して、社交を疎かにした報いだわ」
「あの薄汚い令嬢が、王太子の隣に座る資格なんて最初からなかったのよ」
聞こえてる。全部、丸聞こえだ。
でも、私の意識はそんな罵倒よりも、カイル王子の首元にこびりついた「黒い染み」に釘付けだった。
あれは、瘴気。
この世界の人間には「悪意の蓄積」とか「呪い」とか呼ばれている代物だが、私の目にはただの「放置された頑固な油汚れ」にしか見えない。
というか、この会場全体が臭う。
前世、孤独死の現場やゴミ屋敷、さらには凄惨な事故現場を渡り歩いた「特殊清掃員」だった私の鼻が、激しく警報を鳴らしている。
甘ったるい香水の奥に潜む、腐敗した魔力の異臭。
壁の隅に溜まった、数百年分の怨念という名の埃。
(……うわあ、汚い。この会場、最後に根本的な浄化清掃をしたのいつ? 排水溝のトラップに呪いの残滓が詰まって逆流してるじゃない。あ、エレンさんの足元にも、嫉妬のヘドロが跳ねてる。あれ、放っておくとストッキング貫通して水虫みたいに侵食するよ?)
「聞いているのか、リリア! 貴様のその無愛想な顔も見飽きた! 即刻、この国から失せろ。北の果て、魔物が跋扈し、呪いに沈んだ『嘆きの別荘』がお前の新しい住処だ!」
「えっ?」
思わず、素の声が出た。
嘆きの別荘。
王家が管理を放棄し、数代前の狂った王が凄惨な最期を遂げたという、曰く付きの事故物件中の事故物件。
強力な瘴気のせいで、足を踏み入れた者は三日と持たずに発狂するか死ぬと言われている場所。
「ふん、あまりの絶望に声も出ないか。自業自得だ」
カイル王子が勝ち誇ったように笑う。
エレンも、勝ち誇った笑みを隠そうともせず、ハンカチで口元を覆った。
違う。
違うんだ、殿下。
絶望じゃない。歓喜だ。
(特殊清掃員の血が騒ぐ……! 呪いの別荘? 数百年分の怨念? それって、どれだけ磨き甲斐があるってこと? やりがい搾取の公爵家や、身なりばかりで中身がカビだらけの王宮から解放されて、誰にも邪魔されずに最強の事故物件をクリーンアップできるなんて……ご褒美すぎる!)
私は、ドレスの裾を軽く持ち上げ、これ以上ないほど完璧なカーテシーを披露した。
もちろん、心中では(この床、ワックスの塗り方が甘いから滑りやすいわね。今度ポリッシャー持ってこようかしら)と考えていたけれど。
「謹んで、お受けいたします、カイル殿下。私のような者が、そのような由緒正しき事故……いえ、別荘を賜るなんて、光栄の至りです」
「……え? あ、ああ。そうか。せいぜい、呪い殺されるまでそこで後悔するがいい」
カイルが少し毒気を抜かれたような顔をした。
無理もない。本来なら、ここで泣き崩れ、許しを乞うのが「悪役令嬢」の定番ムーブだから。
でも、私は違う。
私にとって、この世界は乙女ゲームの舞台ではなく、「究極の汚れに満ちた、掃除しがいのあるフロンティア」なのだ。
前世、私はあらゆる孤独死現場を片付けてきた。
異臭で近隣から苦情が出るアパート、血溜まりが床下にまで染み込んだ一軒家、数十年分のゴミに埋もれたマンション。
それらを新品同様に、あるいはそれ以上に輝かせることに人生を捧げてきた。
その矢先、作業中に建物の崩落に巻き込まれて死んだ。
気がついたら、この公爵令嬢リリアになっていた。
魔法がある世界。
最初は驚いたが、すぐに理解した。
この世界の「魔力」は、掃除に最高に便利だということに。
「では、失礼いたします。準備がありますので」
私は翻り、早歩きで会場を後にした。
背後で「逃げ出したぞ!」という嘲笑が聞こえるが、構わない。
今の私には、ドレスなんてゴミ同然だ。
必要なのは、前世の記憶を頼りに魔力で構築した「特製アルカリ電解水」と、どんな呪いも絡め取る「高密度魔導クロス」。
そして、頑固な死臭を分解する「二酸化塩素系浄化触媒」だ。
馬車に乗り込む際、私は御者に告げた。
「アルカディア公爵邸へ。あ、あと、地下倉庫に寄って。私が隠しておいた高圧洗浄機もどきの魔道具を積み込むから」
「お、お嬢様? 本当に行かれるのですか? あそこは死の土地ですよ……」
「死の土地? いいえ、最高の職場よ」
私は窓の外を流れる夜景を見ながら、手のひらに魔力を集めた。
シュルル、と音を立てて、空中に「ブラシ」の形をした光が浮かぶ。
これこそが私のユニークスキル、【徹底洗浄】。
物理的な汚れはもちろん、概念的な「呪い」や「穢れ」を分子レベルで分解し、抹消する力。
王宮の人間たちは、これを「地味で卑しい力」と呼んで馬鹿にした。
お茶会で花を咲かせることも、戦場で敵を焼き払うこともできないから。
でも、教えてあげる。
どれだけ強力な攻撃魔法よりも、どれだけ崇高な回復魔法よりも、
「完璧な清掃」が、どれほど世界を劇的に変えるのかを。
(待ってなさいよ、嘆きの別荘。数百年分の汚れ、一枚残らず剥がしてやるから)
馬車が激しく揺れる。
街道は荒れ、街灯の魔法石も汚れで出力が落ち、ぼんやりと不気味な影を落としている。
その影の中には、誰にも浄化されずに漂う、低級な魔霊たちがうようよと蠢いていた。
普通の令嬢なら、この光景だけで失神するだろう。
だが、私の目には、彼らが「漂う埃」程度にしか見えない。
むしろ、あんなにたくさん汚れがあるなんて、宝の山に見えてくる。
私は懐から、試作段階の「除霊消臭スプレー(魔力付与済み)」を取り出した。
窓を少しだけ開け、外に向かってワンプッシュする。
シュッ。
微細な魔力の霧が、深夜の空気に混ざる。
次の瞬間、馬車の周囲に群がっていた不気味な影たちが、
「ギャアアアア!?」
という断末魔を上げ、まるで洗剤に触れた油汚れのように、跡形もなく霧散した。
「あら、いいわね。消臭効果もバッチリ。ミントの香りを混ぜて正解だったわ」
御者が驚愕で首をのけぞらせる。
「な、今、何が起きたんですか!? 魔霊の群れが、一瞬で消え……っ」
「ただの防虫対策よ。さあ、急いで。夜明けまでに、最初の『下処理』を終わらせたいの」
私は馬車のシートに深く背を預け、意識を研ぎ澄ませた。
北の空は、禍々しい紫色の雲に覆われている。
あそこが、私の新天地。
伝説の呪いと、数多の怨念が眠る、究極の汚部屋。
リリア・アルカディア。
今日から悪役令嬢を廃業し、プロの「異世界特殊清掃員」として、第二の人生をスタートさせる。
馬車の車輪が、冷たい石畳を叩く。
その音は、私にとって、新しい仕事の開始を告げるチャイムのように聞こえた。
王立学院の卒業パーティー。
華やかなはずのその場所は、私にとってはただの「管理の行き届いていない大型施設」でしかなかった。
「リリア・アルカディア! 貴様のような陰湿で、聖女エレンを虐げた女との婚約は、今この瞬間をもって破棄させてもらう!」
第一王子、カイル・ド・ラ・ヴァリエールが、これでもかというほど声を張り上げる。
彼の隣では、涙を浮かべた「聖女」ことエレンが、守られ慣れた小動物のような顔でしがみついている。
周囲の貴族たちは、待ってましたと言わんばかりに嘲笑を浮かべ、扇の影でひそひそと囁き合っている。
「まあ、なんてこと。アルカディア公爵家の面汚しね」
「清掃なんて下品な趣味に没頭して、社交を疎かにした報いだわ」
「あの薄汚い令嬢が、王太子の隣に座る資格なんて最初からなかったのよ」
聞こえてる。全部、丸聞こえだ。
でも、私の意識はそんな罵倒よりも、カイル王子の首元にこびりついた「黒い染み」に釘付けだった。
あれは、瘴気。
この世界の人間には「悪意の蓄積」とか「呪い」とか呼ばれている代物だが、私の目にはただの「放置された頑固な油汚れ」にしか見えない。
というか、この会場全体が臭う。
前世、孤独死の現場やゴミ屋敷、さらには凄惨な事故現場を渡り歩いた「特殊清掃員」だった私の鼻が、激しく警報を鳴らしている。
甘ったるい香水の奥に潜む、腐敗した魔力の異臭。
壁の隅に溜まった、数百年分の怨念という名の埃。
(……うわあ、汚い。この会場、最後に根本的な浄化清掃をしたのいつ? 排水溝のトラップに呪いの残滓が詰まって逆流してるじゃない。あ、エレンさんの足元にも、嫉妬のヘドロが跳ねてる。あれ、放っておくとストッキング貫通して水虫みたいに侵食するよ?)
「聞いているのか、リリア! 貴様のその無愛想な顔も見飽きた! 即刻、この国から失せろ。北の果て、魔物が跋扈し、呪いに沈んだ『嘆きの別荘』がお前の新しい住処だ!」
「えっ?」
思わず、素の声が出た。
嘆きの別荘。
王家が管理を放棄し、数代前の狂った王が凄惨な最期を遂げたという、曰く付きの事故物件中の事故物件。
強力な瘴気のせいで、足を踏み入れた者は三日と持たずに発狂するか死ぬと言われている場所。
「ふん、あまりの絶望に声も出ないか。自業自得だ」
カイル王子が勝ち誇ったように笑う。
エレンも、勝ち誇った笑みを隠そうともせず、ハンカチで口元を覆った。
違う。
違うんだ、殿下。
絶望じゃない。歓喜だ。
(特殊清掃員の血が騒ぐ……! 呪いの別荘? 数百年分の怨念? それって、どれだけ磨き甲斐があるってこと? やりがい搾取の公爵家や、身なりばかりで中身がカビだらけの王宮から解放されて、誰にも邪魔されずに最強の事故物件をクリーンアップできるなんて……ご褒美すぎる!)
私は、ドレスの裾を軽く持ち上げ、これ以上ないほど完璧なカーテシーを披露した。
もちろん、心中では(この床、ワックスの塗り方が甘いから滑りやすいわね。今度ポリッシャー持ってこようかしら)と考えていたけれど。
「謹んで、お受けいたします、カイル殿下。私のような者が、そのような由緒正しき事故……いえ、別荘を賜るなんて、光栄の至りです」
「……え? あ、ああ。そうか。せいぜい、呪い殺されるまでそこで後悔するがいい」
カイルが少し毒気を抜かれたような顔をした。
無理もない。本来なら、ここで泣き崩れ、許しを乞うのが「悪役令嬢」の定番ムーブだから。
でも、私は違う。
私にとって、この世界は乙女ゲームの舞台ではなく、「究極の汚れに満ちた、掃除しがいのあるフロンティア」なのだ。
前世、私はあらゆる孤独死現場を片付けてきた。
異臭で近隣から苦情が出るアパート、血溜まりが床下にまで染み込んだ一軒家、数十年分のゴミに埋もれたマンション。
それらを新品同様に、あるいはそれ以上に輝かせることに人生を捧げてきた。
その矢先、作業中に建物の崩落に巻き込まれて死んだ。
気がついたら、この公爵令嬢リリアになっていた。
魔法がある世界。
最初は驚いたが、すぐに理解した。
この世界の「魔力」は、掃除に最高に便利だということに。
「では、失礼いたします。準備がありますので」
私は翻り、早歩きで会場を後にした。
背後で「逃げ出したぞ!」という嘲笑が聞こえるが、構わない。
今の私には、ドレスなんてゴミ同然だ。
必要なのは、前世の記憶を頼りに魔力で構築した「特製アルカリ電解水」と、どんな呪いも絡め取る「高密度魔導クロス」。
そして、頑固な死臭を分解する「二酸化塩素系浄化触媒」だ。
馬車に乗り込む際、私は御者に告げた。
「アルカディア公爵邸へ。あ、あと、地下倉庫に寄って。私が隠しておいた高圧洗浄機もどきの魔道具を積み込むから」
「お、お嬢様? 本当に行かれるのですか? あそこは死の土地ですよ……」
「死の土地? いいえ、最高の職場よ」
私は窓の外を流れる夜景を見ながら、手のひらに魔力を集めた。
シュルル、と音を立てて、空中に「ブラシ」の形をした光が浮かぶ。
これこそが私のユニークスキル、【徹底洗浄】。
物理的な汚れはもちろん、概念的な「呪い」や「穢れ」を分子レベルで分解し、抹消する力。
王宮の人間たちは、これを「地味で卑しい力」と呼んで馬鹿にした。
お茶会で花を咲かせることも、戦場で敵を焼き払うこともできないから。
でも、教えてあげる。
どれだけ強力な攻撃魔法よりも、どれだけ崇高な回復魔法よりも、
「完璧な清掃」が、どれほど世界を劇的に変えるのかを。
(待ってなさいよ、嘆きの別荘。数百年分の汚れ、一枚残らず剥がしてやるから)
馬車が激しく揺れる。
街道は荒れ、街灯の魔法石も汚れで出力が落ち、ぼんやりと不気味な影を落としている。
その影の中には、誰にも浄化されずに漂う、低級な魔霊たちがうようよと蠢いていた。
普通の令嬢なら、この光景だけで失神するだろう。
だが、私の目には、彼らが「漂う埃」程度にしか見えない。
むしろ、あんなにたくさん汚れがあるなんて、宝の山に見えてくる。
私は懐から、試作段階の「除霊消臭スプレー(魔力付与済み)」を取り出した。
窓を少しだけ開け、外に向かってワンプッシュする。
シュッ。
微細な魔力の霧が、深夜の空気に混ざる。
次の瞬間、馬車の周囲に群がっていた不気味な影たちが、
「ギャアアアア!?」
という断末魔を上げ、まるで洗剤に触れた油汚れのように、跡形もなく霧散した。
「あら、いいわね。消臭効果もバッチリ。ミントの香りを混ぜて正解だったわ」
御者が驚愕で首をのけぞらせる。
「な、今、何が起きたんですか!? 魔霊の群れが、一瞬で消え……っ」
「ただの防虫対策よ。さあ、急いで。夜明けまでに、最初の『下処理』を終わらせたいの」
私は馬車のシートに深く背を預け、意識を研ぎ澄ませた。
北の空は、禍々しい紫色の雲に覆われている。
あそこが、私の新天地。
伝説の呪いと、数多の怨念が眠る、究極の汚部屋。
リリア・アルカディア。
今日から悪役令嬢を廃業し、プロの「異世界特殊清掃員」として、第二の人生をスタートさせる。
馬車の車輪が、冷たい石畳を叩く。
その音は、私にとって、新しい仕事の開始を告げるチャイムのように聞こえた。
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