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第13章:狂乱の覇道(マジキチ流・社会変革編)
第61話:銭の戦争(資本主義へのカチコミ)
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2026年、早春。
大阪の街は、相変わらず金と欲望の湿った匂いで充満している。
世間を見渡せば、右も左も「将来への備え」という名の、臆病な保身に走る言葉ばかりだ
「新NISAの枠を使い切れ」「老後2000万円問題にどう立ち向かうか」「iDeCoで賢く節税」
まるでアリの行列のように、一列に並んで将来の不安という名の巨大な壁に向かって、チマチマと小銭を運んでいる。その姿は、俺の目には「生きたまま棺桶に入ろうとしている」ようにしか見えねえ。
「ガハハ! 小銭を貯め込んで、スマホ画面の数字が増えるのを眺めてニヤつく。それがお前らの言う『賢い生き方』か? 1円でも安いスーパーを探して街を徘徊し、死ぬ直前に一番金持ちになるつもりかよ!」
俺は、第13章の幕開けとして、この腐りきった「守り」の資本主義という幻想に、真正面からカチコミを入れる。
いいか、よく聞け。金ってのはな、経済という巨大な生命体を巡る「血液」そのものだ。
血液の本質は循環だ。流れ続けて、隅々の細胞に酸素と栄養を運び続けてこそ意味がある。止めたらどうなるか、ガキでもわかるだろ。凝固し、血栓ができ、本体である人間(社会)は脳梗塞を起こして死ぬんだよ。
貯めるな。燃やせ。使い切れ。欲望のままに循環させろ。
それが、俺、マジキチ組長の「不滅の経済学」だ。
勘違いするなよ。俺は「金を稼ぐこと」そのものを否定しているわけじゃねえ。
人間、霞を食って生きていけるわけじゃなし、愛する家族を養い、自分の生活の基盤を守るために泥にまみれて金を稼ぐ。それは、この世に生を受けた男としての、当然の、そして神聖な義務だ。ビジネスの荒波で知恵を絞り、成功を掴み取って大金を動かしている奴には、それ相応の覚悟と努力があったはずだ。そこには心からの敬意を払う。
問題なのは、「どうやってその金を稼いだか」だ。
その「稼ぎ方」の根底にある美学、あるいは哲学が欠落しているクソどもが、今の日本にはあまりにも多すぎるんだよ。
まず、俺が一番許せねえ、想像しただけで虫酸が走り、腸(はらわた)が煮えくり返る連中から血祭りにあげてやろう。
それは、「スピリチュアル」だの「霊感商法」だの「占い」だのという、科学的根拠も論理的整合性も一ミリもねえ、ありもしない「不確かな幻想」を、心が弱り切った人間に売りつけるクソ外道どもだ。
「あなたのオーラに影が見える」「この高価な壺を買えば、先祖の祟りが鎮まり幸運が訪れる」「私が宇宙の波動を注入すれば、病気も治り金運も上がります」
……アホか! 脳みそが沸いてんのか、それとも最初から入ってねえのか? あいつらの金儲けのシステムは、理解もしたくないし、理解できる脳構造も持っていたくねえ。断じて許すことはできねえんだ。もはや「人にあらず」、害虫と同レベルで軽蔑している。
もし、それらが純粋な「悩み相談」や、傷ついた人の話を聞いてやる「カウンセリング」のような役目を果たし、常識の範囲内での適正な対価を受け取っているなら、まだ百歩譲って許せる余地はある。だが、実際は全然違うだろ。
相手の「不安」という心の隙間に土足で踏み込み、恐怖を植え付け、まともな思考力を奪い去ってから骨の髄まで、一滴の血も残さぬようにしゃぶり尽くす。これは商売じゃねえ。神聖なはずの「心」を汚す、魂の殺人だ。
次に、マルチ商法やネズミ講、そして投資という皮を被った詐欺的集団だ。
「誰もが簡単に、短期間で権利収入を得られる」「友達に紹介するだけで、お前も成功者の仲間入りだ」
そんな耳障りのいい甘い言葉で、長年築いてきた人間関係を、はした金に換金させようとする卑しい根性。
以前、俺に絡んできた愚かなアンチとのやり取りの中で、ある人物(あえてここでは「H」と呼んでやろうw)が放った強烈な言葉がある。
俺はここで、あえてその言葉を、魂を込めて引用させてもらう。
「こういう腐った奴らは、全員死んでしまったらいい」
過激か? 酷い言葉か? いや、これこそが真理の代弁だ。自ら汗をかかず、新しい価値を創出する知恵も絞らず、ただ他人の労働力や資産を巧妙に搾取して肥え太ろうとする豚どもに、この神の国、日本を闊歩する資格なんてねえんだよ。
さらに、それらよりも論外なのが、詐欺レベルの犯罪を平気で、あるいはシステマチックに行う奴らだ。
オレオレ詐欺、架空請求、投資詐欺……。特に、社会に貢献し、余生を静かに暮らそうとしている高齢者のなけなしの貯金を狙い撃ちにするハイエナども。
こいつらは、さっき言ったスピリチュアル屋以上のレベルで、社会の最下層に位置するゴミだ。
昔、日本中を震撼させた、あの「金塊」を売りつける巨額詐欺事件があったな(事件名はあえて伏せるが)。
被害者から巻き上げた莫大な金で贅の限りを尽くし、豪邸でふんぞり返っていた会長が、マスコミのカメラが回る目の前で、怒り狂った男たちに窓ガラスを叩き割られ、部屋に押し入られて無惨な最期を遂げた……。
俺は暴力を全面肯定するわけじゃねえ。だがな、無数の人の人生を破壊し、自殺にまで追い込むような非道な詐欺を働いた奴が、たとえあのような酷い、惨めな殺され方をしたとしても、世間に対して文句を言う権利なんて一ミリもねえと俺は断言する。因果応報だ。自分が撒き散らした毒は、いつか必ず、より強力な毒となって自分の喉元に返ってくるんだよ。
金を稼ぐという行為において、「清く正しく美しく」なんて言葉は、確かに現実のビジネスシーンには似つかわしくない綺麗事かもしれない。ビジネスは本質的に「奪い合い」の側面を持つ戦場だ。綺麗事だけで飯が食えるほど、この世界は甘くねえ。
だがな、少なくとも「相手から感謝され、納得して金を払ってもらえるような関係」を築くのが、商売人としての、そして人間としての最低限の矜持じゃねえのか?
俺が以前取り上げた「ラーメン屋」の話を思い出してみろ。
店主は、最高に美味い一杯を作るために、何年も修行し、早朝から出汁を引き、魂を込めて麺を茹でる。客はその一杯を食い、腹を満たし、感動し、「美味かった、ごちそうさま。ありがとう」と言って代金を支払う。
ここには、金という媒体を通じた「感謝の交換」が成立している。金は、その感謝のエネルギーを可視化したものに過ぎねえんだ。
客側も「金を払ってるんだから俺は神様だ、偉いんだ」なんてふんぞり返るんじゃねえぞ。その一杯を作ってくれた人間の情熱と時間に感謝する。この対等なリスペクトがあってこそ、健全な経済が回るんだよ。
じゃあ、この俺、マジキチ組長はどうなんだと聞きたいか?
俺は、人を騙す詐欺師でもなければ、偽物の奇跡を売るスピリチュアル教祖でもねえ。 俺の投資先は、いつだって、どこまでも「俺自身」だ。
世間の小心者たちが新NISAの積立額に一喜一憂している間に、俺は稼いだ金をこの「Studio MAD-KICHI」という俺の夢の工場にブチ込んでいる。
録る者の息遣いまで再現するイヤホンマイク、無限の表現を可能にするAIへのサブスクリプション。
さらには、俺という最強のエンジンを維持するための栄養満点の(あるいは欲望満載の)飯、感性を極限まで研ぎ澄ますための遊び、そしてこの街を力強く踏みしめるための最高のスニーカー。
俺の内なる欲望(リビドー)を満たし、俺というブランドを高めるものすべてに、俺は一銭も惜しまず全額ベットしている。
「本当の投資ってのはな、得体の知れない会社の株を買うことじゃねえ。俺の脳内に、俺の才能に、俺の未来に課金することだ」
俺の脳みそに、最新の知識と、強烈な経験と、最高峰の機材という名の高オクタンガソリンを投下し続ければ、そこから生み出されるコンテンツは、株の配当なんかゴミに見えるほどの巨大な価値を、熱量を、そして結果としての金を生み出す。
俺が紡ぐ言葉、俺が叫ぶ思想、俺が創り出す映像。これらが誰かの魂を震わせ、誰かを狂喜させ、あるいは誰かを激怒させる。そのリアクションの対価として金が巡ってくるなら、それは俺の「生き様」が市場に認められた証なんだよ。
いいか、詐欺師に一円たりとも払うな。自分自身の成長のために金を使え。
怪しいパワーを謳う壺を買う金があるなら、最高級のステーキを食って、その血肉が通う感覚を全身で味わえ。
老後の不安という「まだ来ぬ亡霊」のために、今という黄金の時間を犠牲にするな。今、この瞬間の自分を史上最強にするために、金を景気よく燃やせ。
金は血液だ。淀ませるな、熱く流せ。
俺は今日も、金を使い、街を歩き、ジャンクフードを食らい、そしてこの狂った社会に向かって吠える。
俺の血管の中を流れているのは、単なる赤い液体じゃねえ。溶け落ちた黄金のような、重くて熱い、純粋なエネルギーだ。
「おい、そこのシケたツラして貯金通帳の数字を数えてる兄ちゃん。そんな数字の羅列、地獄の沙汰じゃ何の役にも立たねえぞ」
俺はニヤリと不敵に笑い、自販機で一番高い、カフェインたっぷりのエナジードリンクのボタンを親指で叩いた。
ガコン、という重厚な落下音。
これだ。これこそが、世界を、経済を、そして人生を動かす力強い鼓動だ。
俺の戦争は、小銭を貯めることじゃねえ。大金を動かし、この世界を俺の色に塗り替えて、最高に面白くすることだ。
第13章、まずは景気よくジャブをかましてやったぜ。
金への執着を捨てろなんて、綺麗事は言わねえ。だが、その執着の向け先、使い道を間違えるな。
「生き金」を回し、自分の人生に全額ベットできる覚悟のある奴だけが、この先の覇道を俺と共に歩けるんだ。
第61話、完。
大阪の街は、相変わらず金と欲望の湿った匂いで充満している。
世間を見渡せば、右も左も「将来への備え」という名の、臆病な保身に走る言葉ばかりだ
「新NISAの枠を使い切れ」「老後2000万円問題にどう立ち向かうか」「iDeCoで賢く節税」
まるでアリの行列のように、一列に並んで将来の不安という名の巨大な壁に向かって、チマチマと小銭を運んでいる。その姿は、俺の目には「生きたまま棺桶に入ろうとしている」ようにしか見えねえ。
「ガハハ! 小銭を貯め込んで、スマホ画面の数字が増えるのを眺めてニヤつく。それがお前らの言う『賢い生き方』か? 1円でも安いスーパーを探して街を徘徊し、死ぬ直前に一番金持ちになるつもりかよ!」
俺は、第13章の幕開けとして、この腐りきった「守り」の資本主義という幻想に、真正面からカチコミを入れる。
いいか、よく聞け。金ってのはな、経済という巨大な生命体を巡る「血液」そのものだ。
血液の本質は循環だ。流れ続けて、隅々の細胞に酸素と栄養を運び続けてこそ意味がある。止めたらどうなるか、ガキでもわかるだろ。凝固し、血栓ができ、本体である人間(社会)は脳梗塞を起こして死ぬんだよ。
貯めるな。燃やせ。使い切れ。欲望のままに循環させろ。
それが、俺、マジキチ組長の「不滅の経済学」だ。
勘違いするなよ。俺は「金を稼ぐこと」そのものを否定しているわけじゃねえ。
人間、霞を食って生きていけるわけじゃなし、愛する家族を養い、自分の生活の基盤を守るために泥にまみれて金を稼ぐ。それは、この世に生を受けた男としての、当然の、そして神聖な義務だ。ビジネスの荒波で知恵を絞り、成功を掴み取って大金を動かしている奴には、それ相応の覚悟と努力があったはずだ。そこには心からの敬意を払う。
問題なのは、「どうやってその金を稼いだか」だ。
その「稼ぎ方」の根底にある美学、あるいは哲学が欠落しているクソどもが、今の日本にはあまりにも多すぎるんだよ。
まず、俺が一番許せねえ、想像しただけで虫酸が走り、腸(はらわた)が煮えくり返る連中から血祭りにあげてやろう。
それは、「スピリチュアル」だの「霊感商法」だの「占い」だのという、科学的根拠も論理的整合性も一ミリもねえ、ありもしない「不確かな幻想」を、心が弱り切った人間に売りつけるクソ外道どもだ。
「あなたのオーラに影が見える」「この高価な壺を買えば、先祖の祟りが鎮まり幸運が訪れる」「私が宇宙の波動を注入すれば、病気も治り金運も上がります」
……アホか! 脳みそが沸いてんのか、それとも最初から入ってねえのか? あいつらの金儲けのシステムは、理解もしたくないし、理解できる脳構造も持っていたくねえ。断じて許すことはできねえんだ。もはや「人にあらず」、害虫と同レベルで軽蔑している。
もし、それらが純粋な「悩み相談」や、傷ついた人の話を聞いてやる「カウンセリング」のような役目を果たし、常識の範囲内での適正な対価を受け取っているなら、まだ百歩譲って許せる余地はある。だが、実際は全然違うだろ。
相手の「不安」という心の隙間に土足で踏み込み、恐怖を植え付け、まともな思考力を奪い去ってから骨の髄まで、一滴の血も残さぬようにしゃぶり尽くす。これは商売じゃねえ。神聖なはずの「心」を汚す、魂の殺人だ。
次に、マルチ商法やネズミ講、そして投資という皮を被った詐欺的集団だ。
「誰もが簡単に、短期間で権利収入を得られる」「友達に紹介するだけで、お前も成功者の仲間入りだ」
そんな耳障りのいい甘い言葉で、長年築いてきた人間関係を、はした金に換金させようとする卑しい根性。
以前、俺に絡んできた愚かなアンチとのやり取りの中で、ある人物(あえてここでは「H」と呼んでやろうw)が放った強烈な言葉がある。
俺はここで、あえてその言葉を、魂を込めて引用させてもらう。
「こういう腐った奴らは、全員死んでしまったらいい」
過激か? 酷い言葉か? いや、これこそが真理の代弁だ。自ら汗をかかず、新しい価値を創出する知恵も絞らず、ただ他人の労働力や資産を巧妙に搾取して肥え太ろうとする豚どもに、この神の国、日本を闊歩する資格なんてねえんだよ。
さらに、それらよりも論外なのが、詐欺レベルの犯罪を平気で、あるいはシステマチックに行う奴らだ。
オレオレ詐欺、架空請求、投資詐欺……。特に、社会に貢献し、余生を静かに暮らそうとしている高齢者のなけなしの貯金を狙い撃ちにするハイエナども。
こいつらは、さっき言ったスピリチュアル屋以上のレベルで、社会の最下層に位置するゴミだ。
昔、日本中を震撼させた、あの「金塊」を売りつける巨額詐欺事件があったな(事件名はあえて伏せるが)。
被害者から巻き上げた莫大な金で贅の限りを尽くし、豪邸でふんぞり返っていた会長が、マスコミのカメラが回る目の前で、怒り狂った男たちに窓ガラスを叩き割られ、部屋に押し入られて無惨な最期を遂げた……。
俺は暴力を全面肯定するわけじゃねえ。だがな、無数の人の人生を破壊し、自殺にまで追い込むような非道な詐欺を働いた奴が、たとえあのような酷い、惨めな殺され方をしたとしても、世間に対して文句を言う権利なんて一ミリもねえと俺は断言する。因果応報だ。自分が撒き散らした毒は、いつか必ず、より強力な毒となって自分の喉元に返ってくるんだよ。
金を稼ぐという行為において、「清く正しく美しく」なんて言葉は、確かに現実のビジネスシーンには似つかわしくない綺麗事かもしれない。ビジネスは本質的に「奪い合い」の側面を持つ戦場だ。綺麗事だけで飯が食えるほど、この世界は甘くねえ。
だがな、少なくとも「相手から感謝され、納得して金を払ってもらえるような関係」を築くのが、商売人としての、そして人間としての最低限の矜持じゃねえのか?
俺が以前取り上げた「ラーメン屋」の話を思い出してみろ。
店主は、最高に美味い一杯を作るために、何年も修行し、早朝から出汁を引き、魂を込めて麺を茹でる。客はその一杯を食い、腹を満たし、感動し、「美味かった、ごちそうさま。ありがとう」と言って代金を支払う。
ここには、金という媒体を通じた「感謝の交換」が成立している。金は、その感謝のエネルギーを可視化したものに過ぎねえんだ。
客側も「金を払ってるんだから俺は神様だ、偉いんだ」なんてふんぞり返るんじゃねえぞ。その一杯を作ってくれた人間の情熱と時間に感謝する。この対等なリスペクトがあってこそ、健全な経済が回るんだよ。
じゃあ、この俺、マジキチ組長はどうなんだと聞きたいか?
俺は、人を騙す詐欺師でもなければ、偽物の奇跡を売るスピリチュアル教祖でもねえ。 俺の投資先は、いつだって、どこまでも「俺自身」だ。
世間の小心者たちが新NISAの積立額に一喜一憂している間に、俺は稼いだ金をこの「Studio MAD-KICHI」という俺の夢の工場にブチ込んでいる。
録る者の息遣いまで再現するイヤホンマイク、無限の表現を可能にするAIへのサブスクリプション。
さらには、俺という最強のエンジンを維持するための栄養満点の(あるいは欲望満載の)飯、感性を極限まで研ぎ澄ますための遊び、そしてこの街を力強く踏みしめるための最高のスニーカー。
俺の内なる欲望(リビドー)を満たし、俺というブランドを高めるものすべてに、俺は一銭も惜しまず全額ベットしている。
「本当の投資ってのはな、得体の知れない会社の株を買うことじゃねえ。俺の脳内に、俺の才能に、俺の未来に課金することだ」
俺の脳みそに、最新の知識と、強烈な経験と、最高峰の機材という名の高オクタンガソリンを投下し続ければ、そこから生み出されるコンテンツは、株の配当なんかゴミに見えるほどの巨大な価値を、熱量を、そして結果としての金を生み出す。
俺が紡ぐ言葉、俺が叫ぶ思想、俺が創り出す映像。これらが誰かの魂を震わせ、誰かを狂喜させ、あるいは誰かを激怒させる。そのリアクションの対価として金が巡ってくるなら、それは俺の「生き様」が市場に認められた証なんだよ。
いいか、詐欺師に一円たりとも払うな。自分自身の成長のために金を使え。
怪しいパワーを謳う壺を買う金があるなら、最高級のステーキを食って、その血肉が通う感覚を全身で味わえ。
老後の不安という「まだ来ぬ亡霊」のために、今という黄金の時間を犠牲にするな。今、この瞬間の自分を史上最強にするために、金を景気よく燃やせ。
金は血液だ。淀ませるな、熱く流せ。
俺は今日も、金を使い、街を歩き、ジャンクフードを食らい、そしてこの狂った社会に向かって吠える。
俺の血管の中を流れているのは、単なる赤い液体じゃねえ。溶け落ちた黄金のような、重くて熱い、純粋なエネルギーだ。
「おい、そこのシケたツラして貯金通帳の数字を数えてる兄ちゃん。そんな数字の羅列、地獄の沙汰じゃ何の役にも立たねえぞ」
俺はニヤリと不敵に笑い、自販機で一番高い、カフェインたっぷりのエナジードリンクのボタンを親指で叩いた。
ガコン、という重厚な落下音。
これだ。これこそが、世界を、経済を、そして人生を動かす力強い鼓動だ。
俺の戦争は、小銭を貯めることじゃねえ。大金を動かし、この世界を俺の色に塗り替えて、最高に面白くすることだ。
第13章、まずは景気よくジャブをかましてやったぜ。
金への執着を捨てろなんて、綺麗事は言わねえ。だが、その執着の向け先、使い道を間違えるな。
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