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6.オリヴィアの願い(クローディア十七歳)
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ホーン侯爵はサンドラに最後通牒を叩きつけた。
その時、オリヴィアがステファニーに駆け寄り、テフィーを奪った。ステファニーはオリヴィアを追いかけた。
「オリヴィア!その人形をステファニーに返しなさい!」
祖父は厳しく言い放った。その語気にオリヴィアは、この人形は手に入らないことを悟ったらしい。間髪おかずにオリヴィアは人形を床に叩きつけた。人形の頭は二つに割れてしまった。
壊れた人形にステファニーは駆け寄り、割れた頭もろともに抱きしめて泣いた。
「もうたくさんですわ!!」
ステファニーの母親が彼女を抱きしめた。
「あなたとはお付き合いをしていけません。今後は決して話しかけてこないで」
ホーン侯爵は従僕に言いつけ、サンドラ達を下がらせた。サンドラは未練がましく泣きながらなにか言い募っていた。
「オリヴィアはね」
ステファニーが辛そうに言う。
「わたくしが一番大切にしているものがわかるの。それを欲しがるの。そして粗末に扱って見せるのが好きなの」
学園に入ってからもオリヴィアはステファニーにすり寄ろうとした。そのたびに無視を貫き、すげなく遠ざけたがそれを理由に手近にいる男性に訴えては涙を流す。頼られた男性が慰める。それが常套手段となった。
「もちろん、ホーン侯爵家がアリスター子爵家と正式に絶縁したことは知られていて、真っ向からわたくしを責めることは誰もできなかったわ。それにオリヴィアは、その…」
少し口ごもるステファニー。
「男性関係が華やかでしょう?華やかと言うか見境がないと言うか…セルシオ・ジェフリーという婚約者がいるのに」
「わかるわ」
シシリア・ピアースが受ける。
「あの人、何もないところでよろけたり転びそうになったりするの。必ず近くに男性がいるところでね」
「それを助ける男性にしなだれかかるのよね。眩暈がしたとか気分が悪いとか言って」
ミネルヴァ・アルハーンも続けた。
クローディアには初耳だった。
「そうだったの。わたくし、知らなかったわ」
「クローディアはいつもブラッツ・バッケスが傍についているから」
ステファニーが力なく微笑む。
「オリヴィアはさんざんわたくしの物を欲しがったり、男性にすり寄ったりしたの。どんなに無視していても、『それをちょうだい』『あれをちょうだい』って来るのよ。そのせいで、とうとう今期はどの令嬢も付き合いを避けているのよ。それでしびれを切らして、今日乗り込んできたってわけ」
ため息をつくステファニー。
「とにかく気を付けて。クローディアが真っ先にわたくしに駆け寄ったのを、オリヴィアは見ているわ」
クローディアは驚いた。
「まさか交友関係まで欲しがるの?」
「そうよ。シシリアもミネルヴァも気を付けてね」
ステファニーは苦いものを噛んだような表情だった。
まさかとその時は、クローディアは思った。しかしステファニーの言葉は的中したのだ。
翌日、クローディアはオリヴィアに話しかけられた。
「あの…クローディア・アリスターさんよね」
誰からも紹介されていないのに、なんて無作法なとクローディアは面喰った。
「わたくし、ステファニーの従姉妹のオリヴィアよ。あのね、お願いがあるの」
ほぼ初対面でお願いとは…クローディアはどうしたらいいかわからず、固まってしまった。そこへブラッツ・バッケスが、クローディアを迎えに来た。
「お願い!クローディアさん。わたくしを助けて」
オリヴィアはクローディアが縋りついてきた。
驚いたのはクローディアだけではない。ブラッツ・バッケスが間に入った。
「君、無礼は…」
その時、ブラッツに何かが起こった。オリヴィアを見て固まったのだ。オリヴィアはそんなブラッツに縋りついた。
オリヴィア・アリスターがブラッツに縋りついた時、クローディアは彼女から妙な香りがすることに気づいた。甘く重たい香りだ。
そして二人は見つめ合い、いや、ブラッツ・バッケスがオリヴィア・アリスターの顔を見つめ視線を外せなくなった。その時クローディアは見たのだ。オリヴィア・アリスターが勝ち誇った笑みを浮かべたのを。
「わたくし、婚約者のセルシオ・ジェフリーに虐待されているのです」
オリヴィアはブラッツに縋りながら、滔滔と虐待のあらましを話し続けた。
「わかった。もう安心したまえ」
ブラッツ・バッケスがオリヴィア・アリスターを見つめながら言い切った。
「きっと君を守るから」
ブラッツ・バッケスにはもうクローディアは映らず、オリヴィア・アリスターだけを見ていた。
ブラッツ・バッケスの行動は早かった。
王家、アリスター子爵家に「オリヴィア・アリスターはセルシオ・ジェフリーに虐待されている」という告発書を提出した。そして三日後の夜会でセルシオ・ジェフリーを断罪した。
たった三日でどう集めたものやら、証拠を提示したのだ。と言っても、その証拠とやらは、全て証言にすぎなかったのだが。
さすがに当時の国王の孫、今の王太子は苦言を呈したが、なぜか国王も王太子もブラッツ・バッケスを信じてしまった。オリヴィア・アリスターが二人の足元にくずおれて
「どうか信じてください」
と縋った時に、一瞬おぼろげな表情になり、後は言うがまま信じてしまったのだ。
セルシオ・ジェフリーはジェフリー子爵家から廃嫡され、貴族が囚われる牢に三か月繋がれることになった。
たった三日でクローディアの世界は変わってしまった。
今までなにくれと傍に寄り添ってくれたブラッツは、今はオリヴィア・アリスターの傍に付きっきりだ。
ある夜会の時、周りの目も気にせず何曲も踊り続けるブラッツとオリヴィアに絶望して、クローディアはテラスに出て泣いた。
ブラッツはどうしてしまったの?
婚約者ですらないオリヴィア・アリスターと、何曲も踊るなんて。クローディアへの気遣いはもう皆無になっていた。
「オールディス侯爵令嬢」
ふと声がした。国王の孫の第二王子アレックスがそこにいた。
「ブラッツはどうしてしまったのだろう?父上も国王陛下も何かがおかしい。令嬢はなにかご存じないか?」
クローディアは首を振ったが、思い切って言った。
「香りのせいかもしれません。ブラッツはオリヴィア・アリスターのあの香りを嗅いだ瞬間から、すっかり変わってしまったのです」
つい、心のひっかかりを漏らしてしまった。
「香り…」
アレックス王子は考え込んだ。
「祖父も父も、オリヴィア・アリスターが縋った瞬間からおかしい。私も兄も調べてみるから、気を強く持っているんだ」
アレックス王子の言葉は心に染みた。
その後も、アレックス王子はクローディアを気にかけてくれた。
その時、オリヴィアがステファニーに駆け寄り、テフィーを奪った。ステファニーはオリヴィアを追いかけた。
「オリヴィア!その人形をステファニーに返しなさい!」
祖父は厳しく言い放った。その語気にオリヴィアは、この人形は手に入らないことを悟ったらしい。間髪おかずにオリヴィアは人形を床に叩きつけた。人形の頭は二つに割れてしまった。
壊れた人形にステファニーは駆け寄り、割れた頭もろともに抱きしめて泣いた。
「もうたくさんですわ!!」
ステファニーの母親が彼女を抱きしめた。
「あなたとはお付き合いをしていけません。今後は決して話しかけてこないで」
ホーン侯爵は従僕に言いつけ、サンドラ達を下がらせた。サンドラは未練がましく泣きながらなにか言い募っていた。
「オリヴィアはね」
ステファニーが辛そうに言う。
「わたくしが一番大切にしているものがわかるの。それを欲しがるの。そして粗末に扱って見せるのが好きなの」
学園に入ってからもオリヴィアはステファニーにすり寄ろうとした。そのたびに無視を貫き、すげなく遠ざけたがそれを理由に手近にいる男性に訴えては涙を流す。頼られた男性が慰める。それが常套手段となった。
「もちろん、ホーン侯爵家がアリスター子爵家と正式に絶縁したことは知られていて、真っ向からわたくしを責めることは誰もできなかったわ。それにオリヴィアは、その…」
少し口ごもるステファニー。
「男性関係が華やかでしょう?華やかと言うか見境がないと言うか…セルシオ・ジェフリーという婚約者がいるのに」
「わかるわ」
シシリア・ピアースが受ける。
「あの人、何もないところでよろけたり転びそうになったりするの。必ず近くに男性がいるところでね」
「それを助ける男性にしなだれかかるのよね。眩暈がしたとか気分が悪いとか言って」
ミネルヴァ・アルハーンも続けた。
クローディアには初耳だった。
「そうだったの。わたくし、知らなかったわ」
「クローディアはいつもブラッツ・バッケスが傍についているから」
ステファニーが力なく微笑む。
「オリヴィアはさんざんわたくしの物を欲しがったり、男性にすり寄ったりしたの。どんなに無視していても、『それをちょうだい』『あれをちょうだい』って来るのよ。そのせいで、とうとう今期はどの令嬢も付き合いを避けているのよ。それでしびれを切らして、今日乗り込んできたってわけ」
ため息をつくステファニー。
「とにかく気を付けて。クローディアが真っ先にわたくしに駆け寄ったのを、オリヴィアは見ているわ」
クローディアは驚いた。
「まさか交友関係まで欲しがるの?」
「そうよ。シシリアもミネルヴァも気を付けてね」
ステファニーは苦いものを噛んだような表情だった。
まさかとその時は、クローディアは思った。しかしステファニーの言葉は的中したのだ。
翌日、クローディアはオリヴィアに話しかけられた。
「あの…クローディア・アリスターさんよね」
誰からも紹介されていないのに、なんて無作法なとクローディアは面喰った。
「わたくし、ステファニーの従姉妹のオリヴィアよ。あのね、お願いがあるの」
ほぼ初対面でお願いとは…クローディアはどうしたらいいかわからず、固まってしまった。そこへブラッツ・バッケスが、クローディアを迎えに来た。
「お願い!クローディアさん。わたくしを助けて」
オリヴィアはクローディアが縋りついてきた。
驚いたのはクローディアだけではない。ブラッツ・バッケスが間に入った。
「君、無礼は…」
その時、ブラッツに何かが起こった。オリヴィアを見て固まったのだ。オリヴィアはそんなブラッツに縋りついた。
オリヴィア・アリスターがブラッツに縋りついた時、クローディアは彼女から妙な香りがすることに気づいた。甘く重たい香りだ。
そして二人は見つめ合い、いや、ブラッツ・バッケスがオリヴィア・アリスターの顔を見つめ視線を外せなくなった。その時クローディアは見たのだ。オリヴィア・アリスターが勝ち誇った笑みを浮かべたのを。
「わたくし、婚約者のセルシオ・ジェフリーに虐待されているのです」
オリヴィアはブラッツに縋りながら、滔滔と虐待のあらましを話し続けた。
「わかった。もう安心したまえ」
ブラッツ・バッケスがオリヴィア・アリスターを見つめながら言い切った。
「きっと君を守るから」
ブラッツ・バッケスにはもうクローディアは映らず、オリヴィア・アリスターだけを見ていた。
ブラッツ・バッケスの行動は早かった。
王家、アリスター子爵家に「オリヴィア・アリスターはセルシオ・ジェフリーに虐待されている」という告発書を提出した。そして三日後の夜会でセルシオ・ジェフリーを断罪した。
たった三日でどう集めたものやら、証拠を提示したのだ。と言っても、その証拠とやらは、全て証言にすぎなかったのだが。
さすがに当時の国王の孫、今の王太子は苦言を呈したが、なぜか国王も王太子もブラッツ・バッケスを信じてしまった。オリヴィア・アリスターが二人の足元にくずおれて
「どうか信じてください」
と縋った時に、一瞬おぼろげな表情になり、後は言うがまま信じてしまったのだ。
セルシオ・ジェフリーはジェフリー子爵家から廃嫡され、貴族が囚われる牢に三か月繋がれることになった。
たった三日でクローディアの世界は変わってしまった。
今までなにくれと傍に寄り添ってくれたブラッツは、今はオリヴィア・アリスターの傍に付きっきりだ。
ある夜会の時、周りの目も気にせず何曲も踊り続けるブラッツとオリヴィアに絶望して、クローディアはテラスに出て泣いた。
ブラッツはどうしてしまったの?
婚約者ですらないオリヴィア・アリスターと、何曲も踊るなんて。クローディアへの気遣いはもう皆無になっていた。
「オールディス侯爵令嬢」
ふと声がした。国王の孫の第二王子アレックスがそこにいた。
「ブラッツはどうしてしまったのだろう?父上も国王陛下も何かがおかしい。令嬢はなにかご存じないか?」
クローディアは首を振ったが、思い切って言った。
「香りのせいかもしれません。ブラッツはオリヴィア・アリスターのあの香りを嗅いだ瞬間から、すっかり変わってしまったのです」
つい、心のひっかかりを漏らしてしまった。
「香り…」
アレックス王子は考え込んだ。
「祖父も父も、オリヴィア・アリスターが縋った瞬間からおかしい。私も兄も調べてみるから、気を強く持っているんだ」
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