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第2章.野外露出風紀委員【緑川楓】
第14話.廃ビル☆午後7時Don't be late
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俺たちの想定通り、廃ビルの前に現れた制服姿の緑川楓。
こう、街中で制服姿の女子を見ると、学園内で見るのとはまた違った趣があって良きですなぁ~でゅふふ♡
「···お兄ちゃん、緑川さんの制服姿だけでそんなに鼻の下伸ばして、この後ほんと大丈夫なの?」
ジト目で睨みつけてくる、自称学園ナンバーワン美少女(笑)ちゃん。
「しかたねーだろ。あの女、存在自体がもうR18みてーなもんじゃねーか。あの顔!あのカラダ!そりゃあ鼻の下も伸びるし、チンコも勃つってもんよ!」
「それを言ったらお兄ちゃんの隣にも、スーパーセクシーR18美少女がいるんですけど♡」
あっは~ん♡うっふ~ん♡といったようなセクシー?ポーズもどきの謎の踊りを披露するマイシスター。
「なんだその変な踊りは?阿波おどりでも踊ってんのかw?」
「バカにしないでよっ!!!」
おっと、流石に煽り過ぎたか?
最近の若者はキレやすいからな~。
「阿波おどりのこと、バカにしないでよっ!!!」
あ、そっちでキレてたの!?
「私のヘンテコなポーズを、阿波おどりに例えるなんて失礼だよ!」
ヘンテコな自覚はあったんだな···
「さぁ、お兄ちゃん、徳島県民の皆様に謝罪しなさい!」
「いや~、なにもそこまでしなくても···」
「早く謝罪してよ!私の中の徳島県民の血が黙ってないよ!」
いや、お前に徳島県民の血は一滴も流れとらんはずだが。
「わかったよ、じゃあ私が本物の阿波おどりってもんを見せてあげる!」
そう言って円香は、宣言通り阿波おどりを踊り始めた。
チャンチャチャンチャ♪チャンチャチャンチャ♪
チャンチャチャンチャ♪チャンチャチャンチャ♪
手の動き、腰の動き、足さばき、リズム、顔つき、カラダ全体から指先に至るまでの所作、その全てが完璧な”本物”の踊りだった。
すげー!
コイツにはマジで徳島県民の血が流れているやもしれん、と思わされる程の圧倒的なパーフォーマンスを前に、俺は自らの言動を恥じ頭を下げた。
「徳島県民の皆様、妹のヘンテコなポーズを阿波おどりに例えてすみませんでした!」
「よし、徳島県民を代表して私が許してあげる!」
だからお前には、徳島県民の血は一滴も流れてないんだが。
「でも、なんであんな完璧に阿波おどりが踊れたんだ?」
「いや~、この作品の裏テーマとして、46都道府県のネタを網羅するって目標があるから、前々から練習してたんだよね!」
いったいドコの県が省られているのだろうか···
「埼玉県以外を網羅できるよう、今後も頑張っていくよ!」
「お前に流れてるのは、徳島県民の血じゃなくて千葉県民の血だな···」
緑川は、廃ビルの側面にある外階段へと向かい、その上り口に設置されている黄色のチェーンを軽く上に持ち上げ、その下を慣れた動きでヒョイと潜り抜け、臆することのない足取りで階段を上り始めた。
時刻は19時30分に差し掛かろうかという頃合い。
こんな夜分のこんな廃墟に、いったい何を目的に彼女は足を踏み入れるのだろうか。
円香の命を救う為という大義とは別に、俺個人としても凄く好奇心が掻き立てられていた。
緑川よ、お前ほどの美少女が、こんな場所で夜な夜ないったい何をしているというのだ?
円香愛用のストーカー7つ道具の1つ”お兄ちゃん監視双眼鏡”を使い、緑川が外階段を屋上まで上りきったのを確認してから、俺たちは外階段の上り口へと移動した。
入り口を塞ぐ黄色いチェーンは、触ってみると意外にもプラスチックチェーンだった。
そのチェーンの中央部には、プラスチックダンボールを切って作ったと思われる、手作り感が隠しきれてない【危険!立入禁止!】と書かれた看板が取り付けられていた。
油性マジックで書かれたこの達筆な筆跡···おそらくコレを作成したのは緑川本人だろう。
わざわざこんな工作までして、アイツ、上でよほど人に見られたくない事をしているようだな。
見上げた外階段は、隣の”西横インビル”の青白い照明に照らされることで、視界は驚くほどクリアな環境だった。
14階建て、ざっと高さ40m程の、緑川楓の夜の秘密基地。
あの美少女が、この階段の先で致しているのかぁ···むふふ♡
「それじゃあ、行くぞ円香!俺についてこい!」
「お兄ちゃん頼もしい!いつになくカッコいいかも!」
俺は、円香を先導する気概を持って、目の前の青白い外階段を上り始めた。
が、7階から8階に差し掛かる踊り場で、俺は力尽き足を止めた。
「はぁー、はぁー、疲れた!足痛い!もう歩けない!助けて円えもん!」
肩で息をしながら、ペタンと床に尻もちをつくように腰を降ろす。
「もぅ~、さっきはちょっと見直したのに、相変わらずだらしないんだから~。ほら、残り半分、頑張って上ろうよ!」
「お、俺の体力ではもう無理だ···」
自分でも情けないと自覚はしているが、それ以上に体力に自信が無い事も自負している。
屋上まで辿り着ける気力も体力も残っていない。
精も根も尽きる果てるとは、正にこの事だ。
「ほんと情けないな、お兄ちゃんは。じゃあいっそのこと、私がおんぶして上ってあげましょうかw?」
「妹におんぶされるなんて、そんなの、俺は兄として許容できん!」
「も~、お兄ちゃんって、昔から変なところが頑固だよね」
昔か···
昔は円香をおんぶしてやったことも何度かあったな···
そう、兄とは、妹におんぶされる生き物ではなく、むしろその逆で、妹をおんぶする生き物なのだ。
「···そうだ!円香、俺に1つ策がある!俺がお前をおんぶしてやるよ!」
「え?なんで?」
「妹をおんぶすることにより、俺の中の秘めたる”お兄ちゃんパワー”が覚醒し、そのエネルギーを糧に一気に残りの階段を駆け上がるって戦法だ!どうだ、名案だろ!」
「なんかよくわかんない理屈だけど、久しぶりにお兄ちゃんにおんぶしてもらいたいし、とりあえずやってみますか!」
俺は、円香に背を向ける形でしゃがみこんだ。
「さぁ、円香!お兄ちゃんがおんぶしてやるぜ!」
「うん、”お兄ちゃんパワー”とやらの力、信じてみるよ!」
円香は、しゃがみ込む俺の背にカラダを押し付け、おんぶ直前の体勢となった。
ムニッと、背中の上部が、円香の透けブラ縦縞黒ニットFカップの感触で満たされる。
むむむ、コレは、お兄ちゃんパワーではなく”男性機能”が覚醒してしまいますぞ~♡
「お兄ちゃん、どうしたの?立ち上がらないの?」
「いや~、既にガッツリ勃ってはいるんですけどね~」
「?」
しかし、こんなところでモタモタしているわけにもいかない。
俺は、自らの両掌を円香の尻に添えて、勢いよく立ち上がった。
「えへへ///お兄ちゃんにおんぶしてもらうの久々だね~、懐かしいな~♡」
サスサス、サスサス。
サスサス、サスサス。
「···あの~、お兄ちゃん。妹の尻を撫でてないで、さっさと発進してもらっていいですか?」
サスサス、サスサス。
サスサス、サスサス。
「···ね~、なにこれ、何待ちの時間なの?なんでノーリアクションで妹の尻を撫で続けるの?」
「おっとすまん、久しぶりにお前をおんぶしたら、つい昔のことを思い出してな~」
「妹の尻を撫で回しながら、そんなノスタルジックな気持ちに浸ってたの!?」
サスサス、サスサス。
「覚えてるか円香、お前が小1の時、夏祭り会場で父さんと母さんと逸れて、2人で迷子になった時のこと。あの時もこうやって俺がお前をおんぶして···」
サスサス、サスサス。
「ヤメてっ!尻を撫で回すキモい男の口から、大好きなお兄ちゃんとの大切な思い出話を聞かされたくないんだけど!」
サスサスサスサス。
「ねぇ、お兄ちゃん、お尻を撫でたままでいいから、そろそろ出発しようよ!」
「俺もそうしたいのは山々なんだが···すまん円香」
「?」
「想像以上にお前が重くて一歩も動けないんだが···俺はどうすればいい?」
「鳴門海峡に突き落とすぞワレ!!!」
円香に流れるエセ徳島県民の血が再び騒ぎだしそうだったので、とりあえず彼女を背中からパージした。
ふぅ~、重たかった~!
当たり前だが、JKって普通にそれ相応に重たいんだな。
「円香、お前もうちょっとダイエットした方が良いと思うぞ」
「デリカシー無さ過ぎでしょ!そもそも、私が重いんじゃなくて、お兄ちゃんの体力が無さ過ぎなんだよ!」
「精力なら自信あるんだけどなぁ」
「精力?」
「俺の1日のオナニー最高記録は13回だ!」
「ヤメて、童貞のオナニー回数自慢ほど情けないものはないから···」
「もぅ、お兄ちゃんはほんとデリカシー無いんだから~。私みたいなセクシーボディーだと、平均より多少重いのは仕方ないでしょ、まったく···」
「平均より重いんだな···」
「うるさい!体重の実数値よりも、見た目の方が重要なの!あの緑川さんだって、私より身長高いし、胸もデカいし、お尻も大きそうだから、多分私よりも体重重いと思うよ」
「ウエストと太ももは、お前よりも緑川の方が明らかシャープだけどなw」
「お兄様、例え事実であっても、言っていい事と悪い事があるんですよ···」
「緑川をおんぶしてなら、こんな廃ビルの階段なんて楽勝なんだけどな~」
「お兄ちゃん、さては私よりも緑川さんの方が好きでしょ?」
「ば、バーロー!///んなわけねぇだろっ!///なんで俺があんなヤツのことっ!///」
「うわキツっ!ヤメて!童貞のツンデレキャラはキツ過ぎるって!」
「とにかく、俺はもうこれ以上進む気力は残ってないからな···」
俺は、ペタンと踊り場に再び腰を降ろした。
「ほんとしょうがないな~」
そんなヘロヘロの兄を後目に、円香は8階に向け階段を数段上ったところで、ピタッと立ち止まった。
そして、自らが着用しているブラウンのロングスカートのお尻側、つまり、俺に見える側だけをガバっとたくし上げた。
秘部を覆い隠す目的に関しては非常に頼りない、俺好みの水色のシースルーパンツに包まれた、彼女の桃尻とその割れ目が露わとなる。
「お兄ちゃん、目の前のパンツを追いかけながらなら、まだ頑張って上れるでしょ!」
んな、馬の顔の前に人参を吊るすみたいな古典的な戦法が俺に通用するわけ···
あるんだな、コレが。
俺は、立ち上がり、吸い込まれるように彼女のそのパンツに顔を近づける。
眼前に広がる、視界を覆い尽くす薄水色越しの縦割れ。
俺の挙動を確認してから、彼女は階段を上り始めた。
当然、俺も階段を上るその”パンツ”に連れ立って動き出す。
円香、君の水色シースルーパンツとその桃尻の割れ目にかけて誓おう。
君の命を救うために、俺はもう歩みを止めることはないと。
「って、もう屋上に着いたのか!?」
円香のお尻を眺めていたら、あっという間に屋上に到着してしまった。
もっと彼女のお尻を堪能していたかったので、20行分ぐらいの空白スペースを開けてもらっても構わなかったのだが。
「ねぇ、お兄ちゃん、アレを見て!」
「いや、何も見えんが···」
「お兄ちゃんが私のロングスカートの中に潜り込んでるからでしょーが!」
なるほど、通りでシースルーパンツしか目に入らないわけだ。
いそいそと円香のスカートの中から這い出し、彼女が指差した先を見る。
綺麗に畳まれた江口杉学園の女子制服一式と、その上に、ライムグリーンのブラジャーとパンツの上下セットが並び置かれていた。
無造作という感じは一切無く、明らかにその衣類の所有者本人の意思でそこに脱ぎ置かれている。
「これはまさか!?」
「うん、おそらくそのまさかだよ!」
「日頃から頑張ってる俺への、神様からのプレゼントかな!」
「お兄ちゃんのそういうポジティブなところ、私嫌いじゃないよ」
こう、街中で制服姿の女子を見ると、学園内で見るのとはまた違った趣があって良きですなぁ~でゅふふ♡
「···お兄ちゃん、緑川さんの制服姿だけでそんなに鼻の下伸ばして、この後ほんと大丈夫なの?」
ジト目で睨みつけてくる、自称学園ナンバーワン美少女(笑)ちゃん。
「しかたねーだろ。あの女、存在自体がもうR18みてーなもんじゃねーか。あの顔!あのカラダ!そりゃあ鼻の下も伸びるし、チンコも勃つってもんよ!」
「それを言ったらお兄ちゃんの隣にも、スーパーセクシーR18美少女がいるんですけど♡」
あっは~ん♡うっふ~ん♡といったようなセクシー?ポーズもどきの謎の踊りを披露するマイシスター。
「なんだその変な踊りは?阿波おどりでも踊ってんのかw?」
「バカにしないでよっ!!!」
おっと、流石に煽り過ぎたか?
最近の若者はキレやすいからな~。
「阿波おどりのこと、バカにしないでよっ!!!」
あ、そっちでキレてたの!?
「私のヘンテコなポーズを、阿波おどりに例えるなんて失礼だよ!」
ヘンテコな自覚はあったんだな···
「さぁ、お兄ちゃん、徳島県民の皆様に謝罪しなさい!」
「いや~、なにもそこまでしなくても···」
「早く謝罪してよ!私の中の徳島県民の血が黙ってないよ!」
いや、お前に徳島県民の血は一滴も流れとらんはずだが。
「わかったよ、じゃあ私が本物の阿波おどりってもんを見せてあげる!」
そう言って円香は、宣言通り阿波おどりを踊り始めた。
チャンチャチャンチャ♪チャンチャチャンチャ♪
チャンチャチャンチャ♪チャンチャチャンチャ♪
手の動き、腰の動き、足さばき、リズム、顔つき、カラダ全体から指先に至るまでの所作、その全てが完璧な”本物”の踊りだった。
すげー!
コイツにはマジで徳島県民の血が流れているやもしれん、と思わされる程の圧倒的なパーフォーマンスを前に、俺は自らの言動を恥じ頭を下げた。
「徳島県民の皆様、妹のヘンテコなポーズを阿波おどりに例えてすみませんでした!」
「よし、徳島県民を代表して私が許してあげる!」
だからお前には、徳島県民の血は一滴も流れてないんだが。
「でも、なんであんな完璧に阿波おどりが踊れたんだ?」
「いや~、この作品の裏テーマとして、46都道府県のネタを網羅するって目標があるから、前々から練習してたんだよね!」
いったいドコの県が省られているのだろうか···
「埼玉県以外を網羅できるよう、今後も頑張っていくよ!」
「お前に流れてるのは、徳島県民の血じゃなくて千葉県民の血だな···」
緑川は、廃ビルの側面にある外階段へと向かい、その上り口に設置されている黄色のチェーンを軽く上に持ち上げ、その下を慣れた動きでヒョイと潜り抜け、臆することのない足取りで階段を上り始めた。
時刻は19時30分に差し掛かろうかという頃合い。
こんな夜分のこんな廃墟に、いったい何を目的に彼女は足を踏み入れるのだろうか。
円香の命を救う為という大義とは別に、俺個人としても凄く好奇心が掻き立てられていた。
緑川よ、お前ほどの美少女が、こんな場所で夜な夜ないったい何をしているというのだ?
円香愛用のストーカー7つ道具の1つ”お兄ちゃん監視双眼鏡”を使い、緑川が外階段を屋上まで上りきったのを確認してから、俺たちは外階段の上り口へと移動した。
入り口を塞ぐ黄色いチェーンは、触ってみると意外にもプラスチックチェーンだった。
そのチェーンの中央部には、プラスチックダンボールを切って作ったと思われる、手作り感が隠しきれてない【危険!立入禁止!】と書かれた看板が取り付けられていた。
油性マジックで書かれたこの達筆な筆跡···おそらくコレを作成したのは緑川本人だろう。
わざわざこんな工作までして、アイツ、上でよほど人に見られたくない事をしているようだな。
見上げた外階段は、隣の”西横インビル”の青白い照明に照らされることで、視界は驚くほどクリアな環境だった。
14階建て、ざっと高さ40m程の、緑川楓の夜の秘密基地。
あの美少女が、この階段の先で致しているのかぁ···むふふ♡
「それじゃあ、行くぞ円香!俺についてこい!」
「お兄ちゃん頼もしい!いつになくカッコいいかも!」
俺は、円香を先導する気概を持って、目の前の青白い外階段を上り始めた。
が、7階から8階に差し掛かる踊り場で、俺は力尽き足を止めた。
「はぁー、はぁー、疲れた!足痛い!もう歩けない!助けて円えもん!」
肩で息をしながら、ペタンと床に尻もちをつくように腰を降ろす。
「もぅ~、さっきはちょっと見直したのに、相変わらずだらしないんだから~。ほら、残り半分、頑張って上ろうよ!」
「お、俺の体力ではもう無理だ···」
自分でも情けないと自覚はしているが、それ以上に体力に自信が無い事も自負している。
屋上まで辿り着ける気力も体力も残っていない。
精も根も尽きる果てるとは、正にこの事だ。
「ほんと情けないな、お兄ちゃんは。じゃあいっそのこと、私がおんぶして上ってあげましょうかw?」
「妹におんぶされるなんて、そんなの、俺は兄として許容できん!」
「も~、お兄ちゃんって、昔から変なところが頑固だよね」
昔か···
昔は円香をおんぶしてやったことも何度かあったな···
そう、兄とは、妹におんぶされる生き物ではなく、むしろその逆で、妹をおんぶする生き物なのだ。
「···そうだ!円香、俺に1つ策がある!俺がお前をおんぶしてやるよ!」
「え?なんで?」
「妹をおんぶすることにより、俺の中の秘めたる”お兄ちゃんパワー”が覚醒し、そのエネルギーを糧に一気に残りの階段を駆け上がるって戦法だ!どうだ、名案だろ!」
「なんかよくわかんない理屈だけど、久しぶりにお兄ちゃんにおんぶしてもらいたいし、とりあえずやってみますか!」
俺は、円香に背を向ける形でしゃがみこんだ。
「さぁ、円香!お兄ちゃんがおんぶしてやるぜ!」
「うん、”お兄ちゃんパワー”とやらの力、信じてみるよ!」
円香は、しゃがみ込む俺の背にカラダを押し付け、おんぶ直前の体勢となった。
ムニッと、背中の上部が、円香の透けブラ縦縞黒ニットFカップの感触で満たされる。
むむむ、コレは、お兄ちゃんパワーではなく”男性機能”が覚醒してしまいますぞ~♡
「お兄ちゃん、どうしたの?立ち上がらないの?」
「いや~、既にガッツリ勃ってはいるんですけどね~」
「?」
しかし、こんなところでモタモタしているわけにもいかない。
俺は、自らの両掌を円香の尻に添えて、勢いよく立ち上がった。
「えへへ///お兄ちゃんにおんぶしてもらうの久々だね~、懐かしいな~♡」
サスサス、サスサス。
サスサス、サスサス。
「···あの~、お兄ちゃん。妹の尻を撫でてないで、さっさと発進してもらっていいですか?」
サスサス、サスサス。
サスサス、サスサス。
「···ね~、なにこれ、何待ちの時間なの?なんでノーリアクションで妹の尻を撫で続けるの?」
「おっとすまん、久しぶりにお前をおんぶしたら、つい昔のことを思い出してな~」
「妹の尻を撫で回しながら、そんなノスタルジックな気持ちに浸ってたの!?」
サスサス、サスサス。
「覚えてるか円香、お前が小1の時、夏祭り会場で父さんと母さんと逸れて、2人で迷子になった時のこと。あの時もこうやって俺がお前をおんぶして···」
サスサス、サスサス。
「ヤメてっ!尻を撫で回すキモい男の口から、大好きなお兄ちゃんとの大切な思い出話を聞かされたくないんだけど!」
サスサスサスサス。
「ねぇ、お兄ちゃん、お尻を撫でたままでいいから、そろそろ出発しようよ!」
「俺もそうしたいのは山々なんだが···すまん円香」
「?」
「想像以上にお前が重くて一歩も動けないんだが···俺はどうすればいい?」
「鳴門海峡に突き落とすぞワレ!!!」
円香に流れるエセ徳島県民の血が再び騒ぎだしそうだったので、とりあえず彼女を背中からパージした。
ふぅ~、重たかった~!
当たり前だが、JKって普通にそれ相応に重たいんだな。
「円香、お前もうちょっとダイエットした方が良いと思うぞ」
「デリカシー無さ過ぎでしょ!そもそも、私が重いんじゃなくて、お兄ちゃんの体力が無さ過ぎなんだよ!」
「精力なら自信あるんだけどなぁ」
「精力?」
「俺の1日のオナニー最高記録は13回だ!」
「ヤメて、童貞のオナニー回数自慢ほど情けないものはないから···」
「もぅ、お兄ちゃんはほんとデリカシー無いんだから~。私みたいなセクシーボディーだと、平均より多少重いのは仕方ないでしょ、まったく···」
「平均より重いんだな···」
「うるさい!体重の実数値よりも、見た目の方が重要なの!あの緑川さんだって、私より身長高いし、胸もデカいし、お尻も大きそうだから、多分私よりも体重重いと思うよ」
「ウエストと太ももは、お前よりも緑川の方が明らかシャープだけどなw」
「お兄様、例え事実であっても、言っていい事と悪い事があるんですよ···」
「緑川をおんぶしてなら、こんな廃ビルの階段なんて楽勝なんだけどな~」
「お兄ちゃん、さては私よりも緑川さんの方が好きでしょ?」
「ば、バーロー!///んなわけねぇだろっ!///なんで俺があんなヤツのことっ!///」
「うわキツっ!ヤメて!童貞のツンデレキャラはキツ過ぎるって!」
「とにかく、俺はもうこれ以上進む気力は残ってないからな···」
俺は、ペタンと踊り場に再び腰を降ろした。
「ほんとしょうがないな~」
そんなヘロヘロの兄を後目に、円香は8階に向け階段を数段上ったところで、ピタッと立ち止まった。
そして、自らが着用しているブラウンのロングスカートのお尻側、つまり、俺に見える側だけをガバっとたくし上げた。
秘部を覆い隠す目的に関しては非常に頼りない、俺好みの水色のシースルーパンツに包まれた、彼女の桃尻とその割れ目が露わとなる。
「お兄ちゃん、目の前のパンツを追いかけながらなら、まだ頑張って上れるでしょ!」
んな、馬の顔の前に人参を吊るすみたいな古典的な戦法が俺に通用するわけ···
あるんだな、コレが。
俺は、立ち上がり、吸い込まれるように彼女のそのパンツに顔を近づける。
眼前に広がる、視界を覆い尽くす薄水色越しの縦割れ。
俺の挙動を確認してから、彼女は階段を上り始めた。
当然、俺も階段を上るその”パンツ”に連れ立って動き出す。
円香、君の水色シースルーパンツとその桃尻の割れ目にかけて誓おう。
君の命を救うために、俺はもう歩みを止めることはないと。
「って、もう屋上に着いたのか!?」
円香のお尻を眺めていたら、あっという間に屋上に到着してしまった。
もっと彼女のお尻を堪能していたかったので、20行分ぐらいの空白スペースを開けてもらっても構わなかったのだが。
「ねぇ、お兄ちゃん、アレを見て!」
「いや、何も見えんが···」
「お兄ちゃんが私のロングスカートの中に潜り込んでるからでしょーが!」
なるほど、通りでシースルーパンツしか目に入らないわけだ。
いそいそと円香のスカートの中から這い出し、彼女が指差した先を見る。
綺麗に畳まれた江口杉学園の女子制服一式と、その上に、ライムグリーンのブラジャーとパンツの上下セットが並び置かれていた。
無造作という感じは一切無く、明らかにその衣類の所有者本人の意思でそこに脱ぎ置かれている。
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