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第3章.バイブレーション茶道部【桃瀬春子】
第37話. 第2次スーパー茶道部大戦α(前編)
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次の日の放課後。
RINEで事前に桃瀬と約束を取り付けた俺は、昨日に引き続き文化系部室棟を訪れていた。
円香が隣にいた昨日とは違い、今日は単身俺1人。
根が陰キャ気質の俺にとっては、美少女6人の部活に単独で身を投じることは、中々にハードルの高い所業であった。
がしかし、妹から押し付けられそうなあの伏字だらけの”お願い”とやらの方が俺にとってはよっぽど恐怖の対象だったので、今日は”背水の陣”の覚悟をもってこの難問に再度挑戦しに来たというわけだ。
桃瀬春子、今日こそお前のその美しい顔の下に隠された性癖を暴いてみせるぞ!
「おじゃましま~す」
茶道部室の扉を開けると、果たして、中にはターゲットの桃瀬がいた。
「よう桃瀬、今日も宜しく頼むよ」
「青山君、ようこそ、お待ちしておりました。こちらこそ、宜しくお願いします」
ていうか、昨日もそうであったように、部室内にいたのは桃瀬1人であった。
「あれ?今日も後輩ちゃんたちは遅れてくるのか?」
「いえ、今日は彼女たちはココには来ませんよ」
「ん?」
「今日の活動は、私と青山君の2人きりなのです///」
「え?あれ?もしかして、今日って元々部活が休みの日だったりしたのか?すまん桃瀬、そうとは知らずに俺はとんだ迷惑を……」
「いえ、今日も本来であれば通常通り部活があったのですが、私の方から他の娘たちに連絡して、今日の部活はお休みに変更したのです」
「え?なんで?」
もしかしなくても、俺って後輩ちゃんたちに嫌われてたりするのか?
実は昨日も、本当は同じ空気を吸いたくはなかったけど、なんとか我慢してもらってたとか……
もしそうなら、普通に凹むなぁ……
「それは……私が青山君と2人きりでお話ししたかったので、本日は席を外してもらいました///」
「……ほえ?」
鳩が豆鉄砲をくらった様なマヌケ顔で立ち尽くす俺。
その横を抜け、先程俺が入ってきた扉のカギのサムターンに手を掛けた桃瀬。
そしてガチャリと、無機質で冷たい施錠音が、部室内に鈍く響いた。
!?
「青山君、今日は私にお気遣いなく、どうぞゆっくりしていってください///」
桃瀬、俺はやはりエスパーではないみたいだ。
だって、今こうして俺に向けられているその笑顔の意味するものが何か、俺には何一つ見通せていないのだから……
「どうぞ青山君、そちらにお座りください」
「あ、ああ」
彼女に促されるまま、小上がりに腰を降ろす。
その俺の対面に、桃瀬も続けて腰を降ろした。
放課後、施錠された部屋で、あの桃瀬春子と2人きり……
思春期男子にとっては、当に夢のような刺激的シチュエーション。
彼女の妙な言動に少なからず疑念を抱きつつも、それでもなお、否応なしに俺の胸はドキドキと激しいビートを刻んでいた。
”恋”というよりは”憧れ”に近い、そんなトキメキ……
決して、特別な”何か”を期待してるわけではない。
ただ、彼女が自分の目の前にいるというそれだけの事で、俺という男はこんなにも”喜び”を感じてしまっているのだ。
「お茶を用意するので少々お待ち下さい」
そう言って彼女は、その容姿に相応しい相変わらずの美しい所作で、お抹茶を点て始めた。
その”美”に見惚れていた俺の体感ではあっという間に、目の前にお抹茶が差し出されてきた。
「どうぞ」
「あぁ、ありがとう」
受け取った器に口をつける。
ズズズズ。
「うん、美味しい、流石は桃瀬だな」
「ふふふ、ありがとうございます///」
ズズズズ。
「桃瀬みたいな大和撫子が点ててくれたお抹茶を味わえるなんて、ほんと贅沢な話だよな」
「そんな、大袈裟ですよ///」
大袈裟なんてことはないさ。
現に今の俺は、とてつもない程の多幸感で満たされているのだから。
「昨日世話になった件も含めて、何かお礼をしたいところではあるが……お菓子の1つでも持ってくれば良かったな」
「あの……そういう話であれば、1つお願いを聞いてもらっても宜しいですか?」
「ああ、もちろん、何でも遠慮なく言ってくれ。R18作品においても伏字になるようなヤバい内容でさえなければ、俺は何だって対応するぞ」
「そうですか、では、お言葉に甘えて……」
モジモジとコチラの様子を伺うようにして、桃瀬は口を開いた。
「あの……青山君のことを、和哉君とお呼びしても宜しいでしょうか?///」
「……ほえ?」
「妹さんのことを『青山さん』とお呼びしているので、青山君のことは『和哉君』とお呼びした方がわかりやすいのかなと思いまして……なので、今後は和哉君とお呼びしたいのですが、宜しいですか?///」
「あ~、いや、その理由であれば、円香の方を『円香ちゃん』とでも呼んでくれれば……って、え?桃瀬、お前よく俺なんかの下の名前を把握してたな」
「ええ、もちろん、以前から知っていましたよ。昨日も言ってたじゃないですか、前々からあなたのことが気になっていたと……///」
そういえば、信じ難い話ではあるが、そんな事を言っていたな。
「というわけで、今後は『和哉君』とお呼びしますね♡」
「え、それは……」
下の名前呼びを他のヤツらに聞かれでもしたら、面倒な事になりかねんので、正直あまり好ましくはないのだが……
「『和哉君』とお呼びします、宜しいですね♡」
笑顔だが、”圧”が凄い……
これはもう、コチラが折れるしかなさそうだ。
「……わかった、もう好きなように呼んでくれ」
「はい、改めて宜しくお願いしますね、和哉君♡」ニコッ
ドキッ!!!♡♡♡
な、なんという可愛さ……///
緑川といい桃瀬といい、こんなヤツらが野良で生息しているとは、ほんと恐ろしい学園だぜ……
円香よ、時代と国が違えばまだワンチャンある可能性もゼロではないかもしれんが、残念ながら現代日本において、お前が桃瀬に容姿の評価で勝る事は絶対にあり得ない。
ただ、決してお前が悪いというつもりはない。
この桃瀬春子という女が、余りにも美し過ぎるだけなのだから……
「和哉君、お茶のおかわりはいかがですか?」
「ああ、お願いしてもいいか……って、いててててて!」
「大丈夫ですか!?」
「あ、ああ、わりぃ、ちょっと足が痺れただけだ」
「また、昨日みたいに全身ビリビリになるのですか!」ワクワク
「……すまん桃瀬、俺にスマホを向けて待ち構えてても、今回はビリビリにはならないんだ、わりぃな」。
「そうですか……残念です」シュン
そんなに撮りたかったのだろうか、感電して口と鼻から黒い煙を出すブサイクな男の面を。
昨日から薄々は感じていたのだが、どうやらこの桃瀬春子という美少女は、その見た目のイメージから逸脱して中々に茶目っ気があるらしい。
そんなお茶目なキャラクター性も、彼女が後輩ちゃんたちからあれ程まで熱烈に愛される理由の一端なのだろう。
「足が痺れるようであれば、正座を崩して頂いて構いませんよ」
「って言われても、対面に座るお前が正座をしてるからなぁ……」
「そういう事であれば、私も一緒に足を崩しますよ」
「そうか……なぁ桃瀬、足を崩すなら、是非とも胡座で座り直して欲しいんだが……」
胡座で座るミニスカ美少女JKからしか得られない栄養素は確かに存在する……
分かってくれますよね、紳士の皆さんなら。
「胡座ですか?ええ、分かりました」
俺の要望を素直に聞き入れてくれた桃瀬は、正座で座っていた脚を崩し、胡座へとシフトしようと身体を動かして……
って!?
「お、おい!桃瀬!パンツ!パンツが見えてる!///」
ズレたミニスカートの奥、太ももの向こう側から、ピンクというよりは桃色と表現するに相応しい彼女のおパンティーが俺の目にダイレクトに飛び込んでくる。
「あら、失礼しました。胡座で座るのはあまり慣れていなくて///すみません///」
いそいそとスカートの裾を整えて、胡座で座り直す彼女。
「いや、謝らなくてもいいよ。むしろ良いモノを拝ませてもらって、コチラとしては感謝しかないぐらいだ」
「そうですか、和哉君に喜んで頂けたなら、私としても本望です///……あの……宜しければもう少しじっくりと観賞なさいますか?///」
「ほえ?」
「どうぞ///」
そう言った桃瀬は、何をトチ狂ったのか、胡座で座った状態のまま自らのスカートの裾をペロンとめくりあげたのである。
んなっ!?
再度俺の目に飛び込んでくる、魅惑の桃色おパンティー。
うひょ~♡たまんねぇな、おい!♡
って、喜んどる場合かっ!
「おい、やめろ桃瀬!今すぐそのスカートを元に戻せ!」
「あら、和哉君、そう言うわりには、鼻の下を伸ばしきって私のパンツをガン見しているように見受けられるのですが、ふふふ///」
「それは、生理現象みたいなもんで……とにかく、こんなところを他のヤツに見られたらマズいだろ!」
「安心してください、出入り口は施錠してあるので、邪魔は入りませんよ♡」
そういえばそうだったな。
俺が部屋に入るなり、早々に桃瀬が鍵を閉めていたはずだ。
……ん?ってことはなんだ?
桃瀬のヤツ、俺をこの部屋に招き入れた時点で、最初からこんな展開になるのは想定済みだったってことなのか?
「……お前、他の男相手にも、普段から”こんな事”してるのかよ……」
「こんな事?」
「だから、その、強引に連絡先を聞いたり、急に下の名前で呼んでみたり、スカートをめくってパンツを見せたりとか……」
「いえ、他の人には、そのような事は一切やっていませんよ。そもそも私、男性とはあまり縁が無いですし、話す機会はほとんどありませんので……」
「男と縁が無い、か。まぁ、お前程の美少女に釣り合うヤツなんざ、そうはいないだろうよ。それにお前の場合は、男受けもさることながら、緑川以上に女受けの良さが顕著だからなぁ。昨日の後輩ちゃんたちが当に良い例だ……いや、悪い例か。ありゃ完全に、ハルコニウムの中毒者だったもんなぁ、ははは」
「……和哉君も、体験してみますか?///」
「ほえ?」
「私のハルコニウムが如何ほどのものか、和哉君ご自身の身を持って、是非とも体感して頂きたいのです///」
そう言って桃瀬は、パンツが丸見えの胡座の状態のまま、両腕を左右に大きくガバッと開いた。
「さぁ、和哉君、どうぞ♡遠慮せずに、私の胸に飛び込んで来てください♡」
江口杉学園茶道部部長、桃瀬春子。
彼女の本質を的確に表現するには、”お茶目”よりも”無茶苦茶”が相応しいのかもしれない……
RINEで事前に桃瀬と約束を取り付けた俺は、昨日に引き続き文化系部室棟を訪れていた。
円香が隣にいた昨日とは違い、今日は単身俺1人。
根が陰キャ気質の俺にとっては、美少女6人の部活に単独で身を投じることは、中々にハードルの高い所業であった。
がしかし、妹から押し付けられそうなあの伏字だらけの”お願い”とやらの方が俺にとってはよっぽど恐怖の対象だったので、今日は”背水の陣”の覚悟をもってこの難問に再度挑戦しに来たというわけだ。
桃瀬春子、今日こそお前のその美しい顔の下に隠された性癖を暴いてみせるぞ!
「おじゃましま~す」
茶道部室の扉を開けると、果たして、中にはターゲットの桃瀬がいた。
「よう桃瀬、今日も宜しく頼むよ」
「青山君、ようこそ、お待ちしておりました。こちらこそ、宜しくお願いします」
ていうか、昨日もそうであったように、部室内にいたのは桃瀬1人であった。
「あれ?今日も後輩ちゃんたちは遅れてくるのか?」
「いえ、今日は彼女たちはココには来ませんよ」
「ん?」
「今日の活動は、私と青山君の2人きりなのです///」
「え?あれ?もしかして、今日って元々部活が休みの日だったりしたのか?すまん桃瀬、そうとは知らずに俺はとんだ迷惑を……」
「いえ、今日も本来であれば通常通り部活があったのですが、私の方から他の娘たちに連絡して、今日の部活はお休みに変更したのです」
「え?なんで?」
もしかしなくても、俺って後輩ちゃんたちに嫌われてたりするのか?
実は昨日も、本当は同じ空気を吸いたくはなかったけど、なんとか我慢してもらってたとか……
もしそうなら、普通に凹むなぁ……
「それは……私が青山君と2人きりでお話ししたかったので、本日は席を外してもらいました///」
「……ほえ?」
鳩が豆鉄砲をくらった様なマヌケ顔で立ち尽くす俺。
その横を抜け、先程俺が入ってきた扉のカギのサムターンに手を掛けた桃瀬。
そしてガチャリと、無機質で冷たい施錠音が、部室内に鈍く響いた。
!?
「青山君、今日は私にお気遣いなく、どうぞゆっくりしていってください///」
桃瀬、俺はやはりエスパーではないみたいだ。
だって、今こうして俺に向けられているその笑顔の意味するものが何か、俺には何一つ見通せていないのだから……
「どうぞ青山君、そちらにお座りください」
「あ、ああ」
彼女に促されるまま、小上がりに腰を降ろす。
その俺の対面に、桃瀬も続けて腰を降ろした。
放課後、施錠された部屋で、あの桃瀬春子と2人きり……
思春期男子にとっては、当に夢のような刺激的シチュエーション。
彼女の妙な言動に少なからず疑念を抱きつつも、それでもなお、否応なしに俺の胸はドキドキと激しいビートを刻んでいた。
”恋”というよりは”憧れ”に近い、そんなトキメキ……
決して、特別な”何か”を期待してるわけではない。
ただ、彼女が自分の目の前にいるというそれだけの事で、俺という男はこんなにも”喜び”を感じてしまっているのだ。
「お茶を用意するので少々お待ち下さい」
そう言って彼女は、その容姿に相応しい相変わらずの美しい所作で、お抹茶を点て始めた。
その”美”に見惚れていた俺の体感ではあっという間に、目の前にお抹茶が差し出されてきた。
「どうぞ」
「あぁ、ありがとう」
受け取った器に口をつける。
ズズズズ。
「うん、美味しい、流石は桃瀬だな」
「ふふふ、ありがとうございます///」
ズズズズ。
「桃瀬みたいな大和撫子が点ててくれたお抹茶を味わえるなんて、ほんと贅沢な話だよな」
「そんな、大袈裟ですよ///」
大袈裟なんてことはないさ。
現に今の俺は、とてつもない程の多幸感で満たされているのだから。
「昨日世話になった件も含めて、何かお礼をしたいところではあるが……お菓子の1つでも持ってくれば良かったな」
「あの……そういう話であれば、1つお願いを聞いてもらっても宜しいですか?」
「ああ、もちろん、何でも遠慮なく言ってくれ。R18作品においても伏字になるようなヤバい内容でさえなければ、俺は何だって対応するぞ」
「そうですか、では、お言葉に甘えて……」
モジモジとコチラの様子を伺うようにして、桃瀬は口を開いた。
「あの……青山君のことを、和哉君とお呼びしても宜しいでしょうか?///」
「……ほえ?」
「妹さんのことを『青山さん』とお呼びしているので、青山君のことは『和哉君』とお呼びした方がわかりやすいのかなと思いまして……なので、今後は和哉君とお呼びしたいのですが、宜しいですか?///」
「あ~、いや、その理由であれば、円香の方を『円香ちゃん』とでも呼んでくれれば……って、え?桃瀬、お前よく俺なんかの下の名前を把握してたな」
「ええ、もちろん、以前から知っていましたよ。昨日も言ってたじゃないですか、前々からあなたのことが気になっていたと……///」
そういえば、信じ難い話ではあるが、そんな事を言っていたな。
「というわけで、今後は『和哉君』とお呼びしますね♡」
「え、それは……」
下の名前呼びを他のヤツらに聞かれでもしたら、面倒な事になりかねんので、正直あまり好ましくはないのだが……
「『和哉君』とお呼びします、宜しいですね♡」
笑顔だが、”圧”が凄い……
これはもう、コチラが折れるしかなさそうだ。
「……わかった、もう好きなように呼んでくれ」
「はい、改めて宜しくお願いしますね、和哉君♡」ニコッ
ドキッ!!!♡♡♡
な、なんという可愛さ……///
緑川といい桃瀬といい、こんなヤツらが野良で生息しているとは、ほんと恐ろしい学園だぜ……
円香よ、時代と国が違えばまだワンチャンある可能性もゼロではないかもしれんが、残念ながら現代日本において、お前が桃瀬に容姿の評価で勝る事は絶対にあり得ない。
ただ、決してお前が悪いというつもりはない。
この桃瀬春子という女が、余りにも美し過ぎるだけなのだから……
「和哉君、お茶のおかわりはいかがですか?」
「ああ、お願いしてもいいか……って、いててててて!」
「大丈夫ですか!?」
「あ、ああ、わりぃ、ちょっと足が痺れただけだ」
「また、昨日みたいに全身ビリビリになるのですか!」ワクワク
「……すまん桃瀬、俺にスマホを向けて待ち構えてても、今回はビリビリにはならないんだ、わりぃな」。
「そうですか……残念です」シュン
そんなに撮りたかったのだろうか、感電して口と鼻から黒い煙を出すブサイクな男の面を。
昨日から薄々は感じていたのだが、どうやらこの桃瀬春子という美少女は、その見た目のイメージから逸脱して中々に茶目っ気があるらしい。
そんなお茶目なキャラクター性も、彼女が後輩ちゃんたちからあれ程まで熱烈に愛される理由の一端なのだろう。
「足が痺れるようであれば、正座を崩して頂いて構いませんよ」
「って言われても、対面に座るお前が正座をしてるからなぁ……」
「そういう事であれば、私も一緒に足を崩しますよ」
「そうか……なぁ桃瀬、足を崩すなら、是非とも胡座で座り直して欲しいんだが……」
胡座で座るミニスカ美少女JKからしか得られない栄養素は確かに存在する……
分かってくれますよね、紳士の皆さんなら。
「胡座ですか?ええ、分かりました」
俺の要望を素直に聞き入れてくれた桃瀬は、正座で座っていた脚を崩し、胡座へとシフトしようと身体を動かして……
って!?
「お、おい!桃瀬!パンツ!パンツが見えてる!///」
ズレたミニスカートの奥、太ももの向こう側から、ピンクというよりは桃色と表現するに相応しい彼女のおパンティーが俺の目にダイレクトに飛び込んでくる。
「あら、失礼しました。胡座で座るのはあまり慣れていなくて///すみません///」
いそいそとスカートの裾を整えて、胡座で座り直す彼女。
「いや、謝らなくてもいいよ。むしろ良いモノを拝ませてもらって、コチラとしては感謝しかないぐらいだ」
「そうですか、和哉君に喜んで頂けたなら、私としても本望です///……あの……宜しければもう少しじっくりと観賞なさいますか?///」
「ほえ?」
「どうぞ///」
そう言った桃瀬は、何をトチ狂ったのか、胡座で座った状態のまま自らのスカートの裾をペロンとめくりあげたのである。
んなっ!?
再度俺の目に飛び込んでくる、魅惑の桃色おパンティー。
うひょ~♡たまんねぇな、おい!♡
って、喜んどる場合かっ!
「おい、やめろ桃瀬!今すぐそのスカートを元に戻せ!」
「あら、和哉君、そう言うわりには、鼻の下を伸ばしきって私のパンツをガン見しているように見受けられるのですが、ふふふ///」
「それは、生理現象みたいなもんで……とにかく、こんなところを他のヤツに見られたらマズいだろ!」
「安心してください、出入り口は施錠してあるので、邪魔は入りませんよ♡」
そういえばそうだったな。
俺が部屋に入るなり、早々に桃瀬が鍵を閉めていたはずだ。
……ん?ってことはなんだ?
桃瀬のヤツ、俺をこの部屋に招き入れた時点で、最初からこんな展開になるのは想定済みだったってことなのか?
「……お前、他の男相手にも、普段から”こんな事”してるのかよ……」
「こんな事?」
「だから、その、強引に連絡先を聞いたり、急に下の名前で呼んでみたり、スカートをめくってパンツを見せたりとか……」
「いえ、他の人には、そのような事は一切やっていませんよ。そもそも私、男性とはあまり縁が無いですし、話す機会はほとんどありませんので……」
「男と縁が無い、か。まぁ、お前程の美少女に釣り合うヤツなんざ、そうはいないだろうよ。それにお前の場合は、男受けもさることながら、緑川以上に女受けの良さが顕著だからなぁ。昨日の後輩ちゃんたちが当に良い例だ……いや、悪い例か。ありゃ完全に、ハルコニウムの中毒者だったもんなぁ、ははは」
「……和哉君も、体験してみますか?///」
「ほえ?」
「私のハルコニウムが如何ほどのものか、和哉君ご自身の身を持って、是非とも体感して頂きたいのです///」
そう言って桃瀬は、パンツが丸見えの胡座の状態のまま、両腕を左右に大きくガバッと開いた。
「さぁ、和哉君、どうぞ♡遠慮せずに、私の胸に飛び込んで来てください♡」
江口杉学園茶道部部長、桃瀬春子。
彼女の本質を的確に表現するには、”お茶目”よりも”無茶苦茶”が相応しいのかもしれない……
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