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伍
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階段を四階まで上がり重いドアを押し開けると、突然冷たい風が頬を掠めた。驚いて見回すとテラスのようだったが、建物の一番上ではなさそうだった。確かに階段もまだ上に続いていた。テラスには沢山の人間が蠢いてじっとりとした熱気を孕んでいた。頭上を吹き荒ぶ風が熱を冷ましていくようだった。向こう側にはもう一つの出入口があり、左右には申し訳程度の手すり越しに霧のかかった風景が見えた。地獄に来て初めて外に出たのだと少し感動しわずかな解放感を覚えた。
人混みはどうやらいくつかの列に分かれていくらしかった。一番前にいる人間に誰かが声をかけて分類しているようだ。しかしここでも二階の廊下と同様、周りをじろりと睨みながら一歩も動かない人間でごった返していた。何かを待っているようだが、何も待ってなどいないのだろう。とにかく事態を把握するために人混みを縫って最前列へと歩いた。
人混みに向き合うようにして小柄な男が立っていた。男は目についた人間に片っ端から声をかけてはどこかの列へと振り分けていく。声をかけられた人間はどこかの列へと吸い込まれていく。男の後ろにはざっと六列くらいに分かれて、こちらに背を向けて人間がずらりと並んでいた。男と目が合うと、男は細い目で笑いながらつかつかと私の前に来た。
「お手元の資料を失礼。」
少し訛りのあるイントネーションで言うと、男は私の手から書類を奪ってざっと目を通した。
「石子詰か、左端の列に並んで。列ごとに管理の人間がおるんで、そっちの指示に従って。」
それだけ言うと男は書類を私の胸に押し付け別の人間の元へと歩いて行った。書類の端が腹の血で少し濡れてしまった。ぴらぴらと乾かしながら左端の列に加わった。前に並んでいた茶髪の男が私に気づいて振り返った。
「傷、お腹にあるんですね。かっこいい。」
男は地獄に堕ちたとは思えないほど穏やかに微笑んで話しかけてきた。あぁ、まぁ、とモゴモゴ言いながら相手の全身に目を滑らせると、首に赤黒い縄の痕を見つけた。私の視線に気づいた男は少し照れたように笑った。
「僕は吊ったんです。吊った僕らの傷は地味だしどれも似たようなもので、違う死に方すればよかったなぁなんて。」
乾いたように笑う男が私は信じられなかった。彼はもう自死したことも地獄に堕ちたことも受け入れている。その上で冗談を言って笑う余裕まで持っている。どうやら列に並んでいる人間たちは自由に話しているようで、あちこちからざわざわと雑談の声が聞こえた。口数の少ない私を気遣ってか、男が会話を切り上げる気配がした。それでは居心地が悪いので私からも話しかけることにした。
「随分落ち着いているんですね。死んで地獄に堕ちたというのに。」
それは率直な私の感想だった。すると男は苦笑した。
「もちろん受け入れるまで時間かかりましたよ。二階の廊下の椅子で、頭の整理がつくまでずっと座り込んでました。でももう、割り切るしかないと思ってるんで。」
なるほど、二階の廊下の彼らは自分の状況にショックを受けて放心していたのだ。彼らは落ち着くまで部屋には入れず、次から次へと来る人間のせいですし詰めのようになっていたのだ。私は受付で碌な説明も受けなかったので何も考えずに淡々と動けたが、もし詳細な説明を受けて今からどんな手続きをするか分かっていれば、確かにそれは正しい反応だと思った。
すると列が動き出した。先頭には別の社員がいるらしい。それに続く形でさっき来たのとは別の入口からビルの中へと入っていった。外の風が名残惜しかったが、仕方なくだらだらと動く列に従って私もビルの中へと入った。私の後ろには二、三人並んでいるらしい。私たちはぞろぞろと階段に出てひたすら下へ降りた。
登ってきた段数を遥かに超える数降りた後、無機質な廊下をひたすらまっすぐ進み、突然ぴたりと列が止まった。不思議に思っていると、前から順に社員に肩を叩かれながら数字を数えられているようで、私は「4109」と言いながら肩を叩かれた。四千、ということはこの地獄には途方もない数の人間がいるんだなと思った。しかし私の後ろの人間は「205」と言いながら肩を叩かれていた。途端に疑問が湧いた。前から数えているわけではないのか。何に則った数字なのだろう。一番後ろまで行った社員は先頭に戻りながら声を張り上げた。
「今お伝えした数字がここでのあなたたちの名前です。ちゃんと覚えておいてください。この名前は今後手続きの際に必要になります。手元の資料はこの先のシュレッダーにかけてください。」
それだけ言うとまた列がゆっくりと進み、やがて私の視界にも無機質な廊下にぽつんと置かれたシュレッダーが現れた。前の人間がどんどんシュレッダーに資料を突っ込んでいく。私も少し焦りつつそれに倣った。大切と言われた資料をこんな簡単に処分するのかと心細い気持ちになった。
やがて階段を気が遠くなるほど登り、ようやく出口の薄明かりが見えた。今までひたすら地下道を移動していたんだなと思いながら薄明かりの中へ出ると、そこには一転して広大な岩場の景色が広がっていた。ごつごつとした黒い大きな岩がごろごろ転がっており、あちこちに小さな人だかりがあった。今出てきた階段の入り口にはすぐさま柵が下された。それで私はもう帰れないのだと悟った。
まるで炭鉱のようだ、と思った。薄暗い広大な岩場の所々に適当に松明が焚かれ、そこここの人だかりの中から時々くぐもったうめき声が聞こえた。呆然と立ち尽くしているとそれぞれの人だかりから一人二人ほど私たちに近づいて来た。彼らは社員と話すと、適当に私たちの中から何人か選んで連れて行った。いつの間にか列も崩れ、隣に立っていた人に「これは一体……」と言いかけたところで、黒髪の少年が私に手招きをした。少年の方へ歩いて行くと、少年は私を上から下までじろりと見たあと「着いて来い」とだけ言ってずんずん歩きだした。私は慌てて着いて行きながら、中高生ぐらいの少年の後ろ姿を眺めた。近くでよく見ると汚れて破れた黒い学生服を着ているのが分かった。
やがて人だかりの一つに辿り着くと、少年は私を振り返った。
「ここが俺たちの仕事場。俺は502。作業は基本協力してやるから、ある程度は会話ができると助かる。今はまだ仕事中だから、これが終わったら自己紹介でもしてくれ。まだ最初だし見てるだけでいい。」
502と名乗った少年がそのまま作業に加わった。彼らは膝あたりまで積み上げられた石をがらがらと崩し、三、四人がかりで石の中から何かを引きずり出した。途端に酷い悪臭が鼻をついた。酸いような湿気ったような吐き気を催す臭いだった。引きずり出されたのは人間だった。服はほとんどが破れ皮膚も擦り切れ白目を剥いていた。502が人間の頬を強く打つと、人間は意識を取り戻した。すぐに人間の顔は恐怖に歪み、悲痛な泣き声を漏らした。しかし体には力が入らないらしく、なす術もなく隣に新しく掘られた穴に放り込まれた。彼らは手際よく人間を首まで埋めると、その上に石を無造作に積み上げた。子供の砂場遊びにも似ていた。
これが石子詰か。首まで土に埋めた後、石を積み上げて圧死させるということか。人間の顔は血まみれで汗と涙でぐちゃぐちゃだった。それを何度も引きずり出して意識を戻させては同じように圧死させる。なるほど地獄の刑罰らしかった。一番残虐でない仕事がこれなので、やはり鋸挽きや釜茹でを志願しなくてよかったと思った。これが最後だったらしく、再び引きずり出された人間は、502含む四人がかりで四肢を持たれ運ばれるようだった。502が私に目で合図をしたので、着いて来いということかと後を追った。彼らは人間を岩場の真ん中まで運ぶと、私に地面にある蓋を開けるよう言った。地面に目を落とすと、マンホールぐらいの大きさの木の蓋があった。想像より重かったそれを腰に力を入れてる持ち上げると、中では黒い水が轟々と流れていた。彼らは人間をその中に投げ入れ、人間は黒い水に飲まれ勢いよく何処かへ流されていった。呆気にとられる私を他所に、502は「閉めるよ」と小さく呟いて蓋を下ろした。そのまま引き返して行く彼らの後を追いかけながら、果たして私はこの仕事に馴染めるだろうかと不安になった。
引き返す途中、別のグループが殴り合いをしている現場に出くわした。人間を埋める傍らで殴り合い、周りはそれを気にも留めていないようだった。目を合わせないよう通りすぎながら私は正直怯えていた。それに気づいたのか502がいつの間にか私の隣にいた。
「ああいうのもいるから。基本、殺伐としてる。俺たちは割と平和というか仲良いというか、ここでは異常なんだけど。」
足元に用心深く目を落として歩きながら、502は独り言のようにそう言った。ずっと年下の少年に気遣われたことが情けなくて申し訳ない一方で、少年の優しさに感動してもいた。地獄で人の優しさに触れられるとは思ってもみなかった。さっきの作業場に辿り着くと、彼らは皆手を休めているようだった。合計で七人いた。
「次のが来るまでにちょっと暇があるから、今のうちに紹介しとく。こいつ、俺が連れてきた。」
少年が私を指差して彼らに言った。彼らの視線が私に集中した。
人混みはどうやらいくつかの列に分かれていくらしかった。一番前にいる人間に誰かが声をかけて分類しているようだ。しかしここでも二階の廊下と同様、周りをじろりと睨みながら一歩も動かない人間でごった返していた。何かを待っているようだが、何も待ってなどいないのだろう。とにかく事態を把握するために人混みを縫って最前列へと歩いた。
人混みに向き合うようにして小柄な男が立っていた。男は目についた人間に片っ端から声をかけてはどこかの列へと振り分けていく。声をかけられた人間はどこかの列へと吸い込まれていく。男の後ろにはざっと六列くらいに分かれて、こちらに背を向けて人間がずらりと並んでいた。男と目が合うと、男は細い目で笑いながらつかつかと私の前に来た。
「お手元の資料を失礼。」
少し訛りのあるイントネーションで言うと、男は私の手から書類を奪ってざっと目を通した。
「石子詰か、左端の列に並んで。列ごとに管理の人間がおるんで、そっちの指示に従って。」
それだけ言うと男は書類を私の胸に押し付け別の人間の元へと歩いて行った。書類の端が腹の血で少し濡れてしまった。ぴらぴらと乾かしながら左端の列に加わった。前に並んでいた茶髪の男が私に気づいて振り返った。
「傷、お腹にあるんですね。かっこいい。」
男は地獄に堕ちたとは思えないほど穏やかに微笑んで話しかけてきた。あぁ、まぁ、とモゴモゴ言いながら相手の全身に目を滑らせると、首に赤黒い縄の痕を見つけた。私の視線に気づいた男は少し照れたように笑った。
「僕は吊ったんです。吊った僕らの傷は地味だしどれも似たようなもので、違う死に方すればよかったなぁなんて。」
乾いたように笑う男が私は信じられなかった。彼はもう自死したことも地獄に堕ちたことも受け入れている。その上で冗談を言って笑う余裕まで持っている。どうやら列に並んでいる人間たちは自由に話しているようで、あちこちからざわざわと雑談の声が聞こえた。口数の少ない私を気遣ってか、男が会話を切り上げる気配がした。それでは居心地が悪いので私からも話しかけることにした。
「随分落ち着いているんですね。死んで地獄に堕ちたというのに。」
それは率直な私の感想だった。すると男は苦笑した。
「もちろん受け入れるまで時間かかりましたよ。二階の廊下の椅子で、頭の整理がつくまでずっと座り込んでました。でももう、割り切るしかないと思ってるんで。」
なるほど、二階の廊下の彼らは自分の状況にショックを受けて放心していたのだ。彼らは落ち着くまで部屋には入れず、次から次へと来る人間のせいですし詰めのようになっていたのだ。私は受付で碌な説明も受けなかったので何も考えずに淡々と動けたが、もし詳細な説明を受けて今からどんな手続きをするか分かっていれば、確かにそれは正しい反応だと思った。
すると列が動き出した。先頭には別の社員がいるらしい。それに続く形でさっき来たのとは別の入口からビルの中へと入っていった。外の風が名残惜しかったが、仕方なくだらだらと動く列に従って私もビルの中へと入った。私の後ろには二、三人並んでいるらしい。私たちはぞろぞろと階段に出てひたすら下へ降りた。
登ってきた段数を遥かに超える数降りた後、無機質な廊下をひたすらまっすぐ進み、突然ぴたりと列が止まった。不思議に思っていると、前から順に社員に肩を叩かれながら数字を数えられているようで、私は「4109」と言いながら肩を叩かれた。四千、ということはこの地獄には途方もない数の人間がいるんだなと思った。しかし私の後ろの人間は「205」と言いながら肩を叩かれていた。途端に疑問が湧いた。前から数えているわけではないのか。何に則った数字なのだろう。一番後ろまで行った社員は先頭に戻りながら声を張り上げた。
「今お伝えした数字がここでのあなたたちの名前です。ちゃんと覚えておいてください。この名前は今後手続きの際に必要になります。手元の資料はこの先のシュレッダーにかけてください。」
それだけ言うとまた列がゆっくりと進み、やがて私の視界にも無機質な廊下にぽつんと置かれたシュレッダーが現れた。前の人間がどんどんシュレッダーに資料を突っ込んでいく。私も少し焦りつつそれに倣った。大切と言われた資料をこんな簡単に処分するのかと心細い気持ちになった。
やがて階段を気が遠くなるほど登り、ようやく出口の薄明かりが見えた。今までひたすら地下道を移動していたんだなと思いながら薄明かりの中へ出ると、そこには一転して広大な岩場の景色が広がっていた。ごつごつとした黒い大きな岩がごろごろ転がっており、あちこちに小さな人だかりがあった。今出てきた階段の入り口にはすぐさま柵が下された。それで私はもう帰れないのだと悟った。
まるで炭鉱のようだ、と思った。薄暗い広大な岩場の所々に適当に松明が焚かれ、そこここの人だかりの中から時々くぐもったうめき声が聞こえた。呆然と立ち尽くしているとそれぞれの人だかりから一人二人ほど私たちに近づいて来た。彼らは社員と話すと、適当に私たちの中から何人か選んで連れて行った。いつの間にか列も崩れ、隣に立っていた人に「これは一体……」と言いかけたところで、黒髪の少年が私に手招きをした。少年の方へ歩いて行くと、少年は私を上から下までじろりと見たあと「着いて来い」とだけ言ってずんずん歩きだした。私は慌てて着いて行きながら、中高生ぐらいの少年の後ろ姿を眺めた。近くでよく見ると汚れて破れた黒い学生服を着ているのが分かった。
やがて人だかりの一つに辿り着くと、少年は私を振り返った。
「ここが俺たちの仕事場。俺は502。作業は基本協力してやるから、ある程度は会話ができると助かる。今はまだ仕事中だから、これが終わったら自己紹介でもしてくれ。まだ最初だし見てるだけでいい。」
502と名乗った少年がそのまま作業に加わった。彼らは膝あたりまで積み上げられた石をがらがらと崩し、三、四人がかりで石の中から何かを引きずり出した。途端に酷い悪臭が鼻をついた。酸いような湿気ったような吐き気を催す臭いだった。引きずり出されたのは人間だった。服はほとんどが破れ皮膚も擦り切れ白目を剥いていた。502が人間の頬を強く打つと、人間は意識を取り戻した。すぐに人間の顔は恐怖に歪み、悲痛な泣き声を漏らした。しかし体には力が入らないらしく、なす術もなく隣に新しく掘られた穴に放り込まれた。彼らは手際よく人間を首まで埋めると、その上に石を無造作に積み上げた。子供の砂場遊びにも似ていた。
これが石子詰か。首まで土に埋めた後、石を積み上げて圧死させるということか。人間の顔は血まみれで汗と涙でぐちゃぐちゃだった。それを何度も引きずり出して意識を戻させては同じように圧死させる。なるほど地獄の刑罰らしかった。一番残虐でない仕事がこれなので、やはり鋸挽きや釜茹でを志願しなくてよかったと思った。これが最後だったらしく、再び引きずり出された人間は、502含む四人がかりで四肢を持たれ運ばれるようだった。502が私に目で合図をしたので、着いて来いということかと後を追った。彼らは人間を岩場の真ん中まで運ぶと、私に地面にある蓋を開けるよう言った。地面に目を落とすと、マンホールぐらいの大きさの木の蓋があった。想像より重かったそれを腰に力を入れてる持ち上げると、中では黒い水が轟々と流れていた。彼らは人間をその中に投げ入れ、人間は黒い水に飲まれ勢いよく何処かへ流されていった。呆気にとられる私を他所に、502は「閉めるよ」と小さく呟いて蓋を下ろした。そのまま引き返して行く彼らの後を追いかけながら、果たして私はこの仕事に馴染めるだろうかと不安になった。
引き返す途中、別のグループが殴り合いをしている現場に出くわした。人間を埋める傍らで殴り合い、周りはそれを気にも留めていないようだった。目を合わせないよう通りすぎながら私は正直怯えていた。それに気づいたのか502がいつの間にか私の隣にいた。
「ああいうのもいるから。基本、殺伐としてる。俺たちは割と平和というか仲良いというか、ここでは異常なんだけど。」
足元に用心深く目を落として歩きながら、502は独り言のようにそう言った。ずっと年下の少年に気遣われたことが情けなくて申し訳ない一方で、少年の優しさに感動してもいた。地獄で人の優しさに触れられるとは思ってもみなかった。さっきの作業場に辿り着くと、彼らは皆手を休めているようだった。合計で七人いた。
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