92 / 154
冬の訪れと高鳴る鼓動(此木視点)
※6
しおりを挟む
「んん……遥君、イッたばかりなんだから……無理はダメだよ……」
「……も……平気です。敬久さん、飲んじゃったから……オレがキレイにしないと……」
ソファに座った敬久さんの膝に跨り、口内を舐め取りながら言った。
「はぁ……はぁ……オレ、あなたと一緒にイきたかったのに……」
「ごめんね。遥君のイクところ、近くで見たくて……」
「ぅう……」
オレの体は気だるさを感じていたけれど、もう中が疼いてしまっている。敬久さんのTシャツを剥ぎ取るように脱がせ、口内を吸い上げながらギュウギュウと抱きしめた。
――オレ、こんなに欲しがりじゃなかったのに……敬久さんのを挿れて欲しくて……体がおさまらない……
早く体を繋げたくて後ろがヒクヒクと収縮しているのが分かる。自分の体なのに酷くいやらしく感じて息が荒くなった。
「はぁ……遥君が可愛いから……色々したくなっちゃうな……」
「ぁ、あ……」
彼はオレの腰を柔らかく撫でると下着の紐を摘んだ。
「ん……紐、解きますか……?」
「……悩んじゃうなぁ」
「……まだ時間ありますから……オレのこと、好きにしてください……」
「はぁ……また、そんなこと言って……」
オレが彼の首に腕を回して、舌をモグモグと食むと彼は目を細めた。
「……服、捲りましょうか?」
彼の首筋を撫で唇をペロリと舐めた。
「……うん」
敬久さんはオレの目を見つめながら頷いた。彼の吐息も切なそうで興奮しているのが分かる。オレは体を離すと服を胸まで捲った。
「はぁ……震えていて可愛い……」
彼はオレの腰を引き寄せ胸に顔を埋めたので、頭を抱きしめるため少しだけ仰け反った。
「……敬久さんの……い、挿れないんですか」
「……僕は、まだ大丈夫だから」
「でも……敬久さんの……もう……こんな辛そうなのに……」
密着している腰を彼のものにスリスリと擦りつけた。敬久さんのものはズボンの布越しにも硬くなっているのが分かる。
「はぁ……君の体が落ち着くまで我慢したいんだ……煽ったらダメだよ」
敬久さんがオレの胸から顔を上げ困った様に言った。彼の吐息が胸に当たる度に体がビクッと跳ねる。
「オレ……もう大丈夫です……体はまだビクビクしちゃってますけど……もう、中が疼いて……あなたと一つになりたいです」
敬久さんの髪に唇を落とすと彼は熱い息を吐き出し、オレの腰を掴む手の力が強くなった。
「……遥君は僕を煽るのが、本当、上手になって……」
オレの腰を掴んでいた手が尻臀に這わされ、グニグニと下着の布ごと揉みしだかれた。
「ぁんっ、んんっ……」
「はぁ……もう無理って言っても止められないからね……?」
敬久さんはまたオレの胸に顔を埋め、胸の先端にチュッと吸い付いた。
「ひぁっ……あっ、あっ……」
口内に含まれた胸の粒を舐め上げ、尖らせた舌で突かれると体がビクビクと跳ねた。
――あ、ヤバい……敬久さんの舌で……胸いじめられるだけで……もう……
自分のものがまた熱を持って頭をもたげはじめている。しばらく尻臀と胸を愛撫され続け、オレはすぐに息も絶え絶えになってしまう。
「ゃ……も、そんな……あっ……」
「はぁ……さっきイッたばかりなのに……もう、こんなになっているね……」
敬久さんは熱い息を吐いて胸から顔を上げた。片手を尻臀から離すと、オレの下着からはみ出したものをツーっと撫でた。
「ぁ……あっ……触ったら……あっ」
敬久さんがモゾモゾと体をよじるのでオレも腰を浮かせ、彼のズボンと下着をずらすのを手伝った。
「はぁ……あ……敬久さんのが……」
彼は剥き出しになったものをオレの下着に当ててズリズリと擦りつけてくる。動きに合わせて腰を揺らすと彼は切なそうな吐息を漏らした。
「……敬久さん……もう挿れてください……」
オレは腰を揺らして敬久さんの唇を舐めた。
「もう中が疼いて、切ないです……」
「うん……」
敬久さんに懇願するように言い、そっとキスをした。彼はオレを膝に乗せたまま机の上のコンドームに手を伸ばした。
「はぁ……遥君、少し、腰上げて……」
「はい……」
オレは喜びで震えそうになりながら腰を上げた。敬久さんはコンドームの袋を破ると自分の昂ぶったものに着け、背もたれに体を沈み込ませた。そのままオレの下着をずらして尻臀をグッと開かせると、彼のものがオレの中にゆっくりと埋め込まれていく。
「んっ……すごい……君の中……まだ、動いていないのに……吸いついて……」
「あっ、あっ……中、いっぱいで、嬉しい……」
敬久さんのものが全部挿入ると、オレは彼の首に腕を回した。
「はぁ……気持ち良いよ……」
「ぁあっ、あっ、あっ!」
敬久さんが下から突き上げるように中を掻き回してくるのが気持ち良くて、腰をねだるように動かした。
「あっ、んっ、ンッ……」
普段寛いでいる場所で体を繋げているせいか、いつもより体が反応している。ソファがギシギシと軋む音がリビングに響き、自分は彼ととんでもないことをしているんだと興奮してしまった。
「あっ、あっ! んンッ、んっ……はぁ…はぁ……」
「はぁ……遥君、いつもより感じてる……?」
敬久さんは尻臀を掴むように揉み、抽挿しながら良い所をグリグリと擦ってくるのですぐに達してしまいそうだ。彼の首から手を離して唇に吸い付いた。
「……ぁむ……ギシギシって音とか……リ、リビングでしてるの……すごく、興奮しちゃって……あっ、ゃあっ……」
腰の動きが早くなったので彼の肩を掴んで快感に耐えた。
「ぁゔ、ゃ……激し……あっ、あっ……そこ、そんなグリグリされたら………あッ、あっ、んんっ!」
オレが快感に溺れながら体を震わせている姿を敬久さんはジッと見つめている。時折オレの起き上がったものが彼の腹に当たり、這い登ってくる快楽に仰け反った。
「はぁ……はぁ……あっ、あっ……すみません、オレ……も……もたないです……」
「うん……僕も、遥君に搾り取られそう……」
「し、搾り取るって……あっ、ゃあっ、あっ!」
「……遥君、喘ぐ度に……後ろ……ギュウギュウ締めつけて……すごいから……」
敬久さんは切羽詰まったように言うとオレの下着の紐を片方解いた。
「僕と、セックスするために、こんな下着……用意したんだよね……はぁ……やらしいな……」
欲望の滲んだ目で体を舐めるように見つめられ、胸がドキドキして苦しくなる。そのまま緩んだ下着ごと前を扱かれ腰がビクビクと跳ねた。
「ぅあっ!? ゃ、あっ、あっ、あッ……」
「はぁ……遥君、僕にも痕、つけてよ……」
ソファが軋む音や、肌と肌がぶつかる音が頭の中に響いてくらくらする。俺は震えながら何とか敬久さんの肩に顔を寄せ、先日の歯型の近くにジュッと吸いついた。
「んむぅ……ふ……はっ……はぁ……ぁう……」
頭がふわふわしていて肩に痕がついたのかよく分からず、何度も吸い付くと敬久さんが堪えるような息を吐き出した。
「うっ……」
「あっ、あッ……あっ、あっ! あっ!」
敬久さんがオレの中を強く突き上げながら前を擦るので、ギュッと抱きついた。
「ひ……ぁあっ……あっ!あっ、ダメッ……も、来ちゃう……あっ……あぁッ!!」
オレが敬久さんの手にビュクリと体液を吐き出すと、内側もオレが達したのに合わせるように彼のものを締め付けた。彼も収縮する内壁に強く昂ぶりを擦りつけてオレの中で達した。
「くっ……はぁ……はぁ……」
「はぁ……はぁ……うぁ……ぅ……」
敬久さんのものが中からゆっくりと抜かれる感触に体が震えてしまった。
――ヤバい……ソファで、こんなギシギシ音を立てながら……敬久さんとセ、セックスしてしまった……すごかった……
オレは彼から体を少し離して呼吸を整えた。敬久さんも気だるげにコンドームや体液を処理しながらぼんやりとオレを見つめている。しばらくお互いに無言で見つめ合っていたけれど、オレはTシャツが胸まで捲れたままだったことに気づき慌てて服装を整えた。
「……見せてくれているのかと思ったのに、もう整えちゃうんだ」
敬久さんは残念そうに言い、ティッシュでオレのものを拭こうとする。オレは照れくさくなったのでティッシュの箱を奪い取るように持った。
「……も……平気です。敬久さん、飲んじゃったから……オレがキレイにしないと……」
ソファに座った敬久さんの膝に跨り、口内を舐め取りながら言った。
「はぁ……はぁ……オレ、あなたと一緒にイきたかったのに……」
「ごめんね。遥君のイクところ、近くで見たくて……」
「ぅう……」
オレの体は気だるさを感じていたけれど、もう中が疼いてしまっている。敬久さんのTシャツを剥ぎ取るように脱がせ、口内を吸い上げながらギュウギュウと抱きしめた。
――オレ、こんなに欲しがりじゃなかったのに……敬久さんのを挿れて欲しくて……体がおさまらない……
早く体を繋げたくて後ろがヒクヒクと収縮しているのが分かる。自分の体なのに酷くいやらしく感じて息が荒くなった。
「はぁ……遥君が可愛いから……色々したくなっちゃうな……」
「ぁ、あ……」
彼はオレの腰を柔らかく撫でると下着の紐を摘んだ。
「ん……紐、解きますか……?」
「……悩んじゃうなぁ」
「……まだ時間ありますから……オレのこと、好きにしてください……」
「はぁ……また、そんなこと言って……」
オレが彼の首に腕を回して、舌をモグモグと食むと彼は目を細めた。
「……服、捲りましょうか?」
彼の首筋を撫で唇をペロリと舐めた。
「……うん」
敬久さんはオレの目を見つめながら頷いた。彼の吐息も切なそうで興奮しているのが分かる。オレは体を離すと服を胸まで捲った。
「はぁ……震えていて可愛い……」
彼はオレの腰を引き寄せ胸に顔を埋めたので、頭を抱きしめるため少しだけ仰け反った。
「……敬久さんの……い、挿れないんですか」
「……僕は、まだ大丈夫だから」
「でも……敬久さんの……もう……こんな辛そうなのに……」
密着している腰を彼のものにスリスリと擦りつけた。敬久さんのものはズボンの布越しにも硬くなっているのが分かる。
「はぁ……君の体が落ち着くまで我慢したいんだ……煽ったらダメだよ」
敬久さんがオレの胸から顔を上げ困った様に言った。彼の吐息が胸に当たる度に体がビクッと跳ねる。
「オレ……もう大丈夫です……体はまだビクビクしちゃってますけど……もう、中が疼いて……あなたと一つになりたいです」
敬久さんの髪に唇を落とすと彼は熱い息を吐き出し、オレの腰を掴む手の力が強くなった。
「……遥君は僕を煽るのが、本当、上手になって……」
オレの腰を掴んでいた手が尻臀に這わされ、グニグニと下着の布ごと揉みしだかれた。
「ぁんっ、んんっ……」
「はぁ……もう無理って言っても止められないからね……?」
敬久さんはまたオレの胸に顔を埋め、胸の先端にチュッと吸い付いた。
「ひぁっ……あっ、あっ……」
口内に含まれた胸の粒を舐め上げ、尖らせた舌で突かれると体がビクビクと跳ねた。
――あ、ヤバい……敬久さんの舌で……胸いじめられるだけで……もう……
自分のものがまた熱を持って頭をもたげはじめている。しばらく尻臀と胸を愛撫され続け、オレはすぐに息も絶え絶えになってしまう。
「ゃ……も、そんな……あっ……」
「はぁ……さっきイッたばかりなのに……もう、こんなになっているね……」
敬久さんは熱い息を吐いて胸から顔を上げた。片手を尻臀から離すと、オレの下着からはみ出したものをツーっと撫でた。
「ぁ……あっ……触ったら……あっ」
敬久さんがモゾモゾと体をよじるのでオレも腰を浮かせ、彼のズボンと下着をずらすのを手伝った。
「はぁ……あ……敬久さんのが……」
彼は剥き出しになったものをオレの下着に当ててズリズリと擦りつけてくる。動きに合わせて腰を揺らすと彼は切なそうな吐息を漏らした。
「……敬久さん……もう挿れてください……」
オレは腰を揺らして敬久さんの唇を舐めた。
「もう中が疼いて、切ないです……」
「うん……」
敬久さんに懇願するように言い、そっとキスをした。彼はオレを膝に乗せたまま机の上のコンドームに手を伸ばした。
「はぁ……遥君、少し、腰上げて……」
「はい……」
オレは喜びで震えそうになりながら腰を上げた。敬久さんはコンドームの袋を破ると自分の昂ぶったものに着け、背もたれに体を沈み込ませた。そのままオレの下着をずらして尻臀をグッと開かせると、彼のものがオレの中にゆっくりと埋め込まれていく。
「んっ……すごい……君の中……まだ、動いていないのに……吸いついて……」
「あっ、あっ……中、いっぱいで、嬉しい……」
敬久さんのものが全部挿入ると、オレは彼の首に腕を回した。
「はぁ……気持ち良いよ……」
「ぁあっ、あっ、あっ!」
敬久さんが下から突き上げるように中を掻き回してくるのが気持ち良くて、腰をねだるように動かした。
「あっ、んっ、ンッ……」
普段寛いでいる場所で体を繋げているせいか、いつもより体が反応している。ソファがギシギシと軋む音がリビングに響き、自分は彼ととんでもないことをしているんだと興奮してしまった。
「あっ、あっ! んンッ、んっ……はぁ…はぁ……」
「はぁ……遥君、いつもより感じてる……?」
敬久さんは尻臀を掴むように揉み、抽挿しながら良い所をグリグリと擦ってくるのですぐに達してしまいそうだ。彼の首から手を離して唇に吸い付いた。
「……ぁむ……ギシギシって音とか……リ、リビングでしてるの……すごく、興奮しちゃって……あっ、ゃあっ……」
腰の動きが早くなったので彼の肩を掴んで快感に耐えた。
「ぁゔ、ゃ……激し……あっ、あっ……そこ、そんなグリグリされたら………あッ、あっ、んんっ!」
オレが快感に溺れながら体を震わせている姿を敬久さんはジッと見つめている。時折オレの起き上がったものが彼の腹に当たり、這い登ってくる快楽に仰け反った。
「はぁ……はぁ……あっ、あっ……すみません、オレ……も……もたないです……」
「うん……僕も、遥君に搾り取られそう……」
「し、搾り取るって……あっ、ゃあっ、あっ!」
「……遥君、喘ぐ度に……後ろ……ギュウギュウ締めつけて……すごいから……」
敬久さんは切羽詰まったように言うとオレの下着の紐を片方解いた。
「僕と、セックスするために、こんな下着……用意したんだよね……はぁ……やらしいな……」
欲望の滲んだ目で体を舐めるように見つめられ、胸がドキドキして苦しくなる。そのまま緩んだ下着ごと前を扱かれ腰がビクビクと跳ねた。
「ぅあっ!? ゃ、あっ、あっ、あッ……」
「はぁ……遥君、僕にも痕、つけてよ……」
ソファが軋む音や、肌と肌がぶつかる音が頭の中に響いてくらくらする。俺は震えながら何とか敬久さんの肩に顔を寄せ、先日の歯型の近くにジュッと吸いついた。
「んむぅ……ふ……はっ……はぁ……ぁう……」
頭がふわふわしていて肩に痕がついたのかよく分からず、何度も吸い付くと敬久さんが堪えるような息を吐き出した。
「うっ……」
「あっ、あッ……あっ、あっ! あっ!」
敬久さんがオレの中を強く突き上げながら前を擦るので、ギュッと抱きついた。
「ひ……ぁあっ……あっ!あっ、ダメッ……も、来ちゃう……あっ……あぁッ!!」
オレが敬久さんの手にビュクリと体液を吐き出すと、内側もオレが達したのに合わせるように彼のものを締め付けた。彼も収縮する内壁に強く昂ぶりを擦りつけてオレの中で達した。
「くっ……はぁ……はぁ……」
「はぁ……はぁ……うぁ……ぅ……」
敬久さんのものが中からゆっくりと抜かれる感触に体が震えてしまった。
――ヤバい……ソファで、こんなギシギシ音を立てながら……敬久さんとセ、セックスしてしまった……すごかった……
オレは彼から体を少し離して呼吸を整えた。敬久さんも気だるげにコンドームや体液を処理しながらぼんやりとオレを見つめている。しばらくお互いに無言で見つめ合っていたけれど、オレはTシャツが胸まで捲れたままだったことに気づき慌てて服装を整えた。
「……見せてくれているのかと思ったのに、もう整えちゃうんだ」
敬久さんは残念そうに言い、ティッシュでオレのものを拭こうとする。オレは照れくさくなったのでティッシュの箱を奪い取るように持った。
0
あなたにおすすめの小説
オッサン課長のくせに、無自覚に色気がありすぎる~ヨレヨレ上司とエリート部下、恋は仕事の延長ですか?
中岡 始
BL
「新しい営業課長は、超敏腕らしい」
そんな噂を聞いて、期待していた橘陽翔(28)。
しかし、本社に異動してきた榊圭吾(42)は――
ヨレヨレのスーツ、だるそうな関西弁、ネクタイはゆるゆる。
(……いやいや、これがウワサの敏腕課長⁉ 絶対ハズレ上司だろ)
ところが、初めての商談でその評価は一変する。
榊は巧みな話術と冷静な判断で、取引先をあっさり落としにかかる。
(仕事できる……! でも、普段がズボラすぎるんだよな)
ネクタイを締め直したり、書類のコーヒー染みを指摘したり――
なぜか陽翔は、榊の世話を焼くようになっていく。
そして気づく。
「この人、仕事中はめちゃくちゃデキるのに……なんでこんなに色気ダダ漏れなんだ?」
煙草をくゆらせる仕草。
ネクタイを緩める無防備な姿。
そのたびに、陽翔の理性は削られていく。
「俺、もう待てないんで……」
ついに陽翔は榊を追い詰めるが――
「……お前、ほんまに俺のこと好きなんか?」
攻めるエリート部下 × 無自覚な色気ダダ漏れのオッサン上司。
じわじわ迫る恋の攻防戦、始まります。
【最新話:主任補佐のくせに、年下部下に見透かされている(気がする)ー関西弁とミルクティーと、春のすこし前に恋が始まった話】
主任補佐として、ちゃんとせなあかん──
そう思っていたのに、君はなぜか、俺の“弱いとこ”ばっかり見抜いてくる。
春のすこし手前、まだ肌寒い季節。
新卒配属された年下部下・瀬戸 悠貴は、無表情で口数も少ないけれど、妙に人の感情に鋭い。
風邪気味で声がかすれた朝、佐倉 奏太は、彼にそっと差し出された「ミルクティー」に言葉を失う。
何も言わないのに、なぜか伝わってしまう。
拒むでも、求めるでもなく、ただそばにいようとするその距離感に──佐倉の心は少しずつ、ほどけていく。
年上なのに、守られるみたいで、悔しいけどうれしい。
これはまだ、恋になる“少し前”の物語。
関西弁とミルクティーに包まれた、ふたりだけの静かな始まり。
(5月14日より連載開始)
鬼上司と秘密の同居
なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳
幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ…
そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた…
いったい?…どうして?…こうなった?
「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」
スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか…
性描写には※を付けております。
Take On Me
マン太
BL
親父の借金を返済するため、ヤクザの若頭、岳(たける)の元でハウスキーパーとして働く事になった大和(やまと)。
初めは乗り気でなかったが、持ち前の前向きな性格により、次第に力を発揮していく。
岳とも次第に打ち解ける様になり…。
軽いノリのお話しを目指しています。
※BLに分類していますが軽めです。
※他サイトへも掲載しています。
イケメン後輩のスマホを拾ったらロック画が俺でした
天埜鳩愛
BL
☆本編番外編 完結済✨ 感想嬉しいです!
元バスケ部の俺が拾ったスマホのロック画は、ユニフォーム姿の“俺”。
持ち主は、顔面国宝の一年生。
なんで俺の写真? なんでロック画?
問い詰める間もなく「この人が最優先なんで」って宣言されて、女子の悲鳴の中、肩を掴まれて連行された。……俺、ただスマホ届けに来ただけなんだけど。
頼られたら嫌とは言えない南澤燈真は高校二年生。クールなイケメン後輩、北門唯が置き忘れたスマホを手に取ってみると、ロック画が何故か中学時代の燈真だった! 北門はモテ男ゆえに女子からしつこくされ、燈真が助けることに。その日から学年を越え急激に仲良くなる二人。燈真は誰にも言えなかった悩みを北門にだけ打ち明けて……。一途なメロ後輩 × 絆され男前先輩の、救いすくわれ・持ちつ持たれつラブ!
☆ノベマ!の青春BLコンテスト最終選考作品に加筆&新エピソードを加えたアルファポリス版です。
【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜
来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、
疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。
無愛想で冷静な上司・東條崇雅。
その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、
仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。
けれど――
そこから、彼の態度は変わり始めた。
苦手な仕事から外され、
負担を減らされ、
静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。
「辞めるのは認めない」
そんな言葉すらないのに、
無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。
これは愛?
それともただの執着?
じれじれと、甘く、不器用に。
二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。
無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
平凡ワンコ系が憧れの幼なじみにめちゃくちゃにされちゃう話(小説版)
優狗レエス
BL
Ultra∞maniacの続きです。短編連作になっています。
本編とちがってキャラクターそれぞれ一人称の小説です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる