【完結/R18/短編】恋人として君と続いていく日々

テルマ江

文字の大きさ
4 / 30

※4

しおりを挟む
「遥君……元々、肌がキレイだったけど、最近ますますキレイだね」

 敬久さんに首筋に舌を這わせながら胸を撫でられ、時折グッと胸を寄せるように揉まれ、下を触っていないのにイキそうな程に気持良くなってしまった。

(何だか……すぐにイッちゃいそうだ)

 与えられる快楽に目を白黒させていると、敬久さんは様子を窺うような手つきで更に撫で回して来る。

「んぅ……すごく、気持良いです……」
「そっかあ……もっと気持良くなっている遥君が見たいなあ」
「あ……」

 うなじをカプリと甘噛みされ、嬉しそうな敬久さんの声が耳元で聞こえる。

「ぁ、あ……あ、あ……んッ……」
「胸も柔らかくなったよね。僕が沢山触ったせいかな……」

 グニグニと胸を揉まれ、胸の粒が更に尖っていくのが分かる。温かなお湯の中で揉みしだかれて、胸だけ触られているのに快楽で意識が飛びそうだ。

「はぁ……はぁ……た、敬久さん」
「どうしたの?」
「体……熱くなって来ちゃって……もっと近くに行きたいです」
「うん……こっち来て」

 敬久さんが胸から手を離したので彼の方を向いて太ももに跨った。

「敬久さんに……もっと……気持ち良くしてもらいたいです」

 情けない声で息を粗くしながら言うと、敬久さんは甘い吐息を漏らして「良いよ」と言った。そのままグッと引き寄せられ、敬久さんがオレの胸に顔を埋めて胸の粒を口に含んだ。

「あっ、あッ……んん~~~~」

 熱くて柔らかな舌が胸の粒を包み込み、形をなぞるよう舐められ、そうかと思えばチュッと吸い上げられ、オレの喘ぎ声が浴室に反響した。

「はぁ……遙君、口で……こうするの、好きだよね」
「はい……敬久さんに、されるのが……好き……う、ぁ、んンッ!」

 舌先でグッと粒を押されてビリビリとした快感が背中を走る。オレは彼の頭をギュッと抱きしめた。洗い立ての髪からはシャンプーの良い匂いがして胸がドキドキと更にうるさくなる。

(も……ダメだ。すごく、気持ち良い……)

 オレの腰を抱いていた手が段々と下がっていき、尻臀をグニグニと揉むように撫でてくる。窄まりが切なさで収縮しているのが分かり、オレは羞恥を感じながらも快楽に身を任せた。

「あっ、あ、んッ……! はぁ……はぁ……全部、きもち良い……ん……」 

 敬久さんに胸と尻臀を攻めたてられ、欲望を感じて起き上がったものを敬久さんの腹に押し当て勝手に腰がゆらゆらと動いた。

「前もすごく切なそうだけど、こっちも触って良い?」
「あっ……」

 オレの下半身にスリスリと体を擦り付けて来たので、ビクンと身震いした。

「んんッ……お湯……汚しちゃうので、そっちは……」
「気にしなくて良いよ」
「でも……」
「大丈夫、後片付けは任せてくれれば良いから……ほら、おいで」

 グイッと引き寄せられ、オレは敬久さんの首に抱きつくような体勢になった。昂ったオレのものは敬久さんの体に密着して体積を増しているのが分かる。

「あ……はぁ……た、敬久さんのも、おっきくなってる……オレ、手でしましょうか?」

 オレの尻臀には敬久さんの欲望に張り詰めたものが当たっている。チュッと敬久さんの唇に啄むようにキスをしながら尋ねると、腰を突き上げられ尻臀に欲望が擦り付けられた。

「んんっ……すご……」

 何だか向かい合って挿入されているようで、喜びからか胸がキュンキュンと鳴った。

「はぁ……遥君も、僕の上に乗って動いて、気持良くなってる所……見せて……」
「あっ! ぁんっ……は、はい」

 オレは敬久さんの舌に吸い付き、密着したまま腰を揺らした。ヌルリとした入浴剤が滑りを良くしており、快楽が下半身から湧き上がってくる。

 敬久さんもオレの尻臀をグニグニと揉みしだきながら昂りを挟むように擦り付けてくるので、湯船が振動で波立った。

「ぅ……ん、ん……ヌルヌルしてるの……すごく良いです……気持ち良い……敬久さん、もっと……したい」
「……うん」

 敬久さんはオレの舌に軽く歯を立て、ジュッと吸い上げてくる。そのまま口内に侵入した舌が上顎をくすぐるのでゾクゾクして敬久さんの舌を噛みそうになった。

「ふぁ……あむ……ん……んゔ……気持ち良い……敬久さんは、きもちぃ……ですかぁ……?」

 体積を増した欲望が先程から尻臀にヌルヌルと強くぶつけられ、敬久さんの呼吸も粗くなっていた。

(敬久さんもオレの体で気持良くなってくれたら、すごく嬉しいけど……やっぱり挿れた方が……ずっと気持ち良いよな)

 こんなことなら受け入れる準備をしておけば良かったなと、多少悔しくなった。

「遥君の良さそうな姿も見れるし……お湯の中でいやらしいことしている君も可愛いし、僕も、すごく……気持ち良いよ」

 敬久さんは頬を染めて余裕のない表情をしている。だいぶ興奮しているのが分かり、オレは嬉しくてしょうがなくなった。

「んん……なら、良かったです。オレは……こんな、気持ち良いのに……もっと、いやらしいことが、あなたとしたいなって……欲しがっちゃうんです」

 動きを止めてギュッと敬久さんの首筋に抱きつくと、彼も動きを止めてオレの背中を撫でた。

「ふふっ……久しぶりだから、遥君も沢山触れ合いたいよね」
「はい……敬久さんのこと大好きだから、敬久さんを全部……今も、お腹の中に入れて……抱きしめてあげたくて……」
「ははっ……遙君、生でするのはダメっていつも自分で言ってるでしょ?」

 敬久さんは穏やかに笑った。

「ぅう……だって……あっ、あっ……!」

 背中を撫でていた手がスルリと下に動き、尻臀を開くように撫でてくる。

「……遙君が、いやらしくなっている姿が、一番興奮して、僕も気持ち良くなれるんだ」
「んん……」

 窄まりがキュンと収縮して体がビクビクと震えた。

「もっと二人で気持良くなろうよ」
「はい……」

 オレは再び腰を揺らすと、敬久さんも動きを合わせて欲望をオレの窄まり近くにぶつけてくる。尻臀に昂りを押し付けて、双丘の間をグリグリと熱が行き来している。オレも彼の動きに合わせて腰を強く揺らした。

「はぁ……はぁ……あっ、あ……あんっ! 敬久さん、好き……大好きぃ……」
「僕もだよ、遥君。僕も……君が好きだ」

 敬久さんはしがみつくオレの耳に唇を落とし、静かだけれど熱っぽい声色で囁いた。

しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

魔王に飼われる勇者

たみしげ
BL
BLすけべ小説です。 敵の屋敷に攻め込んだ勇者が逆に捕まって淫紋を刻まれて飼われる話です。

鬼上司と秘密の同居

なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳 幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ… そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた… いったい?…どうして?…こうなった? 「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」 スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか… 性描写には※を付けております。

鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる

結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。 冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。 憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。 誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。 鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。

従僕に溺愛されて逃げられない

大の字だい
BL
〈従僕攻め×強気受け〉のラブコメ主従BL! 俺様気質で傲慢、まるで王様のような大学生・煌。 その傍らには、当然のようにリンがいる。 荷物を持ち、帰り道を誘導し、誰より自然に世話を焼く姿は、周囲から「犬みたい」と呼ばれるほど。 高校卒業間近に受けた突然の告白を、煌は「犬として立派になれば考える」とはぐらかした。 けれど大学に進学しても、リンは変わらず隣にいる。 当たり前の存在だったはずなのに、最近どうも心臓がおかしい。 居なくなると落ち着かない自分が、どうしても許せない。 さらに現れた上級生の熱烈なアプローチに、リンの嫉妬は抑えきれず――。 主従なのか、恋人なのか。 境界を越えたその先で、煌は思い知らされる。 従僕の溺愛からは、絶対に逃げられない。

身代わり召喚された俺は四人の支配者に溺愛される〜囲い込まれて逃げられません〜

たら昆布
BL
間違って異世界召喚された青年が4人の男に愛される話

借金のカタに同居したら、毎日甘く溺愛されてます

なの
BL
父親の残した借金を背負い、掛け持ちバイトで食いつなぐ毎日。 そんな俺の前に現れたのは──御曹司の男。 「借金は俺が肩代わりする。その代わり、今日からお前は俺のものだ」 脅すように言ってきたくせに、実際はやたらと優しいし、甘すぎる……! 高級スイーツを買ってきたり、風邪をひけば看病してくれたり、これって本当に借金返済のはずだったよな!? 借金から始まる強制同居は、いつしか恋へと変わっていく──。 冷酷な御曹司 × 借金持ち庶民の同居生活は、溺愛だらけで逃げ場なし!? 短編小説です。サクッと読んでいただけると嬉しいです。

片想いの相手が「そろそろ恋愛したい」と言ったので、用済みの俺はニートになることにしました。

はぴねこ
BL
 高校生の頃、片想いの親友に告白した。  彼はノンケだったから玉砕して友人関係も終わるものだと思っていた。  もしかすると気持ち悪いと軽蔑される覚悟までしていたのに、彼は「今は恋愛をしている時間がないんだ」と自分の夢を語ってくれた。  彼は会社を興した祖父のことをとても尊敬していて、自分も起業したいと熱く語ってくれた。  そして、俺の手を握って「できれば親友のお前には俺の右腕になってほしい」と言われた。  同性愛者の俺のことを気持ち悪いと遠ざけることもせずに、親友のままでいてくれた彼に俺は感謝して、同じ大学に進学して、大学の頃に彼と一緒にゲームを作成する会社を起業した。  あれから二十年間、本当に二人三脚で駆け抜けてきた。  そして、昨年売り出したVRMMOが世界的に大ヒットし、ゲーム大賞を取ったことを祝うパーティーで親友が語った言葉に俺の覚悟も決まった。 「俺もそろそろ恋愛したい」  親友のその言葉に、俺は、長年の片想いを終わらせる覚悟をした。  不憫な拗らせアラフォーが”愛”へと踏み出すお話です。

処理中です...