色づく世界の端っこで

星夜るな

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第一章

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そしてノートの最後のページにはこう書いてあった。


いつか君が君の好きなことを精一杯できますように。



と。


そして、一枚の写真が挟まっていた。

小さな頃の僕と母。

母は、僕と少しだけ似ていた。

特に髪の色が…。

少しだけでも受け継いだ部分があるということが知れて嬉しかった。

母との思い出は思い出せないけどもう大丈夫な気がした。







佐倉さんが急に電話を取り出した。

「もしもし…。もう部屋に入ってきても大丈夫だよ。」


と。




ガチャ。
入ってきたのは…。







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