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1章 まだ見ぬ乳たち
第7話 友達のエロ本コレクション
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「はい終わり終わり終わり~‼ またな、ギル‼」
俺におっぱいを揉まれたリーネが嵐のように帰っていく。
次会う時、お互い気まずくなりそうだな……
そんなことを思いながら俺はおっぱい図鑑を呼び出し開いてみる。
――――――
登録完了 2/77
リーネ・フラン
・大きさ Cカップ
・形 三角型
・柔らかさ ----
――――――
うーん? 登録は出来ているがおっぱい情報・柔らかさの項目が見れなくなっているな。リリアーヌ先生の情報は全て見れていたのにな……
でも先生は最初から登録されていたからその違いなのか?
一揉みした俺的にはプリンの感じかな……
おっぱい図鑑の仕組みとリーネのおっぱいの柔らかさについて、頭を悩ませながら空き教室から出る。
そのまま曲がり角を曲がろうとすると誰かとぶつかってしまった。
「うわ‼」
「おっと‼ すみませんちょっと考え事してて……ん?」
ぶつかった相手に謝ろうとするとそこには俺のよく知る人物が立っていた。
「……ヨルンじゃないか、どうしたんだこんなところで?」
「いや、あの、その……べ、別になにもないけど」
しどろもどろになりながら答えるヨルン。さっき教室で会った時から何だか様子がおかしい気がするな。調子でも悪いのか? いや、調子が悪いとかいう問題ではなくてなんだかヨルンじゃない、別の人みたいな感じがする。
「なあ……お前ヨルンだよな、別人とかじゃないよな」
俺はヨルン直球に訪ねてみる。魔法には【変身】というものがある。修得難易度は高いがマスター出来れば文字通り様々なものに変身できる。
俺は目の前のヨルンが【変身】を使った別人の可能性を疑う。
「いやいや‼ そんなわけないよ。おれはヨルンだよ‼」
「本当か~?」
焦って否定するところが凄く怪しいな……本物だったら冷静に答えるはず。
そして偽物は自分を偽物とは言わない。これは世界の常識だ。
自分が本物であるという主張がさらに疑念を加速させる。
本物か偽物か考え込んでいると痺れを切らしたのかヨルンが話し出す。
「そんなに疑うのなら、おれしか知らない質問してみろよ」
ヨルンしか知らないことで俺も知っていることか……あれしかない。
俺はとっておきの質問をすることにした。
「じゃあ、お前が寮に隠し持っているエロ本の名前言ってみろよ」
「分かったエロ本だな……え? えろって……」
「ああ、エロ本だ。言えないのか?」
こんなことは本人しか知らないよな‼
ヨルンの部屋に遊びに行った時こっそり見ておいてよかったぜ……
言葉に詰まったヨルンの様子を見てみると俯きながら何か考えている。
ふふふ、悩め偽物め。ヨルンとは3年間の友人やってんだ、俺の目は誤魔化されないぞ。
すると何か決心がついた偽物ヨルンが閉ざした口を開く。
「……分かった言うよ…………『うふふ……隣の奥様はドスケベなのよ』、『Hな漫画全集 2巻』、『ドMの極意』、『えろ魔法開発記 序』、『明日から使える魔法プレイ説明書』、『濡れ濡れファンタジー』、『Hカップミヅキ、デビューします』、『思春期の勃たせ方~いけない課外授業始めます♡』…………あとは……」
「まてまてまて‼ もういい、もういいよ、お前はヨルンだ‼ 間違いない」
こ、こいつ本物だ~⁉
スラスラ隠し持ったエロ本の名前を言い出す我が友人を止める。友人の性癖をこれ以上知りたくない。
てか、こんなにエロ本持ってたのかよ……俺の知らない本も結構出てきたぞ。
俺的には『濡れ濡れファンタジー』と『Hカップミヅキ、デビューします』がちょっと気になるな……後で借りてみるか。
「ど、どうだ! これが本物の証明だ‼」
鼻息荒く事成し顔をしたヨルンが本物宣言をしてきた。
悔しいが認めるしかないようだこいつが本物のヨルンだと。
「ああ……お前はヨルンだよ、俺の友人、本物だ」
「そうだ、おれはヨルンだよ」
すまないなヨルン。俺が疑ったせいで自慢のエロ本コレクション……
ほとんど聞いてしまったよ。もう罪悪感しかない……
エロ本を聞いた罪悪感に苛まれていると更にヨルンが追い打ちをかけてくる。
「そういえばギル、さっきリーネが顔を真っ赤にして走っていったんだけど何かあったのか?」
「何も……なかったよ」
嘘です。おっぱい揉みました。
「何もなかったって……何かあっただろ。あんなリーネ初めて見たぞ」
「そうか? 俺は前も見たけどな」
嘘です。乳揉みました。
「……嘘ついてないよな」
「……嘘なんてつくわけないだろ、俺達友達だろ」
嘘です。胸揉みました。
……おかしいなヨルンに偽物か問い詰めていたのに気が付いたら、俺がリーネについて問い詰められている。
ヨルンさん、そんな疑うような目で俺を見ないでください。
「ならいいや、おれはギルを信じる、信じるからな」
「ああ! 俺達の友情は永遠だもんな」
波は越えたようだ。危ない危ない。危うく友人のおっぱいを揉んだ変態として学園に名を轟かせるとこだったぜ……これから友人以外のおっぱいを揉まなければならないのだが……
「じゃあ、おれは帰るよ。またなギル」
「あ、ちょっと待ってヨルン」
ヨルンが帰ろうとするのを呼び止める。
まだ言わなければならないことが俺にはある。
「何だ?」
「『濡れ濡れファンタジー』と『Hカップミヅキ、デビューします』を今度借してくれ」
「……ふざけんな変態っ‼」
そんな本持っているお前の方が変態じゃない?
俺におっぱいを揉まれたリーネが嵐のように帰っていく。
次会う時、お互い気まずくなりそうだな……
そんなことを思いながら俺はおっぱい図鑑を呼び出し開いてみる。
――――――
登録完了 2/77
リーネ・フラン
・大きさ Cカップ
・形 三角型
・柔らかさ ----
――――――
うーん? 登録は出来ているがおっぱい情報・柔らかさの項目が見れなくなっているな。リリアーヌ先生の情報は全て見れていたのにな……
でも先生は最初から登録されていたからその違いなのか?
一揉みした俺的にはプリンの感じかな……
おっぱい図鑑の仕組みとリーネのおっぱいの柔らかさについて、頭を悩ませながら空き教室から出る。
そのまま曲がり角を曲がろうとすると誰かとぶつかってしまった。
「うわ‼」
「おっと‼ すみませんちょっと考え事してて……ん?」
ぶつかった相手に謝ろうとするとそこには俺のよく知る人物が立っていた。
「……ヨルンじゃないか、どうしたんだこんなところで?」
「いや、あの、その……べ、別になにもないけど」
しどろもどろになりながら答えるヨルン。さっき教室で会った時から何だか様子がおかしい気がするな。調子でも悪いのか? いや、調子が悪いとかいう問題ではなくてなんだかヨルンじゃない、別の人みたいな感じがする。
「なあ……お前ヨルンだよな、別人とかじゃないよな」
俺はヨルン直球に訪ねてみる。魔法には【変身】というものがある。修得難易度は高いがマスター出来れば文字通り様々なものに変身できる。
俺は目の前のヨルンが【変身】を使った別人の可能性を疑う。
「いやいや‼ そんなわけないよ。おれはヨルンだよ‼」
「本当か~?」
焦って否定するところが凄く怪しいな……本物だったら冷静に答えるはず。
そして偽物は自分を偽物とは言わない。これは世界の常識だ。
自分が本物であるという主張がさらに疑念を加速させる。
本物か偽物か考え込んでいると痺れを切らしたのかヨルンが話し出す。
「そんなに疑うのなら、おれしか知らない質問してみろよ」
ヨルンしか知らないことで俺も知っていることか……あれしかない。
俺はとっておきの質問をすることにした。
「じゃあ、お前が寮に隠し持っているエロ本の名前言ってみろよ」
「分かったエロ本だな……え? えろって……」
「ああ、エロ本だ。言えないのか?」
こんなことは本人しか知らないよな‼
ヨルンの部屋に遊びに行った時こっそり見ておいてよかったぜ……
言葉に詰まったヨルンの様子を見てみると俯きながら何か考えている。
ふふふ、悩め偽物め。ヨルンとは3年間の友人やってんだ、俺の目は誤魔化されないぞ。
すると何か決心がついた偽物ヨルンが閉ざした口を開く。
「……分かった言うよ…………『うふふ……隣の奥様はドスケベなのよ』、『Hな漫画全集 2巻』、『ドMの極意』、『えろ魔法開発記 序』、『明日から使える魔法プレイ説明書』、『濡れ濡れファンタジー』、『Hカップミヅキ、デビューします』、『思春期の勃たせ方~いけない課外授業始めます♡』…………あとは……」
「まてまてまて‼ もういい、もういいよ、お前はヨルンだ‼ 間違いない」
こ、こいつ本物だ~⁉
スラスラ隠し持ったエロ本の名前を言い出す我が友人を止める。友人の性癖をこれ以上知りたくない。
てか、こんなにエロ本持ってたのかよ……俺の知らない本も結構出てきたぞ。
俺的には『濡れ濡れファンタジー』と『Hカップミヅキ、デビューします』がちょっと気になるな……後で借りてみるか。
「ど、どうだ! これが本物の証明だ‼」
鼻息荒く事成し顔をしたヨルンが本物宣言をしてきた。
悔しいが認めるしかないようだこいつが本物のヨルンだと。
「ああ……お前はヨルンだよ、俺の友人、本物だ」
「そうだ、おれはヨルンだよ」
すまないなヨルン。俺が疑ったせいで自慢のエロ本コレクション……
ほとんど聞いてしまったよ。もう罪悪感しかない……
エロ本を聞いた罪悪感に苛まれていると更にヨルンが追い打ちをかけてくる。
「そういえばギル、さっきリーネが顔を真っ赤にして走っていったんだけど何かあったのか?」
「何も……なかったよ」
嘘です。おっぱい揉みました。
「何もなかったって……何かあっただろ。あんなリーネ初めて見たぞ」
「そうか? 俺は前も見たけどな」
嘘です。乳揉みました。
「……嘘ついてないよな」
「……嘘なんてつくわけないだろ、俺達友達だろ」
嘘です。胸揉みました。
……おかしいなヨルンに偽物か問い詰めていたのに気が付いたら、俺がリーネについて問い詰められている。
ヨルンさん、そんな疑うような目で俺を見ないでください。
「ならいいや、おれはギルを信じる、信じるからな」
「ああ! 俺達の友情は永遠だもんな」
波は越えたようだ。危ない危ない。危うく友人のおっぱいを揉んだ変態として学園に名を轟かせるとこだったぜ……これから友人以外のおっぱいを揉まなければならないのだが……
「じゃあ、おれは帰るよ。またなギル」
「あ、ちょっと待ってヨルン」
ヨルンが帰ろうとするのを呼び止める。
まだ言わなければならないことが俺にはある。
「何だ?」
「『濡れ濡れファンタジー』と『Hカップミヅキ、デビューします』を今度借してくれ」
「……ふざけんな変態っ‼」
そんな本持っているお前の方が変態じゃない?
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