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冒険者たちの悩み事。2
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寮へと到着したレイラとマスター。しかし、誰も出迎えてくれるわけでもなく、心配になって名前を呼んだりしたのだが、誰も返事してくれるわけがない。なぜなら、シヴィーとリリー、リーネは未だに寝ており、その傍で待機していたジェイクまでもがつられて寝てしまっていたからだ。
「おかしいわねぇ、誰もいないのかしら?」
「まだ寝てたりして……ちょっと見てくる!」
どたどたと足音を立てながら二階へと向かったレイラ。そして、視界に入ってきた四人が寝ている光景に、ひとつ溜め息をおこぼすと大きく息を吸い込んだ。
「あんたたち! もうお昼前よ! いい加減起きなさい!」
耳がキンキンするような大声で怒鳴り付けた。
「うわ!? ……ん、なんでリーネがここに……」
「なんでじゃないでしょ!? 寝床に女の子連れ込んでなに言ってんのよ! それに、リリーを立たせたまま寝かせて! もう、信じられない!」
ダンダンと床を踏みつけて怒鳴りつけるレイラ。知り合いが女の子を連れ込んで一緒に寝てたら、誰だって怒れてくるものだろうが、今回はシヴィーが悪いというよりもリーネが悪いと言わざるを得ない。しかし、朝から仕事で冒険者ギルドへと出勤していたレイラは今に至るまでの経緯を知らず、寝ていたシヴィーもレイラが怒っていることを理解しようにも寝起きの状態で頭が働くはずもなく、呆然としてしまっていた。
「ん……あ、シヴィー。おはよ?」
「あ、あぁ。おはよう。んで、なんで俺のベットに?」
「ポーション欲しかったから……ダメ?」
「ダメとか以前に手元にポーションなんてないからなぁ」
「はぁ、呆れた。調合師がポーションを切らしてるなんてどうなのよ……」
当然のように呆れられてしまったシヴィーである。
その後、レイラはリリーの肩を揺すって起こすと、今に至るまでの経緯の説明を求めた。そして、リーネが何度もしつこくポーションを求めてシヴィーの部屋へと押しかけていたこと。その度にジェイクがリーネを何度も何度も部屋へと放り込んでくれたおかげで、かなりの寝不足に陥っていること。それらすべてを泣きべそをかきながら説明したリリーに対し、
「それはこいつらが悪いの! リリーは何にも悪くないから泣かないで、ね?」
「で、でも……ぐすん、シヴィーさんは悪くなくても、私がポーションをしっかり作れていれば、リーネちゃんに渡してあげれたんです……」
調合師見習いであるリリーには、シヴィーのように簡単に調合を行うような技術も知識もない。教え子としてまだ日が浅いリリーにとって、それらは今後どうにかしないといけない課題のひとつなのだ。
「んもぅ! 私をどれほど待たせるつもりなの!?」
女の友情のワンシーンのはずが、つるっぱげのせいで台無しとなった。
それから、全員が起床するのを確認したマスターは、リビングにてソファーにもたれ掛かっていた。いつもと違う雰囲気を醸し出すマスターに、シヴィーはなにかあったのだろうと内心不安を抱いてすらいた。
シヴィーの隣にリリーが座り、その膝にリーネが座っていた。あまりはしゃがれると困るので、このポジションは正解だと思う。しかし、レイラがソファーに座らず、マスターの後ろで控えているのが不自然な光景だった。
「まず、ポーションがひとつ売れた事。正直、私自身もうれしいのだけれど、売れるスピードが遅すぎるってことなの」
「へぇ、やっと売れたのか。んで、なんで売れないかはわかってるのか?」
わかってはいる。だが、それをシヴィーに相談していいのだろうか。と、マスターは申し訳なさそうに下を向いてしまった。今までのマスターらしからぬ行動に、流石のシヴィーでも察しがついたのか、諦めたかのように腕を組むと悩ましげそうに口を引き締め、天井を見やった。
「値段……か」
「え、えぇ。わかってはいたのだけれど、仕入れ額から手数料をプラスしての販売となると、やっぱり値段が。ね」
「いっそのこと、シヴィーが冒険者ギルド内に店を立ち上げたらいいじゃない」
「んー、それもいいかもしれないが。一階のスペースって食事と依頼掲示板とかでぎゅうぎゅうだしな」
レイラの提案はいい物であったが、スペース的な問題で却下されてしまった。値段のことを気にしていたのはマスターだけではなく、シヴィーも悩んでいたようだ。
「正直、今よりも下げるのは生活費がな」
「ギルドを挟まないとなると、銅貨10枚ほど安くなるわ。だけど、そうした場合アルティミスが納品してくれてるポーションの需要がねぇ」
忘れていたが、アルティミスも一応は冒険者ギルドへとポーションを納品しているのだ。今までそれらに頼ってきた冒険者たちが、安くなったシヴィーのポーションばかり買ってしまったら、一番ダメージが来るのは冒険者ギルドなのだ。そして、そのせいでアルティミスの給料が減るとなると、本人が居座るかどうか、などといっためんどくさいことになりかねない。
「困ったわねぇ、どうしたらいいかしら。ねぇ、リリーちゃん」
「え!? わ、私ですか。そ、そうですね、シヴィーさんのポーションを薄めて安く提供するっていうのはどうでしょうか!」
「あほか、そんなことしたら怪我が治るのが遅くなってクレームもんだ」
「あぅ、他に安くする方法ってないんですか?」
あるにはある。シヴィーは言いはしなかったが、心の中でつぶやいた。この状況で簡単に『方法はある』なんて言ったら、自分が不利な状況を作り出す引き金になるかもしれないからだ。戦いで繰り広げられるにらみ合いなどでもそうだ、先に動いたほうが読まれて対策されやすいケースなんて多々ある。交渉の席でも同じことが言えるもので、先にできるなんて言えば、『彼ならできるそうなので任せましょう』なんて投げやりをもらって一番困るのは本人なのだから。
「まぁ、俺が個人的に売るとしたら『調合師ギルド』を立ち上げてからな」
交渉の素材として使えるかわからないが、マスターの気がそちらへと惹かれて夢へと近づけるのなら今しかない。ギルドを設立することによって、冒険者ギルドとの間に友好的な関係を築き上げることができれば、その恩恵はギルドを仕切る長だけならぬ、その下にいる者にも適応される。それくらい深く掘り下げて考えていなければ、そうそうこの場面でこの話題を持ち出すことはできない。
「調合師……ギルド? その話、もうちょっと詳しく聞かせてちょうだい?」
案の定、マスターはシヴィーの持ち出した話題に食いついた。
「おかしいわねぇ、誰もいないのかしら?」
「まだ寝てたりして……ちょっと見てくる!」
どたどたと足音を立てながら二階へと向かったレイラ。そして、視界に入ってきた四人が寝ている光景に、ひとつ溜め息をおこぼすと大きく息を吸い込んだ。
「あんたたち! もうお昼前よ! いい加減起きなさい!」
耳がキンキンするような大声で怒鳴り付けた。
「うわ!? ……ん、なんでリーネがここに……」
「なんでじゃないでしょ!? 寝床に女の子連れ込んでなに言ってんのよ! それに、リリーを立たせたまま寝かせて! もう、信じられない!」
ダンダンと床を踏みつけて怒鳴りつけるレイラ。知り合いが女の子を連れ込んで一緒に寝てたら、誰だって怒れてくるものだろうが、今回はシヴィーが悪いというよりもリーネが悪いと言わざるを得ない。しかし、朝から仕事で冒険者ギルドへと出勤していたレイラは今に至るまでの経緯を知らず、寝ていたシヴィーもレイラが怒っていることを理解しようにも寝起きの状態で頭が働くはずもなく、呆然としてしまっていた。
「ん……あ、シヴィー。おはよ?」
「あ、あぁ。おはよう。んで、なんで俺のベットに?」
「ポーション欲しかったから……ダメ?」
「ダメとか以前に手元にポーションなんてないからなぁ」
「はぁ、呆れた。調合師がポーションを切らしてるなんてどうなのよ……」
当然のように呆れられてしまったシヴィーである。
その後、レイラはリリーの肩を揺すって起こすと、今に至るまでの経緯の説明を求めた。そして、リーネが何度もしつこくポーションを求めてシヴィーの部屋へと押しかけていたこと。その度にジェイクがリーネを何度も何度も部屋へと放り込んでくれたおかげで、かなりの寝不足に陥っていること。それらすべてを泣きべそをかきながら説明したリリーに対し、
「それはこいつらが悪いの! リリーは何にも悪くないから泣かないで、ね?」
「で、でも……ぐすん、シヴィーさんは悪くなくても、私がポーションをしっかり作れていれば、リーネちゃんに渡してあげれたんです……」
調合師見習いであるリリーには、シヴィーのように簡単に調合を行うような技術も知識もない。教え子としてまだ日が浅いリリーにとって、それらは今後どうにかしないといけない課題のひとつなのだ。
「んもぅ! 私をどれほど待たせるつもりなの!?」
女の友情のワンシーンのはずが、つるっぱげのせいで台無しとなった。
それから、全員が起床するのを確認したマスターは、リビングにてソファーにもたれ掛かっていた。いつもと違う雰囲気を醸し出すマスターに、シヴィーはなにかあったのだろうと内心不安を抱いてすらいた。
シヴィーの隣にリリーが座り、その膝にリーネが座っていた。あまりはしゃがれると困るので、このポジションは正解だと思う。しかし、レイラがソファーに座らず、マスターの後ろで控えているのが不自然な光景だった。
「まず、ポーションがひとつ売れた事。正直、私自身もうれしいのだけれど、売れるスピードが遅すぎるってことなの」
「へぇ、やっと売れたのか。んで、なんで売れないかはわかってるのか?」
わかってはいる。だが、それをシヴィーに相談していいのだろうか。と、マスターは申し訳なさそうに下を向いてしまった。今までのマスターらしからぬ行動に、流石のシヴィーでも察しがついたのか、諦めたかのように腕を組むと悩ましげそうに口を引き締め、天井を見やった。
「値段……か」
「え、えぇ。わかってはいたのだけれど、仕入れ額から手数料をプラスしての販売となると、やっぱり値段が。ね」
「いっそのこと、シヴィーが冒険者ギルド内に店を立ち上げたらいいじゃない」
「んー、それもいいかもしれないが。一階のスペースって食事と依頼掲示板とかでぎゅうぎゅうだしな」
レイラの提案はいい物であったが、スペース的な問題で却下されてしまった。値段のことを気にしていたのはマスターだけではなく、シヴィーも悩んでいたようだ。
「正直、今よりも下げるのは生活費がな」
「ギルドを挟まないとなると、銅貨10枚ほど安くなるわ。だけど、そうした場合アルティミスが納品してくれてるポーションの需要がねぇ」
忘れていたが、アルティミスも一応は冒険者ギルドへとポーションを納品しているのだ。今までそれらに頼ってきた冒険者たちが、安くなったシヴィーのポーションばかり買ってしまったら、一番ダメージが来るのは冒険者ギルドなのだ。そして、そのせいでアルティミスの給料が減るとなると、本人が居座るかどうか、などといっためんどくさいことになりかねない。
「困ったわねぇ、どうしたらいいかしら。ねぇ、リリーちゃん」
「え!? わ、私ですか。そ、そうですね、シヴィーさんのポーションを薄めて安く提供するっていうのはどうでしょうか!」
「あほか、そんなことしたら怪我が治るのが遅くなってクレームもんだ」
「あぅ、他に安くする方法ってないんですか?」
あるにはある。シヴィーは言いはしなかったが、心の中でつぶやいた。この状況で簡単に『方法はある』なんて言ったら、自分が不利な状況を作り出す引き金になるかもしれないからだ。戦いで繰り広げられるにらみ合いなどでもそうだ、先に動いたほうが読まれて対策されやすいケースなんて多々ある。交渉の席でも同じことが言えるもので、先にできるなんて言えば、『彼ならできるそうなので任せましょう』なんて投げやりをもらって一番困るのは本人なのだから。
「まぁ、俺が個人的に売るとしたら『調合師ギルド』を立ち上げてからな」
交渉の素材として使えるかわからないが、マスターの気がそちらへと惹かれて夢へと近づけるのなら今しかない。ギルドを設立することによって、冒険者ギルドとの間に友好的な関係を築き上げることができれば、その恩恵はギルドを仕切る長だけならぬ、その下にいる者にも適応される。それくらい深く掘り下げて考えていなければ、そうそうこの場面でこの話題を持ち出すことはできない。
「調合師……ギルド? その話、もうちょっと詳しく聞かせてちょうだい?」
案の定、マスターはシヴィーの持ち出した話題に食いついた。
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