53 / 101
53 アルタリアへの帰還
しおりを挟む
盗賊に襲われるというアクシデントこそあったものの、その後大きなトラブルも無く行商人の馬車隊は無事にアルタリアへとたどり着いたのだった。
だが門を通ろうとした時、咲はある問題点に気付く。
「そう言えば私、指名手配されてるんじゃん……」
そう、彼女は現在進行形で指名手配されているのだ。このまま通っていいはずが無かった。
「どうしようか……ひとまず変身すればバレないかな?」
そう言って咲はグレートカルノライザーへと変身する。
咲とカルノライザーが同一人物だと知っているのは少なくともアルタリアにはいないため、変身していれば指名手配犯として扱われることは無いだろうと判断しての行動であった。
だが、それがまた新たな面倒事を生むことになるのを咲はまだ知らない。
「荷馬車の確認をさせてもらおうか」
「どうぞどうぞ」
門番が行商人の馬車の積み荷を確認する。
過去に指名手配中の犯罪者が馬車の積み荷に紛れて街に入り込んだことがあったため、門での検査を入念に行うようになっていた。
それもあり、咲が隠れて街に入り込むことは不可能と言えた。
「同行者は……うん? んなッ!?」
行商人は護衛と共に行動することが多いため、同行者も同時に確認されるものであった。
それは今回も例外ではなく、門番は同行者を確認するのだが……。
「その奇妙な鎧……ま、間違いない……! 少し待て!」
咲のカルノライザーとしての姿を見た途端、血相を変えて他の門番の元へと走り出すのだった。
「一体何が……」
その状況について行けない咲はただただ困惑するのみである。
そして少しの間コソコソと何かを話していた門番は、戻って来るなりこれ以上無いくらいの笑顔で彼女を出迎えた。
「すみません、お待たせいたしました」
「何か問題でも?」
「いやいや、そんな事はありませんとも。ええ、全く。これっぽっちも」
もはや不気味に感じる程に態度を変えた門番。
そんな門番に怪しさを感じる咲だったが、とりあえず身分の確認なしに街に入れてくれるらしいので一安心していた。
「一体何だったんだ今の……」
「あっ……そう言えばまだ言い忘れてたことがあったぞ」
今なお困惑し続けている咲に、剣になったカルノンがそう話しかけた。
「まだ何かあるの?」
「えっと確か、咲の指名手配ともう一つ……カルノライザーの見た目をした戦士の張り紙があったはずだな」
「それ、詳しく聞かせてもらえる?」
カルノンは張り紙の内容を咲に話す。
その内容と言うのが、魔龍王を討ち取った謎の戦士を王城にまで連れてきた者に高額な報酬を出すというものだった。
「あぁー……そういうこと」
それを聞いた咲は全てに納得がいったと言わんばかりに手をポンと叩く。
「つまり、あの門番は私を王城に連れて行って報酬を貰おうって言う訳だ」
咲は自分の扱いが露骨に変わった理由を完全に理解していた。
そんな彼女の元に検査を終えた桜が駆け寄ってくる。
「咲ちゃ……あ、えっと、カルノライザー……。えへへ、あんまり慣れないなぁこの呼び方」
指名手配されている咲をそのまま呼ぶと不味いだろうと考えた桜は、彼女の事をカルノライザーと呼ぶことにしていた。
だが急にそのように変えようとしても違和感が出るものである。それこそ自分でも笑ってしまうくらいに。
「そう言えば、そっちで呼ばれたことは無かったね」
「うん。例えカルノライザーであったとしても、私にとって咲ちゃんは咲ちゃんだから」
「桜……ありがとう」
「えっ、どうしたの急に!?
咲は桜の言葉を聞き、思わず感謝の言葉を述べていた。
「私はずっとカルノライザーとして戦って来た。その正体を隠してね。だから皆が賞賛するのは私じゃ無くて、正義のヒーローであるカルノライザーなの」
どこか悲しそうな声で咲はそう言う。
家族が危険にさらされる可能性を考慮し、彼女は一切の素性を明らかにしないままドラゴラゴンと戦っていたのだ。
そうなれば当然、皆が崇めたてるのはあくまでカルノライザーであり彼女では無い。
龍ヶ崎咲と言う少女は、言いようのない孤独感と常に戦っていたのだ。
「……でも、桜は私を見てくれる。私を龍ヶ崎咲として。一人の友人として。そして今は一人の恋人として見てくれる。それが、凄く嬉しいの」
「咲ちゃん……! 安心して! 私がいっぱい咲ちゃんのことを、おはようからおやすみまでたっくさん見てあげるから!」
「そ、それは流石に見すぎかも……」
桜のその言葉に咲は少し引いていた。
とは言えそれだけの熱意をもって自分を見てくれることを嬉しくも思っていた。
そんな二人の元に再び門番がやってくる。
「おや? お二方はお知り合いか何かで?」
「ええ、彼女とは……」
咲は桜のことを恋人だと言おうとしたが、その直前で踏みとどまった。
この世界においても……特にアルタリアにおいてカルノライザーと彼女を結びつけるのは危険だと思ったのだ。
「恋人同士です!」
そんな咲の考えを無かったことにするように、桜はそう言って咲に抱き着いた。
「なんと、それは申し訳ないことをした。言ってくだされば確認作業を免除しましたのに」
「あー、いえ、お構いなく」
咲にとって桜の行動は完全に想定外であったらしく、ただただ無難に返答することしか出来なかった。
ここまで一緒に来て今更「危険だから」なんて理由で距離を置いたりしないよね?
と、そう言わんばかりのムスっとした顔で桜は咲を見る。
それに気付いた咲は考えを改めると同時に、彼女を優しく抱き返すのだった。
だが門を通ろうとした時、咲はある問題点に気付く。
「そう言えば私、指名手配されてるんじゃん……」
そう、彼女は現在進行形で指名手配されているのだ。このまま通っていいはずが無かった。
「どうしようか……ひとまず変身すればバレないかな?」
そう言って咲はグレートカルノライザーへと変身する。
咲とカルノライザーが同一人物だと知っているのは少なくともアルタリアにはいないため、変身していれば指名手配犯として扱われることは無いだろうと判断しての行動であった。
だが、それがまた新たな面倒事を生むことになるのを咲はまだ知らない。
「荷馬車の確認をさせてもらおうか」
「どうぞどうぞ」
門番が行商人の馬車の積み荷を確認する。
過去に指名手配中の犯罪者が馬車の積み荷に紛れて街に入り込んだことがあったため、門での検査を入念に行うようになっていた。
それもあり、咲が隠れて街に入り込むことは不可能と言えた。
「同行者は……うん? んなッ!?」
行商人は護衛と共に行動することが多いため、同行者も同時に確認されるものであった。
それは今回も例外ではなく、門番は同行者を確認するのだが……。
「その奇妙な鎧……ま、間違いない……! 少し待て!」
咲のカルノライザーとしての姿を見た途端、血相を変えて他の門番の元へと走り出すのだった。
「一体何が……」
その状況について行けない咲はただただ困惑するのみである。
そして少しの間コソコソと何かを話していた門番は、戻って来るなりこれ以上無いくらいの笑顔で彼女を出迎えた。
「すみません、お待たせいたしました」
「何か問題でも?」
「いやいや、そんな事はありませんとも。ええ、全く。これっぽっちも」
もはや不気味に感じる程に態度を変えた門番。
そんな門番に怪しさを感じる咲だったが、とりあえず身分の確認なしに街に入れてくれるらしいので一安心していた。
「一体何だったんだ今の……」
「あっ……そう言えばまだ言い忘れてたことがあったぞ」
今なお困惑し続けている咲に、剣になったカルノンがそう話しかけた。
「まだ何かあるの?」
「えっと確か、咲の指名手配ともう一つ……カルノライザーの見た目をした戦士の張り紙があったはずだな」
「それ、詳しく聞かせてもらえる?」
カルノンは張り紙の内容を咲に話す。
その内容と言うのが、魔龍王を討ち取った謎の戦士を王城にまで連れてきた者に高額な報酬を出すというものだった。
「あぁー……そういうこと」
それを聞いた咲は全てに納得がいったと言わんばかりに手をポンと叩く。
「つまり、あの門番は私を王城に連れて行って報酬を貰おうって言う訳だ」
咲は自分の扱いが露骨に変わった理由を完全に理解していた。
そんな彼女の元に検査を終えた桜が駆け寄ってくる。
「咲ちゃ……あ、えっと、カルノライザー……。えへへ、あんまり慣れないなぁこの呼び方」
指名手配されている咲をそのまま呼ぶと不味いだろうと考えた桜は、彼女の事をカルノライザーと呼ぶことにしていた。
だが急にそのように変えようとしても違和感が出るものである。それこそ自分でも笑ってしまうくらいに。
「そう言えば、そっちで呼ばれたことは無かったね」
「うん。例えカルノライザーであったとしても、私にとって咲ちゃんは咲ちゃんだから」
「桜……ありがとう」
「えっ、どうしたの急に!?
咲は桜の言葉を聞き、思わず感謝の言葉を述べていた。
「私はずっとカルノライザーとして戦って来た。その正体を隠してね。だから皆が賞賛するのは私じゃ無くて、正義のヒーローであるカルノライザーなの」
どこか悲しそうな声で咲はそう言う。
家族が危険にさらされる可能性を考慮し、彼女は一切の素性を明らかにしないままドラゴラゴンと戦っていたのだ。
そうなれば当然、皆が崇めたてるのはあくまでカルノライザーであり彼女では無い。
龍ヶ崎咲と言う少女は、言いようのない孤独感と常に戦っていたのだ。
「……でも、桜は私を見てくれる。私を龍ヶ崎咲として。一人の友人として。そして今は一人の恋人として見てくれる。それが、凄く嬉しいの」
「咲ちゃん……! 安心して! 私がいっぱい咲ちゃんのことを、おはようからおやすみまでたっくさん見てあげるから!」
「そ、それは流石に見すぎかも……」
桜のその言葉に咲は少し引いていた。
とは言えそれだけの熱意をもって自分を見てくれることを嬉しくも思っていた。
そんな二人の元に再び門番がやってくる。
「おや? お二方はお知り合いか何かで?」
「ええ、彼女とは……」
咲は桜のことを恋人だと言おうとしたが、その直前で踏みとどまった。
この世界においても……特にアルタリアにおいてカルノライザーと彼女を結びつけるのは危険だと思ったのだ。
「恋人同士です!」
そんな咲の考えを無かったことにするように、桜はそう言って咲に抱き着いた。
「なんと、それは申し訳ないことをした。言ってくだされば確認作業を免除しましたのに」
「あー、いえ、お構いなく」
咲にとって桜の行動は完全に想定外であったらしく、ただただ無難に返答することしか出来なかった。
ここまで一緒に来て今更「危険だから」なんて理由で距離を置いたりしないよね?
と、そう言わんばかりのムスっとした顔で桜は咲を見る。
それに気付いた咲は考えを改めると同時に、彼女を優しく抱き返すのだった。
13
あなたにおすすめの小説
無能勇者の黙示録~勝手に召喚されて勝手に追放されたので勝手に旅に出ます~
枯井戸
ファンタジー
力も強くない、足も速くない、魔法も使えないし、頭も大してよくない、どこにでもいるちょっとオタク趣味の主人公・東雲真緒が白雉国に勇者として転生する。
同期の勇者はそれぞれ力が強かったり、魔法が使えたり、回復ができたりと各々の才能を開花させ頭角を現していくのだが、真緒に与えられた才能は異世界転生モノでよく見る〝ステータスオープン〟のみだった。
仲間には使えないと蔑まれ、ギルドには落第勇者の烙印を押され、現地人には殺害されかけ、挙句の果てに大事な人を亡くし、見ず知らずの土地の最底辺で生きていくことになった真緒だったが、彼女はまだ〝ステータスオープン〟の可能性に気づいていないだけだった。
─────────────
※投稿時間は多少前後しますが毎日投稿は続けていくつもりです。
※タイトルは予告なしにガラリと変わる場合があるのでご了承ください。
※表紙は現在の主人公のイメージ図です。もしまた別の国へ行く場合、彼女の装いも変化するかもしれません。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
アイテムボックスの最も冴えた使い方~チュートリアル1億回で最強になったが、実力隠してアイテムボックス内でスローライフしつつ駄竜とたわむれる~
うみ
ファンタジー
「アイテムボックス発動 収納 自分自身!」
これしかないと思った!
自宅で休んでいたら突然異世界に拉致され、邪蒼竜と名乗る強大なドラゴンを前にして絶対絶命のピンチに陥っていたのだから。
奴に言われるがままステータスと叫んだら、アイテムボックスというスキルを持っていることが分かった。
得た能力を使って何とかピンチを逃れようとし、思いついたアイデアを咄嗟に実行に移したんだ。
直後、俺の体はアイテムボックスの中に入り、難を逃れることができた。
このまま戻っても捻りつぶされるだけだ。
そこで、アイテムボックスの中は時間が流れないことを利用し、チュートリアルバトルを繰り返すこと1億回。ついにレベルがカンストする。
アイテムボックスの外に出た俺はドラゴンの角を折り、危機を脱する。
助けた竜の巫女と共に彼女の村へ向かうことになった俺だったが――。
精霊が俺の事を気に入ってくれているらしく過剰に尽くしてくれる!が、周囲には精霊が見えず俺の評価はよろしくない
よっしぃ
ファンタジー
俺には僅かながら魔力がある。この世界で魔力を持った人は少ないからそれだけで貴重な存在のはずなんだが、俺の場合そうじゃないらしい。
魔力があっても普通の魔法が使えない俺。
そんな俺が唯一使える魔法・・・・そんなのねーよ!
因みに俺の周囲には何故か精霊が頻繁にやってくる。
任意の精霊を召還するのは実はスキルなんだが、召喚した精霊をその場に留め使役するには魔力が必要だが、俺にスキルはないぞ。
極稀にスキルを所持している冒険者がいるが、引く手あまたでウラヤマ!
そうそう俺の総魔力量は少なく、精霊が俺の周囲で顕現化しても何かをさせる程の魔力がないから直ぐに姿が消えてしまう。
そんなある日転機が訪れる。
いつもの如く精霊が俺の魔力をねだって頂いちゃう訳だが、大抵俺はその場で気を失う。
昔ひょんな事から助けた精霊が俺の所に現れたんだが、この時俺はたまたまうつ伏せで倒れた。因みに顔面ダイブで鼻血が出たのは内緒だ。
そして当然ながら意識を失ったが、ふと目を覚ますと俺の周囲にはものすごい数の魔石やら素材があって驚いた。
精霊曰く御礼だってさ。
どうやら俺の魔力は非常に良いらしい。美味しいのか効果が高いのかは知らんが、精霊の好みらしい。
何故この日に限って精霊がずっと顕現化しているんだ?
どうやら俺がうつ伏せで地面に倒れたのが良かったらしい。
俺と地脈と繋がって、魔力が無限増殖状態だったようだ。
そしてこれが俺が冒険者として活動する時のスタイルになっていくんだが、理解しがたい体勢での活動に周囲の理解は得られなかった。
そんなある日、1人の女性が俺とパーティーを組みたいとやってきた。
ついでに精霊に彼女が呪われているのが分かったので解呪しておいた。
そんなある日、俺は所属しているパーティーから追放されてしまった。
そりゃあ戦闘中だろうがお構いなしに地面に寝そべってしまうんだから、あいつは一体何をしているんだ!となってしまうのは仕方がないが、これでも貢献していたんだぜ?
何せそうしている間は精霊達が勝手に魔物を仕留め、素材を集めてくれるし、俺の身をしっかり守ってくれているんだが、精霊が視えないメンバーには俺がただ寝ているだけにしか見えないらしい。
因みにダンジョンのボス部屋に1人放り込まれたんだが、俺と先にパーティーを組んでいたエレンは俺を助けにボス部屋へ突入してくれた。
流石にダンジョン中層でも深層のボス部屋、2人ではなあ。
俺はダンジョンの真っただ中に追放された訳だが、くしくも追放直後に俺の何かが変化した。
因みに寝そべっていなくてはいけない理由は顔面と心臓、そして掌を地面にくっつける事で地脈と繋がるらしい。地脈って何だ?
生贄にされた少年。故郷を離れてゆるりと暮らす。
水定ゆう
ファンタジー
村の仕来りで生贄にされた少年、天月・オボロナ。魔物が蠢く危険な森で死を覚悟した天月は、三人の異形の者たちに命を救われる。
異形の者たちの弟子となった天月は、数年後故郷を離れ、魔物による被害と魔法の溢れる町でバイトをしながら冒険者活動を続けていた。
そこで待ち受けるのは数々の陰謀や危険な魔物たち。
生贄として魔物に捧げられた少年は、冒険者活動を続けながらゆるりと日常を満喫する!
※とりあえず、一時完結いたしました。
今後は、短編や別タイトルで続けていくと思いますが、今回はここまで。
その際は、ぜひ読んでいただけると幸いです。
大学生活を謳歌しようとしたら、女神の勝手で異世界に転送させられたので、復讐したいと思います
町島航太
ファンタジー
2022年2月20日。日本に住む善良な青年である泉幸助は大学合格と同時期に末期癌だという事が判明し、短い人生に幕を下ろした。死後、愛の女神アモーラに見初められた幸助は魔族と人間が争っている魔法の世界へと転生させられる事になる。命令が嫌いな幸助は使命そっちのけで魔法の世界を生きていたが、ひょんな事から自分の死因である末期癌はアモーラによるものであり、魔族討伐はアモーラの私情だという事が判明。自ら手を下すのは面倒だからという理由で夢のキャンパスライフを失った幸助はアモーラへの復讐を誓うのだった。
解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る
早見羽流
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」
解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。
そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。
彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。
(1話2500字程度、1章まで完結保証です)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる