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第二章『巡り合う運命』
34 ダンジョン探索、再び
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ダンジョンの探索クエストは失敗に終わった。
一応上層の魔物の間引き自体はある程度出来た訳だが、あまりにも多くの死傷者が出過ぎたのだ。
どう足掻いても成功とは言えないだろう。
それに関するものとして、俺とメイデンには緊急クエストなるものが舞い込んできた。
その名の通り緊急性のあるクエストであり、ただちに対処をしないといけない場合に発生するものらしい。
なんでもあのダンジョンの下層にはとてつもなく強大な魔力反応があるようで、その調査を……そして可能であれば討伐をして欲しいと依頼されたわけである。
であれば何故俺とメイデンの二人を名指しなのかは言わずともわかるだろう。
この王国……いや、下手をしたらこの世界で一番強い冒険者パーティである可能性があるのだ俺たちは。
「ふふっ、中々に光栄な話よね」
「いやぁ……都合のいい雑用みたいに思われているんじゃないか?」
耳障りのいい言葉で飾っただけの存在に面倒事を押し付けている。
結局はそう言う話だろうこれは。
「貴方は結構マイナスに考えることが多いみたいだけれど、たまには偉ぶったら? 魔王殺し様♪」
「その呼び方、やめてくれ」
彼女が俺のことをそう呼ぶのは百パーからかっている時だからな。
尊敬とかそう言うのは全くないぞ。全くだ。
「ふぅーん。でも、受けるのよね?」
「ああ、もしダンジョンからソイツが出てこようものなら被害は周辺の村どころじゃ済まないだろうからな」
俺も別に全ての人類を助けたいとか、そんな壮大な願いを持っている訳では無い。
だが、行きつけの料理店とか、紅の華の皆とか、アーロンとか、この世界で出来た守りたいものは確かにあるんだ。
それらを滅茶苦茶にするのは俺の目が黒い内は絶対に許さない。それが例え魔王であったとしてもな。
「ふふっ中々に損な性格よね貴方」
「自分でもわかっているよ。けど、手の届く範囲のものは出来るだけ守りたいじゃないか」
手の届く範囲のもの……か。ルキオラも、ルーシオも、もう少し頑張れば手が届いたのかもな。
――――――
再び訪れたダンジョンはその姿を大きく変えていた。
明らかに出現する魔物たちのランクが上がっているのだ。
「これ、貴方はどう思う?」
「恐らく調査対象の奴から逃げてきた魔物だろうな。まあ推測でしかないが」
今回のクエスト内容は強大な魔力反応を持つ何かの調査だ。
で、それから逃げてきた魔物たちが上層へと溢れてきているのなら、あの時のルークの言葉の意味もわかる。
あの幻惑竜もきっと本来はもっと下層にいるはずの魔物なのだろう。
そしてそれらを考慮したうえでこの光景を見て、一つ確実に言えることがある。
このまま元凶を放置してしまえば本来この辺りの地上にはいないはずの強力な魔物が外に溢れ、間違いなく最悪の事態になると言う事だ。
「よし、急いで下へ向かおう」
「わかったわ。背中は任せてちょうだいね」
少しでも早く元凶をどうにかするため、俺とメイデンの二人はすぐさまダンジョンの下層を目指して移動を始めた。
それからしばらくして、前回撤退を決めた辺りまで戻って来ると……そこにはもう先行した班の死体は無かった。
「おかしいな。いくら何でも死体が無くなるのが速すぎる」
「そうね。分解されるにしても魔物に食われたにしても、ここまで奇麗に無くなるのは不自然だもの」
「待て、何か物音が……」
それまで静寂だったはずのダンジョン内で、何やら機械の駆動音のようなものが聞こえてきた。
どこかで聞いたことがあるがこれは……。
ルーシオが破壊したあの人型機械か……!?
思えばアイツらが動くときの音もこれと同じだった。
「ッ!!」
それを思い出したとのほぼ同じくらいに、あの時見た人型機械と全く同じ物が遠くからこちらに向かっているのが見えた。
「メイデン、こっちに」
「あらっ」
ちょうど大きな岩があったため、そこに彼女と共に隠れた。
「大胆なのね」
「ちょっと黙っててくれ」
数は一体だけだが、何かを持っていた。
あれは……。
「……死体か?」
奴はどういう訳か死体を運んでいるようだった。
それも付けている装備的に先行した班のメンバーのもので間違いは無さそうだ。
彼らの死体が奇麗さっぱり無くなったのは、恐らくアイツらが全て運び去ったということなんだろうな。
「……行ったか」
俺たちに気付くことなく、人型機械は通り過ぎて行った。
「随分ときな臭くなってきたわね。追いかけるのでしょう?」
「もちろん。ただ、バレないように慎重にな」
岩陰から出た後、メイデンと共にゆっくりと奴の後を追っていった。
「おかしい、貰った地図だとこの先は行き止まりのはずだが……」
しかし奴は行き止まりに向かって進んで行くのだった。
「抜け道でもあるのかしらね」
メイデンのその言葉通り、奴は物凄く細い横穴の中へと入って行く。
どうやら本当に地図には乗っていない抜け道があるようだ。
「でもこれ……俺は通れないんじゃ」
その横穴を確認したところ、向こう側に繋がっているのは確実のようだった。
だが、とにかく細すぎた。
ここにきてむちむちボディが邪魔になるとはな……。
いや待て、これならあの方法が使えるはず!
「そうか、この手があったな!」
「あら、何かいい案があるのかしら」
「ああ、パーティ転移を使うんだ。プレイヤー同士なら使えてもおかしくはないしな」
パーティ転移は同マップ内にいるログイン状態のパーティメンバーの近くに転移できるというのものだった。
メイデンに先に進んでもらって、その後に俺は彼女の元に転移すれば横穴の向こう側に行けると言う訳である。
「それなら私が先に行くわね」
「くれぐれも気を付けてくれよ? 向こう側に何があるのかわからないんだ」
メイデンがその小さく薄い体を活かして横穴を通って行く。
「通り抜けたわよ」
どうやら何事もなく通り抜けられたようだ。
「それじゃ俺もそっちに行くぞ」
パーティウィンドウもご丁寧に表示可能のようで、そこには彼女の名があった。
どうやらこの世界でのパーティ契約も反映されるらしい。
で、きちんとパーティ転移のボタンもあった。
「きゃっ」
「おいどうした!?」
とその時、メイデンの声が聞こえてきた。
それも明らかにただごとではないそれだ。早く向こう側に行かなければ……!
「これか……頼む、うまく行ってくれ!」
「……あら、もう来たのね?」
一瞬の内に俺は横穴の向こう側へと移動していた。転移自体には成功したようだ。
だが俺の想像とは裏腹に、そこには何事も無い様子のメイデンが立っていた。
「何かあったんじゃないのか!?」
「ふふっ、そんなに私のことも大事に思ってくれてるのね。大丈夫よ、少し躓いただけだから」
何だ、驚かさないでくれ……。
てっきり彼女の身に何かあったのかと思って俺は……。
俺は……?
いや、この感情はきっとパーティの仲間に対してのそれだな。そうだそうに違いない。
「で、あの機械はどこに……」
「多分あれじゃないかしら」
メイデンの指さす先には魔法陣があった。
「これは……転移魔法か?」
それはゲーム内で見たことのある魔法陣だった。
ダンジョン内で別の場所に移動したりするときに使用する転移用の魔法陣だ。
「これ、使っても大丈夫なんだろうか」
「罠の可能性もあるわね。でも、ここ以外に気になる場所もないわよ?」
彼女の言う通りこの空間にはこの魔法陣があるだけで、それ以外に怪しいものは一切無かった。
「行くしか、無いか……」
「死なばもろともね。あの世でも仲良くしましょう?」
「縁起でもないこと言わないでくれ」
彼女が言うと冗談なのか本気なのかわからないから困る。
「ふぅ……それじゃ、行くぞ」
覚悟を決め、メイデンと手を繋いだまま魔法陣へと飛び込んだ。
「……ここは? ……嘘、だろ?」
気付けば俺たちは先程までの狭い場所とは打って変わって広い空間に移動していた。
だがそれ以上に、俺の目には信じられないものが映っている。
「ルーシオ、なのか……?」
そこにはルーシオがいたのだ。
一応上層の魔物の間引き自体はある程度出来た訳だが、あまりにも多くの死傷者が出過ぎたのだ。
どう足掻いても成功とは言えないだろう。
それに関するものとして、俺とメイデンには緊急クエストなるものが舞い込んできた。
その名の通り緊急性のあるクエストであり、ただちに対処をしないといけない場合に発生するものらしい。
なんでもあのダンジョンの下層にはとてつもなく強大な魔力反応があるようで、その調査を……そして可能であれば討伐をして欲しいと依頼されたわけである。
であれば何故俺とメイデンの二人を名指しなのかは言わずともわかるだろう。
この王国……いや、下手をしたらこの世界で一番強い冒険者パーティである可能性があるのだ俺たちは。
「ふふっ、中々に光栄な話よね」
「いやぁ……都合のいい雑用みたいに思われているんじゃないか?」
耳障りのいい言葉で飾っただけの存在に面倒事を押し付けている。
結局はそう言う話だろうこれは。
「貴方は結構マイナスに考えることが多いみたいだけれど、たまには偉ぶったら? 魔王殺し様♪」
「その呼び方、やめてくれ」
彼女が俺のことをそう呼ぶのは百パーからかっている時だからな。
尊敬とかそう言うのは全くないぞ。全くだ。
「ふぅーん。でも、受けるのよね?」
「ああ、もしダンジョンからソイツが出てこようものなら被害は周辺の村どころじゃ済まないだろうからな」
俺も別に全ての人類を助けたいとか、そんな壮大な願いを持っている訳では無い。
だが、行きつけの料理店とか、紅の華の皆とか、アーロンとか、この世界で出来た守りたいものは確かにあるんだ。
それらを滅茶苦茶にするのは俺の目が黒い内は絶対に許さない。それが例え魔王であったとしてもな。
「ふふっ中々に損な性格よね貴方」
「自分でもわかっているよ。けど、手の届く範囲のものは出来るだけ守りたいじゃないか」
手の届く範囲のもの……か。ルキオラも、ルーシオも、もう少し頑張れば手が届いたのかもな。
――――――
再び訪れたダンジョンはその姿を大きく変えていた。
明らかに出現する魔物たちのランクが上がっているのだ。
「これ、貴方はどう思う?」
「恐らく調査対象の奴から逃げてきた魔物だろうな。まあ推測でしかないが」
今回のクエスト内容は強大な魔力反応を持つ何かの調査だ。
で、それから逃げてきた魔物たちが上層へと溢れてきているのなら、あの時のルークの言葉の意味もわかる。
あの幻惑竜もきっと本来はもっと下層にいるはずの魔物なのだろう。
そしてそれらを考慮したうえでこの光景を見て、一つ確実に言えることがある。
このまま元凶を放置してしまえば本来この辺りの地上にはいないはずの強力な魔物が外に溢れ、間違いなく最悪の事態になると言う事だ。
「よし、急いで下へ向かおう」
「わかったわ。背中は任せてちょうだいね」
少しでも早く元凶をどうにかするため、俺とメイデンの二人はすぐさまダンジョンの下層を目指して移動を始めた。
それからしばらくして、前回撤退を決めた辺りまで戻って来ると……そこにはもう先行した班の死体は無かった。
「おかしいな。いくら何でも死体が無くなるのが速すぎる」
「そうね。分解されるにしても魔物に食われたにしても、ここまで奇麗に無くなるのは不自然だもの」
「待て、何か物音が……」
それまで静寂だったはずのダンジョン内で、何やら機械の駆動音のようなものが聞こえてきた。
どこかで聞いたことがあるがこれは……。
ルーシオが破壊したあの人型機械か……!?
思えばアイツらが動くときの音もこれと同じだった。
「ッ!!」
それを思い出したとのほぼ同じくらいに、あの時見た人型機械と全く同じ物が遠くからこちらに向かっているのが見えた。
「メイデン、こっちに」
「あらっ」
ちょうど大きな岩があったため、そこに彼女と共に隠れた。
「大胆なのね」
「ちょっと黙っててくれ」
数は一体だけだが、何かを持っていた。
あれは……。
「……死体か?」
奴はどういう訳か死体を運んでいるようだった。
それも付けている装備的に先行した班のメンバーのもので間違いは無さそうだ。
彼らの死体が奇麗さっぱり無くなったのは、恐らくアイツらが全て運び去ったということなんだろうな。
「……行ったか」
俺たちに気付くことなく、人型機械は通り過ぎて行った。
「随分ときな臭くなってきたわね。追いかけるのでしょう?」
「もちろん。ただ、バレないように慎重にな」
岩陰から出た後、メイデンと共にゆっくりと奴の後を追っていった。
「おかしい、貰った地図だとこの先は行き止まりのはずだが……」
しかし奴は行き止まりに向かって進んで行くのだった。
「抜け道でもあるのかしらね」
メイデンのその言葉通り、奴は物凄く細い横穴の中へと入って行く。
どうやら本当に地図には乗っていない抜け道があるようだ。
「でもこれ……俺は通れないんじゃ」
その横穴を確認したところ、向こう側に繋がっているのは確実のようだった。
だが、とにかく細すぎた。
ここにきてむちむちボディが邪魔になるとはな……。
いや待て、これならあの方法が使えるはず!
「そうか、この手があったな!」
「あら、何かいい案があるのかしら」
「ああ、パーティ転移を使うんだ。プレイヤー同士なら使えてもおかしくはないしな」
パーティ転移は同マップ内にいるログイン状態のパーティメンバーの近くに転移できるというのものだった。
メイデンに先に進んでもらって、その後に俺は彼女の元に転移すれば横穴の向こう側に行けると言う訳である。
「それなら私が先に行くわね」
「くれぐれも気を付けてくれよ? 向こう側に何があるのかわからないんだ」
メイデンがその小さく薄い体を活かして横穴を通って行く。
「通り抜けたわよ」
どうやら何事もなく通り抜けられたようだ。
「それじゃ俺もそっちに行くぞ」
パーティウィンドウもご丁寧に表示可能のようで、そこには彼女の名があった。
どうやらこの世界でのパーティ契約も反映されるらしい。
で、きちんとパーティ転移のボタンもあった。
「きゃっ」
「おいどうした!?」
とその時、メイデンの声が聞こえてきた。
それも明らかにただごとではないそれだ。早く向こう側に行かなければ……!
「これか……頼む、うまく行ってくれ!」
「……あら、もう来たのね?」
一瞬の内に俺は横穴の向こう側へと移動していた。転移自体には成功したようだ。
だが俺の想像とは裏腹に、そこには何事も無い様子のメイデンが立っていた。
「何かあったんじゃないのか!?」
「ふふっ、そんなに私のことも大事に思ってくれてるのね。大丈夫よ、少し躓いただけだから」
何だ、驚かさないでくれ……。
てっきり彼女の身に何かあったのかと思って俺は……。
俺は……?
いや、この感情はきっとパーティの仲間に対してのそれだな。そうだそうに違いない。
「で、あの機械はどこに……」
「多分あれじゃないかしら」
メイデンの指さす先には魔法陣があった。
「これは……転移魔法か?」
それはゲーム内で見たことのある魔法陣だった。
ダンジョン内で別の場所に移動したりするときに使用する転移用の魔法陣だ。
「これ、使っても大丈夫なんだろうか」
「罠の可能性もあるわね。でも、ここ以外に気になる場所もないわよ?」
彼女の言う通りこの空間にはこの魔法陣があるだけで、それ以外に怪しいものは一切無かった。
「行くしか、無いか……」
「死なばもろともね。あの世でも仲良くしましょう?」
「縁起でもないこと言わないでくれ」
彼女が言うと冗談なのか本気なのかわからないから困る。
「ふぅ……それじゃ、行くぞ」
覚悟を決め、メイデンと手を繋いだまま魔法陣へと飛び込んだ。
「……ここは? ……嘘、だろ?」
気付けば俺たちは先程までの狭い場所とは打って変わって広い空間に移動していた。
だがそれ以上に、俺の目には信じられないものが映っている。
「ルーシオ、なのか……?」
そこにはルーシオがいたのだ。
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追記:2025/09/20
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