62 / 81
終章『アヴァロンヘイムと悪魔の軍勢』
62 妙な噂
しおりを挟む
アリアとエルドの二人組から得られた情報は大まかにその二つであった。
だが今の俺たちにはそれだけで充分だ。後は直接その大司教本人に聞けばいいだけのことだしな。
「すまねえな、俺たちもこれ以上のことは知らねえんだ」
「いえいえ、見ず知らずの俺にこんなにも話していただけただけで充分ありがたいですよ」
「そうか。それは良かった。……ただまあ最後に一つ。あまり詮索はしない方が良い。聖王都の異常に気付いた奴が色々と調査に出たみたいなんだが、何人も行方不明になってんだ。んじゃ、幸運を祈ってるぜ」
別れ際、男はそう言っていた。
少々……いや、かなりきな臭いことになってきたな。
要はこれ、聖王都側が都合の悪い奴らを秘密裏に葬っているってことだろう。
「さて、どうするのかしら。このまま下手にその大司教とやらに接触したら、多分私たちも同じ目に遭うわよ」
「でも、だからって放置は出来ない……よね」
「そうだな。もしその大司教が勇者で、その力を使ってこの国をおかしくしているのなら止めないと不味い。だが、国と衝突することも避けたいのは事実だ」
どちらの言う事も正しかった。
迂闊に近づけば怪しまれ、最悪正面衝突は免れない。かと言って勇者がやりたい放題している可能性があるのなら放置は出来ない。
正直、慎重に考えて行動するべきだろう。
……なので、まず俺たちは宿を探すことにした。
一筋縄ではいかない案件のようだからな。しばらくはこの聖王都に滞在することになりそうだから泊る場所はしっかり選んでおきたい。
こういう時、大体は人通りの多い道に面した宿が良い感じだ。
「ここは……!」
そのとき目に飛び込んできたのは、シックでオシャレな外観に、聖王都内の各所へのアクセスも良い宿屋だった。
……これは間違いなく良い宿だろう。と、そう思って宿に入った瞬間のことだ。
「いらっしゃいませにゃん♡」
耳に飛び込んできたのは媚び媚びな甘い声だった。
それも特徴的過ぎる語尾もおまけで。
よく見れば宿屋の店主は猫耳カチューシャを付けたメイド服の少女だ。
これはつまり……そう言う宿に入ってしまった!?
いやでも外観はあまりにも普通だったぞ?
「三名での宿泊ですか? 申し訳ないのですが、いま空いている部屋は一つしかないのですにゃん」
「一部屋……ですか。それなら……」
それなら別の宿にしよう……そう言おうとしたものの。
「それでお願いしたい」
ルキオラが強引に進めたのだった。
ちょっと!?
あまりにも何してくれちゃってんの過ぎるぞ!?
「へぇ~そう言うことですかにゃん♡」
店主がニヤリと笑う。
待て、間違いなく勘違いをしているぞ。
くっ……だがそれも仕方のないことか。
冷静に、客観的に見てみれば、今の俺たちはドスケベボディのハイエルフと小さな吸血鬼の少女を連れている、全身鎧を身に纏った男冒険者の三人パーティだ。
そんな中、三人部屋に泊る。それが意味することがわからない程、俺はピュアでは無かった。
「お部屋は二階の一番奥になっておりますにゃん。それではごゆっくり~」
結局、今更キャンセルすることも出来ず、俺たちは三人部屋に泊ることとなった。
「ごめんなさいステラ。でも、あたしも……たまには君と一緒に寝たかったの」
しょぼんとした様子でそう言うルキオラ。
駄目だ、そんな姿を見せられては責められない。
まあ何はともあれ、これでとりあえず宿の確保は出来た。
となるとここからは本格的に情報収集を始める必要がある。
ただ、エルドと言ったあの男の忠告通りなら恐らく、冒険者組合に言って直接聞く……みたいなことをするのは不味いだろうな。
ここは地道に聞き込みをするしかなさそうだ。
――――――
日も暮れる頃、宿に戻ると一階の酒場が賑わっていた。
見れば冒険者も多いみたいだし、こういう所は聖王都と言っても他の国と同じ感じなんだな。
ちなみに今日一日かけて得られた情報の中にエルド達から聞いた以上の物は無かった。
そんなに簡単に行けば苦労はないけども、それでももう少し進展があってもいいものじゃないか……?
「はぁ……これと言って成果は無し。今日はここで夕食を済ませて、寝ようか」
「それならあたしはあれ食べたいな」
「私はどうしようかしらね」
これだけ賑わっている酒場なだけあって、メニューはかなり充実していた。
そのためかルキオラもメイデンも何を選ぼうか迷っているようだ。
その後、メインの食事を終えて食後のデザートを待っていた時のこと。
「なあお前、あの噂知ってるか? 大司教様が裏で少女を集めてるってやつ」
「ああ、知ってるが……流石に作り話だろ。いくら何でもそんなこと大司教様がするかよ」
「だよなぁ……。おっとそこの嬢ちゃん、エール追加で頼むよ」
酔っ払い二人の会話が聞こえてきたのだが……明らかに重大な情報があったな?
ただの噂話である可能性もあるが、だとしてもそんな噂が発生するような大司教であると言うことは確定で良いだろう。
「ねえ、今の聞いた……よね」
「ああ……大司教が妙な動きをしているってやつだな」
「ただの与太話かもしれないけれど、今はそれでも大きな進歩よね」
「だからこそ、これでひとまずの方向性が決まったな」
とりあえずは大司教の行動を探り、あわよくばさっきの話の真偽を突き止める。
そしてそれを使って大司教の立場をどうにか出来れば完璧なんだが……まあそう上手くはいかないか。
「おまたせしました! デカ盛り聖王都パフェですにゃん!」
「な、なんだこれは……!?」
「わー……大きいね」
食後のデザートとして頼んだデカ盛り聖王都パフェが届いたのだが、それは思った以上に大きく……いやもう大きいとかの話じゃない。
メニューで見た時には三人ならいけるかとか思ってたけど、逆メニュー詐欺だろこれ。
こんなものをたったの三人でどうすれば……と、食べる前は思っていた。
しかし実際の所はそんな苦もなく、ペロリと平らげてしまうのだった。恐るべし別腹……。
元の世界ではもう絶対に出来なかったような暴食も、この体ならば出来てしまうのだ。
異世界転移万歳……そう叫びたくなる夜だった。
だが今の俺たちにはそれだけで充分だ。後は直接その大司教本人に聞けばいいだけのことだしな。
「すまねえな、俺たちもこれ以上のことは知らねえんだ」
「いえいえ、見ず知らずの俺にこんなにも話していただけただけで充分ありがたいですよ」
「そうか。それは良かった。……ただまあ最後に一つ。あまり詮索はしない方が良い。聖王都の異常に気付いた奴が色々と調査に出たみたいなんだが、何人も行方不明になってんだ。んじゃ、幸運を祈ってるぜ」
別れ際、男はそう言っていた。
少々……いや、かなりきな臭いことになってきたな。
要はこれ、聖王都側が都合の悪い奴らを秘密裏に葬っているってことだろう。
「さて、どうするのかしら。このまま下手にその大司教とやらに接触したら、多分私たちも同じ目に遭うわよ」
「でも、だからって放置は出来ない……よね」
「そうだな。もしその大司教が勇者で、その力を使ってこの国をおかしくしているのなら止めないと不味い。だが、国と衝突することも避けたいのは事実だ」
どちらの言う事も正しかった。
迂闊に近づけば怪しまれ、最悪正面衝突は免れない。かと言って勇者がやりたい放題している可能性があるのなら放置は出来ない。
正直、慎重に考えて行動するべきだろう。
……なので、まず俺たちは宿を探すことにした。
一筋縄ではいかない案件のようだからな。しばらくはこの聖王都に滞在することになりそうだから泊る場所はしっかり選んでおきたい。
こういう時、大体は人通りの多い道に面した宿が良い感じだ。
「ここは……!」
そのとき目に飛び込んできたのは、シックでオシャレな外観に、聖王都内の各所へのアクセスも良い宿屋だった。
……これは間違いなく良い宿だろう。と、そう思って宿に入った瞬間のことだ。
「いらっしゃいませにゃん♡」
耳に飛び込んできたのは媚び媚びな甘い声だった。
それも特徴的過ぎる語尾もおまけで。
よく見れば宿屋の店主は猫耳カチューシャを付けたメイド服の少女だ。
これはつまり……そう言う宿に入ってしまった!?
いやでも外観はあまりにも普通だったぞ?
「三名での宿泊ですか? 申し訳ないのですが、いま空いている部屋は一つしかないのですにゃん」
「一部屋……ですか。それなら……」
それなら別の宿にしよう……そう言おうとしたものの。
「それでお願いしたい」
ルキオラが強引に進めたのだった。
ちょっと!?
あまりにも何してくれちゃってんの過ぎるぞ!?
「へぇ~そう言うことですかにゃん♡」
店主がニヤリと笑う。
待て、間違いなく勘違いをしているぞ。
くっ……だがそれも仕方のないことか。
冷静に、客観的に見てみれば、今の俺たちはドスケベボディのハイエルフと小さな吸血鬼の少女を連れている、全身鎧を身に纏った男冒険者の三人パーティだ。
そんな中、三人部屋に泊る。それが意味することがわからない程、俺はピュアでは無かった。
「お部屋は二階の一番奥になっておりますにゃん。それではごゆっくり~」
結局、今更キャンセルすることも出来ず、俺たちは三人部屋に泊ることとなった。
「ごめんなさいステラ。でも、あたしも……たまには君と一緒に寝たかったの」
しょぼんとした様子でそう言うルキオラ。
駄目だ、そんな姿を見せられては責められない。
まあ何はともあれ、これでとりあえず宿の確保は出来た。
となるとここからは本格的に情報収集を始める必要がある。
ただ、エルドと言ったあの男の忠告通りなら恐らく、冒険者組合に言って直接聞く……みたいなことをするのは不味いだろうな。
ここは地道に聞き込みをするしかなさそうだ。
――――――
日も暮れる頃、宿に戻ると一階の酒場が賑わっていた。
見れば冒険者も多いみたいだし、こういう所は聖王都と言っても他の国と同じ感じなんだな。
ちなみに今日一日かけて得られた情報の中にエルド達から聞いた以上の物は無かった。
そんなに簡単に行けば苦労はないけども、それでももう少し進展があってもいいものじゃないか……?
「はぁ……これと言って成果は無し。今日はここで夕食を済ませて、寝ようか」
「それならあたしはあれ食べたいな」
「私はどうしようかしらね」
これだけ賑わっている酒場なだけあって、メニューはかなり充実していた。
そのためかルキオラもメイデンも何を選ぼうか迷っているようだ。
その後、メインの食事を終えて食後のデザートを待っていた時のこと。
「なあお前、あの噂知ってるか? 大司教様が裏で少女を集めてるってやつ」
「ああ、知ってるが……流石に作り話だろ。いくら何でもそんなこと大司教様がするかよ」
「だよなぁ……。おっとそこの嬢ちゃん、エール追加で頼むよ」
酔っ払い二人の会話が聞こえてきたのだが……明らかに重大な情報があったな?
ただの噂話である可能性もあるが、だとしてもそんな噂が発生するような大司教であると言うことは確定で良いだろう。
「ねえ、今の聞いた……よね」
「ああ……大司教が妙な動きをしているってやつだな」
「ただの与太話かもしれないけれど、今はそれでも大きな進歩よね」
「だからこそ、これでひとまずの方向性が決まったな」
とりあえずは大司教の行動を探り、あわよくばさっきの話の真偽を突き止める。
そしてそれを使って大司教の立場をどうにか出来れば完璧なんだが……まあそう上手くはいかないか。
「おまたせしました! デカ盛り聖王都パフェですにゃん!」
「な、なんだこれは……!?」
「わー……大きいね」
食後のデザートとして頼んだデカ盛り聖王都パフェが届いたのだが、それは思った以上に大きく……いやもう大きいとかの話じゃない。
メニューで見た時には三人ならいけるかとか思ってたけど、逆メニュー詐欺だろこれ。
こんなものをたったの三人でどうすれば……と、食べる前は思っていた。
しかし実際の所はそんな苦もなく、ペロリと平らげてしまうのだった。恐るべし別腹……。
元の世界ではもう絶対に出来なかったような暴食も、この体ならば出来てしまうのだ。
異世界転移万歳……そう叫びたくなる夜だった。
12
あなたにおすすめの小説
クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
アイテムボックスの最も冴えた使い方~チュートリアル1億回で最強になったが、実力隠してアイテムボックス内でスローライフしつつ駄竜とたわむれる~
うみ
ファンタジー
「アイテムボックス発動 収納 自分自身!」
これしかないと思った!
自宅で休んでいたら突然異世界に拉致され、邪蒼竜と名乗る強大なドラゴンを前にして絶対絶命のピンチに陥っていたのだから。
奴に言われるがままステータスと叫んだら、アイテムボックスというスキルを持っていることが分かった。
得た能力を使って何とかピンチを逃れようとし、思いついたアイデアを咄嗟に実行に移したんだ。
直後、俺の体はアイテムボックスの中に入り、難を逃れることができた。
このまま戻っても捻りつぶされるだけだ。
そこで、アイテムボックスの中は時間が流れないことを利用し、チュートリアルバトルを繰り返すこと1億回。ついにレベルがカンストする。
アイテムボックスの外に出た俺はドラゴンの角を折り、危機を脱する。
助けた竜の巫女と共に彼女の村へ向かうことになった俺だったが――。
「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~
あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。
彼は気づいたら異世界にいた。
その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。
科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。
大学生活を謳歌しようとしたら、女神の勝手で異世界に転送させられたので、復讐したいと思います
町島航太
ファンタジー
2022年2月20日。日本に住む善良な青年である泉幸助は大学合格と同時期に末期癌だという事が判明し、短い人生に幕を下ろした。死後、愛の女神アモーラに見初められた幸助は魔族と人間が争っている魔法の世界へと転生させられる事になる。命令が嫌いな幸助は使命そっちのけで魔法の世界を生きていたが、ひょんな事から自分の死因である末期癌はアモーラによるものであり、魔族討伐はアモーラの私情だという事が判明。自ら手を下すのは面倒だからという理由で夢のキャンパスライフを失った幸助はアモーラへの復讐を誓うのだった。
攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】
水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】
【一次選考通過作品】
---
とある剣と魔法の世界で、
ある男女の間に赤ん坊が生まれた。
名をアスフィ・シーネット。
才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。
だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。
攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。
彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。
---------
もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります!
#ヒラ俺
この度ついに完結しました。
1年以上書き続けた作品です。
途中迷走してました……。
今までありがとうございました!
---
追記:2025/09/20
再編、あるいは続編を書くか迷ってます。
もし気になる方は、
コメント頂けるとするかもしれないです。
無能な勇者はいらないと辺境へ追放されたのでチートアイテム【ミストルティン】を使って辺境をゆるりと開拓しようと思います
長尾 隆生
ファンタジー
仕事帰りに怪しげな占い師に『この先不幸に見舞われるが、これを持っていれば幸せになれる』と、小枝を500円で押し売りされた直後、異世界へ召喚されてしまうリュウジ。
しかし勇者として召喚されたのに、彼にはチート能力も何もないことが鑑定によって判明する。
途端に手のひらを返され『無能勇者』というレッテルを貼られずさんな扱いを受けた上に、一方的にリュウジは凶悪な魔物が住む地へ追放されてしまう。
しかしリュウジは知る。あの胡散臭い占い師に押し売りされた小枝が【ミストルティン】という様々なアイテムを吸収し、その力を自由自在に振るうことが可能で、更に経験を積めばレベルアップしてさらなる強力な能力を手に入れることが出来るチートアイテムだったことに。
「ミストルティン。アブソープション!」
『了解しましたマスター。レベルアップして新しいスキルを覚えました』
「やった! これでまた便利になるな」
これはワンコインで押し売りされた小枝を手に異世界へ突然召喚され無能とレッテルを貼られた男が幸せを掴む物語。
~ワンコインで買った万能アイテムで幸せな人生を目指します~
老衰で死んだ僕は異世界に転生して仲間を探す旅に出ます。最初の武器は木の棒ですか!? 絶対にあきらめない心で剣と魔法を使いこなします!
菊池 快晴
ファンタジー
10代という若さで老衰により病気で死んでしまった主人公アイレは
「まだ、死にたくない」という願いの通り異世界転生に成功する。
同じ病気で亡くなった親友のヴェルネルとレムリもこの世界いるはずだと
アイレは二人を探す旅に出るが、すぐに魔物に襲われてしまう
最初の武器は木の棒!?
そして謎の人物によって明かされるヴェネルとレムリの転生の真実。
何度も心が折れそうになりながらも、アイレは剣と魔法を使いこなしながら
困難に立ち向かっていく。
チート、ハーレムなしの王道ファンタジー物語!
異世界転生は2話目です! キャラクタ―の魅力を味わってもらえると嬉しいです。
話の終わりのヒキを重要視しているので、そこを注目して下さい!
****** 完結まで必ず続けます *****
****** 毎日更新もします *****
他サイトへ重複投稿しています!
追放された俺のスキル【整理整頓】が覚醒!もふもふフェンリルと訳あり令嬢と辺境で最強ギルドはじめます
黒崎隼人
ファンタジー
「お前の【整理整頓】なんてゴミスキル、もういらない」――勇者パーティーの雑用係だったカイは、ダンジョンの最深部で無一文で追放された。死を覚悟したその時、彼のスキルは真の能力に覚醒する。鑑定、無限収納、状態異常回復、スキル強化……森羅万象を“整理”するその力は、まさに規格外の万能チートだった! 呪われたもふもふ聖獣と、没落寸前の騎士令嬢。心優しき仲間と出会ったカイは、辺境の街で小さなギルド『クローゼット』を立ち上げる。一方、カイという“本当の勇者”を失ったパーティーは崩壊寸前に。これは、地味なスキル一つで世界を“整理整頓”していく、一人の青年の爽快成り上がり英雄譚!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる