[R18]私の転移特典が何かおかしい〜Hな目に遭うと能力コピー出来るって強すぎるでしょ〜

遠野紫

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37 音責め

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 いつものように依頼をこなす毎日を過ごしている小愛。そんな彼女の元に一つの依頼が名指しで届いたのだった。差出人は以前彼女に魔導装置と薬毒のテストを依頼したドワーフの少女だった。どうやら今回はギルドを通しての依頼のようだ。

「うーん、前の事があるけど……まあいっか」

 前に受けた依頼の事を思い出した小愛は少し悩んでいたが、結局依頼を受けることにしたのだった。彼女が極度に楽観的であるのもそうだが、今回はギルドを通した正式な依頼だと言うことも大きいだろう。

 そうして依頼を受けた小愛を待ち受けていたのは、大きなスピーカーだった。

「あの、これは……?」
「あれ? 依頼文に書いてなかったっけ?」
「新しい機械のテストを手伝って欲しいとは書いてあったけど……それがこれ?」
「そうそう、どういった物かは書き忘れていたよごめんね」

 少女は頭をポリポリと書きながらそう言って小愛に詫びた。
 
「まあ、今回は直接何かするって訳じゃ無いから安心して」
「安心って……」

 小愛は以前されたことを忘れていないようで、少女の言葉をいまいち信用していなかった。

「じゃあ早速スイッチオン!」

 少女がスイッチを入れるとスピーカーから重低音が出始めたのだった。

「それでテストと言うのは?」
「このままスピーカーの音を聞いてくれればそれで良いよ」
「それだけ……本当に?」

 未だ怪しんではいるものの、特に変なことは起こっていないため小愛はそのままスピーカーから出る音を聞き続けていた。

 スピーカーはよほど良い素材を使っているのか、はたまたかなり精度の高い技術で作られているのか、重低音が潰れることなくはっきりと発せられている。そうしてスピーカーが音を出し始めてしばらく経った頃だった。

「……っ?」

 小愛が急にもじもじとし始めたのだ。肉付きの良い太ももを密着させ、何かに耐えるように吐息を漏らしている。

「な、何……これ……?」
「効果が出て来たみたいだね」
「え? 効果って……」

 小愛の様子がおかしくなるのを最初から分かっていたかのように少女は口を開く。

「このスピーカーはね……性感体を音で責めるための物なんだ」
「音で……責める……? うぅっ」

 スピーカーから発せられる重低音が小愛の体の奥に響き、彼女の性感体を内側から刺激する。

「はぁ……はぁ……何のためにこんな装置を……」
「思ったんだよ。体に触れずに気持ちよくなれたらすっごくコスパが良いんじゃないかなって。寝ているだけで気軽に絶頂出来るんだ。良いとは思わないかい?」
「そ、それは……」

 小愛は絶頂する所を少女に見られないように、ひたすら耐えながら話を聞いていた。こうしてまたも妙な実験に巻き込まれてしまった彼女だったが、ドワーフの少女の言うこともわからなくは無かったようだ。自分で弄ることなく気軽に快楽を味わえる装置自体には興味はあった。

「そうだ、そろそろ別の音域も試してみようか」
「ふぇ? ぅあっぁっぁ!?」

 これまでとは違う高音がスピーカーから発せられ始めた。先程までの重低音が彼女の内側を均等に揺らしていたのに対して、この高音は彼女の性感体をピンポイントで揺らしていく。

「ひぅっぅっぁあ゛ぁ゛っ♡」
「流石にもう耐えられないでしょ? 我慢しなくても良いんだよ?」
「ぐぅっ……ふぅっ……ふぅっ……」

 小愛は肩で息をしながら虚ろな目で少女の方を見る。その目は「まだ負けてやらない」という感情の籠ったものだった。しかしそれを見た少女がただ黙っているはずが無かった。

「へー、まだ余裕そうだね。ならこれはどうかな?」
「んぉ゛ぉ゛っ!?」

 少女は不敵な笑みを浮かべてリモコンのスイッチを押した。その瞬間、小愛は足先をピンと伸ばしながら派手に絶頂したのだった。

「やっと開発に成功したんだよねこれ」
「あぐぁっあぁっぁ♡」

 少女は小刻みに震え続けている小愛の胸の先を見ながらニヤニヤと笑っていた。

「特定の周波数をピンポイントで当てることで刺激を与え続けることが出来るんだ。どう? 乳首、凄く気持ちいいでしょう?」
「んうっぁ……これ、だめ……おっぱいおかしくなっひゃぅ……♡」

 震え続ける乳首は彼女の服と擦れ、痺れるような刺激を与え続ける。小さく可愛らしかった彼女の乳首は、そうして絶え間なく与えられ続ける刺激によって大きく膨れ上がっていた。それは彼女の中に膨大な量の快楽が駆け巡っていることの証明でもあった。

「いいねいいね。体は正直だねぇ。いやあ良いデータだったよ」
「ふぅっ……ふぅっ……」

 少女はスピーカーのスイッチをオフにし、小愛の元へと寄っていく。そのタイミングを小愛は待っていた。

「ふふっ……こっちに来たね……」
「うん? それがどうし……んぁっぁ!?」

 少女は突如嬌声を上げてその場に崩れ落ちた。スピーカーが再び起動していたのだ。しかし確かに彼女はスピーカーの電源を落としていた。なのになぜスピーカーが動き始めたのか。それは小愛の持つスキルが関係していた。

「ふふっスピーカーを操作できるのが自分だけだと思った?」
「なっ、まさか君が……!? い、いや……仮にそうだとしたらどうやって……!」
「私は魔導発明のスキルを持ってるの。それに金属操作のスキルを組み合わせてね。魔導装置の操作が出来るようになったんだよ」
「そんなことが……」
「さあて、少しくらいお返ししても……問題は無いよね……?」
「ひぃっ」

 少女はその場から逃げようと立ち上がる。しかし、それよりも速く小愛はスピーカーのモードを切り替えた。

「んはっぁあっぁ♡」
「さっきまでたくさん遊ばれちゃったから、今度は私があなたを気持ちよくしてあげるね♡」

 小愛は少女に向けて重低音をぶつけるようにスピーカーを操作する。

「ひぅっ……ま、待って……自分で試すのは考慮してな……ぃ゛い゛っ♡」
「えっ……それじゃあ私に何かあったらどうしてたの!?」
「そのためにぃっ体も心も強い冒険者に頼んで……はぅぁっぁ゛」
「無責任過ぎる……」

 そう、少女は自分自身でテストはしていなかったのだった。と言うのも、肉体的にも精神的にも丈夫で堅牢な冒険者……その中でも強い快楽に襲われても精神を保ち耐えることが出来ると判明している小愛に全てを委ねようとしていたのだ。

「そんないけない依頼人は……よいしょ」
「ひぐぅっ……だ、だめだめっこれ以上は本当にぃっ頭ばかになっひゃぅぅ……」

 愛液を漏らしながら体を跳ねさせる少女。何とか快楽に飲み込まれまいと耐えているが、限界は近いだろう。そんな彼女は残る力を振り絞りリモコンを取り出してスイッチを押した。

「んぉおっお゛ぉ゛っ♡」

 今まで余裕そうに少女を弄んでいた小愛も、少女と同じように嬌声を上げてその場にしゃがみ込む。少女は残る力でスピーカーに搭載されていた小愛に向けて設定されたモードを起動させたのだ。

「ふぅ……ふぅ……ただでは返さない……君にも、付き合って……んっ♡ もらうよ……♡」

 一周回って楽しそうな少女は何とか小愛に近付き、耳元でそう囁いた。

「はぅぅっ♡」

 度重なる刺激によって全身が敏感になっていた小愛はその囁き声でも軽く絶頂してしまったようだ。そうしてその後も二人は互いを絶頂させては絶頂させられてというループを繰り返したのだった。

「はぁっ……はぁっ……もう満足、したでしょ……? 早くスイッチを……」
「何言って……まだ動かしているのは君の方……でしょ」
「……」
「……」

 二人は疼く体を抑えながら互いに顔を見合わせる。どうやら互いに相手側がスピーカーを操作していると思っていたようだ。しかし実際には違った。スピーカーはとっくに暴走状態となり、二人の手の元を離れていたのだ。

「え、それじゃあ……」
「……止められないみたいだね」

 スピーカーを止める手段を失ってしまった二人は、スピーカーに供給されているエネルギーが枯渇するまで快楽を与えられ続けるのだった。

[音響操作を習得しました]
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