38 / 143
38 人形劇
しおりを挟む
「ひーひっひ。私は冥王様が配下の一人。人呼んで『無敗の人形師』でございます」
道化師姿の女性が小愛の目の前に姿を現した。
「冥王……あの時の」
小愛は彼女の口から出た「冥王」の名に反応を示す。以前にも冥王の配下を名乗る者と相対していたため、警戒はしたまま情報を引き出そうと口を開く。
「もしかしてソウルイーターと同じ冥王の配下なの?」
「冥王様の名を知っているとは……何ともまあ罪深き子なのでしょうか。ただの人の子が口にして良い名ではありませんよ」
「やっぱりそうなんだ。なんか冥王っていうのの配下はキャラが濃いのが多いね……?」
以前小愛が出会ったソウルイーターもやたらと小物感の凄い存在だったが、目の前の無敗の人形師なる女性も中々なものだった。
「冥王様を侮辱するのであれば、例え子どもであろうと容赦は致しません事よ。ひっひっひ……まずは軽く試してみましょうか」
小愛的にはただの疑問だったようだが、人形師は侮辱に感じたようだ。
どこからか人形を取り出し、小愛に向けながらポーズを変え始めた。
「むっ!?」
するとどういう訳か、小愛の体は人形と同じポーズになってしまうでは無いか。
「ひーっひっひ! これは人形と同じポーズとなってしまう呪いでございます。本人の意思では逃れることは決して出来ません」
「そんな……! んっ……だめだ全然動かない」
小愛は体に力を入れる。が、彼女の華奢な体が動くことは無かった。
「無駄ですわよ。この呪いはそう簡単には解けませんもの」
「くっ……身動きを取れなくして一体何をしようっていうの!? エロいことするんでしょ!」
「……? ひひっ、それがお望みならして差し上げましょう」
人形師は人形の腕を動かし、自慰行為のような動きをさせ始めた。当然、その動きと同じように小愛の腕も動き始める。
「んっ……」
「おや、無理やり動かされて感じちゃっているのですか? 何ともまあ変態な子ですこと♡」
「へ、変態なんかじゃ……」
否定しようとした小愛だったが突然言葉に詰まる。彼女はその一瞬に今までの自分の行動を思い起こしていた。
「……やっぱり変態かも」
その結論は、自分は紛れも無く変態であると言うものだった。
「あら? まあ良いでしょう。変態だと言うのならこう言う事もしたいでしょう?」
人形師は小愛の服を脱がせるように人形の四肢を動かす。
「ぅぁっ……んくっ……♡」
「自ら服を脱ぐことにも快感を覚えるだなんて、本当にドが付くほどの変態ですのね」
露出プレイによって目覚めてしまった快楽が小愛の脳を優しく焼く。
ダンジョンの中での露出。ましてや敵対する存在の前での行為などあってはならない。
しかし小愛はそれでも気持ち良くなってしまう。そう精神が作り替えられてしまっているのだ。
「ひひっひ、この人形はただ対象を動かすだけのものではありませんよ。ほら、こうして……んちゅっ」
「ひぃっ!?」
人形師が人形を舐めると同時に、小愛は可愛らしくも艶やかな声を漏らした。
「ちゅぱ……ぬちゅっ……こうして舐められると、本当に舐められているみたいでしょう?」
「んぅっ……♡ ふはぁっ……♡」
全身をくまなく舐められているような感覚が彼女を襲う。もちろん実際に触れられているわけでは無い。
舐められているという感覚だけが、彼女に届いているのだ。
「あらあら、そんなにお乳を立たせちゃって……それならこれでも食らいなさいな♡」
裁縫用の針を取り出した人形師は人形の胸の部分にそれを当てて行く。
「ぃ゛っ……」
人形に針が当たるたびに、小愛は体をビクンと跳ねさせながら荒く呼吸をする。
「だめっ……痛いはずなのに……なんか気持ちいいのぉ゛っっ♡」
「ひひっひひひっ……もっとその甘美な声を聞かせなさい♡ 私の満足するように喘いで見せなさい♡」
「ぉぉ゛っらめっ……ちくびおかしくなりゅぅっ♡」
針による刺激が彼女の乳首を大きく膨れ上がらせていく。もはや痛みは全て快楽に変換されていた。
チクチクと。カリカリと。様々な刺激が彼女の中に快楽物質を生み出していく。
「ふぅーっ……ふぅーっ……♡」
「こんなにぐちゃぐちゃになってしまうなんて、なんてイジメがいがある子なのでしょうか。でも流石にこれは耐えられないでしょう?」
「っ! 何を……!?」
人形師は太めの針を持ち、人形の股間へと向けていた。
「ひひっ、このまま突き刺したらどれだけ痛いでしょうどれだけ苦しいでしょう」
「やめ……」
「やめてと言われてやめる者はいませんわ。そーれ♡」
「んぐっ……んぁっ♡」
「……う、うん?」
人形師は思っていた反応が来なかったためか動揺を隠せずにいた。
「え……あれ? 刺す場所が悪かったのでしょうか。も、もう一度……」
「おぉ゛っ♡」
「いややっぱりおかしいのではありませんか!? 何故これほどの針を刺されて快楽だけで済んでいるのです!?」
「それは……私には攻撃は通らない……から……あぁっ♡」
小愛の言う通り、彼女の耐久力は相当に高い。並みの存在では攻撃の意思のある行為で彼女にダメージを与えることは出来ないと言っても過言では無いだろう。
先ほどの針による乳首責めのように、攻撃では無く愛撫であればダメージも発生する。しかし残念ながら人形師はそれに気付くことは出来なかった。
「そんな、そんなことがありえるはずが……!」
「あ、待って……!」
人形師は目の前にいる存在の異質さに恐怖し逃げた。
が、小愛を前にして逃げられるはずなど無かった。
「ねえっ待って……まだ私満足できてない……!」
当然のように追いついた小愛は人形師に向かって懇願する。
「ひひっひぃぃっ!? 自分より弱い者を蹂躙するのは好きですがそうじゃないのはご勘弁被りますわぁぁ!」
「あ、危ない……!!」
「あっ……」
ここはダンジョンの中腹。当然だがトラップも大量に存在している。
そしてその対象は冥王の配下であっても例外では無い。
「こっちに……!!」
「ひぃっ!?」
両側から押し出された壁によって人形師は潰されかけた。しかし直前で小愛が彼女の手を引っ張り、ギリギリのところで助けたのだった。
「そんな……私は貴方をいたぶろうとしたのに……」
「だって、私はまだ満足していないから」
満面の笑みでそう答える小愛。
こうして人の善意……? に触れた人形師は冥王の配下を辞め、人里で人形劇をしながら暮らすことを決めたのだった。
道化師姿の女性が小愛の目の前に姿を現した。
「冥王……あの時の」
小愛は彼女の口から出た「冥王」の名に反応を示す。以前にも冥王の配下を名乗る者と相対していたため、警戒はしたまま情報を引き出そうと口を開く。
「もしかしてソウルイーターと同じ冥王の配下なの?」
「冥王様の名を知っているとは……何ともまあ罪深き子なのでしょうか。ただの人の子が口にして良い名ではありませんよ」
「やっぱりそうなんだ。なんか冥王っていうのの配下はキャラが濃いのが多いね……?」
以前小愛が出会ったソウルイーターもやたらと小物感の凄い存在だったが、目の前の無敗の人形師なる女性も中々なものだった。
「冥王様を侮辱するのであれば、例え子どもであろうと容赦は致しません事よ。ひっひっひ……まずは軽く試してみましょうか」
小愛的にはただの疑問だったようだが、人形師は侮辱に感じたようだ。
どこからか人形を取り出し、小愛に向けながらポーズを変え始めた。
「むっ!?」
するとどういう訳か、小愛の体は人形と同じポーズになってしまうでは無いか。
「ひーっひっひ! これは人形と同じポーズとなってしまう呪いでございます。本人の意思では逃れることは決して出来ません」
「そんな……! んっ……だめだ全然動かない」
小愛は体に力を入れる。が、彼女の華奢な体が動くことは無かった。
「無駄ですわよ。この呪いはそう簡単には解けませんもの」
「くっ……身動きを取れなくして一体何をしようっていうの!? エロいことするんでしょ!」
「……? ひひっ、それがお望みならして差し上げましょう」
人形師は人形の腕を動かし、自慰行為のような動きをさせ始めた。当然、その動きと同じように小愛の腕も動き始める。
「んっ……」
「おや、無理やり動かされて感じちゃっているのですか? 何ともまあ変態な子ですこと♡」
「へ、変態なんかじゃ……」
否定しようとした小愛だったが突然言葉に詰まる。彼女はその一瞬に今までの自分の行動を思い起こしていた。
「……やっぱり変態かも」
その結論は、自分は紛れも無く変態であると言うものだった。
「あら? まあ良いでしょう。変態だと言うのならこう言う事もしたいでしょう?」
人形師は小愛の服を脱がせるように人形の四肢を動かす。
「ぅぁっ……んくっ……♡」
「自ら服を脱ぐことにも快感を覚えるだなんて、本当にドが付くほどの変態ですのね」
露出プレイによって目覚めてしまった快楽が小愛の脳を優しく焼く。
ダンジョンの中での露出。ましてや敵対する存在の前での行為などあってはならない。
しかし小愛はそれでも気持ち良くなってしまう。そう精神が作り替えられてしまっているのだ。
「ひひっひ、この人形はただ対象を動かすだけのものではありませんよ。ほら、こうして……んちゅっ」
「ひぃっ!?」
人形師が人形を舐めると同時に、小愛は可愛らしくも艶やかな声を漏らした。
「ちゅぱ……ぬちゅっ……こうして舐められると、本当に舐められているみたいでしょう?」
「んぅっ……♡ ふはぁっ……♡」
全身をくまなく舐められているような感覚が彼女を襲う。もちろん実際に触れられているわけでは無い。
舐められているという感覚だけが、彼女に届いているのだ。
「あらあら、そんなにお乳を立たせちゃって……それならこれでも食らいなさいな♡」
裁縫用の針を取り出した人形師は人形の胸の部分にそれを当てて行く。
「ぃ゛っ……」
人形に針が当たるたびに、小愛は体をビクンと跳ねさせながら荒く呼吸をする。
「だめっ……痛いはずなのに……なんか気持ちいいのぉ゛っっ♡」
「ひひっひひひっ……もっとその甘美な声を聞かせなさい♡ 私の満足するように喘いで見せなさい♡」
「ぉぉ゛っらめっ……ちくびおかしくなりゅぅっ♡」
針による刺激が彼女の乳首を大きく膨れ上がらせていく。もはや痛みは全て快楽に変換されていた。
チクチクと。カリカリと。様々な刺激が彼女の中に快楽物質を生み出していく。
「ふぅーっ……ふぅーっ……♡」
「こんなにぐちゃぐちゃになってしまうなんて、なんてイジメがいがある子なのでしょうか。でも流石にこれは耐えられないでしょう?」
「っ! 何を……!?」
人形師は太めの針を持ち、人形の股間へと向けていた。
「ひひっ、このまま突き刺したらどれだけ痛いでしょうどれだけ苦しいでしょう」
「やめ……」
「やめてと言われてやめる者はいませんわ。そーれ♡」
「んぐっ……んぁっ♡」
「……う、うん?」
人形師は思っていた反応が来なかったためか動揺を隠せずにいた。
「え……あれ? 刺す場所が悪かったのでしょうか。も、もう一度……」
「おぉ゛っ♡」
「いややっぱりおかしいのではありませんか!? 何故これほどの針を刺されて快楽だけで済んでいるのです!?」
「それは……私には攻撃は通らない……から……あぁっ♡」
小愛の言う通り、彼女の耐久力は相当に高い。並みの存在では攻撃の意思のある行為で彼女にダメージを与えることは出来ないと言っても過言では無いだろう。
先ほどの針による乳首責めのように、攻撃では無く愛撫であればダメージも発生する。しかし残念ながら人形師はそれに気付くことは出来なかった。
「そんな、そんなことがありえるはずが……!」
「あ、待って……!」
人形師は目の前にいる存在の異質さに恐怖し逃げた。
が、小愛を前にして逃げられるはずなど無かった。
「ねえっ待って……まだ私満足できてない……!」
当然のように追いついた小愛は人形師に向かって懇願する。
「ひひっひぃぃっ!? 自分より弱い者を蹂躙するのは好きですがそうじゃないのはご勘弁被りますわぁぁ!」
「あ、危ない……!!」
「あっ……」
ここはダンジョンの中腹。当然だがトラップも大量に存在している。
そしてその対象は冥王の配下であっても例外では無い。
「こっちに……!!」
「ひぃっ!?」
両側から押し出された壁によって人形師は潰されかけた。しかし直前で小愛が彼女の手を引っ張り、ギリギリのところで助けたのだった。
「そんな……私は貴方をいたぶろうとしたのに……」
「だって、私はまだ満足していないから」
満面の笑みでそう答える小愛。
こうして人の善意……? に触れた人形師は冥王の配下を辞め、人里で人形劇をしながら暮らすことを決めたのだった。
16
あなたにおすすめの小説
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる