82 / 269
第六章
第十六話 マキョウダービー⑨決着
しおりを挟む
雲が太陽を遮ってくれたお陰で、コース内全体が影で覆われた。
これなら俺の影の中に入って移動を楽にすることはできない。
ここで勝負をつけさせてもらう!
「スピードスター!」
本日3度目となる加速の魔法を発動し、足の筋肉の収縮速度を速くして速度を上げる。
『シャドーナイツの攻撃を潜り抜け、ここでシャカール走者が更に加速する! 瞬く間にシャドーナイツとの距離を開け、先頭を走るウイニングライブとシャワーライトに一気に近付く!』
実況担当のアルティメットの言葉を聞きながら、チラリと後方を見る。
シャドーナイツは急いで追いかけようとしているが、走りに乱れが感じられる。
これなら、そのうちスタミナ切れでぶっ倒れるだろう。やつが脅威ではなくなった以上、俺が次に争い合うのはウイニングライブとシャワーライトだ。
『先頭はウイニングライブとシャワーライトの一騎打ち! そして5メートル差でシャカールが追いかける!』
『シャカール走者は、これまで見事な追い込みを見せて来ました。ですが、およそ5メートル差は差し切るのは難しい開きです。彼が勝つには最後の直線、残り200メートルに入ってからの魔法禁止エリアに入ってから、どれだけ距離を縮められるかに掛かっています』
『ここでウイニングライブとシャワーライトが横一列に並んだまま、最終コーナーを曲がって最後の直線に入った! このレース場の直線は短いぞ! 後の走者は間に合うのか!』
ウイニングライブとシャワーライトが最後の直線に入ったか。俺の残った魔力量を考えるに、使用できる回数は後たったの1回だけ。
使用するタイミングが鍵となる。
『シャカール走者が最終コーナーを曲がって最後の直線に入った! しかしここで先頭を走る2人も加速する! ラストスパートに入ったぞ! さぁ、残り200メートル! ここからは魔法禁止エリアに突入だ!』
『このエリア内に入ると、魔法を発動しても効果が発揮されません。ここからは己の足との勝負となります』
ウイニングライブたち、やりやがるな。魔法禁止エリアに入る前に加速の魔法で速度を上げやがった。
魔法禁止エリアまであと50メートルと言ったところ。なら、俺もここで魔法による最後の加速だ。
「スピードスター!」
練り上げた魔力を魔力回路全体に行き渡らせて魔法を発動! 足を強化して速度を上げる。
『ここでシャカール走者が魔法で最後の加速を見せる!』
『しかし、加速の魔法を使用するタイミングが遅かったようです。5メートルだった開きが8メートルまで広がっています』
5メートルが8メートルになった? だけどそんなこと俺にはどうでも良いことだ。何せ、俺には切り札であるユニークスキルが残されている。
これは魔法とは違い、俺の肉体に直接影響を与える。魔力が関係ない以上、魔法禁止エリアに入っても使用することは可能だ。
ユニークスキル発動! メディカルピックル!
ユニークスキルの効果により、過去に投与されたドーピング薬が投与されたと脳が錯覚し、魔法を使用した時と同じように足を強化することができる。
『ここで一気にシャカールが追い上げて来た! 8メートル差だった距離が5メートル……3メートル……2、1。並んだ! ウイニングライブとシャワーライト、そしてシャカールの3名が、残り100メートルのところで激しいデットヒートを見せる!』
『忘れていましたが、シャカール走者には、魔法禁止エリア内で発揮することができる謎の加速力がありましたね。3名が並んだ以上、優勝は誰がするのか分からなくなりました』
「うそ! 最後尾だったあなたが追い付いて来るなんて!」
「これが噂に聞いたシャカール君の謎の加速。でも、優勝するのは私だから」
俺が横に並んだことで、シャワーライトとウイニングライブが驚きの表情を見せながら言葉を漏らす。
「悪いが優勝するのは俺だ。始まる前から言っていただろう」
『シャカール走者が1歩分前に出た! いや、シャワーライトが追い抜く、しかし負けじとウイニングライブも食らいついて行く! 3名ともここまで来たら意地だ! 果たしてダービーを勝ち取るのは誰か!』
ウイニングライブもシャワーライトもやるな。まさかここまで食らい付いて来るとは。
限界に近い走りをしているからか、次第に息が苦しくなって来る。脇腹も痛い。体全体が悲鳴を上げている。
体の異変に気付いていると、俺の視界には俺を追い抜いて先を走る2人のケモノ族の女の子の姿が映り出す。
さすがトリプルクイーン路線の2冠覇者と、3冠目を阻止した実力者だ。これまでの走者たちとは一味違う。
でも負けられない。負ける訳にはいかない。ここで負ければ、俺は土下座をして謝らなければならなくなる。
『先に先頭に出たのはウイニングライブ、頭の差でシャワーライトと言ったところでしょうか? 3位のシャカールは1メートル差まで開いてしまった。ここで残り50メートル!』
残り50メートルを切ってしまった。
このままでは俺が負けてしまう。負けるのか? 俺が負けるのか?
負ける訳にはいかない。俺は負ける訳にはいかないんだ。
土下座してたまるか!
土下座で謝りたくない。その気持ちが高まり、俺の心の中で闘志が燃えた。
うおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!
口に出して吼える余裕がない俺は、心の中で叫び声を上げる。
『最後の力を振り絞り、再びシャカールがウイニングライブたちに並ぶ! 再び激しいデットヒートだ! ゴールまで残り30メートル……20……10……ゴールイン! 3名とも縺れるようにゴール板を駆け抜けた! 肉眼での判定が難しいために、ウォータービジョンによる映像判定となります』
視界の端にはチラリとだけ2人の姿が見えた。視界に入ると言うことは、前に出ている可能性が非常に高い。つまり、俺は彼女たちに負けたと言う訳だ。
「どっちが……勝ったの……」
「ウイニングライブ……さん…では……ないのですか?」
「え? 私には……シャワーライト……ちゃん……とシャカール君……のどっちかが……勝ったように見えたけど?」
全力で走り、呼吸を整えている中、彼女たちの話し声が耳に入る。
ウイニングライブたちも互いに相手が勝ったように見えたみたいだな。つまり、本当に映像だよりとなってしまう。
『それでは、残りの順位が確定するまでの間、しばらくお待ちください』
リタイアした走者を除き、全員が走り切るのを待つ。
数分後、3位以降の順位が確定して映像判定が始まろうとしていた。因みにシャドーナイツは、あの後に意識を取り戻したカマカマとパワームテキにボコボコにされ、8位でのゴールとなり、入賞を逃した。
『それでは準備が整いましたので、これより映像判定を始めます。皆様、中央にある湖にご注目ください』
中央にある湖を見るように言われ、そちらに注目すると、湖が一気に噴き出す。するとゴール直前の映像が始まり、ゆっくりと動いた。そして優勝者がゴールしたタイミングで映像は動きを止める。
『ハナの差! シャカール走者の鼻がウイニングライブの鼻よりも前に出ている! そしてシャワーライトの鼻の位置はウイニングライブと同じ! 同着だ! シャカール走者が栄光のダービー制覇! 2冠達成! やりました! シャカール走者、人類史上初の2冠覇者となりました! 再び歴史が動いた! そして伝説は秋のキョウトタウンに行われる【KINNGU賞】へと引き継がれて行く!』
アルティメットが優勝者は俺だと告げると、観客が一斉に歓声を上げる。
「シャカール君2冠達成おめでとう」
「負けて悔しいけれど、クラウン路線とトリプルクイーン路線は違う。これでもうあなたと勝負をすることはないから認めて上げるわ。あなたは強かった。優勝おめでとう」
ウイニングライブが笑みを浮かべながら俺の優勝を讃える中、シャワーライトは素直に俺の優勝を認められないのか、ぶっきらぼうに賞賛の言葉を言う。
まぁ、ハナの差だったんだ。それは誰だって悔しいに決まっている。
「ウイニングライブ! 良くやった! 感動したぞ!」
「シャワーライトちゃんもお疲れ様! 今度あなたのレースを応援に行くわね!」
彼女たちから賞賛の言葉を受けていると、一部の観客たちがウイニングライブたちに労いの言葉を送る。
すると次第にその人数は増え、俺の優勝を賞賛する声よりも、彼女たちへの労いの言葉が多くなって行った。
これではまるで、彼女たちが優勝したかのような雰囲気だな。
「みんなありがとう! 次のレースでも、ライブでも全力を出すから、応援に来てね!」
「そんな……どうして優勝できなかったのに、こんなに暖かい言葉を送ってくれるの……今になってこんな言葉を送ってもらっても、どう反応して良いのか分からないじゃない」
多くの言葉を送られ、ウイニングライブは観客たちに手を振り、シャワーライトは両手で口を隠すも、目尻からは大量の涙を流していた。
これなら俺の影の中に入って移動を楽にすることはできない。
ここで勝負をつけさせてもらう!
「スピードスター!」
本日3度目となる加速の魔法を発動し、足の筋肉の収縮速度を速くして速度を上げる。
『シャドーナイツの攻撃を潜り抜け、ここでシャカール走者が更に加速する! 瞬く間にシャドーナイツとの距離を開け、先頭を走るウイニングライブとシャワーライトに一気に近付く!』
実況担当のアルティメットの言葉を聞きながら、チラリと後方を見る。
シャドーナイツは急いで追いかけようとしているが、走りに乱れが感じられる。
これなら、そのうちスタミナ切れでぶっ倒れるだろう。やつが脅威ではなくなった以上、俺が次に争い合うのはウイニングライブとシャワーライトだ。
『先頭はウイニングライブとシャワーライトの一騎打ち! そして5メートル差でシャカールが追いかける!』
『シャカール走者は、これまで見事な追い込みを見せて来ました。ですが、およそ5メートル差は差し切るのは難しい開きです。彼が勝つには最後の直線、残り200メートルに入ってからの魔法禁止エリアに入ってから、どれだけ距離を縮められるかに掛かっています』
『ここでウイニングライブとシャワーライトが横一列に並んだまま、最終コーナーを曲がって最後の直線に入った! このレース場の直線は短いぞ! 後の走者は間に合うのか!』
ウイニングライブとシャワーライトが最後の直線に入ったか。俺の残った魔力量を考えるに、使用できる回数は後たったの1回だけ。
使用するタイミングが鍵となる。
『シャカール走者が最終コーナーを曲がって最後の直線に入った! しかしここで先頭を走る2人も加速する! ラストスパートに入ったぞ! さぁ、残り200メートル! ここからは魔法禁止エリアに突入だ!』
『このエリア内に入ると、魔法を発動しても効果が発揮されません。ここからは己の足との勝負となります』
ウイニングライブたち、やりやがるな。魔法禁止エリアに入る前に加速の魔法で速度を上げやがった。
魔法禁止エリアまであと50メートルと言ったところ。なら、俺もここで魔法による最後の加速だ。
「スピードスター!」
練り上げた魔力を魔力回路全体に行き渡らせて魔法を発動! 足を強化して速度を上げる。
『ここでシャカール走者が魔法で最後の加速を見せる!』
『しかし、加速の魔法を使用するタイミングが遅かったようです。5メートルだった開きが8メートルまで広がっています』
5メートルが8メートルになった? だけどそんなこと俺にはどうでも良いことだ。何せ、俺には切り札であるユニークスキルが残されている。
これは魔法とは違い、俺の肉体に直接影響を与える。魔力が関係ない以上、魔法禁止エリアに入っても使用することは可能だ。
ユニークスキル発動! メディカルピックル!
ユニークスキルの効果により、過去に投与されたドーピング薬が投与されたと脳が錯覚し、魔法を使用した時と同じように足を強化することができる。
『ここで一気にシャカールが追い上げて来た! 8メートル差だった距離が5メートル……3メートル……2、1。並んだ! ウイニングライブとシャワーライト、そしてシャカールの3名が、残り100メートルのところで激しいデットヒートを見せる!』
『忘れていましたが、シャカール走者には、魔法禁止エリア内で発揮することができる謎の加速力がありましたね。3名が並んだ以上、優勝は誰がするのか分からなくなりました』
「うそ! 最後尾だったあなたが追い付いて来るなんて!」
「これが噂に聞いたシャカール君の謎の加速。でも、優勝するのは私だから」
俺が横に並んだことで、シャワーライトとウイニングライブが驚きの表情を見せながら言葉を漏らす。
「悪いが優勝するのは俺だ。始まる前から言っていただろう」
『シャカール走者が1歩分前に出た! いや、シャワーライトが追い抜く、しかし負けじとウイニングライブも食らいついて行く! 3名ともここまで来たら意地だ! 果たしてダービーを勝ち取るのは誰か!』
ウイニングライブもシャワーライトもやるな。まさかここまで食らい付いて来るとは。
限界に近い走りをしているからか、次第に息が苦しくなって来る。脇腹も痛い。体全体が悲鳴を上げている。
体の異変に気付いていると、俺の視界には俺を追い抜いて先を走る2人のケモノ族の女の子の姿が映り出す。
さすがトリプルクイーン路線の2冠覇者と、3冠目を阻止した実力者だ。これまでの走者たちとは一味違う。
でも負けられない。負ける訳にはいかない。ここで負ければ、俺は土下座をして謝らなければならなくなる。
『先に先頭に出たのはウイニングライブ、頭の差でシャワーライトと言ったところでしょうか? 3位のシャカールは1メートル差まで開いてしまった。ここで残り50メートル!』
残り50メートルを切ってしまった。
このままでは俺が負けてしまう。負けるのか? 俺が負けるのか?
負ける訳にはいかない。俺は負ける訳にはいかないんだ。
土下座してたまるか!
土下座で謝りたくない。その気持ちが高まり、俺の心の中で闘志が燃えた。
うおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!
口に出して吼える余裕がない俺は、心の中で叫び声を上げる。
『最後の力を振り絞り、再びシャカールがウイニングライブたちに並ぶ! 再び激しいデットヒートだ! ゴールまで残り30メートル……20……10……ゴールイン! 3名とも縺れるようにゴール板を駆け抜けた! 肉眼での判定が難しいために、ウォータービジョンによる映像判定となります』
視界の端にはチラリとだけ2人の姿が見えた。視界に入ると言うことは、前に出ている可能性が非常に高い。つまり、俺は彼女たちに負けたと言う訳だ。
「どっちが……勝ったの……」
「ウイニングライブ……さん…では……ないのですか?」
「え? 私には……シャワーライト……ちゃん……とシャカール君……のどっちかが……勝ったように見えたけど?」
全力で走り、呼吸を整えている中、彼女たちの話し声が耳に入る。
ウイニングライブたちも互いに相手が勝ったように見えたみたいだな。つまり、本当に映像だよりとなってしまう。
『それでは、残りの順位が確定するまでの間、しばらくお待ちください』
リタイアした走者を除き、全員が走り切るのを待つ。
数分後、3位以降の順位が確定して映像判定が始まろうとしていた。因みにシャドーナイツは、あの後に意識を取り戻したカマカマとパワームテキにボコボコにされ、8位でのゴールとなり、入賞を逃した。
『それでは準備が整いましたので、これより映像判定を始めます。皆様、中央にある湖にご注目ください』
中央にある湖を見るように言われ、そちらに注目すると、湖が一気に噴き出す。するとゴール直前の映像が始まり、ゆっくりと動いた。そして優勝者がゴールしたタイミングで映像は動きを止める。
『ハナの差! シャカール走者の鼻がウイニングライブの鼻よりも前に出ている! そしてシャワーライトの鼻の位置はウイニングライブと同じ! 同着だ! シャカール走者が栄光のダービー制覇! 2冠達成! やりました! シャカール走者、人類史上初の2冠覇者となりました! 再び歴史が動いた! そして伝説は秋のキョウトタウンに行われる【KINNGU賞】へと引き継がれて行く!』
アルティメットが優勝者は俺だと告げると、観客が一斉に歓声を上げる。
「シャカール君2冠達成おめでとう」
「負けて悔しいけれど、クラウン路線とトリプルクイーン路線は違う。これでもうあなたと勝負をすることはないから認めて上げるわ。あなたは強かった。優勝おめでとう」
ウイニングライブが笑みを浮かべながら俺の優勝を讃える中、シャワーライトは素直に俺の優勝を認められないのか、ぶっきらぼうに賞賛の言葉を言う。
まぁ、ハナの差だったんだ。それは誰だって悔しいに決まっている。
「ウイニングライブ! 良くやった! 感動したぞ!」
「シャワーライトちゃんもお疲れ様! 今度あなたのレースを応援に行くわね!」
彼女たちから賞賛の言葉を受けていると、一部の観客たちがウイニングライブたちに労いの言葉を送る。
すると次第にその人数は増え、俺の優勝を賞賛する声よりも、彼女たちへの労いの言葉が多くなって行った。
これではまるで、彼女たちが優勝したかのような雰囲気だな。
「みんなありがとう! 次のレースでも、ライブでも全力を出すから、応援に来てね!」
「そんな……どうして優勝できなかったのに、こんなに暖かい言葉を送ってくれるの……今になってこんな言葉を送ってもらっても、どう反応して良いのか分からないじゃない」
多くの言葉を送られ、ウイニングライブは観客たちに手を振り、シャワーライトは両手で口を隠すも、目尻からは大量の涙を流していた。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
【一時完結】スキル調味料は最強⁉︎ 外れスキルと笑われた少年は、スキル調味料で無双します‼︎
アノマロカリス
ファンタジー
調味料…それは、料理の味付けに使う為のスパイスである。
この世界では、10歳の子供達には神殿に行き…神託の儀を受ける義務がある。
ただし、特別な理由があれば、断る事も出来る。
少年テッドが神託の儀を受けると、神から与えられたスキルは【調味料】だった。
更にどんなに料理の練習をしても上達しないという追加の神託も授かったのだ。
そんな話を聞いた周りの子供達からは大爆笑され…一緒に付き添っていた大人達も一緒に笑っていた。
少年テッドには、両親を亡くしていて妹達の面倒を見なければならない。
どんな仕事に着きたくて、頭を下げて頼んでいるのに「調味料には必要ない!」と言って断られる始末。
少年テッドの最後に取った行動は、冒険者になる事だった。
冒険者になってから、薬草採取の仕事をこなしていってったある時、魔物に襲われて咄嗟に調味料を魔物に放った。
すると、意外な効果があり…その後テッドはスキル調味料の可能性に気付く…
果たして、その可能性とは⁉
HOTランキングは、最高は2位でした。
皆様、ありがとうございます.°(ಗдಗ。)°.
でも、欲を言えば、1位になりたかった(⌒-⌒; )
マンションのオーナーは十六歳の不思議な青年 〜マンションの特別室は何故か女性で埋まってしまう〜
美鈴
ファンタジー
ホットランキング上位ありがとうございます😊
ストーカーの被害に遭うアイドル歌羽根天音。彼女は警察に真っ先に相談する事にしたのだが…結果を言えば解決には至っていない。途方にくれる天音。久しぶりに会った親友の美樹子に「──なんかあった?」と、聞かれてその件を伝える事に…。すると彼女から「なんでもっと早く言ってくれなかったの!?」と、そんな言葉とともに彼女は誰かに電話を掛け始め…
※カクヨム様にも投稿しています
※イラストはAIイラストを使用しています
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】
水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】
【一次選考通過作品】
---
とある剣と魔法の世界で、
ある男女の間に赤ん坊が生まれた。
名をアスフィ・シーネット。
才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。
だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。
攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。
彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。
---------
もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります!
#ヒラ俺
この度ついに完結しました。
1年以上書き続けた作品です。
途中迷走してました……。
今までありがとうございました!
---
追記:2025/09/20
再編、あるいは続編を書くか迷ってます。
もし気になる方は、
コメント頂けるとするかもしれないです。
Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!
仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。
しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。
そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。
一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった!
これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる