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私達のおままごと
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キスが終わるとティアはおもむろに身体を起こした。そして私の膝の上に跨ってきた。私はティアが挿れやすいように私のものを手で支えて彼女の穴に添わせた。
「んっ、あんっ」
耳元で喘ぎ声を発しながら彼女は私のものを全て挿れた。
「すき」
またティアが言う。私は彼女を抱きしめて再びキスをした。
「んっ、あぅ」
ティアは私の背にしがみついてキスを楽しんだ。
もっとキスをしていてもいいけれど。ティアのあそこはびくびくと私のものを締め付けて煽ってくる。
私はキスをしながら腰をゆっくりと動かした。ティアは私が動きやすいようにと少し腰を浮かしてくれる。
「んっ、んんっ」
ティアはキスをしながら喘いでいたけれど、不意に唇を離した。
「もっと」
ティアの吐息が耳にかかる。
「もっと?」
「もっと、激しく、して」
私は腰の動きを早めた。
「んあっ、あっ」
ティアは途端に気持ちよさそうに声をあげた。そして、私の動きに合わせて自らも腰を振る。
「あっ、あっ、いいのっ、あん」
その声を聞いていたらもっと責め立てたくなった。私はティアの身体を押し倒し、そのまま彼女の奥を突いてやる。
「ああっ、ひゃん、んあっ」
いいところを突かれてティアは大きな声を出した。余程気持ちいいのか口からよだれを垂らしている。
「あっ、あん、い、ああっ、もうっ、イクっ!」
ティアはそう言った途端、身体を痙攣させた。それと同時にあそこもびくびくさせて私のものを激しく締め付けてくる。
私は彼女の一番奥に精を解き放った。
行為を終えた後、ティアはいつものように目を瞑った。
「一緒にお風呂に入ろうって言ったのに。もう忘れたの?」
片手で胸をぎゅっと掴んだら、ティアは目を開けた。のろのろとした動きで身体を起こしてベッドから出た。
お姫様抱っこをしようとしたら、ティアは自分で歩くと言った。動いていないと寝てしまいそうになるらしい。だから私はティアの手を取って浴室へと連れて行った。
※
泡風呂に入るとティアは自らスポンジを取って私の身体を洗い始めた。潮をかけたことに対する謝罪のつもりらしい。いつもは私が洗ってやっているのに、変な気分だ。
ティアは私の胸と腹を洗うと、私の上に跨ってきた。そして、私を抱きしめる形で背中を洗い始めた。
「誘ってるの?」
彼女の耳に舌を這わせる。ティアはびくりと身体を震わせた。
彼女は私の肩に手を乗せて距離を取った。そして、眠そうな目で私の顔をじっと見る。
「ちゃんと洗いたいの」
もう一回やったら眠らずにはいられないから、今はしたくないらしい。
「分かったよ。もう邪魔しないから、洗って?」
そう言うとティアは再び私の身体に密着した。
背中と腰を洗い終えるとティアは私の肩に顎を乗せたまま動かなくなった。
「ティア?」
呼びかけるとティアはのろのろと起き上がった。彼女の顔を見たらほとんど目が開いていない。
「寝るのはもう少し我慢して」
バスタブの栓を抜いて泡を洗い流していく。私達の身体に纏わりついた泡を全て落としたら、今度はお湯を張った。
お湯が胸元まで溜まった時には、ティアはもう私を背もたれにして眠っていた。
お湯に浸かりながら世界の再生について考える。
この狂った世界のために今の私ができること。そして、やらなければいけないことは、生命の法則を正すことだ。そのためには生命の法則に反して"不老"になったシトレディスの敬虔なる信徒たちを浄化することが第一歩だと思うが・・・・・・。
ーーでも、浄化したところでやつらは時間が巻き戻れば、また穢れた魂に戻ってしまう。
何度かやつらの完全なる浄化を試みたことがある。肉体から魂を解き放ち、私の元に還した。そして、また新たな生命となるまで時を待っていた。だが、時間が巻き戻るとやつらの魂は私の元から強制的に離れてしまった。そして、時が戻ることによって再生した肉体へと戻っていた。
ただ、それまでのこと全てが無駄というわけでもないらしい。私の中にいた分だけその魂は浄化されていた。
ということは、やつらの魂を集めて地道に浄化をしていけば、いつかは完全なる浄化ができるんだろうけど・・・・・・。それよりも、シトレディスが死者の魂を信徒に与えるスピードの方が早いはず。それでは焼け石に水だ。
となると、魂を浄化するのではなく、魂を完全に打ち壊して私の中に戻すことを。つまり、生命の流れに乗せないことを検討しなければいけない。
ティアをいたぶって楽しんでいたフィアロンとかいう穢らしい肉体と魂を持った男にそうしたように。
ただ、それを誰にも彼にもやっていたら、命の数が不自然なほど大きく減ることになる。そうなると生命の法則が余計に乱れそうだ。
となると、やはり一つ一つ丁寧に浄化を・・・・・・。だめだ。堂々巡りをしているじゃないか。
ーー最近はどんなに考えてもずっとこの調子だ。思考は同じ所をぐるぐると回るだけ。打開策なんて私一人では見つけられないんだろうな。
もう考えるのは嫌だ。私は気分転換に眠るティアの胸を揉んだ。
「んっ、あんっ」
耳元で喘ぎ声を発しながら彼女は私のものを全て挿れた。
「すき」
またティアが言う。私は彼女を抱きしめて再びキスをした。
「んっ、あぅ」
ティアは私の背にしがみついてキスを楽しんだ。
もっとキスをしていてもいいけれど。ティアのあそこはびくびくと私のものを締め付けて煽ってくる。
私はキスをしながら腰をゆっくりと動かした。ティアは私が動きやすいようにと少し腰を浮かしてくれる。
「んっ、んんっ」
ティアはキスをしながら喘いでいたけれど、不意に唇を離した。
「もっと」
ティアの吐息が耳にかかる。
「もっと?」
「もっと、激しく、して」
私は腰の動きを早めた。
「んあっ、あっ」
ティアは途端に気持ちよさそうに声をあげた。そして、私の動きに合わせて自らも腰を振る。
「あっ、あっ、いいのっ、あん」
その声を聞いていたらもっと責め立てたくなった。私はティアの身体を押し倒し、そのまま彼女の奥を突いてやる。
「ああっ、ひゃん、んあっ」
いいところを突かれてティアは大きな声を出した。余程気持ちいいのか口からよだれを垂らしている。
「あっ、あん、い、ああっ、もうっ、イクっ!」
ティアはそう言った途端、身体を痙攣させた。それと同時にあそこもびくびくさせて私のものを激しく締め付けてくる。
私は彼女の一番奥に精を解き放った。
行為を終えた後、ティアはいつものように目を瞑った。
「一緒にお風呂に入ろうって言ったのに。もう忘れたの?」
片手で胸をぎゅっと掴んだら、ティアは目を開けた。のろのろとした動きで身体を起こしてベッドから出た。
お姫様抱っこをしようとしたら、ティアは自分で歩くと言った。動いていないと寝てしまいそうになるらしい。だから私はティアの手を取って浴室へと連れて行った。
※
泡風呂に入るとティアは自らスポンジを取って私の身体を洗い始めた。潮をかけたことに対する謝罪のつもりらしい。いつもは私が洗ってやっているのに、変な気分だ。
ティアは私の胸と腹を洗うと、私の上に跨ってきた。そして、私を抱きしめる形で背中を洗い始めた。
「誘ってるの?」
彼女の耳に舌を這わせる。ティアはびくりと身体を震わせた。
彼女は私の肩に手を乗せて距離を取った。そして、眠そうな目で私の顔をじっと見る。
「ちゃんと洗いたいの」
もう一回やったら眠らずにはいられないから、今はしたくないらしい。
「分かったよ。もう邪魔しないから、洗って?」
そう言うとティアは再び私の身体に密着した。
背中と腰を洗い終えるとティアは私の肩に顎を乗せたまま動かなくなった。
「ティア?」
呼びかけるとティアはのろのろと起き上がった。彼女の顔を見たらほとんど目が開いていない。
「寝るのはもう少し我慢して」
バスタブの栓を抜いて泡を洗い流していく。私達の身体に纏わりついた泡を全て落としたら、今度はお湯を張った。
お湯が胸元まで溜まった時には、ティアはもう私を背もたれにして眠っていた。
お湯に浸かりながら世界の再生について考える。
この狂った世界のために今の私ができること。そして、やらなければいけないことは、生命の法則を正すことだ。そのためには生命の法則に反して"不老"になったシトレディスの敬虔なる信徒たちを浄化することが第一歩だと思うが・・・・・・。
ーーでも、浄化したところでやつらは時間が巻き戻れば、また穢れた魂に戻ってしまう。
何度かやつらの完全なる浄化を試みたことがある。肉体から魂を解き放ち、私の元に還した。そして、また新たな生命となるまで時を待っていた。だが、時間が巻き戻るとやつらの魂は私の元から強制的に離れてしまった。そして、時が戻ることによって再生した肉体へと戻っていた。
ただ、それまでのこと全てが無駄というわけでもないらしい。私の中にいた分だけその魂は浄化されていた。
ということは、やつらの魂を集めて地道に浄化をしていけば、いつかは完全なる浄化ができるんだろうけど・・・・・・。それよりも、シトレディスが死者の魂を信徒に与えるスピードの方が早いはず。それでは焼け石に水だ。
となると、魂を浄化するのではなく、魂を完全に打ち壊して私の中に戻すことを。つまり、生命の流れに乗せないことを検討しなければいけない。
ティアをいたぶって楽しんでいたフィアロンとかいう穢らしい肉体と魂を持った男にそうしたように。
ただ、それを誰にも彼にもやっていたら、命の数が不自然なほど大きく減ることになる。そうなると生命の法則が余計に乱れそうだ。
となると、やはり一つ一つ丁寧に浄化を・・・・・・。だめだ。堂々巡りをしているじゃないか。
ーー最近はどんなに考えてもずっとこの調子だ。思考は同じ所をぐるぐると回るだけ。打開策なんて私一人では見つけられないんだろうな。
もう考えるのは嫌だ。私は気分転換に眠るティアの胸を揉んだ。
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