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12 ブルーナ(3-2)
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「ジーノ、これは受け取れないわ」
店から数十メートル歩くと、私は彼に言った。ネックレスを外そうと首の後に手を回すと、彼に手を掴まれた。
「おいおい、それはないんじゃないの?」
「それはこっちの台詞よ。どうして相談もなしにこんな高価なものを」
「言ったら受け取ってくれないだろ?」
「当たり前よ」
「だからだよ。婚約指輪を買うまで、俺は安物しかプレゼントを贈れないのか」
「それは違うと思うけど・・・・・・」
でも、このネックレスは、私には勿体なさ過ぎて・・・・・・って。
「ちょっと、待って・・・・・・。婚約指輪!?」
「ん? ・・・・・・うん」
「私と結婚する気なの?」
「勿論。・・・・・・え、もしかして、そんなつもりがなかった?」
「そういうわけじゃないけど・・・・・・」
むしろ、結婚なんて想像もしていなかった。
ジーノは伯爵家の嫡子で、いずれは伯爵家を継ぐ人だった。それに、ジーノの家系は、代々ゴメス侯爵家に仕えてきた名門の貴族でもある。
そんな彼が、貧乏な子爵家の娘と結婚する事が許されるのだろうか。
「あなたのご両親は、それを許しているの?」
「ああ。早く結婚しろとうるさいくらいさ」
意外な答えに私は驚いた。
「本当に? 私との結婚よ?」
私はファビオ殿下の愛人とされていた。
私は彼の事が好きではなかったし、最終的には公の場でそれを否定したけれど。それでも、未だに私をそんな女だと陰で嗤う人はいるのだ。
ジーノのご両親は、その事を知らないのだろうか。それとも、彼は結婚したい相手が私だと伝えていない?
ジーノは私を見て苦笑いを浮かべる。
「君の事はちゃんと伝えてる。うちの両親の心象は悪くないから安心して」
「どうして? 私の事を知らないの?」
彼は首を振った。
「知ってるよ」
「それならなぜ・・・・・・?」
「アデリーナ嬢のおかげだよ。彼女は各所で君を褒めちぎっているらしい。だから、うちの母親なんて、『話通りの子なら、ぜひお嫁に来て欲しいわ』って言ってるよ。アデリーナ嬢に感謝しないとね」
「・・・・・・はい」
アデリーナ様が私を褒めて回っているとは思いもしなかった。やっぱり、彼女は優しくていい人だ。
「それにしても、俺たちはアデリーナ嬢に頭が上がらないね」
「えっと・・・・・・。私はそうだけど、ジーノも?」
「だって考えてみなよ。アデリーナ嬢をマルコ様が好きになったから、俺達は出会った。そして、彼女が君の悪い噂を払拭してくれているから、結婚の話に支障が出ないんだよ」
確かに、彼の言う通りだ。
私は、彼女にお世話になりっぱなしなのだと、改めて実感させられる。
「アデリーナ様にお礼を言わなきゃ」
「うん」
「折角だから、お礼の品も買いたいけど」
あいにく財布の中にそれを買えるだけのお金はなかった。
「来月のお給料をもらったら、また買い物に付き合ってくれる?」
「勿論。俺もお金を出してもいい?」
「うん。二人の連名にしようね」
どうせなら、ジーノを紹介したい。ジーノはマルコ様の従者だから、彼女は彼の事を知っているだろう。
しかし、それでも彼女に伝えたかった。「ジーノは私の将来の旦那様で、私達はあなたにとてもお世話になっている」と。
もしかしたら、惚気話だと思われてしまうかもしれない。
でも、それは許して欲しい。私だって、アデリーナ様の惚気話を散々聞いたんだから。
そして、彼を紹介するという私の願望は、あっさりと叶った。
甘い物を求めて入った菓子店でお茶をしていると、偶然にもアデリーナ様とマルコ様がやって来たのだ。
アデリーナ様は私達を見るなり、繋いだ手をぱっと離した。私もジーノも、彼らが付き合っている事を知っているのに、それを見られるのが、気恥ずかしくてたまらないらしい。
「お久しぶりです、アデリーナ様」
「ごきげんよう、ブルーナさん」
「よろしければ一緒にお茶をしませんか」
私は思い切って提案した。
アデリーナ様は困惑しているようだったけれど、マルコ様は了承してくれた。
「助かるよ。今日は休日で、どこも混み合っているから」
マルコ様はそう言うと、アデリーナ様を私の前に座らせて、自分も席に着いた。
彼らはすでに頼む物を決めて来ていて、通りがかった店員さんに苺のシフォンケーキと紅茶のセットを注文した。
「ここの苺のシフォンケーキ、美味しいですよね」
アデリーナ様に向かって言うと、驚かれた。
「食べた事があるの?」
「はい。就職祝いにジーノが買ってきてくれたんです」
「そうなのね。それで、気に入ったからここに食べに来たの?」
「はい。でも、本日のおすすめの『季節のフルーツタルト』が美味しそうで、結局、頼めなかったんですけどね」
「あらあら」
アデリーナ様は笑ってくれた。
「ああ、そうだ。折角だから、紹介させて下さい。お付き合いさせてもらっているジーノ卿です」
ジーノは私といる時のラフな感じではなく、丁寧に挨拶をした。
そんな彼の主人は、「君達の付き合いは順風満帆なんだね」と言って笑った。
「はい。おかげさまで」
肯定すれば、アデリーナ様は吹き出した。
「あなたって本当に正直者よね。普通は謙遜するものよ?」
私の言葉は惚気だと思われたのかしら?
そういうつもりが全くないわけではないけれど、私は彼女に伝えたい気持ちがあった。
「謙遜よりも、もっと大事なことを伝えたいんです」
「どんな?」
「私、アデリーナ様とお友達になれてから、とっても幸せなんです」
アデリーナ様は、一瞬、目を丸くさせた。
そして、穏やかな微笑みを浮かべる。
「そう。それは良かった」
彼女は満足そうに言う。
そのタイミングで、彼らの紅茶とケーキが運ばれてきた。
アデリーナ様は、ケーキを一口食べると、美味しそうに目を細めてマルコ様を見た。紅茶を飲んでいた彼は、それに気付くと彼女に優しい視線を向けた。
━━ああ、私の惚気なんて、大した事ないんだ。
彼らは目と目で愛情を伝え合っている。それを私達に見せつけている気なんてさらさらなくて、自然にやってのけるのだ。
━━これもいつか、笑い話になるのかしら?
そんな事を思いながら、私は幸せそうな二人を眺めていた。
『辿り着いた先はヒロインとの友情エンド。しかし、それも悪くありません。』了
店から数十メートル歩くと、私は彼に言った。ネックレスを外そうと首の後に手を回すと、彼に手を掴まれた。
「おいおい、それはないんじゃないの?」
「それはこっちの台詞よ。どうして相談もなしにこんな高価なものを」
「言ったら受け取ってくれないだろ?」
「当たり前よ」
「だからだよ。婚約指輪を買うまで、俺は安物しかプレゼントを贈れないのか」
「それは違うと思うけど・・・・・・」
でも、このネックレスは、私には勿体なさ過ぎて・・・・・・って。
「ちょっと、待って・・・・・・。婚約指輪!?」
「ん? ・・・・・・うん」
「私と結婚する気なの?」
「勿論。・・・・・・え、もしかして、そんなつもりがなかった?」
「そういうわけじゃないけど・・・・・・」
むしろ、結婚なんて想像もしていなかった。
ジーノは伯爵家の嫡子で、いずれは伯爵家を継ぐ人だった。それに、ジーノの家系は、代々ゴメス侯爵家に仕えてきた名門の貴族でもある。
そんな彼が、貧乏な子爵家の娘と結婚する事が許されるのだろうか。
「あなたのご両親は、それを許しているの?」
「ああ。早く結婚しろとうるさいくらいさ」
意外な答えに私は驚いた。
「本当に? 私との結婚よ?」
私はファビオ殿下の愛人とされていた。
私は彼の事が好きではなかったし、最終的には公の場でそれを否定したけれど。それでも、未だに私をそんな女だと陰で嗤う人はいるのだ。
ジーノのご両親は、その事を知らないのだろうか。それとも、彼は結婚したい相手が私だと伝えていない?
ジーノは私を見て苦笑いを浮かべる。
「君の事はちゃんと伝えてる。うちの両親の心象は悪くないから安心して」
「どうして? 私の事を知らないの?」
彼は首を振った。
「知ってるよ」
「それならなぜ・・・・・・?」
「アデリーナ嬢のおかげだよ。彼女は各所で君を褒めちぎっているらしい。だから、うちの母親なんて、『話通りの子なら、ぜひお嫁に来て欲しいわ』って言ってるよ。アデリーナ嬢に感謝しないとね」
「・・・・・・はい」
アデリーナ様が私を褒めて回っているとは思いもしなかった。やっぱり、彼女は優しくていい人だ。
「それにしても、俺たちはアデリーナ嬢に頭が上がらないね」
「えっと・・・・・・。私はそうだけど、ジーノも?」
「だって考えてみなよ。アデリーナ嬢をマルコ様が好きになったから、俺達は出会った。そして、彼女が君の悪い噂を払拭してくれているから、結婚の話に支障が出ないんだよ」
確かに、彼の言う通りだ。
私は、彼女にお世話になりっぱなしなのだと、改めて実感させられる。
「アデリーナ様にお礼を言わなきゃ」
「うん」
「折角だから、お礼の品も買いたいけど」
あいにく財布の中にそれを買えるだけのお金はなかった。
「来月のお給料をもらったら、また買い物に付き合ってくれる?」
「勿論。俺もお金を出してもいい?」
「うん。二人の連名にしようね」
どうせなら、ジーノを紹介したい。ジーノはマルコ様の従者だから、彼女は彼の事を知っているだろう。
しかし、それでも彼女に伝えたかった。「ジーノは私の将来の旦那様で、私達はあなたにとてもお世話になっている」と。
もしかしたら、惚気話だと思われてしまうかもしれない。
でも、それは許して欲しい。私だって、アデリーナ様の惚気話を散々聞いたんだから。
そして、彼を紹介するという私の願望は、あっさりと叶った。
甘い物を求めて入った菓子店でお茶をしていると、偶然にもアデリーナ様とマルコ様がやって来たのだ。
アデリーナ様は私達を見るなり、繋いだ手をぱっと離した。私もジーノも、彼らが付き合っている事を知っているのに、それを見られるのが、気恥ずかしくてたまらないらしい。
「お久しぶりです、アデリーナ様」
「ごきげんよう、ブルーナさん」
「よろしければ一緒にお茶をしませんか」
私は思い切って提案した。
アデリーナ様は困惑しているようだったけれど、マルコ様は了承してくれた。
「助かるよ。今日は休日で、どこも混み合っているから」
マルコ様はそう言うと、アデリーナ様を私の前に座らせて、自分も席に着いた。
彼らはすでに頼む物を決めて来ていて、通りがかった店員さんに苺のシフォンケーキと紅茶のセットを注文した。
「ここの苺のシフォンケーキ、美味しいですよね」
アデリーナ様に向かって言うと、驚かれた。
「食べた事があるの?」
「はい。就職祝いにジーノが買ってきてくれたんです」
「そうなのね。それで、気に入ったからここに食べに来たの?」
「はい。でも、本日のおすすめの『季節のフルーツタルト』が美味しそうで、結局、頼めなかったんですけどね」
「あらあら」
アデリーナ様は笑ってくれた。
「ああ、そうだ。折角だから、紹介させて下さい。お付き合いさせてもらっているジーノ卿です」
ジーノは私といる時のラフな感じではなく、丁寧に挨拶をした。
そんな彼の主人は、「君達の付き合いは順風満帆なんだね」と言って笑った。
「はい。おかげさまで」
肯定すれば、アデリーナ様は吹き出した。
「あなたって本当に正直者よね。普通は謙遜するものよ?」
私の言葉は惚気だと思われたのかしら?
そういうつもりが全くないわけではないけれど、私は彼女に伝えたい気持ちがあった。
「謙遜よりも、もっと大事なことを伝えたいんです」
「どんな?」
「私、アデリーナ様とお友達になれてから、とっても幸せなんです」
アデリーナ様は、一瞬、目を丸くさせた。
そして、穏やかな微笑みを浮かべる。
「そう。それは良かった」
彼女は満足そうに言う。
そのタイミングで、彼らの紅茶とケーキが運ばれてきた。
アデリーナ様は、ケーキを一口食べると、美味しそうに目を細めてマルコ様を見た。紅茶を飲んでいた彼は、それに気付くと彼女に優しい視線を向けた。
━━ああ、私の惚気なんて、大した事ないんだ。
彼らは目と目で愛情を伝え合っている。それを私達に見せつけている気なんてさらさらなくて、自然にやってのけるのだ。
━━これもいつか、笑い話になるのかしら?
そんな事を思いながら、私は幸せそうな二人を眺めていた。
『辿り着いた先はヒロインとの友情エンド。しかし、それも悪くありません。』了
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