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後日談 黛家の妊婦さん3
(162)素朴な疑問
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前話の続き、ヤマオチもないおまけ話です。
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カステラに手を伸ばした唯が、パッと眉間を明るくした。モグモグ、ゴクンと飲み込んでから口元に手を当てて頷いた。
「ん!ふわっふわ。それにちゃんと、蜂蜜の香りがする」
七海もカステラを口に放り込み、味わってから番茶で一息ついた。
「しっとり柔らかいね。あと甘すぎない」
「一瞬で食えるな」
口にした言葉通り皿の上を既に空にして、新は七海に尋ねた。
「龍ちゃんって今、もしかして仕事中?」
「ううん。昼過ぎに帰って来て―――そのまま沈没してる」
朝帰って来る予定だったのが、急患の対応が長引いて帰りが昼過ぎに伸びたのだ。
「良かった。じゃあ七海が帰る時に寄って行って良い?昨日龍ちゃんから家に寄るように連絡があったんだけど、その後確認が取れなくって」
「あー……何か物凄く忙しかったらしくて、バタンキューって感じだったから」
きっと新に連絡を入れたきりスマホを見ていないのだろう、と七海は推測した。研修先が変わってから、忙しさのあまり帰宅まで連絡が取れないのは当り前になっている。今日も部屋に辿り着いた黛はいかにも疲労困憊、と言った態だったのだ。
「黛君も相変わらず忙しいねぇ」
唯がのんびりした調子でそう微笑んだ。唯の夫、本田も相変わらず忙しい。今日はフライトで地方に泊まる予定になっているのだ。本田のことを思い出した時、ふと他愛無い疑問が七海の頭に浮かんだ。
「そう言えば本田君って……黛君のこと『黛』って苗字で呼ぶよね」
「うん」
頷く唯から視線を移して、七海は新を見た。
「新は『龍ちゃん』でしょ?信さんは『龍之介』だし……何で本田君は苗字呼びなのかな?小学校で顔を合わせたのならともかく、小さい頃から本田家に出入りしていたんでしょう?―――それなら本田君も黛君のこと名前呼びしていてもおかしくないんじゃないかなって思うんだけど」
視線を戻すと、問われた唯はキョトンと目を見開いている。
「唯は小学校の頃から一緒だったんだよね。その時は本田君って黛君のこと、なんて呼んでたの?」
「え?うーん……どうだったかな」
唯は顎に拳を当てて、記憶を探るように視線を天井に向けた。
「そう言えば最初は名前で呼んでいたかも。どうやって呼んでいたかは……ハッキリとは思い出せないけど」
「へー、やっぱりそうなんだ」
「いつの間にか苗字で呼ぶようになってたなぁ。何でだろ?」
首を傾げる唯。七海は少し考えてから指を立てて思い付きを口にした。
「きっと周りに影響されたんじゃない?学校では黛君のこと名前で呼んでいる人がいなかったとか?」
「そうだね。確かに小学校でも中学校でも黛君のこと名前で呼んでいた人、いなかったと思う」
そこでふと七海は新を見た。すると新も先ほどの唯と同じような仕草で記憶を探っている。
「新は覚えている?小さかったから忘れたかな?」
「いや、うん……覚えてるよ」
「なんて呼んでたのかな?」
「確か……『りゅう』、だったと思う」
新が記憶を探りながらゆっくりと単語を口にした時、唯がパッと顔を明るくして同意した。
「そう、それ!小学校の時そう呼んでいるのを聞いて、ポンちゃんと黛君が結構親しいんだってことに気が付いたんだよね。それまで私、黛君とポンちゃんの関係を誤解していて……本田をもじって『ポンダ』って呼んでいたから揶揄っているように見えたんだ。黛君っていつも周りに頓着しないで好きなように話していたでしょ?ポンちゃんはその時今よりもっと口数が少なくて大人しそうに見えたから、ひょっとして苛められているんじゃないかって思っていたくらいなの。体格は黛君の方がずっと小柄だったんだけどね」
その当時、本田はかつての新のようににふっくらとした体形をしていたと言う。好き勝手話している小さな黛を思い浮かべて、七海は何だか楽しくなってクスリと笑ってしまった。
「唯は最初から本田君のこと、今みたいに呼んでいたの?」
「ううん、最初は『本田君』って呼んでいたよ。でも黛君が呼んでいるのを聞いていて、勝手に心の中で『ポンちゃん』ってあだ名を付けていたんだ。小学校の頃のポンちゃんは、ふっくらしていてちょうどパンダのぬいぐるみみたいに大きくてね、そう言う呼び名の方がしっくりくるような気がして」
「うーん、確かに」
小学生の頃の新にソックリだったと聞いたことがある。昔の新を思い浮かべて思わず同意してしまう。
「肝試しの時転んだ私をポンちゃんが背負ってくれてね、お礼を言う時咄嗟にそれを口にしちゃって……」
唯が昔を思い出すように、うっとりと微笑んだ。それからいかに小学生の本田がカッコ良かったのか!と力説する唯に、七海が「それでそれで?」と身を乗り出して―――新の目の前で、兄嫁による兄に対するノロケ話が始まってしまった。
盛り上がる二人の女性を尻目に、新は当時を振り返っていた。
兄と付き合うようになった唯は、中学生になってからよく家に遊びに来るようになった。男子校の寮に入っていて長い休みにしか会わなくなった信は十歳年上と言うこともあり新にとっては関わりが薄く、彼にとって『兄』と言えば五つ上の心のことだった。幼い新の目から見ても、心は頼れる兄だった。いつも落ち着いていて、理性的で優しい。しかし怒ると、滅多に怒らない分信よりずっと怖い存在だった。新はそんな心をずっと尊敬している。長じるにつれ、流されやすい信の女性関係を認識するようになると余計に、小学生から付き合っている唯一筋で、好きな仕事にも一直線の心に、ますます信頼を置くようになった。ただ我儘を言ったりすることは出来ない。その代わり家族同然に育った黛と年の近い兄弟のように、気安く付き合っている。
そしてそんな男ばかりの日常の中に現れた優しい女の子に、新はすぐに懐いてしまった。思えば新が年上の女子に警戒心をあまり持たずに育ったのは、唯の擦り込みが大きかったのかもしれない。年上の『お姉ちゃん』は、良い匂いがして優しくて甘えられる、安心できる存在である。―――新は唯と接する中で、そう認識してしまったのだ。
その兄が『りゅー』または『りゅーちゃん』と呼んでいた黛の呼び方を変えた切っ掛けについて、実は新には心当たりがあった。
小さかった新だが、その時のことはハッキリと覚えている。唯が本田家に馴染むようになったある日、飲み物か何かを零し咄嗟にティッシュケースの傍にいた黛に声を掛けた。
「『りゅーちゃん』!それ取って!」
黛は「ハイ」と反射的に応えて、直ぐにティッシュケースを手渡した。テーブルを拭いた後、唯は我に返って笑った。
「あ!ポンちゃんの呼び方、うつっちゃった!」
そう言ってはにかみながら、唯が兄を見る。唯は彼氏である兄の習慣がうつってしまった、ということが嬉しかったようだ。その時「ホントだね」と、兄の心は彼女に対して屈託なく笑い返していた。
が―――その翌日学校から帰った時には。兄は黛を苗字で呼ぶようになったいた。
幼い新はその時「何でだろう?」と不思議に感じただけだったが……大きくなって、そう中学生になって女の子を意識し始めた頃、ふとその事を思い出して合点が行ったのだ。
(兄ちゃんは、唯が龍ちゃんを名前呼びしたのが面白くなかったのかもしれない)
黛と唯のことを疑ったり嫉妬したり、そんな様子は兄には微塵もみられなかった。たぶん唯が自分のことを好きで、黛のことを全くそう言う対象にしていない……と言うことを十分兄は分かっていたのだろう。
ただそれまで黛のことを『龍ちゃん』とか『龍』とか呼んでいた兄が、苗字で『黛』と呼び出したのは……やはり男心に自分以外の男性を名前呼びされることが面白くなかったのだろう、と思春期に差し掛かった新は考えた。唯が自分の影響でそう呼んでしまうなら、自分が黛を苗字で呼べば咄嗟にでも名前で呼ぶ事はなくなるだろう、と考えたのではないだろうか。流石に新や信が唯を名前呼びすることは、兄弟であるし同じ苗字だと言うこともあって諦めてはいるのだろうが……。
心はいつも真面目で誠実で―――新にとっては厳しくも尊敬する兄である。……いろいろと情けない十歳年上の信とは違って。その認識は今でも変わらない。そして唯の前ではいつも心の広い、動じない頼れる面を見せていると思う。
だけど意外と兄ちゃんは―――唯のことに関しては余裕ないのかもなぁ。
と、女性陣二人のおしゃべりを聞きながら新はボンヤリと遠い空の上を飛んでいるであろう兄に、想いを馳せたのだった。
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ポンちゃんの黛に対する苗字呼びがずっと気になっていた、という感想をいただいて思いついたお話です(^^ゞ
タイトルに反してどちらかと言うと思いついたのは今話が先で、前話の方がおまけになります。
ちなみにいつも堂々として落ち着いている兄が、実はふくよかな体型の同級生に嫉妬して焦ったりしているとか、二人きりの時は割と唯に甘えがちだとか、そう言う事は新は想像すらしていません(笑)
設定説明のようなおまけ話でした。
お読みいただき、誠にありがとうございました!(´▽`)/””
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カステラに手を伸ばした唯が、パッと眉間を明るくした。モグモグ、ゴクンと飲み込んでから口元に手を当てて頷いた。
「ん!ふわっふわ。それにちゃんと、蜂蜜の香りがする」
七海もカステラを口に放り込み、味わってから番茶で一息ついた。
「しっとり柔らかいね。あと甘すぎない」
「一瞬で食えるな」
口にした言葉通り皿の上を既に空にして、新は七海に尋ねた。
「龍ちゃんって今、もしかして仕事中?」
「ううん。昼過ぎに帰って来て―――そのまま沈没してる」
朝帰って来る予定だったのが、急患の対応が長引いて帰りが昼過ぎに伸びたのだ。
「良かった。じゃあ七海が帰る時に寄って行って良い?昨日龍ちゃんから家に寄るように連絡があったんだけど、その後確認が取れなくって」
「あー……何か物凄く忙しかったらしくて、バタンキューって感じだったから」
きっと新に連絡を入れたきりスマホを見ていないのだろう、と七海は推測した。研修先が変わってから、忙しさのあまり帰宅まで連絡が取れないのは当り前になっている。今日も部屋に辿り着いた黛はいかにも疲労困憊、と言った態だったのだ。
「黛君も相変わらず忙しいねぇ」
唯がのんびりした調子でそう微笑んだ。唯の夫、本田も相変わらず忙しい。今日はフライトで地方に泊まる予定になっているのだ。本田のことを思い出した時、ふと他愛無い疑問が七海の頭に浮かんだ。
「そう言えば本田君って……黛君のこと『黛』って苗字で呼ぶよね」
「うん」
頷く唯から視線を移して、七海は新を見た。
「新は『龍ちゃん』でしょ?信さんは『龍之介』だし……何で本田君は苗字呼びなのかな?小学校で顔を合わせたのならともかく、小さい頃から本田家に出入りしていたんでしょう?―――それなら本田君も黛君のこと名前呼びしていてもおかしくないんじゃないかなって思うんだけど」
視線を戻すと、問われた唯はキョトンと目を見開いている。
「唯は小学校の頃から一緒だったんだよね。その時は本田君って黛君のこと、なんて呼んでたの?」
「え?うーん……どうだったかな」
唯は顎に拳を当てて、記憶を探るように視線を天井に向けた。
「そう言えば最初は名前で呼んでいたかも。どうやって呼んでいたかは……ハッキリとは思い出せないけど」
「へー、やっぱりそうなんだ」
「いつの間にか苗字で呼ぶようになってたなぁ。何でだろ?」
首を傾げる唯。七海は少し考えてから指を立てて思い付きを口にした。
「きっと周りに影響されたんじゃない?学校では黛君のこと名前で呼んでいる人がいなかったとか?」
「そうだね。確かに小学校でも中学校でも黛君のこと名前で呼んでいた人、いなかったと思う」
そこでふと七海は新を見た。すると新も先ほどの唯と同じような仕草で記憶を探っている。
「新は覚えている?小さかったから忘れたかな?」
「いや、うん……覚えてるよ」
「なんて呼んでたのかな?」
「確か……『りゅう』、だったと思う」
新が記憶を探りながらゆっくりと単語を口にした時、唯がパッと顔を明るくして同意した。
「そう、それ!小学校の時そう呼んでいるのを聞いて、ポンちゃんと黛君が結構親しいんだってことに気が付いたんだよね。それまで私、黛君とポンちゃんの関係を誤解していて……本田をもじって『ポンダ』って呼んでいたから揶揄っているように見えたんだ。黛君っていつも周りに頓着しないで好きなように話していたでしょ?ポンちゃんはその時今よりもっと口数が少なくて大人しそうに見えたから、ひょっとして苛められているんじゃないかって思っていたくらいなの。体格は黛君の方がずっと小柄だったんだけどね」
その当時、本田はかつての新のようににふっくらとした体形をしていたと言う。好き勝手話している小さな黛を思い浮かべて、七海は何だか楽しくなってクスリと笑ってしまった。
「唯は最初から本田君のこと、今みたいに呼んでいたの?」
「ううん、最初は『本田君』って呼んでいたよ。でも黛君が呼んでいるのを聞いていて、勝手に心の中で『ポンちゃん』ってあだ名を付けていたんだ。小学校の頃のポンちゃんは、ふっくらしていてちょうどパンダのぬいぐるみみたいに大きくてね、そう言う呼び名の方がしっくりくるような気がして」
「うーん、確かに」
小学生の頃の新にソックリだったと聞いたことがある。昔の新を思い浮かべて思わず同意してしまう。
「肝試しの時転んだ私をポンちゃんが背負ってくれてね、お礼を言う時咄嗟にそれを口にしちゃって……」
唯が昔を思い出すように、うっとりと微笑んだ。それからいかに小学生の本田がカッコ良かったのか!と力説する唯に、七海が「それでそれで?」と身を乗り出して―――新の目の前で、兄嫁による兄に対するノロケ話が始まってしまった。
盛り上がる二人の女性を尻目に、新は当時を振り返っていた。
兄と付き合うようになった唯は、中学生になってからよく家に遊びに来るようになった。男子校の寮に入っていて長い休みにしか会わなくなった信は十歳年上と言うこともあり新にとっては関わりが薄く、彼にとって『兄』と言えば五つ上の心のことだった。幼い新の目から見ても、心は頼れる兄だった。いつも落ち着いていて、理性的で優しい。しかし怒ると、滅多に怒らない分信よりずっと怖い存在だった。新はそんな心をずっと尊敬している。長じるにつれ、流されやすい信の女性関係を認識するようになると余計に、小学生から付き合っている唯一筋で、好きな仕事にも一直線の心に、ますます信頼を置くようになった。ただ我儘を言ったりすることは出来ない。その代わり家族同然に育った黛と年の近い兄弟のように、気安く付き合っている。
そしてそんな男ばかりの日常の中に現れた優しい女の子に、新はすぐに懐いてしまった。思えば新が年上の女子に警戒心をあまり持たずに育ったのは、唯の擦り込みが大きかったのかもしれない。年上の『お姉ちゃん』は、良い匂いがして優しくて甘えられる、安心できる存在である。―――新は唯と接する中で、そう認識してしまったのだ。
その兄が『りゅー』または『りゅーちゃん』と呼んでいた黛の呼び方を変えた切っ掛けについて、実は新には心当たりがあった。
小さかった新だが、その時のことはハッキリと覚えている。唯が本田家に馴染むようになったある日、飲み物か何かを零し咄嗟にティッシュケースの傍にいた黛に声を掛けた。
「『りゅーちゃん』!それ取って!」
黛は「ハイ」と反射的に応えて、直ぐにティッシュケースを手渡した。テーブルを拭いた後、唯は我に返って笑った。
「あ!ポンちゃんの呼び方、うつっちゃった!」
そう言ってはにかみながら、唯が兄を見る。唯は彼氏である兄の習慣がうつってしまった、ということが嬉しかったようだ。その時「ホントだね」と、兄の心は彼女に対して屈託なく笑い返していた。
が―――その翌日学校から帰った時には。兄は黛を苗字で呼ぶようになったいた。
幼い新はその時「何でだろう?」と不思議に感じただけだったが……大きくなって、そう中学生になって女の子を意識し始めた頃、ふとその事を思い出して合点が行ったのだ。
(兄ちゃんは、唯が龍ちゃんを名前呼びしたのが面白くなかったのかもしれない)
黛と唯のことを疑ったり嫉妬したり、そんな様子は兄には微塵もみられなかった。たぶん唯が自分のことを好きで、黛のことを全くそう言う対象にしていない……と言うことを十分兄は分かっていたのだろう。
ただそれまで黛のことを『龍ちゃん』とか『龍』とか呼んでいた兄が、苗字で『黛』と呼び出したのは……やはり男心に自分以外の男性を名前呼びされることが面白くなかったのだろう、と思春期に差し掛かった新は考えた。唯が自分の影響でそう呼んでしまうなら、自分が黛を苗字で呼べば咄嗟にでも名前で呼ぶ事はなくなるだろう、と考えたのではないだろうか。流石に新や信が唯を名前呼びすることは、兄弟であるし同じ苗字だと言うこともあって諦めてはいるのだろうが……。
心はいつも真面目で誠実で―――新にとっては厳しくも尊敬する兄である。……いろいろと情けない十歳年上の信とは違って。その認識は今でも変わらない。そして唯の前ではいつも心の広い、動じない頼れる面を見せていると思う。
だけど意外と兄ちゃんは―――唯のことに関しては余裕ないのかもなぁ。
と、女性陣二人のおしゃべりを聞きながら新はボンヤリと遠い空の上を飛んでいるであろう兄に、想いを馳せたのだった。
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ポンちゃんの黛に対する苗字呼びがずっと気になっていた、という感想をいただいて思いついたお話です(^^ゞ
タイトルに反してどちらかと言うと思いついたのは今話が先で、前話の方がおまけになります。
ちなみにいつも堂々として落ち着いている兄が、実はふくよかな体型の同級生に嫉妬して焦ったりしているとか、二人きりの時は割と唯に甘えがちだとか、そう言う事は新は想像すらしていません(笑)
設定説明のようなおまけ話でした。
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