288 / 375
新妻・卯月の仙台暮らし
俺の妻が可愛くて仕方が無い3 <亀田>
しおりを挟む
仙台駅前にある全国的に有名な牛タン専門店を選び腹を満たした後、俺達は例の店を訪れたのだった。そう……ミミ似の子うさぎを抱え目尻を下げていた、無精髭のガタイのいい店員がいると言うあのうさぎ専門店だ。
卯月と親しくしているのも気に入らないのに、ミミ(に似ている子うさぎ)までまるで自分のもののように(いや、自分の店のうさぎなのだろうが)抱っこしているなんて―――やはり面白くはない。しかしそれが全く勝手な言い分だと言うのは重々承知している。
妻を信じていない訳じゃない。だけどやはり目の前で俺以外の男に対して親し気にメールを打つ様子を見ていると、モヤモヤと込み上げるものがある。
慣れない土地に来たばかりの卯月をほったらかしにせざるを得ず、本社の総務課にいた吉竹のように親しく話せる友人が出来ればここでの居心地も良くなるだろうに、などと考えていたのはつい先日のこと。
なのにいざその話し相手が出来たとなると途端に疑心暗鬼が首をもたげ始めるなど―――もしかして俺は、物凄く心の狭い男なのかもしれない。と内心、自己嫌悪に陥りそうになった。
しかし、改めて考え直してみると……そもそも卯月は、男の好意に関して非常に鈍感な所がある。しかも人が好いと言うか、相手が気の毒な状況であるとつい絆されたりグイグイ来られると流されたりする事が多いらしい。何しろそれに付け込んで結婚まで早急に持ち込んでしまった、一回りも年の離れた男がいるくらいだ。つまりそれは俺のことなのだが。
更に言うと大学時代の友人、水野の件もある。それに彼女は気が付いていないが本社の営業課にいた辻は、かなり卯月に思い入れを持っていたらしい。正直あのタイミングで卯月を総務課に異動させて、個人的にも良かったと思う。彼女がそれと気付かぬ内に真面目な辻の勢いに押されて何となくデートらしきものに付き合わされ、いつの間にか辻当人は卯月と付き合っているつもりになっていた―――なんてややこしい事態に陥ってしまってもおかしくないと思う。面と向かって卯月にそう言えば『あり得ない!』などと言うだろうが……。
……これは妻を信じていないと同じだろうか?
いや!卯月の気持ちには勿論信頼を置いている。ただ―――例えば卯月の場合相手が騙そうと思えば騙せてしまう……気がするのだ。つまり、俺は心配なのだ。卯月にそのつもりが無くても、相手がどう思っているか分からない。だから相手がどういう奴なのかこの目で見極めなければならない。
そう、年上の俺はある意味若い卯月の保護者でもあって、彼女は俺の妻であると同時に大谷さんと紘子さんから預かっている大事なお嬢さんであるのだから俺が目配りをする事は当然のことなのだ。
―――などとこの間からあれこれ自分に言い訳をしつつ、過ごして来た。
そうして今日、この店の前に辿り着いたのだ。うさぎを見るのは単純に楽しいし、うータンにも何か土産を買いたいしな。だから決してつまらない嫉妬心に捕われて卯月の交友関係を邪魔しようとか……そう言う意図は本当に、全く無い。
『うさぎひろば』と書かれた扉を押して、卯月を先に通らせた。卯月はレジの傍に立っていた男に向かって笑顔で挨拶をする。
「こんにちは」
「いらっしゃいませ」
穏やかな笑顔で卯月を迎えた無精髭の男は、写真で見たイメージよりもずっと大きく体格の良い男だった。俺と同じ……いや、少しあちらの方が背が高いか?卯月の背後にいる俺にもニコリと笑い掛けて来る。対する俺はかなり『恐い』顔をしているかもしれない。笑顔を返す余裕は、まだ無かった。俺の内心の葛藤を知らないであろう店員は、卯月の背後の俺にも目を向け屈託のない笑顔を浮かべる。
「いらっしゃいませ」
何となく勝負に負けたような、妙な気分になる。
「……」
無言でペコリと頭を下げると、男は問いかけるように卯月を見た。卯月はハッとして俺を振り返り、それからモゴモゴと口を動かした。
「あの、ですね……この人はその……」
「いつも『妻』がお世話になっています」
口籠る卯月の台詞に、つい被せ気味に口を開いてしまった。知らず語気が強くなるのを止められなかった。その途端ポッと卯月の頬が染まったように見えた。まだ夫婦になって一月も経っていない。照れ屋な処がある卯月は、俺を『夫』と紹介するのが恥ずかしかったのかもしれない。
「え?……ああ!ご夫婦でいらしてくれたんですね。有難うございます」
一瞬虚を突かれたような表情をした男が、温和に目尻を下げた。卯月はますます真っ赤になって、視線をキョロキョロと彷徨わせた。
「は、はい!そうなんです!」
「ゆっくりご覧になって下さい」
「はい!あ、丈さん、こっちこっち!」
そう言って卯月は頬を朱くしたまま、俺の袖を引っ張った。いつもなら腕や手を掴んでいる所だろうに……この店員の前だからだろうか?その初心な仕草に、卯月の照れが伝染したのか僅かに胸の辺りがくすぐったいような感覚になる。微笑んでいる店員の男に再び軽く会釈をして、卯月に引かれるままにケージの前へと移動した。
「この子だよ」
ケージの中には―――黒にも見える焦げ茶の小さなぬいぐるみがいた。人の気配に顔を上げた、うさぎのつぶらな瞳に、カチッと視線が合う。
途端に店員の男のことは頭の隅に追いやられてしまった。そうしてジッとケージの中のうさぎと、目を合わせる。ヒクヒクと鼻を動かし懸命に気配を探ってはいるが、真っすぐにこちらを見る度胸の良さは『あの時』と同じだった。
「可愛いな……」
「でしょう?」
思わず漏れた感想に、卯月は得意げに胸を張って応えて来た。
俺はそっと息を吐く―――ホッとしたのだ。そう、思ったより実物はミミと重ならなかった。この子うさぎの性別がオスでミミと違うからか、ただ単に雑種と純血種の違いなのか。それとも別れた時の成兎の容貌の方が印象に残っているせいなのか……。
「ミミに……似てるかな?」
卯月はミミを写真でしか見ていない。たぶんこの子うさぎは、かなり写真のミミと似ている。だけど俺にとってはやはり違ううさぎだった。卯月が少し心配そうにこちらを窺っているのに気が付いて、やっと自分の表情が硬くなっているのだと気が付いた。
俺は意識して口角を上げて頷いた。
「そうだな。小さい頃のミミに似てる」
それは本当だ。すると卯月は少し嬉しそうに頬を緩めた。
「可愛いうさぎは見ているだけで癒されるよね」
「ああ」
「うータンにも触っていないから、そろそろ丈さんもうさぎ不足かなって」
それを聞いてストンと胸に落ちた。そうか、卯月は―――。
これは小豆のアイピローと同じなのだ。
それに気が付いた途端、胸がぎゅっと熱くなった。
本当に……どうしてこんなに俺の妻はこんなに可愛いのだろう?
下らない嫉妬で焦ってしまった自分が、ひどくツマラない人間に思えて来た。保護者面して……あれこれ言い訳を捻り出して、自分の体面を保とうとしていたことも。
年なんか一回り違っていたって、関係ない。守っている気で守られている。こんな俺を気遣える―――彼女の方が、中身はよっぽど大人に違いない。
卯月と親しくしているのも気に入らないのに、ミミ(に似ている子うさぎ)までまるで自分のもののように(いや、自分の店のうさぎなのだろうが)抱っこしているなんて―――やはり面白くはない。しかしそれが全く勝手な言い分だと言うのは重々承知している。
妻を信じていない訳じゃない。だけどやはり目の前で俺以外の男に対して親し気にメールを打つ様子を見ていると、モヤモヤと込み上げるものがある。
慣れない土地に来たばかりの卯月をほったらかしにせざるを得ず、本社の総務課にいた吉竹のように親しく話せる友人が出来ればここでの居心地も良くなるだろうに、などと考えていたのはつい先日のこと。
なのにいざその話し相手が出来たとなると途端に疑心暗鬼が首をもたげ始めるなど―――もしかして俺は、物凄く心の狭い男なのかもしれない。と内心、自己嫌悪に陥りそうになった。
しかし、改めて考え直してみると……そもそも卯月は、男の好意に関して非常に鈍感な所がある。しかも人が好いと言うか、相手が気の毒な状況であるとつい絆されたりグイグイ来られると流されたりする事が多いらしい。何しろそれに付け込んで結婚まで早急に持ち込んでしまった、一回りも年の離れた男がいるくらいだ。つまりそれは俺のことなのだが。
更に言うと大学時代の友人、水野の件もある。それに彼女は気が付いていないが本社の営業課にいた辻は、かなり卯月に思い入れを持っていたらしい。正直あのタイミングで卯月を総務課に異動させて、個人的にも良かったと思う。彼女がそれと気付かぬ内に真面目な辻の勢いに押されて何となくデートらしきものに付き合わされ、いつの間にか辻当人は卯月と付き合っているつもりになっていた―――なんてややこしい事態に陥ってしまってもおかしくないと思う。面と向かって卯月にそう言えば『あり得ない!』などと言うだろうが……。
……これは妻を信じていないと同じだろうか?
いや!卯月の気持ちには勿論信頼を置いている。ただ―――例えば卯月の場合相手が騙そうと思えば騙せてしまう……気がするのだ。つまり、俺は心配なのだ。卯月にそのつもりが無くても、相手がどう思っているか分からない。だから相手がどういう奴なのかこの目で見極めなければならない。
そう、年上の俺はある意味若い卯月の保護者でもあって、彼女は俺の妻であると同時に大谷さんと紘子さんから預かっている大事なお嬢さんであるのだから俺が目配りをする事は当然のことなのだ。
―――などとこの間からあれこれ自分に言い訳をしつつ、過ごして来た。
そうして今日、この店の前に辿り着いたのだ。うさぎを見るのは単純に楽しいし、うータンにも何か土産を買いたいしな。だから決してつまらない嫉妬心に捕われて卯月の交友関係を邪魔しようとか……そう言う意図は本当に、全く無い。
『うさぎひろば』と書かれた扉を押して、卯月を先に通らせた。卯月はレジの傍に立っていた男に向かって笑顔で挨拶をする。
「こんにちは」
「いらっしゃいませ」
穏やかな笑顔で卯月を迎えた無精髭の男は、写真で見たイメージよりもずっと大きく体格の良い男だった。俺と同じ……いや、少しあちらの方が背が高いか?卯月の背後にいる俺にもニコリと笑い掛けて来る。対する俺はかなり『恐い』顔をしているかもしれない。笑顔を返す余裕は、まだ無かった。俺の内心の葛藤を知らないであろう店員は、卯月の背後の俺にも目を向け屈託のない笑顔を浮かべる。
「いらっしゃいませ」
何となく勝負に負けたような、妙な気分になる。
「……」
無言でペコリと頭を下げると、男は問いかけるように卯月を見た。卯月はハッとして俺を振り返り、それからモゴモゴと口を動かした。
「あの、ですね……この人はその……」
「いつも『妻』がお世話になっています」
口籠る卯月の台詞に、つい被せ気味に口を開いてしまった。知らず語気が強くなるのを止められなかった。その途端ポッと卯月の頬が染まったように見えた。まだ夫婦になって一月も経っていない。照れ屋な処がある卯月は、俺を『夫』と紹介するのが恥ずかしかったのかもしれない。
「え?……ああ!ご夫婦でいらしてくれたんですね。有難うございます」
一瞬虚を突かれたような表情をした男が、温和に目尻を下げた。卯月はますます真っ赤になって、視線をキョロキョロと彷徨わせた。
「は、はい!そうなんです!」
「ゆっくりご覧になって下さい」
「はい!あ、丈さん、こっちこっち!」
そう言って卯月は頬を朱くしたまま、俺の袖を引っ張った。いつもなら腕や手を掴んでいる所だろうに……この店員の前だからだろうか?その初心な仕草に、卯月の照れが伝染したのか僅かに胸の辺りがくすぐったいような感覚になる。微笑んでいる店員の男に再び軽く会釈をして、卯月に引かれるままにケージの前へと移動した。
「この子だよ」
ケージの中には―――黒にも見える焦げ茶の小さなぬいぐるみがいた。人の気配に顔を上げた、うさぎのつぶらな瞳に、カチッと視線が合う。
途端に店員の男のことは頭の隅に追いやられてしまった。そうしてジッとケージの中のうさぎと、目を合わせる。ヒクヒクと鼻を動かし懸命に気配を探ってはいるが、真っすぐにこちらを見る度胸の良さは『あの時』と同じだった。
「可愛いな……」
「でしょう?」
思わず漏れた感想に、卯月は得意げに胸を張って応えて来た。
俺はそっと息を吐く―――ホッとしたのだ。そう、思ったより実物はミミと重ならなかった。この子うさぎの性別がオスでミミと違うからか、ただ単に雑種と純血種の違いなのか。それとも別れた時の成兎の容貌の方が印象に残っているせいなのか……。
「ミミに……似てるかな?」
卯月はミミを写真でしか見ていない。たぶんこの子うさぎは、かなり写真のミミと似ている。だけど俺にとってはやはり違ううさぎだった。卯月が少し心配そうにこちらを窺っているのに気が付いて、やっと自分の表情が硬くなっているのだと気が付いた。
俺は意識して口角を上げて頷いた。
「そうだな。小さい頃のミミに似てる」
それは本当だ。すると卯月は少し嬉しそうに頬を緩めた。
「可愛いうさぎは見ているだけで癒されるよね」
「ああ」
「うータンにも触っていないから、そろそろ丈さんもうさぎ不足かなって」
それを聞いてストンと胸に落ちた。そうか、卯月は―――。
これは小豆のアイピローと同じなのだ。
それに気が付いた途端、胸がぎゅっと熱くなった。
本当に……どうしてこんなに俺の妻はこんなに可愛いのだろう?
下らない嫉妬で焦ってしまった自分が、ひどくツマラない人間に思えて来た。保護者面して……あれこれ言い訳を捻り出して、自分の体面を保とうとしていたことも。
年なんか一回り違っていたって、関係ない。守っている気で守られている。こんな俺を気遣える―――彼女の方が、中身はよっぽど大人に違いない。
0
あなたにおすすめの小説
彼の巨大な体に覆われ、満たされ、貪られた——一晩中
桜井ベアトリクス
恋愛
妹を救出するため、一ヶ月かけて死の山脈を越え、影の沼地を泳ぎ、マンティコアとポーカー勝負までした私、ローズ。
やっと辿り着いた先で見たのは——フェイ王の膝の上で甘える妹の姿。
「助けなんていらないわよ?」
は?
しかも運命の光が私と巨漢戦士マキシマスの間で光って、「お前は俺のものだ」宣言。
「片手だけなら……」そう妥協したのに、ワイン一杯で理性が飛んだ。
彼の心臓の音を聞いた瞬間、私から飛びついて、その夜、彼のベッドで戦士のものになった。
私と子供より、夫は幼馴染とその子供のほうが大切でした。
小野 まい
恋愛
結婚記念日のディナーに夫のオスカーは現れない。
「マリアが熱を出したらしい」
駆けつけた先で、オスカーがマリアと息子カイルと楽しげに食事をする姿を妻のエリザが目撃する。
「また裏切られた……」
いつも幼馴染を優先するオスカーに、エリザの不満は限界に達していた。
「あなたは家族よりも幼馴染のほうが大事なのね」
離婚する気持ちが固まっていく。
復讐のための五つの方法
炭田おと
恋愛
皇后として皇帝カエキリウスのもとに嫁いだイネスは、カエキリウスに愛人ルジェナがいることを知った。皇宮ではルジェナが権威を誇示していて、イネスは肩身が狭い思いをすることになる。
それでも耐えていたイネスだったが、父親に反逆の罪を着せられ、家族も、彼女自身も、処断されることが決まった。
グレゴリウス卿の手を借りて、一人生き残ったイネスは復讐を誓う。
72話で完結です。
先輩に退部を命じられた僕を励ましてくれたアイドル級美少女の後輩マネージャーを成り行きで家に上げたら、なぜかその後も入り浸るようになった件
桜 偉村
恋愛
みんなと同じようにプレーできなくてもいいんじゃないですか? 先輩には、先輩だけの武器があるんですから——。
後輩マネージャーのその言葉が、彼の人生を変えた。
全国常連の高校サッカー部の三軍に所属していた如月 巧(きさらぎ たくみ)は、自分の能力に限界を感じていた。
練習試合でも敗因となってしまった巧は、三軍キャプテンの武岡(たけおか)に退部を命じられて絶望する。
武岡にとって、巧はチームのお荷物であると同時に、アイドル級美少女マネージャーの白雪 香奈(しらゆき かな)と親しくしている目障りな存在だった。
そのため、自信をなくしている巧を追い込んで退部させ、香奈と距離を置かせようとしたのだ。
そうすれば、香奈は自分のモノになると錯覚していたから。
武岡の思惑通り、巧はサッカー部を辞めようとしていた。そこに現れたのが、香奈だった。
香奈に励まされてサッカーを続ける決意をした巧は、彼女のアドバイスのおかげもあり、だんだんとその才能を開花させていく。
一方、巧が成り行きで香奈を家に招いたのをきっかけに、二人の距離も縮み始める。
しかし、退部するどころか活躍し出した巧にフラストレーションを溜めていた武岡が、それを静観するはずもなく——。
「これは警告だよ」
「勘違いしないんでしょ?」
「僕がサッカーを続けられたのは、君のおかげだから」
「仲が良いだけの先輩に、あんなことまですると思ってたんですか?」
先輩×後輩のじれったくも甘い関係が好きな方、スカッとする展開が好きな方は、ぜひこの物語をお楽しみください!
※基本は一途ですが、メインヒロイン以外との絡みも多少あります。
※本作品は小説家になろう様、カクヨム様にも掲載しています。
里帰りをしていたら離婚届が送られてきたので今から様子を見に行ってきます
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
<離婚届?納得いかないので今から内密に帰ります>
政略結婚で2年もの間「白い結婚」を続ける最中、妹の出産祝いで里帰りしていると突然届いた離婚届。あまりに理不尽で到底受け入れられないので内緒で帰ってみた結果・・・?
※「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています
王弟が愛した娘 —音に響く運命—
Aster22
恋愛
弟を探す旅の途中、身分を隠して村で薬師として生きていたセラは、
ハープの音に宿る才を、名も知らぬ貴族の青年――王弟レオに見初められる。
互いの立場を知らぬまま距離を縮めていく二人。
だが、ある事件をきっかけに、セラは彼の屋敷で侍女として働くことになり、
知らず知らずのうちに国を巻き込む陰謀へと引き寄せられていく。
人の生まれは変えられない。
それでも、何を望み、何を選ぶのかは、自分で決められる。
セラが守ろうとするものは、弟か、才か、それとも――
キャラ設定・世界観などはこちら
↓
https://kakuyomu.jp/my/news/822139840619212578
悪役令嬢と誤解され冷遇されていたのに、目覚めたら夫が豹変して求愛してくるのですが?
いりん
恋愛
初恋の人と結婚できたーー
これから幸せに2人で暮らしていける…そう思ったのに。
「私は夫としての務めを果たすつもりはない。」
「君を好きになることはない。必要以上に話し掛けないでくれ」
冷たく拒絶され、離婚届けを取り寄せた。
あと2週間で届くーーそうしたら、解放してあげよう。
ショックで熱をだし寝込むこと1週間。
目覚めると夫がなぜか豹変していて…!?
「君から話し掛けてくれないのか?」
「もう君が隣にいないのは考えられない」
無口不器用夫×優しい鈍感妻
すれ違いから始まる両片思いストーリー
魔法師団長の家政婦辞めたら溺愛されました【完結】
iru
恋愛
第19回 恋愛小説大賞エントリーしています。ぜひ1票お願いします。
小説家になろうですでに完結済みの作品です。よければお気に入りブックマークなどお願いします。
両親と旅をしている途中、魔物に襲われているところを、魔法師団に助けられたティナ。
両親は亡くなってしまったが、両親が命をかけて守ってくれた自分の命を無駄にせず強く生きていこうと決めた。
しかし、肉親も家もないティナが途方に暮れていると、魔物から助けてくれ、怪我の入院まで面倒を見てくれた魔法師団の団長レオニスから彼の家政婦として住み込みで働かないと誘われた。
魔物から助けられた時から、ひどく憧れていたレオニスの誘いを、ティナはありがたく受ける事にした。
自分はただの家政婦だと強く言い聞かせて、日に日に膨らむ恋心を抑え込むティナだった。
一方、レオニスもティナにどんどん惹かれていっていた。
初めはなくなった妹のようで放っては置けないと家政婦として雇ったが、その健気な様子に強く惹かれていった。
恋人になりたいが、年上で雇い主。
もしティナも同じ気持ちでないなら仕事まで奪ってしまうのではないか。
そんな思いで一歩踏み出せないレオニスだった。
そんな中ある噂から、ティナはレオニスの家政婦を辞めて家を出る決意をする。
レオニスは思いを伝えてティナを引き止めることができるのか?
両片思いのすれ違いのお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる