372 / 375
新妻・卯月の仙台暮らし
56.お土産を買います。
しおりを挟む
もう一度食べたかったうさぎのフィナンシェ。チョコ味も発見したので、当然それも確保! うさぎ型の白いお饅頭に、うさぎの宝石箱って名前の砂糖粒でキラキラした赤・緑・黄色のうさぎのゼリー。これも買い! あ、それから白兎のチョコも。これも戸次さんに貰って、美味しかったからまた食べたいし……それから白兎ジンジャーモナカも! これ、ひょっとして白兎”神社”の駄洒落かな? おもしろーい。それからそれから、ご当地うさぎキャラのメモ帳に、うさぎ印のスキンケアクリーム!
……などなど。買い過ぎってくらい、私は道の駅で前もって宣言していたとおり沢山のお土産を手に入れた。もちろん自分ち用含む!! です。と言うか、えへへ。大半は自分用かも。
それから同じく道の駅で売っている『白兎起請文』も、購入した。
三枚の起請文に、カップルは約束事と名前を書いて一枚を神社に治め、それぞれ一枚ずつ保管するんだって。そして私達夫婦がうさぎ神社に誓うなら……もちろんうータンの健康でしょう! これは前もって旅行前から考えていたことだ。丈さんも快く同意してくれたので、『うータンを末永く大事にします』と起請文にハッキリと、二人でそれぞれ力強く記したのだ。
何故カップル用の起請文があるのかと言うと、ここは縁結びで有名な神社だからだそうだ。白兎神社が縁結びの神様だってことは、今回の旅行の情報集めをして初めて知った。それまで私は『因幡の白兎』に縁結びが関係するなんて、全く知らなかった。
古事記に描かれていたという有名な『因幡の白兎』は、確かこういう感じだったと記憶している。
ワニを騙して利用したうさぎが、その報復に毛をむしり取られた。更に通りかかった人に塩水で体を洗えば良い、と嘘を教えられ泣きっ面に蜂。体はヒリヒリするし、これからどうしたら良いか分からない。シクシク泣いているところに通りかかった親切な男性の助言を受けて、うさぎは今度は真水で体を洗って体をガマの穂で包むことにした。すると見事白い毛がふさふさと生えて来たのだ……!
つまり人を騙して利用してはいけませんよ、そんなことをしたら手痛いしっぺ返しがありますよ。……と、こういう子供向けの教訓話だと、私は思っていたのだ。
けれども、実はお話には続きがあって。その親切な男の人、大国主命に、白兎はお礼として八上姫と言う美女を紹介して、その仲を取り持ったと言うことになっているらしい。これが縁結びの神社として言われる由来なのだそう。
だから本当は起請文に書くのは、もう少しカップルっぽい約束事の方が良いかもしれない。だけど、やっぱり私達が共通に願うのは、うータンのことだ。だから、これが本心からの夫婦の約束事に相応しいでしょう……! と、決めたのだ。
ちなみに縁結びの神様だから、カップルじゃなくても自分の名前だけ書けば、神様が良いご縁を連れて来てくれるらしい。だから、カップルだけじゃなくて女の子同士でお詣りに来る人も多いのだそう。
「他のカップルの人は、どういうことを書くのかな?」
「結婚前なら、結婚するとか、そう言うことを約束するんじゃないか?」
「じゃあ結婚後だったら『ずっと愛します』とか『お互いを大切にします』とかそう言うことを書くのかな」
「だろうな。神様に誓うんだから……昔で言ったら婚姻届みたいなものだったのかもな」
なるほど! 確かに婚姻届の無い時ならそうかもしれない。つまり教会で神様の前で愛を誓うのと一緒だよね、うん。
そこで起請文の入っていた袋に書いてある説明書きに、初めて目を落とした。
『起請文とは』
「ええと、なになに……『人間の心は非常に移ろいやすいもので、強く交わした約束でも破られることがあります』」
え?
思わず目を疑った。ロマンチックと言うより、かなりシビアな現実だ。甘い気分が一気に吹き飛んでしまうくらい。ちょっと驚いたけど、気を取り直して続きを読む。
「『そこで人々は神の御前で約束を交わし、神を約束の立会人とすることで、約束を破ったときの神罰を回避するため、強い意志でその約束をまもったと伝えられています』」
思わず無言になって、私の手元を覗き込む丈さんと目を見交わした。
「なんか……深刻だね。私、神話のラブストーリーにあやかって愛を誓う……みたいな、ちょっと浮かれたイベントなのかなって単純に考えていたんだけど」
そもそも『大事な人だからお互いの愛情を誓う』のではなく、『神罰が怖いから相手を裏切らない』って、夢が無い気がする。こう言うカップルイベントでは、もうちょっと甘い夢を見ていたい……と願うのは、それこそ逆に『甘い』のであろうか。
少し唖然としている私の代わりに、丈さんがその続きの、最後の部分を引き継いだ。
「『……あなたも白兎神社で永遠の愛を縁結びの神様の前で誓ってみませんか』……この言葉……前提の文章を踏まえると重いな」
うん、重い。ものすっごく。
『ちゃんと愛さないと神罰が下るぞ……!』って脅されているみたい。
「「……」」
数秒の沈黙の後、丈さんが取り成すように私の背を軽く叩いた。
「まぁ、俺達の場合は、うータンを大事にする約束だから……神罰が下らないよう、しっかり面倒を見るってことで良いんじゃないか?」
私もハッと気を取り直した。
「うん、そうだね。神様が見張ってるから、うータンの世話をおろそかにしない! ってことでいいよね、うん」
でも、もしこれが付き合い始めのカップルだったら……と考えると。
これ読んだら、きっと書くの躊躇する人もいると思う。
そんなこんなでちょっと引っ掛かりはあったものの。私達は取りあえず起請文を袋に戻し、それからうさぎ駅長にもう一度挨拶をして、神社にお詣りするべく道の駅を後にしたのだった。
―――つづく!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
※起請文の文章は『道の駅 神話の里白うさぎ』で販売している現実の『白兎起請文』から引用させていただきました。
※卯月はうろ覚えで話しているので曖昧な描写になっておりますが、『因幡の兎』に出て来るうさぎにウソを教えた男性は、大国主命のお兄さんです。大国主命に荷物を押し付けたりする意地悪キャラです。
参照HP:『道の駅 神話の里白うさぎ』
http://sirousagi.com/story.html
……などなど。買い過ぎってくらい、私は道の駅で前もって宣言していたとおり沢山のお土産を手に入れた。もちろん自分ち用含む!! です。と言うか、えへへ。大半は自分用かも。
それから同じく道の駅で売っている『白兎起請文』も、購入した。
三枚の起請文に、カップルは約束事と名前を書いて一枚を神社に治め、それぞれ一枚ずつ保管するんだって。そして私達夫婦がうさぎ神社に誓うなら……もちろんうータンの健康でしょう! これは前もって旅行前から考えていたことだ。丈さんも快く同意してくれたので、『うータンを末永く大事にします』と起請文にハッキリと、二人でそれぞれ力強く記したのだ。
何故カップル用の起請文があるのかと言うと、ここは縁結びで有名な神社だからだそうだ。白兎神社が縁結びの神様だってことは、今回の旅行の情報集めをして初めて知った。それまで私は『因幡の白兎』に縁結びが関係するなんて、全く知らなかった。
古事記に描かれていたという有名な『因幡の白兎』は、確かこういう感じだったと記憶している。
ワニを騙して利用したうさぎが、その報復に毛をむしり取られた。更に通りかかった人に塩水で体を洗えば良い、と嘘を教えられ泣きっ面に蜂。体はヒリヒリするし、これからどうしたら良いか分からない。シクシク泣いているところに通りかかった親切な男性の助言を受けて、うさぎは今度は真水で体を洗って体をガマの穂で包むことにした。すると見事白い毛がふさふさと生えて来たのだ……!
つまり人を騙して利用してはいけませんよ、そんなことをしたら手痛いしっぺ返しがありますよ。……と、こういう子供向けの教訓話だと、私は思っていたのだ。
けれども、実はお話には続きがあって。その親切な男の人、大国主命に、白兎はお礼として八上姫と言う美女を紹介して、その仲を取り持ったと言うことになっているらしい。これが縁結びの神社として言われる由来なのだそう。
だから本当は起請文に書くのは、もう少しカップルっぽい約束事の方が良いかもしれない。だけど、やっぱり私達が共通に願うのは、うータンのことだ。だから、これが本心からの夫婦の約束事に相応しいでしょう……! と、決めたのだ。
ちなみに縁結びの神様だから、カップルじゃなくても自分の名前だけ書けば、神様が良いご縁を連れて来てくれるらしい。だから、カップルだけじゃなくて女の子同士でお詣りに来る人も多いのだそう。
「他のカップルの人は、どういうことを書くのかな?」
「結婚前なら、結婚するとか、そう言うことを約束するんじゃないか?」
「じゃあ結婚後だったら『ずっと愛します』とか『お互いを大切にします』とかそう言うことを書くのかな」
「だろうな。神様に誓うんだから……昔で言ったら婚姻届みたいなものだったのかもな」
なるほど! 確かに婚姻届の無い時ならそうかもしれない。つまり教会で神様の前で愛を誓うのと一緒だよね、うん。
そこで起請文の入っていた袋に書いてある説明書きに、初めて目を落とした。
『起請文とは』
「ええと、なになに……『人間の心は非常に移ろいやすいもので、強く交わした約束でも破られることがあります』」
え?
思わず目を疑った。ロマンチックと言うより、かなりシビアな現実だ。甘い気分が一気に吹き飛んでしまうくらい。ちょっと驚いたけど、気を取り直して続きを読む。
「『そこで人々は神の御前で約束を交わし、神を約束の立会人とすることで、約束を破ったときの神罰を回避するため、強い意志でその約束をまもったと伝えられています』」
思わず無言になって、私の手元を覗き込む丈さんと目を見交わした。
「なんか……深刻だね。私、神話のラブストーリーにあやかって愛を誓う……みたいな、ちょっと浮かれたイベントなのかなって単純に考えていたんだけど」
そもそも『大事な人だからお互いの愛情を誓う』のではなく、『神罰が怖いから相手を裏切らない』って、夢が無い気がする。こう言うカップルイベントでは、もうちょっと甘い夢を見ていたい……と願うのは、それこそ逆に『甘い』のであろうか。
少し唖然としている私の代わりに、丈さんがその続きの、最後の部分を引き継いだ。
「『……あなたも白兎神社で永遠の愛を縁結びの神様の前で誓ってみませんか』……この言葉……前提の文章を踏まえると重いな」
うん、重い。ものすっごく。
『ちゃんと愛さないと神罰が下るぞ……!』って脅されているみたい。
「「……」」
数秒の沈黙の後、丈さんが取り成すように私の背を軽く叩いた。
「まぁ、俺達の場合は、うータンを大事にする約束だから……神罰が下らないよう、しっかり面倒を見るってことで良いんじゃないか?」
私もハッと気を取り直した。
「うん、そうだね。神様が見張ってるから、うータンの世話をおろそかにしない! ってことでいいよね、うん」
でも、もしこれが付き合い始めのカップルだったら……と考えると。
これ読んだら、きっと書くの躊躇する人もいると思う。
そんなこんなでちょっと引っ掛かりはあったものの。私達は取りあえず起請文を袋に戻し、それからうさぎ駅長にもう一度挨拶をして、神社にお詣りするべく道の駅を後にしたのだった。
―――つづく!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
※起請文の文章は『道の駅 神話の里白うさぎ』で販売している現実の『白兎起請文』から引用させていただきました。
※卯月はうろ覚えで話しているので曖昧な描写になっておりますが、『因幡の兎』に出て来るうさぎにウソを教えた男性は、大国主命のお兄さんです。大国主命に荷物を押し付けたりする意地悪キャラです。
参照HP:『道の駅 神話の里白うさぎ』
http://sirousagi.com/story.html
0
あなたにおすすめの小説
彼の巨大な体に覆われ、満たされ、貪られた——一晩中
桜井ベアトリクス
恋愛
妹を救出するため、一ヶ月かけて死の山脈を越え、影の沼地を泳ぎ、マンティコアとポーカー勝負までした私、ローズ。
やっと辿り着いた先で見たのは——フェイ王の膝の上で甘える妹の姿。
「助けなんていらないわよ?」
は?
しかも運命の光が私と巨漢戦士マキシマスの間で光って、「お前は俺のものだ」宣言。
「片手だけなら……」そう妥協したのに、ワイン一杯で理性が飛んだ。
彼の心臓の音を聞いた瞬間、私から飛びついて、その夜、彼のベッドで戦士のものになった。
私と子供より、夫は幼馴染とその子供のほうが大切でした。
小野 まい
恋愛
結婚記念日のディナーに夫のオスカーは現れない。
「マリアが熱を出したらしい」
駆けつけた先で、オスカーがマリアと息子カイルと楽しげに食事をする姿を妻のエリザが目撃する。
「また裏切られた……」
いつも幼馴染を優先するオスカーに、エリザの不満は限界に達していた。
「あなたは家族よりも幼馴染のほうが大事なのね」
離婚する気持ちが固まっていく。
復讐のための五つの方法
炭田おと
恋愛
皇后として皇帝カエキリウスのもとに嫁いだイネスは、カエキリウスに愛人ルジェナがいることを知った。皇宮ではルジェナが権威を誇示していて、イネスは肩身が狭い思いをすることになる。
それでも耐えていたイネスだったが、父親に反逆の罪を着せられ、家族も、彼女自身も、処断されることが決まった。
グレゴリウス卿の手を借りて、一人生き残ったイネスは復讐を誓う。
72話で完結です。
先輩に退部を命じられた僕を励ましてくれたアイドル級美少女の後輩マネージャーを成り行きで家に上げたら、なぜかその後も入り浸るようになった件
桜 偉村
恋愛
みんなと同じようにプレーできなくてもいいんじゃないですか? 先輩には、先輩だけの武器があるんですから——。
後輩マネージャーのその言葉が、彼の人生を変えた。
全国常連の高校サッカー部の三軍に所属していた如月 巧(きさらぎ たくみ)は、自分の能力に限界を感じていた。
練習試合でも敗因となってしまった巧は、三軍キャプテンの武岡(たけおか)に退部を命じられて絶望する。
武岡にとって、巧はチームのお荷物であると同時に、アイドル級美少女マネージャーの白雪 香奈(しらゆき かな)と親しくしている目障りな存在だった。
そのため、自信をなくしている巧を追い込んで退部させ、香奈と距離を置かせようとしたのだ。
そうすれば、香奈は自分のモノになると錯覚していたから。
武岡の思惑通り、巧はサッカー部を辞めようとしていた。そこに現れたのが、香奈だった。
香奈に励まされてサッカーを続ける決意をした巧は、彼女のアドバイスのおかげもあり、だんだんとその才能を開花させていく。
一方、巧が成り行きで香奈を家に招いたのをきっかけに、二人の距離も縮み始める。
しかし、退部するどころか活躍し出した巧にフラストレーションを溜めていた武岡が、それを静観するはずもなく——。
「これは警告だよ」
「勘違いしないんでしょ?」
「僕がサッカーを続けられたのは、君のおかげだから」
「仲が良いだけの先輩に、あんなことまですると思ってたんですか?」
先輩×後輩のじれったくも甘い関係が好きな方、スカッとする展開が好きな方は、ぜひこの物語をお楽しみください!
※基本は一途ですが、メインヒロイン以外との絡みも多少あります。
※本作品は小説家になろう様、カクヨム様にも掲載しています。
里帰りをしていたら離婚届が送られてきたので今から様子を見に行ってきます
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
<離婚届?納得いかないので今から内密に帰ります>
政略結婚で2年もの間「白い結婚」を続ける最中、妹の出産祝いで里帰りしていると突然届いた離婚届。あまりに理不尽で到底受け入れられないので内緒で帰ってみた結果・・・?
※「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています
王弟が愛した娘 —音に響く運命—
Aster22
恋愛
弟を探す旅の途中、身分を隠して村で薬師として生きていたセラは、
ハープの音に宿る才を、名も知らぬ貴族の青年――王弟レオに見初められる。
互いの立場を知らぬまま距離を縮めていく二人。
だが、ある事件をきっかけに、セラは彼の屋敷で侍女として働くことになり、
知らず知らずのうちに国を巻き込む陰謀へと引き寄せられていく。
人の生まれは変えられない。
それでも、何を望み、何を選ぶのかは、自分で決められる。
セラが守ろうとするものは、弟か、才か、それとも――
キャラ設定・世界観などはこちら
↓
https://kakuyomu.jp/my/news/822139840619212578
悪役令嬢と誤解され冷遇されていたのに、目覚めたら夫が豹変して求愛してくるのですが?
いりん
恋愛
初恋の人と結婚できたーー
これから幸せに2人で暮らしていける…そう思ったのに。
「私は夫としての務めを果たすつもりはない。」
「君を好きになることはない。必要以上に話し掛けないでくれ」
冷たく拒絶され、離婚届けを取り寄せた。
あと2週間で届くーーそうしたら、解放してあげよう。
ショックで熱をだし寝込むこと1週間。
目覚めると夫がなぜか豹変していて…!?
「君から話し掛けてくれないのか?」
「もう君が隣にいないのは考えられない」
無口不器用夫×優しい鈍感妻
すれ違いから始まる両片思いストーリー
魔法師団長の家政婦辞めたら溺愛されました【完結】
iru
恋愛
第19回 恋愛小説大賞エントリーしています。ぜひ1票お願いします。
小説家になろうですでに完結済みの作品です。よければお気に入りブックマークなどお願いします。
両親と旅をしている途中、魔物に襲われているところを、魔法師団に助けられたティナ。
両親は亡くなってしまったが、両親が命をかけて守ってくれた自分の命を無駄にせず強く生きていこうと決めた。
しかし、肉親も家もないティナが途方に暮れていると、魔物から助けてくれ、怪我の入院まで面倒を見てくれた魔法師団の団長レオニスから彼の家政婦として住み込みで働かないと誘われた。
魔物から助けられた時から、ひどく憧れていたレオニスの誘いを、ティナはありがたく受ける事にした。
自分はただの家政婦だと強く言い聞かせて、日に日に膨らむ恋心を抑え込むティナだった。
一方、レオニスもティナにどんどん惹かれていっていた。
初めはなくなった妹のようで放っては置けないと家政婦として雇ったが、その健気な様子に強く惹かれていった。
恋人になりたいが、年上で雇い主。
もしティナも同じ気持ちでないなら仕事まで奪ってしまうのではないか。
そんな思いで一歩踏み出せないレオニスだった。
そんな中ある噂から、ティナはレオニスの家政婦を辞めて家を出る決意をする。
レオニスは思いを伝えてティナを引き止めることができるのか?
両片思いのすれ違いのお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる