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2話 本邸生活、もうギブアップです
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はい。みなさんこんにちは。私は今、窓辺でたそがれています。
私がラファエルの婚約者となって1週間。その間に話はとんとん拍子にまとまった。
私は実家、というか本邸に戻ることになり、そこで、15歳まで英才教育を受ける。そして16歳になったら、王宮へ入り、正式にラファエルの妻となる。
普通の人なら、「ウェーイ!!やったー!玉の輿ー!!」ってなるんだろうけど、私は「えー!!何で!?このままじゃ私死んじゃうじゃん!?」って感じになる。
でも、仕方ないよね。だって、これから家族、侍女、騎士、先生、全員から私、いじめられることになるんだもの。
あ、でも、ミアを私の専属侍女でいさせてくれたのは、まじ感謝。だけど、今までと違って、会える時間は限られている。一応、専属侍女だけど、ちゃんと侍女頭がいるからね。ほら、この間の白髪で吊り目のお婆さんの、弟子、ライア。もう、この人が怖くてたまらないわ。まじでやばい。
「ソフィア様!!背筋が曲がっていますよ!!淑女たるもの、いつも姿勢をよくしとかなければ、教育はどうなっているのか、と汚名を着せられるのは、カミラ様とセシル様、このライフォード家ですよ!!」
ほらきた。でも別に、ライフォード家がどうなろうが、私の知ったこっちゃないけど。
「そんなことをしている暇があるのなら、少しでも勉強なさったらいかがでしょうか」
いや、勉強は全部頭に入っているし、事実、暇だし、何もしていないから、こんなことをしているのですが。それに、一応私は、前世でものすごい倍率の進学校を首席で入学したんで。それなりに頭はいいと思います!!
「ねえ、ソフィ。暇だねえ。スイも、暇だなあ。最近ソフィが遊んでくれないんだもの」
「私だって、遊びたいわよ。齢10歳にして、家で勉強。遊びなんてしなくていい、だなんて。『子供は遊ぶのが仕事』とか言ってたじゃない。あーあ。このままじゃあ、私、死んじゃうかも」
「えっ!?それはダメだよ。ソフィには生きてもらわなきゃ!!あっ、ならさあ。こういうのはどう?」
生きてもらわなきゃ、の後に、スイが退屈しちゃう、というのが聞こえたのは気のせいだろうか。
「えっ?何?」
「・・・・・・とかはどう?」
「えっ!?そんなことできるの?」
「ふっふっふ。スイの能力を侮ってもらっちゃこまるね。」
スイが提案してくれたのは、私と入れ替わること。完璧な私、ではないけど、それなりに似ている。妖精は、人に化けることもできるそうだ。今でも人に似てるけどね。私は、スイが入れ替わってくれている間に、街へ出る。そこで、息抜きタイム、ということだ。う~ん、目の色は、どうにもならないけど、髪は鬘をして行けばいいし。どうにかなるでしょ!!でも一応、ミアには伝えておいた。ミアは、「私も行きます!!」って言ってくれたけど、流石に遠慮しておいた。ミアのような美女と一緒にいると、どうしても人の目をひいちゃうしね。
「ありがとう。スイ、ミア、行ってくるね!!」
「うん、行ってらっしゃい!!留守は任せて!!」
「お気をつけて」
ドアから出ると、バレるから、窓から飛び降りる。私は、林の中を走り回ったり、木登りをしたりしていたし、前世はハードル走の選手だったから、それなりに体力に自信はある。
久しぶりに吸う外の空気。とっても気持ちがいい。
走って10分ほどで、街に着いた。
「お嬢さん、こちらはどうだい?美しい宝石だよ!
「お客さん、こっちには、新鮮な野菜が!!」
「こちらには、本国で育った立派な羊!!」
「こっちには___」
めちゃくちゃ賑わっている。
日本の商店街、っていうよりは、ヨーロッパの街並み。真ん中には川が流れていて、船で来ている人たちもいる。
綺麗な宝石や、美味しそうな料理。よだれが出てしまいそう!!他にも、本屋さんや、スイーツ、中には魔法道具を売っていたり、回復薬まで売っている店もある。
その中で、私が一番目をひいたのは・・・・・・街角で、傷だらけで段ボールの中に入っていた、犬と猫。
「まあ。ひどい!!」
私は、動物が大好きだ。だから、動物虐待、とか、絶対に許さない。
「ねえ、おじさん。この子達、私がもらってもいいよね?」
適当に、そこら辺にいたおじさんに聞いてみる。
「え?ああ、いいんじゃないの?どうせ、もうすぐ死ぬんだし」
私のこめかみに青い筋が、ピキって通ったのは気にしない、気にしない。
めちゃくちゃ猛スピードで走って、自分の部屋に戻る。
「あ、お帰り!!バレなかったよ!ソフィ。何を持っているの?」
「ねえ、スイ。この子達、助かるかな?」
「え?なになに?あれ、かわいい子犬と子猫じゃん、ってソフィ、って何ちゅうものを持って帰ってきちゃってるのよ!!」
え?スイが、めちゃくちゃ焦っている。
「あ、ソフィア様、お帰りなさいませ」
「ねえねえ、ミア。この子達、普通の犬と猫じゃないよね!!」
「うん?う~ん、そうですね。かすかにですが、魔力を持っていますね。でも、使い魔とかの魔力じゃない。もっと神秘的な、別の何か」
「ほ~ら、言ったでしょう?普通の子じゃないって。」
「え?どこが?魔力を持っているのって、普通じゃないの?」
「勿論だよ!!人間が魔力を持っているならあり得ないし、魔術師とかが呼び出す使い魔とかなら分かるけど、この子達はそうじゃない。この子達は、神獣だよ!!」
「・・・・・・?」
私、はてなマーク。
「まあ、拾ってきたものはしょうがありませんね。この子達はどうすればいいのでしょうか?ミルクを上げれば回復するんでしょうか?」
「う~ん、分かんないね。神獣はめちゃくちゃ強いし、まず、人前に姿を現さないから。だから、こんなことになっているのがまずおかしい」
「まあ、スイ、細かいことは後にして、まずは頑張って、ライアへの言い訳を考えないと」
なんとかかんとか言っている間に、ライアが戻ってきてしまった。
「ソフィア様、お勉強は進みましたか?って、なんですか?このボロ雑巾みたいな犬と猫は!!」
ボロ雑巾、確かにそうだけれども、その言葉に私、かちん、ときた。
「ボロ雑巾ではないわ。この子達は、私のペットです」
「ペット?それが?まず、どこから拾ってきたんですか!!こんな汚いものを、この屋敷の中に入れるなんて、さすが、側女の子ですわね。」
え?曲がりなりにも私、あなたの主人ですけど!!言葉遣い!!
「まあ、いいですわ。奥様と旦那様方が帰ってきたら、すぐに報告いたしますから。」
「いいですよ?その時は、私がラファエル様に頼みますから」
「グッ」
いや、そこまで悔しがらなくても良くない?どこまで私のことが嫌いなのよ。
「話はそれで終わりですか?では、私は今からこの子達の食べ物を持ってきますから」
で、話は戻るけど、犬と猫って、何を食べるのかな?やっぱり、ミルク?魚?いちご?きゅうり?まあいいや。適当に持っていこう。
この世界で苦労しなかったのは、食生活が日本と似ていたこと。最近よくみる異世界に転生した小説とかは、食生活がヤバくて、あれ?私もやばいのかな?って思ってたから。めちゃくちゃ安心した。
「はい。これどうぞ。食べれるかな?」
心配しながら、子犬ちゃんと子猫ちゃんに食べさせる。そしたら、最初は、めっちゃ挙動不審に食べていたのが、今やめっちゃガツガツ食べている。
「よかった~」
結構持ってきた食材がなくなった時、子犬と子猫に変化が起きた。
ぐんぐん大きくなって、人間の手が生え、足が生え、体と、頭、顔ができ、最終的に超イケメン犬と、超かわいい猫が誕生したのだ!!
これには流石の私も、スイもミアもびっくり!!目から目が飛び出すかと思った。
「ご主人様、この度は命を助けていただき、ありがとうございました!!」
「私達、これより、ご主人様のためにこの命、お捧げいたします!!」
え?いや、私、ただご飯あげただけなんだけど!?
私がラファエルの婚約者となって1週間。その間に話はとんとん拍子にまとまった。
私は実家、というか本邸に戻ることになり、そこで、15歳まで英才教育を受ける。そして16歳になったら、王宮へ入り、正式にラファエルの妻となる。
普通の人なら、「ウェーイ!!やったー!玉の輿ー!!」ってなるんだろうけど、私は「えー!!何で!?このままじゃ私死んじゃうじゃん!?」って感じになる。
でも、仕方ないよね。だって、これから家族、侍女、騎士、先生、全員から私、いじめられることになるんだもの。
あ、でも、ミアを私の専属侍女でいさせてくれたのは、まじ感謝。だけど、今までと違って、会える時間は限られている。一応、専属侍女だけど、ちゃんと侍女頭がいるからね。ほら、この間の白髪で吊り目のお婆さんの、弟子、ライア。もう、この人が怖くてたまらないわ。まじでやばい。
「ソフィア様!!背筋が曲がっていますよ!!淑女たるもの、いつも姿勢をよくしとかなければ、教育はどうなっているのか、と汚名を着せられるのは、カミラ様とセシル様、このライフォード家ですよ!!」
ほらきた。でも別に、ライフォード家がどうなろうが、私の知ったこっちゃないけど。
「そんなことをしている暇があるのなら、少しでも勉強なさったらいかがでしょうか」
いや、勉強は全部頭に入っているし、事実、暇だし、何もしていないから、こんなことをしているのですが。それに、一応私は、前世でものすごい倍率の進学校を首席で入学したんで。それなりに頭はいいと思います!!
「ねえ、ソフィ。暇だねえ。スイも、暇だなあ。最近ソフィが遊んでくれないんだもの」
「私だって、遊びたいわよ。齢10歳にして、家で勉強。遊びなんてしなくていい、だなんて。『子供は遊ぶのが仕事』とか言ってたじゃない。あーあ。このままじゃあ、私、死んじゃうかも」
「えっ!?それはダメだよ。ソフィには生きてもらわなきゃ!!あっ、ならさあ。こういうのはどう?」
生きてもらわなきゃ、の後に、スイが退屈しちゃう、というのが聞こえたのは気のせいだろうか。
「えっ?何?」
「・・・・・・とかはどう?」
「えっ!?そんなことできるの?」
「ふっふっふ。スイの能力を侮ってもらっちゃこまるね。」
スイが提案してくれたのは、私と入れ替わること。完璧な私、ではないけど、それなりに似ている。妖精は、人に化けることもできるそうだ。今でも人に似てるけどね。私は、スイが入れ替わってくれている間に、街へ出る。そこで、息抜きタイム、ということだ。う~ん、目の色は、どうにもならないけど、髪は鬘をして行けばいいし。どうにかなるでしょ!!でも一応、ミアには伝えておいた。ミアは、「私も行きます!!」って言ってくれたけど、流石に遠慮しておいた。ミアのような美女と一緒にいると、どうしても人の目をひいちゃうしね。
「ありがとう。スイ、ミア、行ってくるね!!」
「うん、行ってらっしゃい!!留守は任せて!!」
「お気をつけて」
ドアから出ると、バレるから、窓から飛び降りる。私は、林の中を走り回ったり、木登りをしたりしていたし、前世はハードル走の選手だったから、それなりに体力に自信はある。
久しぶりに吸う外の空気。とっても気持ちがいい。
走って10分ほどで、街に着いた。
「お嬢さん、こちらはどうだい?美しい宝石だよ!
「お客さん、こっちには、新鮮な野菜が!!」
「こちらには、本国で育った立派な羊!!」
「こっちには___」
めちゃくちゃ賑わっている。
日本の商店街、っていうよりは、ヨーロッパの街並み。真ん中には川が流れていて、船で来ている人たちもいる。
綺麗な宝石や、美味しそうな料理。よだれが出てしまいそう!!他にも、本屋さんや、スイーツ、中には魔法道具を売っていたり、回復薬まで売っている店もある。
その中で、私が一番目をひいたのは・・・・・・街角で、傷だらけで段ボールの中に入っていた、犬と猫。
「まあ。ひどい!!」
私は、動物が大好きだ。だから、動物虐待、とか、絶対に許さない。
「ねえ、おじさん。この子達、私がもらってもいいよね?」
適当に、そこら辺にいたおじさんに聞いてみる。
「え?ああ、いいんじゃないの?どうせ、もうすぐ死ぬんだし」
私のこめかみに青い筋が、ピキって通ったのは気にしない、気にしない。
めちゃくちゃ猛スピードで走って、自分の部屋に戻る。
「あ、お帰り!!バレなかったよ!ソフィ。何を持っているの?」
「ねえ、スイ。この子達、助かるかな?」
「え?なになに?あれ、かわいい子犬と子猫じゃん、ってソフィ、って何ちゅうものを持って帰ってきちゃってるのよ!!」
え?スイが、めちゃくちゃ焦っている。
「あ、ソフィア様、お帰りなさいませ」
「ねえねえ、ミア。この子達、普通の犬と猫じゃないよね!!」
「うん?う~ん、そうですね。かすかにですが、魔力を持っていますね。でも、使い魔とかの魔力じゃない。もっと神秘的な、別の何か」
「ほ~ら、言ったでしょう?普通の子じゃないって。」
「え?どこが?魔力を持っているのって、普通じゃないの?」
「勿論だよ!!人間が魔力を持っているならあり得ないし、魔術師とかが呼び出す使い魔とかなら分かるけど、この子達はそうじゃない。この子達は、神獣だよ!!」
「・・・・・・?」
私、はてなマーク。
「まあ、拾ってきたものはしょうがありませんね。この子達はどうすればいいのでしょうか?ミルクを上げれば回復するんでしょうか?」
「う~ん、分かんないね。神獣はめちゃくちゃ強いし、まず、人前に姿を現さないから。だから、こんなことになっているのがまずおかしい」
「まあ、スイ、細かいことは後にして、まずは頑張って、ライアへの言い訳を考えないと」
なんとかかんとか言っている間に、ライアが戻ってきてしまった。
「ソフィア様、お勉強は進みましたか?って、なんですか?このボロ雑巾みたいな犬と猫は!!」
ボロ雑巾、確かにそうだけれども、その言葉に私、かちん、ときた。
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心配しながら、子犬ちゃんと子猫ちゃんに食べさせる。そしたら、最初は、めっちゃ挙動不審に食べていたのが、今やめっちゃガツガツ食べている。
「よかった~」
結構持ってきた食材がなくなった時、子犬と子猫に変化が起きた。
ぐんぐん大きくなって、人間の手が生え、足が生え、体と、頭、顔ができ、最終的に超イケメン犬と、超かわいい猫が誕生したのだ!!
これには流石の私も、スイもミアもびっくり!!目から目が飛び出すかと思った。
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