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言い合いとダンジョンとゲリライベント1
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「到着ー!けっこう近かったわね!」
「安全なルートを通ってきたから、ほとんどモンスターに合わなかったけどな」
「それにしても、すごい人やなー、何パーティーいるんやろ?」
「8パーティー以上はいますね」
「あれ?あのパーティーってもしかして?」
見覚えのあるパーティーが来ていた。
「うわ、レナとレンを追放したパーティーじゃん。でも、人数減ってない?」
見つかったら、厄介そうだから離れていよう。
「なぁ、あいつこっちに来てへん?」
まさか、そんなこと...来てる、絶対気づいてる。
レナとリンを追放したパーティーのリーダーが煽り口調で話しかけてきた。
「これはこれは、誰かと思ったら酒場にいた弱小パーティーじゃないか。ここは子供の遊び場じゃ無いんだぞ。お前らじゃ全滅するだけなんだから、さっさと帰りな。」
うわー、楽しそうに笑ってんなー。
うん、無視しよう。
「はぁ?何であんたに指図されなあかんねん?」
突っかかっちゃったよ。
「それはな、お前らが弱いからに決まってるだろ?特にそこのpvに映ってた男がなぁ!」
俺のことだよな?
「運営も見る目がないよな!まぐれで倒したこいつの映像を使うなんて!」
また、パーティーの人に止められて、醜態を晒しても俺は知らないからな。
「そうですね。そもそも俺たちのパーティーはここを攻略しようなんて考えてませんので、目的が終わったらさっさと帰りますよ?」
ほら!パーティーメンバーさん止めるなら今だぞ!
だが、誰も止めようとしない。止めるどころか後ろで笑っている。
なるほど、まともな人はさっさとこのパーティーを抜けてるってことか。
「それでは、俺たちは先に行かせてもらいますね」
適当にあしらってその場から離れようとしたが、その対応が気に食わなかったらしく、さらに煽ってきた。
「言われ放題で逃げるんだな!雑魚のお前にピッタリじゃないか!」
流石に腹が立ってきたから言い返そうとした時だった。
「さっきから聞いてれば、弱いだ、雑魚だと言ってるけどタイガの方があんたより強いんだからね!」
楓が言い返していた。
「たかが4レベが俺より強いわけないだろ!残念なリーダーのパーティーには、残念な人しか集まらないらしいな!」
笑いながら言ってきた。
「誰のパーティーが残っ....!?」
俺は激怒しそうだったが、静かに言った。
「もういいよ、もみじ。こんな奴らに構う方が時間の無駄だ。みんな、さっさとダンジョンに入ろう」
周りのパーティーが騒ぎを見ていたが、それを気にせずダンジョンに入った。
ダンジョン1階
ダンジョンに入るなり楓が聞いてきた。
「何で言い返さないのよ!タイガは、悔しくないの?私は悔しいよ!」
「悔しいよ。俺のことだけならまだ良いけど、皆んなのことまで馬鹿にされて、頭にきてたよ!」
正直あの場にずっといたら、大勢の前で攻撃を仕掛けていたかもしれない。
「本当ごめんなさい。こうなったのもうちらがこのパーティーに入ったせいや」
レナとレンは頭を下げた。
「レナたちのせいじゃないよ。たぶん、俺が酒場で恥をかかせたせいだと思う」
「そんなのただの逆恨みじゃないですか...」
楽しい初ダンジョンになるはずだったのに空気は最悪だ。
しばらく沈黙が続いたが、楓が口を開いた。
「この話はここで終わり!せっかくのダンジョンなんだから楽しもうよ!」
「そうだな、早くレベルを上げて、ストーリもどんなのか気になるしな」
「2人ともありがとうな。うちらはこのパーティーに出会えてほんまよかったは。なぁレン」
「そうだね姉さん」
今度はしんみりしてないか?
しばらく探索していると、大きな部屋に出た。
「なんかこの部屋だけやけに大きいな」
「罠があるかもしれませんね。皆さん気をつけて進みましょう」
レンが言った直後罠が作動した。
「ごめーん。踏んじゃった」
やっぱり楓がやらかしたか....
「もみじのせいで、モンスターが大量に湧いてるんですけど?」
「誤ったじゃん!それに、このくらいなら倒せば問題ないでしょ!」
楓のおかげで、沈んでいた空気が一気に和んだ。
「もみじっぽいちゃ、もみじっぽいけどな」
「レナまで言わなくても良いじゃん!」
「はいはい、お二人さん敵が来ますよ。構えてくださいね」
「レン君はなぜか大人な対応だし!」
楽しそうに話す3人を見なが俺は考えた。
このパーティーでの初戦闘だ、どれだけ連携が取れるかちゃんと見極めておかないとな。
「ひとまず、リーダーのもみじが指揮を取るか?」
「私?人を動かすのとか無理だから!レン君なら得意そうじゃない?」
「僕も戦うことで頭いっぱいなんで、考えてる余裕なんてありません」
「レナはどう?」
「全部しばけばええやん?」
「あ、ダメそう。じゃあタイガやって!」
このパーティー脳筋しかいないのか....
「わかった、今回は俺が指示を出すよ。ひとまずレナは、俺とレンに防御バフを入れてくれ。その後のHPとバフの管理任せた!」
「まかしとき![鋼の肉体]...!」
レナが詠唱を始めた。
「レンはバーサーカーだったよな?攻撃系のバフがあるならかけて、俺ともみじが攻撃したら暴れてくれ!」
「分かりました。行きますよ....[獅子の目覚め]!!」
レンの攻撃力が上がったのと同時に、レナの防御バフも入った。
「もみじ!俺がカバーをかけたあとすぐ、砲撃するから同タイミングで銃撃開始してくれ、それを戦闘開始の合図とする。開始後は後ろから援護射撃するなり、前に出て剣で戦ってもいいから!」
「私だけなんか適当じゃない?」
「右腕[砲身変化]!皆んな準備はいいか?」
「もちろん!」
「いつでもいけるで!」
「はい!」
「いくぞ![カバー]からの砲撃開始!」
俺の砲撃にしっかりとタイミングを合わせ、楓も銃撃を開始した。砲撃がひと通り終わった時、レンはモンスターの大群の中に飛び込んでいった。
「もろい!もろい!ここのモンスターはこんなものか!」
レンがモンスターを蹴散らしながら進んで行く。
「レンってあんなキャラだったっけ?」
「あの子、ちゃんと演じるタイプやから、そっちの方が楽しいやろ?」
まるで二重人格だな...でも、そん遊び方も楽しそうだ。
「もみじはレンの背後に回ったモンスターを倒してくれ」
「もうやってるわよ!」
流石は幼馴染、多少の考えならお見通しか。
「思ったよりレンが前に出過ぎてる、レナ!回復をレンに集中してくれ!」
「わかった!」
砲撃がクールタイムの間はこいつで戦うか。
俺はジェネラルマンティスから作った鎌、『鎌切』を装備した。
「あんたいつの間にそんなの作ってたの!?」
なんか、デジャブだ....
「早めにログインしてただろ?その時に作っといた」
鎌スキルがないからひたすら、切り付けては撃つを繰り返した。
「この鎌、麻痺付与まで付いてるのか」
切り付けたモンスターの動きが遅くなっている。
しばらくして、
「こいつでラスト!!」
ようやく最後の一体を倒した。
「皆んなお疲れ様、まだ一階だけど大丈夫?」
正直ここまで多いとは思ってなかった。
「私は大丈夫、だけど弾が殆ど残ってないわ」
「うちも、MPが結構ギリギリや」
「僕は大丈夫です」
レンは余裕そうだった。
俺も余裕とまでは行かないが大丈夫ではある。弾は無いが....
すると、部屋の中央に宝箱が現れた。
「これもトラップじゃ無いだろうな?」
とりあえず、宝箱の前まで移動した。
「開けたい人いる?」
「私は次でいいよ。この騒ぎを起こしたの私だし...」
「僕も大丈夫です」
「じゃあ、うちが開けたい!」
全員が了承し、レナが開けた。
「『マナの指輪』ってのが入ってたで」
「どんな効果なんだ?」
「えっとな...
マナの指輪
MPを2秒に1回復する
らしいで」
「レナにピッタリじゃない!」
「そうだな、レナが装備した方が良さそうだ」
「それなら、うちが貰うな!」
レナはすぐ装備した。
「階段も見えてることだし、次の階に行きましょうか」
俺たちは2階へ向かった。
「安全なルートを通ってきたから、ほとんどモンスターに合わなかったけどな」
「それにしても、すごい人やなー、何パーティーいるんやろ?」
「8パーティー以上はいますね」
「あれ?あのパーティーってもしかして?」
見覚えのあるパーティーが来ていた。
「うわ、レナとレンを追放したパーティーじゃん。でも、人数減ってない?」
見つかったら、厄介そうだから離れていよう。
「なぁ、あいつこっちに来てへん?」
まさか、そんなこと...来てる、絶対気づいてる。
レナとリンを追放したパーティーのリーダーが煽り口調で話しかけてきた。
「これはこれは、誰かと思ったら酒場にいた弱小パーティーじゃないか。ここは子供の遊び場じゃ無いんだぞ。お前らじゃ全滅するだけなんだから、さっさと帰りな。」
うわー、楽しそうに笑ってんなー。
うん、無視しよう。
「はぁ?何であんたに指図されなあかんねん?」
突っかかっちゃったよ。
「それはな、お前らが弱いからに決まってるだろ?特にそこのpvに映ってた男がなぁ!」
俺のことだよな?
「運営も見る目がないよな!まぐれで倒したこいつの映像を使うなんて!」
また、パーティーの人に止められて、醜態を晒しても俺は知らないからな。
「そうですね。そもそも俺たちのパーティーはここを攻略しようなんて考えてませんので、目的が終わったらさっさと帰りますよ?」
ほら!パーティーメンバーさん止めるなら今だぞ!
だが、誰も止めようとしない。止めるどころか後ろで笑っている。
なるほど、まともな人はさっさとこのパーティーを抜けてるってことか。
「それでは、俺たちは先に行かせてもらいますね」
適当にあしらってその場から離れようとしたが、その対応が気に食わなかったらしく、さらに煽ってきた。
「言われ放題で逃げるんだな!雑魚のお前にピッタリじゃないか!」
流石に腹が立ってきたから言い返そうとした時だった。
「さっきから聞いてれば、弱いだ、雑魚だと言ってるけどタイガの方があんたより強いんだからね!」
楓が言い返していた。
「たかが4レベが俺より強いわけないだろ!残念なリーダーのパーティーには、残念な人しか集まらないらしいな!」
笑いながら言ってきた。
「誰のパーティーが残っ....!?」
俺は激怒しそうだったが、静かに言った。
「もういいよ、もみじ。こんな奴らに構う方が時間の無駄だ。みんな、さっさとダンジョンに入ろう」
周りのパーティーが騒ぎを見ていたが、それを気にせずダンジョンに入った。
ダンジョン1階
ダンジョンに入るなり楓が聞いてきた。
「何で言い返さないのよ!タイガは、悔しくないの?私は悔しいよ!」
「悔しいよ。俺のことだけならまだ良いけど、皆んなのことまで馬鹿にされて、頭にきてたよ!」
正直あの場にずっといたら、大勢の前で攻撃を仕掛けていたかもしれない。
「本当ごめんなさい。こうなったのもうちらがこのパーティーに入ったせいや」
レナとレンは頭を下げた。
「レナたちのせいじゃないよ。たぶん、俺が酒場で恥をかかせたせいだと思う」
「そんなのただの逆恨みじゃないですか...」
楽しい初ダンジョンになるはずだったのに空気は最悪だ。
しばらく沈黙が続いたが、楓が口を開いた。
「この話はここで終わり!せっかくのダンジョンなんだから楽しもうよ!」
「そうだな、早くレベルを上げて、ストーリもどんなのか気になるしな」
「2人ともありがとうな。うちらはこのパーティーに出会えてほんまよかったは。なぁレン」
「そうだね姉さん」
今度はしんみりしてないか?
しばらく探索していると、大きな部屋に出た。
「なんかこの部屋だけやけに大きいな」
「罠があるかもしれませんね。皆さん気をつけて進みましょう」
レンが言った直後罠が作動した。
「ごめーん。踏んじゃった」
やっぱり楓がやらかしたか....
「もみじのせいで、モンスターが大量に湧いてるんですけど?」
「誤ったじゃん!それに、このくらいなら倒せば問題ないでしょ!」
楓のおかげで、沈んでいた空気が一気に和んだ。
「もみじっぽいちゃ、もみじっぽいけどな」
「レナまで言わなくても良いじゃん!」
「はいはい、お二人さん敵が来ますよ。構えてくださいね」
「レン君はなぜか大人な対応だし!」
楽しそうに話す3人を見なが俺は考えた。
このパーティーでの初戦闘だ、どれだけ連携が取れるかちゃんと見極めておかないとな。
「ひとまず、リーダーのもみじが指揮を取るか?」
「私?人を動かすのとか無理だから!レン君なら得意そうじゃない?」
「僕も戦うことで頭いっぱいなんで、考えてる余裕なんてありません」
「レナはどう?」
「全部しばけばええやん?」
「あ、ダメそう。じゃあタイガやって!」
このパーティー脳筋しかいないのか....
「わかった、今回は俺が指示を出すよ。ひとまずレナは、俺とレンに防御バフを入れてくれ。その後のHPとバフの管理任せた!」
「まかしとき![鋼の肉体]...!」
レナが詠唱を始めた。
「レンはバーサーカーだったよな?攻撃系のバフがあるならかけて、俺ともみじが攻撃したら暴れてくれ!」
「分かりました。行きますよ....[獅子の目覚め]!!」
レンの攻撃力が上がったのと同時に、レナの防御バフも入った。
「もみじ!俺がカバーをかけたあとすぐ、砲撃するから同タイミングで銃撃開始してくれ、それを戦闘開始の合図とする。開始後は後ろから援護射撃するなり、前に出て剣で戦ってもいいから!」
「私だけなんか適当じゃない?」
「右腕[砲身変化]!皆んな準備はいいか?」
「もちろん!」
「いつでもいけるで!」
「はい!」
「いくぞ![カバー]からの砲撃開始!」
俺の砲撃にしっかりとタイミングを合わせ、楓も銃撃を開始した。砲撃がひと通り終わった時、レンはモンスターの大群の中に飛び込んでいった。
「もろい!もろい!ここのモンスターはこんなものか!」
レンがモンスターを蹴散らしながら進んで行く。
「レンってあんなキャラだったっけ?」
「あの子、ちゃんと演じるタイプやから、そっちの方が楽しいやろ?」
まるで二重人格だな...でも、そん遊び方も楽しそうだ。
「もみじはレンの背後に回ったモンスターを倒してくれ」
「もうやってるわよ!」
流石は幼馴染、多少の考えならお見通しか。
「思ったよりレンが前に出過ぎてる、レナ!回復をレンに集中してくれ!」
「わかった!」
砲撃がクールタイムの間はこいつで戦うか。
俺はジェネラルマンティスから作った鎌、『鎌切』を装備した。
「あんたいつの間にそんなの作ってたの!?」
なんか、デジャブだ....
「早めにログインしてただろ?その時に作っといた」
鎌スキルがないからひたすら、切り付けては撃つを繰り返した。
「この鎌、麻痺付与まで付いてるのか」
切り付けたモンスターの動きが遅くなっている。
しばらくして、
「こいつでラスト!!」
ようやく最後の一体を倒した。
「皆んなお疲れ様、まだ一階だけど大丈夫?」
正直ここまで多いとは思ってなかった。
「私は大丈夫、だけど弾が殆ど残ってないわ」
「うちも、MPが結構ギリギリや」
「僕は大丈夫です」
レンは余裕そうだった。
俺も余裕とまでは行かないが大丈夫ではある。弾は無いが....
すると、部屋の中央に宝箱が現れた。
「これもトラップじゃ無いだろうな?」
とりあえず、宝箱の前まで移動した。
「開けたい人いる?」
「私は次でいいよ。この騒ぎを起こしたの私だし...」
「僕も大丈夫です」
「じゃあ、うちが開けたい!」
全員が了承し、レナが開けた。
「『マナの指輪』ってのが入ってたで」
「どんな効果なんだ?」
「えっとな...
マナの指輪
MPを2秒に1回復する
らしいで」
「レナにピッタリじゃない!」
「そうだな、レナが装備した方が良さそうだ」
「それなら、うちが貰うな!」
レナはすぐ装備した。
「階段も見えてることだし、次の階に行きましょうか」
俺たちは2階へ向かった。
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