記憶屋

卯月青澄

文字の大きさ
上 下
105 / 149

105

しおりを挟む
彼が病院に運ばれた日に、彼の母親から言われた言葉を思い出した。

あの時言われた言葉の意味がこういう事だというのが、身に沁みてわかった。

後悔はしていないけど、とにかくツラく苦しかった。


2月5日。

今日も面会終了の時間まで彼と一緒に過ごした。

「こんばんは。平野美咲さんですね?」

「はい、そうですけど…」

家に帰る途中の道でブレザーを着た高校生らしき男子に声をかけられた。
しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

図書室の名前

青春 / 完結 24h.ポイント:1,675pt お気に入り:0

忘れられた姫と猫皇子

恋愛 / 完結 24h.ポイント:7pt お気に入り:524

日は沈まず

歴史・時代 / 連載中 24h.ポイント:21pt お気に入り:94

ソロ冒険者のぶらり旅~悠々自適とは無縁な日々~

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:3,174pt お気に入り:1,768

深紅の仮面は誰がために

BL / 連載中 24h.ポイント:1,192pt お気に入り:14

キスから始まる恋心

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:1,207pt お気に入り:3

処理中です...